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【お元気な入居者さん達】  つげの実 蔵田

2021年10月10日 | つげの実

今年、TさんとHさんが88歳を迎えられ、区役所からお2人にお祝い品がつげの実に届きました。
普段は、「私、いくつになったんだっけ?」とあまり年齢のことは感じていないご様子ですが、お祝い品を見た時にはとても喜んでいらっしゃいました。
Tさんは、昔趣味でフラダンスをされており、今でも時折リビングで軽快に踊られていることがあります。
Hさんは、野球をやられており、守備位置だったキャッチャーの話をよくしてくださいます。
今でもそうですが、お2人とも、以前からよく体を動かされていたのだと感じております。
つげの実には、現在、TさんとHさんを含め、6名の方が88歳以上です。
皆さんお元気で、ご入居されてからほとんど体調を崩されたことがありません。
この方たちに、共通して感じる事として、皆さん、おしゃれでお話がお好きで、楽しい思い出をたくさんお持ちになられていることだと感じております。
リビングでは、入居者さんたちが、楽しそうに談笑している姿をよく目にします。
これからも、一人ひとりの生活を大切にしていきながら、協力しあい、ときには助け合いながら、いつまでも元気にお過ごしいただければと思っております。

06:25 | Posted by jizai

【山あり谷あり】  とちの実 中島

2021年10月10日 | とちの実

とちの実の管理者になってそろそろ丸10年になります。
管理者の仕事は多岐に渡っていて、入居者さんに活き活きと能力を発揮して健康に生活してもらえるよう目を配り(ケアマネジメント)、介護保険法に則って適切に事業所が運営されるよう制度の改正をチェックしながら対応し、職員への仕事の割り振りと指導・監督、また、職員がやりがいをもって取り組めているか、また労災など発生しないように気を配り人事考課を行い、地域との関係づくり、ご家族様、行政や医療機関との連絡調整、事業所の年度計画の対応、金銭や重要書類の管理、データ(介護記録等)の保守、災害や感染症への対策の指揮、建物の経年劣化への対応、運営推進会議の開催、第三者評価の対応、などさまざま。全ての仕事は職員間のチームワークと、地域の皆様、ご関係の皆様の、またほかならぬ入居者さん方のお力添えによって進めることができています。いつもありがとうございます。
しかし私の方は10年経ってもいまだ未熟なもので、細部に目が行き届かず皆さんにご迷惑をおかけすることがあります。6月の話ですが、とちの実はゲリラ豪雨により初めて床上浸水に見舞われました。私が新人職員に大雨の際の土嚢の設置の指示を指導していなかったことに起因しています。また、以前あった建物裏の広大な空き地との境界の塀がいま一時的に無くなっており、膨大な雨水が流入してくることを想定できていなかったことも大きかったと思います。
不幸中の幸いで、入居者さんや職員が人的被害を受けることはなかったのですが、雨水の影響でエレベーターが故障し、1か月ものあいだ入居者さんに大変なご不便をおかけし、入居者さんを支援する職員達にも相当の負担をかけてしまうこととなりました。もちろん会社にとっても巨額の損失です。この場を借りましてお詫び申し上げます。すみませんでした。
エレベーターが使えない1か月の間、かなり大変でしたが、そう悪いことばかりでもなかったです(どの口が言うか、という気もしますが…)。その頃階段を歩くのが難しくなっていた入居者さん方に、1日2回、どうにかこうにか腰を支えたりしてハラハラしながら階段を移動してもらったのですが、これほどの力を持っておられたのかと胸が熱くなりましたし、リビングに集合できないときに廊下に椅子を並べて献立の相談をするのもまぁ・・・楽しかったです(再び、どの口が言うか、という気もしますが…)。
じつはこれでも、水害を想定した防災訓練は毎年実施していました。
浸水はしてしまいましたが、浸水でエレベーターが停止することは想定して、そのように訓練を積んでいましたので、エレベーター内への入居者さんや職員の閉じ込めという危険な事態は避けられましたし(本当によかったです)、備蓄していた非常食も役に立ちました。
防災計画や訓練はいくらか活かされたかな、と思っています。
喉元過ぎれば・・・といったことのないよう、今後一層意識を高めて防災についても取り組んで参りたいと思います。
宜しくお願い致します。

06:25 | Posted by jizai

【編集後記】  林田

2021年09月23日 | 編集後記

温暖化が、目に見えて影響を私達に与えだしと思いませんか?単純に暑さが厳しいだけではなく、雨もすごいことになっています。以前は10年20年に一度ぐらいだった洪水が、2年に一度ぐらいの頻度で起きています。
今年は九州で洪水被害が出ましたが、私は、子供のころに九州の田んぼの真ん中で育ったので、その時目の前の田んぼが水没し一面の水に覆われたことを今でも覚えています。わずか数センチの床で床下浸水をしなかったのですが、あの時は、本当に危なかったです。ですが、今回の雨の降り方を見ているとその時よりも勢いが増しているので、もし今あの時の状況を考えると、床下浸水は防げなかっただろうなと思ってしまいます。
東京もうかうかはできません。多摩川沿いの武蔵小杉あたりが水没したのは、去年のことだったと思います。
ヨーロッパでは、いま、温暖化対策が強く叫ばれています。2050年までに温暖化ガスの排出をゼロにしようと運動を進めているそうです。その運動の中心にいるのは、20代30代の若い人たちだそうです。私も、遅ればせながら何かできないかと考えている毎日です。温暖化ガスの排出ゼロを目指して、うちの周りのちょっとしたことから改善できないかと思います。

