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【退院されたHさん】  つげの実 蔵田

2019年05月28日 | つげの実

だいぶ暖かな季節になりました。
つげの実の入居者さんたちもお元気に活気ある声が毎日のように聞かれております。
この記事は、4月の年度初めに書かせて頂いておりますが、
昨年度、ご退去等された方はいなく、同じ9名の入居者さんで1年間過ごすことができました。
このことは、つげの実がオープンしてはじめてのことであり、とてもうれしいことでした。
入居者さんの、Hさんは92歳の女性の方で、ご入居されて3年ほどつげの実で生活されております。
ご入居されてからずっとお元気で、体調を崩されることはなかったのですが、12月の夜間に突然歩く事ができなくなってしまいました。
入院することになり、病院では、ずっとベット上での生活でした。
治療がすすみ、病状がよくなり、退院できることになりましたが、つげの実に帰って来た時には、車椅子でした。
しかし、日が経つにつれ状態はどんどんよくなられました。
トイレや着替え、移乗は介助が必要でしたが、すぐに食事も入院前と同じように食べられるようになりました。
以前、ご入居されていた方で、入居されたときには車椅子だった方が、自由に一人で歩かれるようになられたことがありました。
グループホームにご入居されていると、周りの方たちが、自分のことは自分で行い、時には、皆と協力する姿をみて刺激になり、自分もやりたい、やらなくちゃという意欲につながっていくのではないかと思っております。
Hさんは、入院されているときに、お誕生日を迎えられました。
つげの実でお誕生会のお祝いを予定しておりましたが、そのかわりに皆で色紙にお祝いのことばを書いて病院に持って行き、プレゼントさせていただきました。
Hさんの部屋には、いまも大事に飾ってくださっていただいております。

16:58 | Posted by jizai