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【ぶなの実に入職しました。】  ぶなの実 宮上

2023年03月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

初めまして、昨年11月から入職いたしました宮上と申します。過去2020年から1年8カ月派遣社員としてぶなの実に勤務していましたが、この度正規スタッフとして戻って参りました。
ぶなの実の皆さまに会うのは9カ月ぶりになります。
ドキドキしながら初日を迎えましたが、皆さまお変わりなくお元気でほっとしました。
いつもテキパキとお料理や洗濯をしてくださるKさん、私を見て「あれ、あなた久しぶりね。」と自ら声をかけてくれて、とても嬉しかったです。
とっても美味しいぬか漬けを作ってくださるSさんも「覚えてるわよ、久しぶりねー。」と。幸せな瞬間です。ぶなの実での生活が長いIさん、YさんはADLもさがらずとてもお元気です。
これからも変わらず元気に生活していただく為に支援していこうと改めて思いました。
そして去年8月にご入居されたOさん、初めましての入居者さんです。
とても笑顔が素敵な方で、綺麗好きです。
最近では「よく働くね~」と褒めてくださったり、出勤すると「会えてうれしい」と言ってくださったりしてこちらもやる気ややりがいをいただいています。
ぶなの実に戻る前は他グループホームにも勤務しました。
当たり前ですがその施設の理念や入居者さんも十人十色。介護職としてとても良い経験ができたので、ぶなの実でも活かし、まだまだ未熟ですががんばっていこうと思います。
皆さまよろしくお願い致します。

09:20 | Posted by jizai

【Aさん齢95歳の事。】  つげの実 富永

2023年03月31日 | つげの実

今回はAさんの事をお話しします。お雛祭りの日にお誕生日を迎えられました。江戸っ子3代目が自慢のチャキチャキ気質の心優しい齢95歳の女性です。
誕生会では、スタッフからのサプライズプレゼントの猫ちゃんのバルーンブーケに「可愛いわ、嬉しいわ」と大はしゃぎ。用意したお寿司も「美味しいわよ~♪」と舌鼓。デザートのプリンもペロリと完食され、「こんなにして下さってありがとうございます」と話されます。いえいえ、こちらこそいつもAさんから元気を貰っていますヨ。これからも宜しくお願いしますネ!また、とても博識な方で、古典、宗教、芸術、音楽等に精通されていて、皆が知らない事を教えて下さいます。歩く生き字引ですねぇ~と感心していると、目を細めて笑いながら「私らの世代が、昔の文化を若い世代に伝えていかなきゃならないと思っているの」と話されます。すごい事だなぁ~と思います。
お習字も上手で、季節の挨拶など半紙に書いて壁に花を添えてくれます。
足腰もお達者で買い物やお散歩が大好きで、新鮮な食材を選んでくれます。週2回の娘様との散歩では、お好きな珈琲を楽しんで来られます。ご家族に愛されていて羨ましい限りです♪
いつもスタッフが忙しそうにしていると「何か手伝う事あったら言って頂戴ね」と声を掛けてくれます。正直、猫の手も借りたい時もあるので、その気持ちが嬉しいのです。
そろそろコロナも落ちついて気候も良くなって来たので、何処かにお出かけして春の息吹を感じて貰えたら良いなと思います。取るに足りないスタッフですが、95歳の春を謳歌して頂きたいと思います。Aさん、いつもスタッフを気に掛けて下さりありがとうございます。長生きしてネ。

09:19 | Posted by jizai

【年心機一転】  とちの実 林

2023年02月28日 | とちの実

一富士二鷹三茄子を初夢で見ると縁起が良いと昔から言われていますが、初夢以外でもそんなものは見たことがありません。皆様、遅まきながら新年あけましておめでとうございます。
早いものでこちらに勤めてから2度目の年越しでございます。務め始めと比べ、幾分かは様になってきていると良いのですが、現実はそう甘くはなく。良かれと思い行動したとて、相手からすれば余計なお世話。そのような齟齬が今でも起こってしまいます。お互い人間、ある程度は仕方がないと思います。
が、仕方がないで終わっては何も変わらず、どちらも停滞してしまうでしょう。
歩み寄る前に、相手の事情、背景、意思を連想し、お互いが解り合う事がまずは大事なのではないかと考えるようになりました。実践できているかは別として。
2023年、特に節目の年でも何でもないのですが、今年は去年よりも思いやり、相互理解を深め、より入居者さん達との仲を深められる年になれたらと思います。
まだまだ未熟ではありますが皆様、どうぞ今年も宜しくお願い申し上げます。
ただの抱負と新年の挨拶になってしまいました。

