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【入社してのご入居者様とのイベント】  とちの実 平畑

2019年04月05日 | とちの実

入社してから2月で9ヶ月がたちます。なかなかイベントに参加できずにいましたが、2月3日ご入居者様と一緒に節分する事ができました。
その日はあいにくの寒さでしたが、男性のスタッフが鬼になり、鬼退治ができました。福は内、鬼は外と皆様思いをぶつけておられました。
ご飯を食べてすぐにお部屋に戻る方も楽しそうに参加する事ができ、皆さまとてもいい笑顔を見ることができました。
あとは、皆さんと恵方巻きを食べました。さすがに一本丸々とはいきませんが、美味しいと言って食べておられました。
私は、皆様の笑顔を見ると嫌なことが吹っ飛んで元気がでます。これからもご入居者様の元気な笑顔をみて頑張っていきたいと思いました。

09:37 | Posted by jizai

【万が一の時にそなえて防災訓練】  つげの実 西田

2019年04月05日 | つげの実

ファイル 419-1.jpeg先日つげの実で定期的におこなっている防災訓練がありました。
いつもは、事前に利用者様に「○○時から防災訓練を行います」とお知らせをしていて、時間になったら皆様すでに避難体制でリビングで待ちながら訓練が始まるのですが、今回は敢えて事前にお知らせをせずに行いました。
いつもの日常でお部屋で過ごしたり、おトイレに行かれている方がいる中で懐中電灯備えつけのサイレンを鳴らして防災訓練が始まりました。
事前にお知らせしている訓練だと「はいはいー。逃げましょうー」と和気あいあいな雰囲気での避難なのですが、今回はサイレン音と共に「火がでました!避難してください!」の声かけにスタッフの誘導がなくても、皆さん速やかに粛々と玄関に移動して、長椅子にゆずりあいながら腰かけて待機されていました。
お部屋で寝ていた利用者様にも本番さながら「火が出ました!避難します!」とお声かけすると「私は寝ていますー」と最初は避難に消極的でしたが、「お手伝いしますから一緒に避難しましょう」とお声かけすると起き上がり無事に皆さんが集まる場所へ避難出来ました。
皆様揃ったところで点呼、人数確認をして訓練は終了しました。
終わった後で、「気持ち良く寝ていた所に起こしてしまってごめんなさい」とお話すると「いいのよ、これが本当の訓練だから。都合のいい時に地震とかこないからね」とお話下さいました。本当にその通りで、災害はいつおこるかわからないのが怖いものです。あたりまえの日常を一瞬にして壊してしまうのが災害です。防災に努めるのはもちろんですが、いざというときに「おたがいに声をかけあう」ことを大事にしていけたらと思いました。

09:37 | Posted by jizai

【95歳のTさん】  ぶなの実3F 蛯子

2019年04月05日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ファイル 417-1.jpeg私がぶなの実に入って今年で3年になります。この3年の間に入居者さんと色々なことがありました。
買い物に行ったり、コーヒーを飲みに行ったり、特にTさんとはよく買い物やコーヒーを飲みに行ったりしています。Tさんは今年95歳になられ、とてもお元気で、私の知る限りでは風邪を引いたのを見たことがありません。Tさんは食事が終わった後、食器を拭いてくださったり、床掃除をしてくださったり、いつも手伝ってくれます。「お米を研いでもらっていいですか」とお聞きすると「お~。いいよ~。」と毎日、お米を研いでくださいます。時々、お米を研ぎながら得意の口上を言って、東海林太郎の「赤城の子守唄」を口ずさんでいます。それから梅沢富美男がお好きで昨年、劇場へ観に行っていました。
これからもいつまでもお元気で過ごしていただき、私も共に生活のお手伝いをして、共に生活をしていきたいと思います。

09:27 | Posted by jizai

【編集後記】  林田

2019年03月08日 | 編集後記

先日、以前こちらの方にも予告しておいたミカン収穫の旅に行ってきました。旅と書くからそんな大したことは無いだろう、と思われる方が多いと思いますが、結論から言いますと、その通りです。
ミカン畑に、ミカンは無く、ミカン畑の道路作りと言う感じでした。
単純で、分かりやすい仕事。ですが、この先友達の息子さんが一人で歩くことを支える仕事でした。
この道を来年もミカンの収穫をしながら手伝いたいな、と思える旅でした。

14:17 | Posted by jizai

【外出は楽しいイベント】  とちの実 森

2019年03月08日 | とちの実

私の担当のAさんと誕生日外出に行きました。3回目のお出かけです。
最近のAさんは、自立歩行は出来ないので、車椅子で近くのカラオケに行きました。元々、音楽が好きなAさん、前回も歌を楽しみました。
さて、今回も喜んでくれるか、心配していました。好きそうな音楽を、たくさんかけて、私も大きな声で、歌いました。
嬉しそうに声を発したり思い出の曲だったのでしょう、涙を浮かべたりと、色々な顔が見られました。
ロコモコランチを食べて、プリンパフェを「美味しい」と言いながら、パクパク食べていました。日常生活ではストレスが溜まる事も多いと思います。数時間でもいつもと違う場所で、楽しく過ごせた事が良かったと思います。私も外に出ることが大好きです。元気な時は、毎日のように買い物に行けたりしましたが、最近はどうしても出ることが少なくなってしまいます。
又、楽しい時間を共有出来たら、良いなぁーと考えています。

