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【自分に置き換えて】  つげの実 山越

2019年03月08日 | つげの実

お二人は、いつもご飯の時間になると「何が食べたいの」と皆様に聞いて、スーパーたじまに買い物に行ったり、スターフルーツまで行き安い品物を買いに行ってくれます。
いつも色々と買う物が多く、一緒に行く時は荷物を持ってあげています。
冷蔵庫には何があるのかを確認しながら食事作りをしてくれます。
食事を作るにもこだわりあり、野菜の切り方から味つけまで色々となんでも出来てしまい一緒に作る時は色々と勉強になります。
Kさんはいつも中心になってアドバイスをしたり食事を作ってくれたりして、こちらの方が教えて貰う事ばかりです。
例えば、夕食にカレーライスを作る事になり、じゃがいもと人参と玉ねぎの切り方までは話しをしながら切ってくださり、お互いに連携して食事作りをしていかれます。
その姿を見ていると勉強にななり、隠し味にこれを入れたらいいよと教えてもらうことがたくさんあります。
自分も朝食には味噌汁とかを作る事がありますが、UさんとKさんに褒められる時があります。
もっと二人から色んな料理を学んで自分も作れるように頑張りたいと思います。

14:11 | Posted by jizai

【お元気なIさん】  ぶなの実3F 宝田

2019年03月08日 | ぶなの実::ぶなの実3F

どうも皆さまこんにちは宝田です。今回は入居者のIさんについてお話をしたいと思います。
私は2010年10月からぶなの実のBユニット(1階)で働き始めました。Iさんは2011年9月からAユニット(3階)にご入居されました。しばらくは外出する時など、Iさんが1階へ降りてこない限りほとんど会うこともありませんでした。失語症ということもあり、あまり笑顔も見たことがなく、怖い雰囲気すら感じていました。当時は体調を崩して入退院を繰り返していて、車椅子で生活しながら歩くリハビリをしてるような状況が続いていました。
私は2016年から3階で働くことになり、そこからIさんと毎日のように会うようになりました。
そんなIさんですが、ぶなの実に来て8年経った現在は、ご入居されてから今までで一番元気で絶好調なのです!!ご飯も良く食べ!ホーム内や外も杖なしで歩き!笑ったりおどけたり色んな表情を毎日見せてくれるし!
「そうなの?」「なんだよぉ」「わかった!」「まだ?」など言葉も聞き取れるようになってきています!
ご家族や地域の方などが来る会議に参加した時には、配られた書類を見て一生懸命声を出しながら読んでいました。失語症の為、言葉にはなっていませんでしたが、その姿を見た時に胸がジーンと熱くなりました。Iさんにとって、この場所が居心地の良い場所である事を信じて、これからも一緒に生活して行きたいなと思いました。

14:10 | Posted by jizai

3月号の「ぶなの実1F」の記事はありません

2019年03月08日 | ぶなの実::ぶなの実1F

3月号の「ぶなの実1F」の記事はありません

14:02 | Posted by jizai

【編集後記】  林田

2019年02月18日 | 編集後記

不正をしない。
私たちは、介護保険に関わる仕事をしていますので、保険請求はもとより、介護保険の運営基準や労務に関するルールを守って仕事をしています。
その事務量やその手続きの多さは、本当に年々ひどくなります。しかも、事務量が増えたことに対して、介護報酬はその分の増加を認めていません。いわば相対的に介護報酬が減らされているのです。
なのに、昨今の行政(厚労省や財務省)のありようは、頭に来ます。
「もりかけ」問題では、文書を改ざんし、統計の数値はルールを守らずに集計され、実態と違う状況で失業保険などが支払われ、障害者雇用については水増しの報告書が各省から上がっています。
このような実態があるならば、まじめにその指示に従って事業を運営している私たちは、本当にばかばかしくなります。
このような不正は、今に始まったことではないのでしょうか?国の役人がこのような状況では、ほかの都道府県、市区町村、はどうなんでしょうか。多くの人はまじめに働いているのでしょうが、氷山の一角と考えることもできます。
この国は、大きな嘘に騙されているように思います。政治家の不正は昔からで半ばあきらめていますが、少なくとも行政の人たちには「大きな嘘はこれだ。」と言うことを勇気を持って言ってもらいたいです。そして、本当に国民のためになる施策を作ってもらいたいと強く思います。

08:59 | Posted by jizai

【自分に置き換えて】  とちの実 松本

2019年02月18日 | とちの実

Aさんは小康状態を保ち、現在色々ありますが少しずつ状態は良くなっております。良くなったり悪くなったりを繰り返すのかもしれませんが、10年以上とちの実に居ていただいている入居者さんなで、かつ、3年以上担当者でもあることからもこの先も見続ける事で自分の気持ちにも人生観にも影響があるのかもしれない。と、今からでもそう思う次第であります。
自分の家族の看取りをするにはまだ早い状況とはいえ、自分の未来がどうなるかは完全には分かりません。自分が老人と言われる年齢になるであろう2050年を見据えて自分で積極的に孤独を楽しみ、その独りと付き合っていく時代になっていくのか、それとも、小規模コミュニティをそれぞれの個が作ることでやはり人同士での付き合いが復活していくのか。それとも、ネットスペースやVRの発展形を使うことで老人が自分のアバターを持ってそれでリアルコミュニケーションを作っていく時代なのか。
それとも国家衰退により、そういった未来が幻想になるくらいの状況が待っているのか。考えは尽きませんが、どういった未来になったとしても自分がそれを受ける側になるという老いるということは将来確実にやってくる未来です。