09:09 | Posted by jizai

【相撲観戦】  ぶなの実 野口

2023年02月28日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実では毎場所相撲観戦を楽しんでいます。相撲が始まる月になると、チャンネルがニュースやお笑いなどになっていると、Oさんが、4時を回ると相撲の時間だよと、教えてくださいます。
相撲の時は食事を皆で作りながら誰と誰が何勝していて、誰が負けていて調子が悪いとか話しながら作って、メインの幕内上位が始まる5時からはテレビを観ながら、夕食を召し上がります。Iさんは、相撲に夢中になると座っている椅子をテレビの方に向けて食事よりも相撲に夢中になる事もあります。Oさんは、よく言います。昔の横綱大鵬は凄かったと。
今場所貴景勝が優勝した時には、Oさんは貴景勝は優勝しても、次の場所は勝てないんだよ、次の場所も勝てるようになればいいんだけどねって。来場所に期待したいです。
Aさんも熱が入ると、今の凄かったねー、あんなおっきい身体して転がっていったよ、大丈夫なのかしらって、心配しながら観ています。
Kさんは正代を良く応援しています。際どい判定、どっちが勝ったか分からない取り組みに夢中になります。
今の先に手が付いたんじゃないかしら、先に足が出たんじゃないか、際どい取り組みは面白いです。
相撲をずっと応援しているのはSさんで、ぶなの実に相撲を教えたのもSさんです。
一番応援しているのは朝の山ですが、朝の山は一度大関までいきましたが、不祥事をおこし、6場所休場していました。
番付も随分落として、テレビでは見られなくなりました。Sさんは、テレビで朝の山を応援できないから、結果だけを教えて勝っていると、ガッツポーズ。本当に嬉しそうです。
そんな朝の山も着々と白星を重ねて、今場所十両優勝。Sさんと大喜びしました。
来場所は幕内に上がってテレビで見られれば、やっとSさんも朝の山をテレビで応援できてうれしい限りです。
皆で、観て会話して楽しむ相撲は、本当に面白いです。

09:09 | Posted by jizai

【明けましておめでとうございます】  つげの実 新山

2023年02月28日 | つげの実

つげの実は、無事に2023年を迎えることが出来ました。
コロナ枠の中、大変な毎日を過ごしていましたが、新しい年明けのおかげで気持ちを切り替えることが出来ました。
年末前から入居者の方が、お節の作り方やお正月の過ごし方など話していて、昔はお節料理を全て作っていたとの事です。
今は、簡単にお節が買える時代なので、私はお節料理が作れません(笑)。
入居者の方々に、お節料理作れないと伝えたところ、教えてあげるから何か一つでも作れるようになりなさいと。手間暇かけて美味しいご馳走を作る事は大切だと教わりました。この方々が大切にしてきた伝統を引き継げれば良いなと思っています。
今年もよろしくお願いします。