14:11 | Posted by jizai

【自分に置き換えて】  つげの実 山越

2019年03月08日 | つげの実

お二人は、いつもご飯の時間になると「何が食べたいの」と皆様に聞いて、スーパーたじまに買い物に行ったり、スターフルーツまで行き安い品物を買いに行ってくれます。
いつも色々と買う物が多く、一緒に行く時は荷物を持ってあげています。
冷蔵庫には何があるのかを確認しながら食事作りをしてくれます。
食事を作るにもこだわりあり、野菜の切り方から味つけまで色々となんでも出来てしまい一緒に作る時は色々と勉強になります。
Kさんはいつも中心になってアドバイスをしたり食事を作ってくれたりして、こちらの方が教えて貰う事ばかりです。
例えば、夕食にカレーライスを作る事になり、じゃがいもと人参と玉ねぎの切り方までは話しをしながら切ってくださり、お互いに連携して食事作りをしていかれます。
その姿を見ていると勉強にななり、隠し味にこれを入れたらいいよと教えてもらうことがたくさんあります。
自分も朝食には味噌汁とかを作る事がありますが、UさんとKさんに褒められる時があります。
もっと二人から色んな料理を学んで自分も作れるように頑張りたいと思います。

14:11 | Posted by jizai

【お元気なIさん】  ぶなの実3F 宝田

2019年03月08日 | ぶなの実::ぶなの実3F

どうも皆さまこんにちは宝田です。今回は入居者のIさんについてお話をしたいと思います。
私は2010年10月からぶなの実のBユニット(1階)で働き始めました。Iさんは2011年9月からAユニット(3階)にご入居されました。しばらくは外出する時など、Iさんが1階へ降りてこない限りほとんど会うこともありませんでした。失語症ということもあり、あまり笑顔も見たことがなく、怖い雰囲気すら感じていました。当時は体調を崩して入退院を繰り返していて、車椅子で生活しながら歩くリハビリをしてるような状況が続いていました。
私は2016年から3階で働くことになり、そこからIさんと毎日のように会うようになりました。
そんなIさんですが、ぶなの実に来て8年経った現在は、ご入居されてから今までで一番元気で絶好調なのです!!ご飯も良く食べ!ホーム内や外も杖なしで歩き!笑ったりおどけたり色んな表情を毎日見せてくれるし!
「そうなの?」「なんだよぉ」「わかった!」「まだ?」など言葉も聞き取れるようになってきています!
ご家族や地域の方などが来る会議に参加した時には、配られた書類を見て一生懸命声を出しながら読んでいました。失語症の為、言葉にはなっていませんでしたが、その姿を見た時に胸がジーンと熱くなりました。Iさんにとって、この場所が居心地の良い場所である事を信じて、これからも一緒に生活して行きたいなと思いました。

14:10 | Posted by jizai

3月号の「ぶなの実1F」の記事はありません

2019年03月08日 | ぶなの実::ぶなの実1F

3月号の「ぶなの実1F」の記事はありません

14:02 | Posted by jizai

【編集後記】  林田

2019年02月18日 | 編集後記

不正をしない。
私たちは、介護保険に関わる仕事をしていますので、保険請求はもとより、介護保険の運営基準や労務に関するルールを守って仕事をしています。
その事務量やその手続きの多さは、本当に年々ひどくなります。しかも、事務量が増えたことに対して、介護報酬はその分の増加を認めていません。いわば相対的に介護報酬が減らされているのです。
なのに、昨今の行政(厚労省や財務省)のありようは、頭に来ます。
「もりかけ」問題では、文書を改ざんし、統計の数値はルールを守らずに集計され、実態と違う状況で失業保険などが支払われ、障害者雇用については水増しの報告書が各省から上がっています。
このような実態があるならば、まじめにその指示に従って事業を運営している私たちは、本当にばかばかしくなります。
このような不正は、今に始まったことではないのでしょうか?国の役人がこのような状況では、ほかの都道府県、市区町村、はどうなんでしょうか。多くの人はまじめに働いているのでしょうが、氷山の一角と考えることもできます。
この国は、大きな嘘に騙されているように思います。政治家の不正は昔からで半ばあきらめていますが、少なくとも行政の人たちには「大きな嘘はこれだ。」と言うことを勇気を持って言ってもらいたいです。そして、本当に国民のためになる施策を作ってもらいたいと強く思います。

08:59 | Posted by jizai

【自分に置き換えて】  とちの実 松本

2019年02月18日 | とちの実

Aさんは小康状態を保ち、現在色々ありますが少しずつ状態は良くなっております。良くなったり悪くなったりを繰り返すのかもしれませんが、10年以上とちの実に居ていただいている入居者さんなで、かつ、3年以上担当者でもあることからもこの先も見続ける事で自分の気持ちにも人生観にも影響があるのかもしれない。と、今からでもそう思う次第であります。
自分の家族の看取りをするにはまだ早い状況とはいえ、自分の未来がどうなるかは完全には分かりません。自分が老人と言われる年齢になるであろう2050年を見据えて自分で積極的に孤独を楽しみ、その独りと付き合っていく時代になっていくのか、それとも、小規模コミュニティをそれぞれの個が作ることでやはり人同士での付き合いが復活していくのか。それとも、ネットスペースやVRの発展形を使うことで老人が自分のアバターを持ってそれでリアルコミュニケーションを作っていく時代なのか。
それとも国家衰退により、そういった未来が幻想になるくらいの状況が待っているのか。考えは尽きませんが、どういった未来になったとしても自分がそれを受ける側になるという老いるということは将来確実にやってくる未来です。

08:52 | Posted by jizai