09:52 | Posted by jizai

【スイカ割り&花火大会☆彡☆彡☆彡】  ぶなの実 森田

2021年09月23日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ファイル 540-1.jpegぶなの実では夏の思い出として8月25日にスイカ割り&花火大会を開催しました~。
スイカ割りといえば夏の風物詩ですが、最近の西瓜ってカットされているものばかりだと思いませんか??ぶなの実の近所のスーパーではカット西瓜しか売っていませんでしたが、少し離れたスーパーで丸ごと西瓜を見つけ「これでスイカ割りが出来る」とホッとしたところでした。
さてさてすいか割りの始まりです!スイカ割りって目隠しをして、周りの人たちに「右だ。左だ。違う。違う。」等々言われながらするものと思っていましたが、入居者さんとならば、そんなルールはございません(笑)。
ファイル 540-2.jpegファイル 540-3.jpeg最初に手を挙げたのはA さん。スイカの立て方にこだわりがあるようで、スイカの縞々を横にするのが良いとのこと。そして肉眼で、スイカ目がけて木刀を振りかざしました。ドスンッと鈍い音を立て、端の方にパカっと切れ目が入りました。さすがA さんです!細身
だけれど、腕力はあります!いつもは重たい荷物をお持ちになるのは苦手ですが、瞬発力はおありです。
次はI さんです。いつもはこのような行事に参加することは苦手ですが、木刀をお渡しすると立ち上がりスイカのそばに。ではではスイカ割りどうぞ…。トントントンとスイカを優しく叩きます。さすがI さんお優しい、食べものを粗末に出来ませんよね!?少々、木刀が重過ぎました(笑)。
次は真打ち登場です⁉砲丸投げ選手でもあったK さん、腕力には自信がおありです! K さんはスイカ割りルールを守ってくださり目隠しをします。とは言ってもスイカの目の前で目隠しなので、丁度いい立ち位置で、振りかざしドスン、また新たな切れ目が出来ました。なかなかしぶといスイカさん、割れませんね〜。
そして大トリO さん。スイカの目の前で目隠しをして、棒を振りかざします。カーン!?空振りです。さすがO さん決めてくれそうで、ここぞというときに可愛い失敗で、とても恥ずかしがるO さん。しかし最後のトドメをO さんが!パカっと二つに割れませんでしたが、いたるところに切れ目が出来て割ることが出来ました。そして丸ごと大きなスイカをあっという間に10 名で食べ終えてしまいました。
コロナ禍で、旅行や外食が出来ませんが、久しぶりに皆さんで楽しむことが出来ました。スイカ割り後の楽しみは花火大会です!この続きは次のスタッフにバトンタッチしま~す。

09:50 | Posted by jizai

【初めての東京オリンピック】  つげの実 山越

2021年09月23日 | つげの実

現在、東京ではコロナ感染が酷く感染者が4000~5000ぐらいが続いていて東京は緊急時宣言が続いている中に7月から東京オリンピックが始まりました、
利用者様たちは朝からテレビを見て応援していました。
今年は多くのメダルを取り日本が活躍したオリンピックでした。
その中でもSさんは新体操に被りついて応援してシングルでも金メダル取れたよとか団体は銀メダルでもう少しで金メダルだったのにと残念な話をしてくれます。
今年はSさんが応援している内村選手が鉄棒から転落してしまい予選で敗退してしまった事にとても残念だったと話してくれました。
今年はメダルを取れた選手も取れなかった選手も頑張ったと思っています。
今のSさんは高校野球を真剣に見ていますので色んな話などを聞いて見たいと思います。
今はコロナであまり外に行く機会が減っていますが落ち着いたら色んな所に出かけて行きたいと思います。

09:49 | Posted by jizai

【北風と太陽】  とちの実 清水

2021年09月23日 | とちの実

毎日、暑い日が続いておりますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
とちの実では、特に「熱中症」が心配される時節でございます。
ご入居者様は、皆様、ご高齢であり、季節の認識が出来ない方もおられる中、私共は、毎日、あれやこれ、と、思考を凝らし、冷房で寒がり厚着される方々に、イソップ物語の『北風と太陽』の如く、どうしたら上着を脱いでくれるのか?と奮闘中でございます。
「手っ取り早く物事を半ば強引に進めてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行う方が、最終的に大きな結果を得ることが出来る。また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって、初めて人は行動してくれるという組織行動学的な視点もうか
がえる。」これは、『北風と太陽』の教訓ですが、果たして、とちの実の手強い御大方に、それが通用するのか、、まだ、しばらく奮闘は続きそうです。
暦の上では秋ですが、まだまだ暑い毎日です。夏バテなどなさいませんように、お祈り申し上げます。