09:08 | Posted by jizai

【素敵な思い出】  ぶなの実 内田

2023年01月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

昨年のクリスマスの事。
クリスマスケーキ作りをしました。昨年のクリスマスケーキはスポンジケーキに生クリームを塗り、た~っぷりと果物を乗せたフルーツケーキです♪
ケーキを作ろうと生クリームの紙パックを開けようとするのですが、紙パックが硬く中々開けられません。私がしばらく苦戦していると、Aさんが「ほれ、貸してみなさい」と。Aさんが「うーん」と力を入れます。開かない…。それを見ていたOさん。俺なら開けられるぞと自信たっぷりです。さて、どうでしょう。力いっぱい開けようとしてくださいましたが、「あー、ダメだ」と諦めモードです。次こそは私がとKさんの登場です。「うーん。」最初は開きません。「うーん、うーん」と何度か繰り返し、次の瞬間「あ、開いた!!」その瞬間に皆さんから拍手と歓声が!!私が開けられなかった紙パックからこんな歓声が生まれるとはビックリです。
次は盛り付けです。「飾りつけなら私に任せなさい」とSさん。ご自身でどんどんと奇麗に盛り付けてくださいました。それを見たKさんは「やっぱりS先生は凄いわね、教えて、教えて」と隣を見ながら、丁寧に並べてくださいました。フルーツケーキの完成です。
普段はミキサー食のIさんもスポンジケーキは細かく刻んで生クリームをたっぷり乗せると食べられるようで、とてもご満悦なお顔をされていました。
次は毎年クリスマス恒例になりつつあるカラオケです。皆さん、ご自身のお好きな曲を歌われていきます。さて、最後はYさんのお好きな「川の流れのように」です。Yさんはぶなの実開所当初からご入居されているベテランさんです。最近ではお耳が少し遠くなっておられるようで耳元でお話させていただくと頷いてくださることが良くあります。
私が耳元で川の流れのようにを歌うと「うーん、うーん」と涙ぐまれます。その姿を見て、Sさんが「やっぱり当時を思い出したりするのよね」と一緒に耳元で歌ってくださいます。そして、Oさんは立ち上がり、ご自身の歌える最大の声でYさんに聞こえるように歌ってくださいます。Kさんも「あら、Yさん目を開けてよく聞いているわよ」と嬉しそうにされています。
皆さんがYさんのために一生懸命になっている姿にジーンと胸が熱くなりました。やっぱり共同生活っていいなと思えた瞬間でした。このような時間を大切にこれからもぶなの実の皆さまと過ごしていきたいと決心した一日でした。

18:06 | Posted by jizai

【刻一刻と過ぎ去って行く時間。】  とちの実 倉島

2023年01月31日 | とちの実

皆様明けましておめでとう御座います。
昨年も桜が満開だ、今年の夏はそこまで熱くないね、と過ごしているうちにあっという間に過ぎて行きました。入居者の皆様は大晦日には「あらもう?」、新年を迎えると「もうお正月なの!?」と日々、時の速さに驚かれている様子です。そんな時ふと自分は思いました。とある哲学者の提唱した、「ジャネの法則」と言う物をご存知でしょうか?歳の若い者にとっての一年は、生きた時間に占める割合が多いのに対し、高齢者にとっての一年は今までの人生に対し占める時間がとても少なく、過ぎ去っていくのが極めて速く感じる。と言う理論です。まだ三十余年しか生きていない若輩者である自分でさえ時の速さに驚く中、入居者の皆様はどれだけ目まぐるしい時の移ろいを感じているのだろうかと。だからこそそれほど速く過ぎて行く時を、どれだけ充実した後悔の無い人生を送れるようサポートできるのか、改めて熟考し、考え直される年越しとなりました。
追伸:皆様がよく言う「人生○○才過ぎると何倍速」、そこから更に…。なんて会話をしますが、あれ、気の所為では無かったんですね(笑)