08:52 | Posted by jizai

【誕生日を迎えられるということ】  つげの実 蔵田

2019年02月15日 | つげの実

つげの実の入居者さんは、現在、90歳以上の方が4人いらっしゃいます。
皆さん、お元気で、よく歩かれる方、よく食べられる方、よくお話される方たちばかりです。
先日、そのなかのお一人に、夜勤のときに、就寝される前に一緒にお部屋に行き、
「今日一日どうでしたか」とお聞きすると、
「今日も一日、無事に過ごすことができてよかったです。ありがとうございました。」
とのお返事がありました。
ぼくは、その日は夕方からでしたので、日中のご様子をみていわけでもなかったですし、特別に何かを行ったということも聞いてはいなかったのですが、そのようにご返答してくださいました。
もっともっと毎日を素敵に過ごしていただきたいと思いながら、ご支援をさせていただけることを考えてはおります
が、このようなお言葉をいただけるのは、介護職にとってとても幸せなことと感じております。
先週末には、その方のお誕生日でした。
つげの実でも、ささやかではありましたが、お誕生日会を開かせていただきました。
前日には、妹様と娘様ご夫婦がご来所され、プレゼントをもらい、外食に行かれました。当日には、息子様がご来所され、ずっとお部屋でお話をされ、楽しいお時間を過ごされておりました。
お元気にお誕生日を迎えることができ、たくさんの方たちからお祝いをしていただけることがとても素晴らしいことであると感じました。

08:57 | Posted by jizai

【ある日の出来事】  ぶなの実3F 内田

2019年02月15日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実Aユニットでお世話になっております内田と申します。ぶなの実に来て6ヶ月が経ち、ここでの生活にも慣れてきて、入居者さんとの関係性が少しずつですが築けて来た今日この頃です。11月には入居者さん全員で東京駅の丸ビルで美味しい鰻を堪能し、スカイバスに乗り東京観光をする事が出来ました。以前居たグループホームでは全員でお出掛けをした事がなかったので、とても楽しく貴重な体験が出来、様々な発見がありました。いつかはお泊まり旅行を実現させたいなと…。
そんな中で今日はある日の出来事をお話したいと思います。Aさんといつものお買い物に行った時のことです。私は「フルーチェはどこかな?」としばらくバタバタしながら探しているとAさんが店員さんに「フルーチェはどこですか?」と聞いてくださったのです。そして「こっちにあるみたいよ」と教えて下さったのです。いつものAさんなら「早くしなさいよ、まだなの?」と言った様なさっぱりされている性格なので驚きと共に、スタッフを助けようと店員さんに聞いて下さる優しさに感動してしまいました。これがやはりグループホームでの醍醐味だなと改めて感じることが出来ました。この経験を忘れずにまた新しい事にチャレンジしていきたいと思います。

08:51 | Posted by jizai

2月号の「ぶなの実1F」の記事はありません

2019年02月15日 | ぶなの実::ぶなの実1F

2月号の「ぶなの実1F」の記事はありません

08:50 | Posted by jizai

【編集後記】  林田

2019年01月22日 | 編集後記

遅くなりましたが、新年のご挨拶を申し上げます。
明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。
NPO法人ミニケアホームきみさんちも、今年で開設から20年になります。さまざまな方との出会いにより、練馬区の片隅で始めてから20年です。早いものです。入居者さん、ご家族、職員、地域の方々、本当にお世話になりました。
本当に感謝しています。また、今後ともよろしくお願いいたします。
あの頃想像していた状況に達しているところもあれば、思いもよらないことや思うに任せないところなどもあります。しかし、おかげさまで頑張ってこられました。
これから先、さまざまな課題があることは、想像に難くありません。しかし、私たちの仕事は「人」の生活を支えるという普遍的な要素を持つ仕事だと考えています。
まだまだ様々な試みを行って、「人」の生活に貢献していきたいと考えています。

14:12 | Posted by jizai

【3年が経過して】  ぶなの実3F 森田

2019年01月22日 | ぶなの実::ぶなの実3F

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私がぶなの実Aユニットに配属されて3年が経ちました。最初はご入居者とスタッフの関係性が出来上がっていて、私は余所者のような気がしていました。その時のスタッフたちはぶなの実では先輩で、そこにご入居されている方々のことをよく知っていました。私はスタッフに聞きながらご入居者の方々とコミュニケーションをとりながら、日々支援にあたっていました。
あれから3年が経過し、残念ながらその時配属されていたスタッフは一人もいません。そしてAユニットでは一番の古株になってしまいました。新しいスタッフが入ってくるとご入居者の入居当時の様子は伝え聞いたものや私が知っている年数分のご入居者の様子を伝えていくことをしています。有難いことに私が配属されてから、ご入居されている方々のご様子はお一人、歩けていた方が車椅子になられたこと以外は大きくお変わりありません。素晴らしいことに90代男性の要介護度が以前より数字が少なく判定されたり、改善という表現が当たっているかはわかりませんが、とにかく皆さまお元気で過ごされています。
グループホームでの生活で、お力添えはさせていただいていますが、ご入居者の生きる力が漲っているのがわかります。ご入居者に負けないよう私も4年目のぶなの実での仕事を頑張ろうと思います。

14:11 | Posted by jizai