09:49 | Posted by jizai

【編集後記】  林田

2021年08月30日 | 編集後記

最近の毎日は、相変わらずコロナのせいで外部の人と会う機会が少ないです。そこで、最近ZOOMを使った研修などが増えてきました。準備が必要なので、回数的に多くは無いですが、それでも徐々に増えてきています。
このZOOMですが、私はどうも早く研修が終わる傾向にあります。人によっては、従来より長くなる人もいるらしいのですが、私は、会場で話すより早く話が終わることが多く閉口してしまいます。
このZOOMでの話は、話し合いの場でも違いがあります。画面上に常に顔が出ている状態では、疲れるのです。実際に会って話し合いをする場合は、顔を突き合わせて話をするのは、2時間のうちの20分ぐらいでしょうか。
それ以外は、ほかの人が話している方を注目してるので、目が合うことはありません。それが、ZOOMでは、そうはいきません。実際は常に私が見られているわけではないのですが、見られているように思えて疲れてしまうのです。
コロナが終息した後は、どのような世界になるかわかりませんが、ZOOMはある一定割合活用されるでしょう。とても憂鬱なのですが、これも社会が変わったと諦めるしかないのでしょうか。

22:28 | Posted by jizai

【水害に見舞われて。】  とちの実 倉島

2021年08月30日 | とちの実

6月末日、早朝に大雨が降った日に一階が半地下になり、入り口がスロープになっているとちの実では床上浸水が起きてしまい、それによりエレベーターは故障し、復旧には一ヶ月程かかるであろう。との事。
床は汚染し、皆様で集まり食卓を囲む事が出来なくなってしまいました。
2階の狭いスペースで数人づつ食事を摂り、足の悪い方は階層の移動すら叶わない状況。
いくら天災とは言え不便を強いてしまう大変心苦しい期間を過ごしました。
今では洗浄、修復も終わり、いつも通りの生活に戻っています。
いつも当たり前のように使っていた物、接していた人の本当の大切さは失って初めて気付かされる物なんだなと改めて思う出来事でした。

22:25 | Posted by jizai

【漢字のクイズ】  ぶなの実 宝田

2021年08月30日 | ぶなの実::ぶなの実3F

こんにちは、ぶなの実の宝田です。
この記事を書いている時は7月なのでとうとう東京オリンピックが始まりますね!
ファイル 536-1.jpeg他の方がオリンピックの話題を書いてくれていると思うので僕は全く触れずにSさんの話をしたいと思います。
Sさんはクイズがお好きでよくクイズ番組をお部屋で見て、メモを取り次の日に職員にクイズをだしたりしてくれます、なので職員からもよくクイズを出し一緒に頭の体操をしているのですが、Sさんは特に漢字が得意で最近は漢字のクイズを出していて「さんずいの漢字を20個書く」みたいなクイズをやっていて書き終わると「次ぎは何辺の漢字にする??」と言って次のクイズを楽しみにされています。僕なんかは携帯電話やパソコンでばかり漢字変換をしているので漢字は読めるけどまったくと言っていいほど書けないのでSさんは凄いな!と感心するばかりです。
携帯ばかり頼ってちゃダメだなぁーと思う宝田でした。

22:25 | Posted by jizai

【徘徊するAさんのこと。】  つげの実 富永

2021年08月30日 | つげの実

Aさんはつげの実で一番お若い男性。
「今日、仕事ありますか?」「食いっぱぐれちゃった」等、仕事、お金の相談や同じ事を何回も繰り返し話す。Aさんは仕事を辞めて2年程経つらしい。認知症になる前は、仕事に対し責任感の強い人だったのだろう。本当は優しい人柄なのはスタッフ含め皆知っている。しかし、時には立腹して暴言を吐く事もある。コワモテ(失礼)なので怒るとコワイ(笑)。
正直に言うと日常に繰り返される言動にストレスを感じない訳ではない。辟易してしまう事だってある。仕事だと割り切っていても、スタッフも人間だから。
しかし、これも“つげの実のルーティン”と少しだけ割り切れるようになってきた?!
まだお若いせいか、どんどん歩行でき、朝早くから食事時間を除き、殆ど丸一日散歩(排回)に出てしまう。雨が降っていてもこの行動は続く。
仕事とはいえ、春夏秋冬後追いする我々も大変だ。
少し後から付いて行くと、いつも買物している商店街の店員さんが気に留めていて下さるのが分かる。雨が降っていると濡れないように傘を差し出してくれる。たまに後追いに出遅れてAさんを探しているとバッタリ出会った担当病院の看護師さんが「Aさん、あっちで見かけましたよ」と教えて下さる。少しずつ変化して行くAさんの姿を地域の人が受け入れ、気に掛けて下さるのが有り難い。本人が理解できなくてもAさんの居場所は地域に支えられ、我々スタッフの心配りに包まれる事で成り立っているのだと思う。
でもね、Aさんにお願いがあるの。スタッフが一人待機している時は、「どうかお手柔らかにお願いしますねぇ~(笑)」
今日もスタッフはAさんの散歩(排回)を安全に見守り頑張るのだ!

22:24 | Posted by jizai