18:05 | Posted by jizai

【コロナ感染対応において】  とちの実 小谷野

2022年12月31日 | とちの実

コロナ禍になり、もう3年になるのですが、とちの実では今まで入居者さんに感染することなく過ごしてきたのですが、11月末に入居者さんでコロナ感染が発生という自体になりました。保健所、医療連携機関の指導のもと部屋で隔離対応としていただきました。
感染された方は部屋で隔離は勿論なのですが、その他の入居者さん達も感染リスクがあるため各部屋で待機として対応させていただきました。
幸いにも隔離対応中に各入居者さんに部屋で過ごしていただいたので、感染も広がらず最短の期間でコロナ対応が終了しました。
ただ部屋からなるべく出ないようにしていただいた事から、隔離対応期間中はストレスを感じているようで、いつ頃終わるのかなど何度か聞いてこられる方もいました。
隔離対応中、トイレなどで部屋から出てこられ、他の入居者さんと会うと話し込むような様子もあったり、涙ぐむような様子も見られたりしました。
また、普段だと居間で過ごす時は椅子に座った姿勢で過ごす事が多い方が、ベッド上で過ごす時間が増えてしまっていたので、身体能力等に影響が出てこないかなど、コロナ感染対応後の様子にも気をつけていく点がいくつかありますが、認知機能の低下も気になるところで、普段は何かと音や匂い、テレビなどの視覚効果など、脳に刺激がある生活をしてもらっていますが、隔離期間中はその刺激の低下があったので、認知機能も見ていく点になると思います。
コロナ対応終了後の通常生活に戻り、調理や洗濯物などは変わらない様子で行われていますが、怒りっぽくなった方や被害妄想がある方など、今までは見られてない様子が見られるなど影響が見られ始めており、小さな変化も含め身体面、精神面と両方を見ていく必要があります。
これからもコロナ感染に気をつけて行こうと思います。

10:50 | Posted by jizai

【今後ともよろしくお願い致します!】  ぶなの実 宝田

2022年12月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

この度、令和5年1月より事務所に異動になる、森田です。2005年4月に入職してからかなりの年月が経ちました。最初は旧のんびり家での研修から、2005年6月オープンのとちの実での勤務を経て、2012年はつげの実共用型デイサービス、その後、各事業所での勤務、そして2015年1月からぶなの実の勤務となりました。
いつもご入居者と共にいましたが、今度は180度違う世界に飛び込みます。今は新しいことを覚えることが楽しみでもありますが、この年齢で覚えられるのか?皆さまも不安に思われているのかもしれませんが、頑張りたいと思います。
ご入居者にはいつも助けていただきました。愚痴もたくさん聞いていただきました。必ずご入居者を恋しく思う日が来ると…その時は事業所に行き、ご入居者にたくさん栄養補給させていただきます。どうか受け入れてください!
今後もこの会社に所属しているので、何かしら皆さまと関わりが続きます。今後ともよろしくお願い致します。

10:50 | Posted by jizai

【あんた、腰痛いんか!】  つげの実 蔵田

2022年12月31日 | つげの実

毎年、特に冬のこの時期には気をつけてはいたのですが、腰を少し痛くしてしまいました。痛くなるときの行動はある程度自分なりに分かっており、ズボンを履くときか脱ぐときに片足をあげるときか、朝洗面所で顔を洗う時に前かがみになったときです。幸いなことに、痛くて動く事ができないことや仕事ができないということはなかったのでよかったです。
でも、歩き方はぎこちなく、姿勢も上半身と下半身がゆがんでおりました。
なんとか気づかれないようにしようと過ごしていたのですが、入居者さんたちには、すぐにわかってしまったようです。
女性の二人の入居者さんからは、「あの人、大丈夫かしら」「どっか痛いのかしらね」と小さな声で会話している様子が聞こえてきました。
一番早く気づいたのは、一人の男性の入居者さんでした。もうすぐに気づかれました。
そして、僕に「あんた、腰が痛いんか!」と大きな声で言われました。
あらためて、入居者さんたちは、僕らスタッフのことや周りの人たちのことをよく見ているのだな、と思いましたが、それから、この男性の入居者さんは、僕が歩いているのを見るたびに「あんた、腰痛いんか!」と大きな声で言われておりました。
とても心配してくださっている気持ちが伝わり、実際の行動でも「わしが荷物持ってやる」「わしが洗濯物やっといてあげるから、あんたは座ってなさい」や「蔵田さん、腰が痛いみたいだから、私と一緒に買い物行ってくれる」と別のスタッフに話されている入居者さんもいらっしゃいました。
以前、けがをしていないのに、手に包帯を巻いて、活動量が増えるようにというご支援をさせていただいたことがありましたが、今回は、現実として行っていただいてしまいました。
おかげさまで、今はすっかりよくなりましたが、また一つ、入居者さんたちに助けていただきました。ありがとうございました。

10:49 | Posted by jizai