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【お花見】  とちの実 渡邉

2018年06月30日 | とちの実

2018年、桜の開花は3月の中旬過ぎ一気に北上しました。予想を上回る早さであっという間に葉桜になってしまった4月4日に「とちの実」のお花見は、石神井公園で行われました。
ピンクの花がまばらで少し寂しかったですが、花冷えで凍えることなく、初夏を思わせる新緑に包まれ、とても気持ち良い天候で、皆様も過ごしやすかったのではないでしょうか?
ここ数年は、毎年のメンバーは少しずつ代わってはいますが、ご入居者様全員参加、順延や中止もなく行うことができています。
とても凄い事だなと思っています。
とちの実にご入居された方は必ず1度はお花見に参加され、思い出作りができています。
私の思い出には、それぞれの方との関わりはもちろんですが、色んな準備にも年々変化があり、過ぎ去ってみれば頑張ったなと思えるのです。
以前は介護タクシーと公共交通機関を利用したのですが、今年は、公園まで車イスでの移動の方が増えた為、介護タクシーが2台必要でした。
また、取り寄せるお弁当も刻み食の方が複数名となり、水分もとろみが必要です。外に持ち出すものなのでペースト食の方はやむを得ずペースト食品を持参しました。
私たちが気軽に「お花見しようかっ」という具合にはならず、なかなか大変さはあります。
しかし、美味しい空気を吸いながら外で食べるご飯には、皆さま、お箸もよくすすまれます。
穏やかで、またにこやかな表情で過ごされているご入居者様を見ていると、良かったと思えます。
次は秋の旅行の計画があります。
皆さまお元気での全員参加をめざして、楽しい企画を立てたいと思います。

08:44 | Posted by jizai

【似顔絵集】  ぶなの実3F 森田

2018年06月30日 | ぶなの実::ぶなの実3F

今回の『どっこいしょ』は、ぶなの実Aユニットにご入居されているSさんが描いて下さった、職員の似顔絵集です。
Sさんは、昔から絵や字を書くことがお好きだったとのこと。何かしら筆を執っていたそうで、ご入居された際も、何も言わなくてもお孫さんたちが筆箱の準備をしてくださっていたそうです。
森田の似顔絵はかなり盛ってくださっています!80年代の聖子ちゃん風です♪(笑)
ファイル 368-1.jpgファイル 368-2.jpgファイル 368-3.jpgファイル 368-4.jpg

08:43 | Posted by jizai

6月号の「ぶなの実1F」の記事はありません

2018年06月30日 | ぶなの実::ぶなの実1F

6月号の「ぶなの実1F」の記事はありません

08:42 | Posted by jizai

編集後記 林田

2018年05月31日 | 編集後記

イメージで話をしてしまうこと。本当に多いと思います。多いというより、世の中のほとんどのことはイメージを言語化したもので、判断されているように思います。
その結果、そのイメージに苦しむ人がどれだけ多いことか。また、間違った情報に踊らされることがどれだけ多いことか。
確かに、すべてのことにイメージを排除したら、そのほとんどの会話や芸術などは無くなってしまうと思うのです。
創作活動にイメージは絶対に必要です。また、生きていく中で、出会いや別れなどにもイメージはつきものでそのことにより、その人生が彩られていくと思います。
そこで、イメージをどのようにコントロールするか。これに、かかっているのではないかと思います。
イメージをする際に、人や物事に対して負のイメージだけを持つことや悪い面だけを想像することをしない。これだけで、自分の心が楽になると思いますし、周りの人も不快なことが減ると思います。
実際、人に対して負のイメージを持つときは、その想像を先にすることで万が一そのようなことが起きた時に不意打ちを受けないように、心のガードをしているのだと思います。
この心の作業自体は、ある程度やらざるを得ないこともあると思うのですが、そのような時にこそ、その人のことを理解しようと思っているのか。一方的な見方をしていないか。など理知的に自分に問いかけることが必要だと思います。そして、その自分の心の動揺が収まるまでは、その人や人たち等について感想などを言うことを控えてみるとよいと思います。
なんでも、イメージしたことをつぶやき、なんでもイメージしたことを写真に撮る時代ですから、人への言葉だけでも、イメージの意味していることを理解してから表現するようにしてもよいのではと思います。(林田)

09:48 | Posted by jizai

【食事の風景】  つげの実 蔵田

2018年05月31日 | つげの実

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つげの実には、UさんとNさんという方がいらっしゃいます。
Uさんは、開設当初からご入居されており、まだ70歳代とお若い方です。
Nさんは、ご入居されてまだ1年未満の80歳代の方です。
お二人に共通していることが、よく歩かれ、お元気で、お洒落で料理がとても上手なところです。
このように、共通点が多かったので、出会ったときから、よくお話をされておりました。
料理も一緒に行う事が多かったのですが、とある夕食時、さばの煮付けの調理の方法と味付けで違いがあり、その後も違いが見られるようになり、おひとりが入院されたりして、少し二人の距離があいてしまった時期もありました。
でも今では、近所の八百屋さんや魚屋さんに二人でお買い物に出かけられたりお互いのお部屋でお茶をされたり、料理も協力して行っております。
とても仲がよいのですが、もうひとつ、共通したことがあります。
それは、相手をたてて、感謝の気持ちを伝えている、ということです。
なかなか簡単にできることではないと感じております。
このことを自分もできるようになれるようにお二人と一緒に生活をさせていただくなかで、少しずつ学んでいかれればと思っております。

08:17 | Posted by jizai

【先生】 とちの実 中島

2018年05月31日 | とちの実

この文章を書いている今は3月です。昨年にお亡くなりになられたA様が、もしもご存命ならば95歳のお誕生日を迎えられる月でした。
ベレー帽のよく似合うダンディなA様は、教育者あり、福祉の世界にも携わってこられた方でした。介護の現場で入居者様の支援をし後輩たちの指導にあたる私にとって、まさに雲の上の存在です。尊敬の念を込めて”先生”と呼ばせていただいていました。 「プロという自覚は大切だが、福祉や教育の現場では、剥き出しの人間自身が問われるのだ」というA様の言葉を噛み締めて、今も仕事にあたっています。
最晩年は言葉でのやりとりが難しくなっていらっしゃいましたが、支援をさせていただく中で、大切なことをたくさん教わりました。2年4ヶ月という短い期間でしたが、一緒に過ごさせて頂けたご縁に感謝しています。この3月にお誕生日記念の外出をしていただくことは叶いませんでしたが、一緒に食事作りをしたこと、旅行でベッドを並べて寝たこと、コンサートに行ったこと、どれも素晴らしい思い出です。ご入居されて間もない頃に、お風呂のあとで「きみの誘導は見事だ!」と褒めて頂けたことが私の自慢であります。
先生、本当にありがとうございました。ご冥福をお祈り致します。

08:15 | Posted by jizai

【ライブ観戦】  ぶなの実3F 宝田

2018年05月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

どうもお久し振りです、ぶなの実Aユニットの宝田です。
今回はSさんとの事を書こうと思います、僕は趣味でドラムを叩いているのですが3月にライブをやるんですよーとSさんに話すとドラムがすごく大好きなのよ!との事で昔にあったドラムの思い出などを沢山話してくれて「見に行きたいわ!」と仰って下さり、その日にたまたま職員の人数も多く見に来てくれる
ことになりました。
ライブの日が近づいてくると「もうすぐね!頑張ってね!」と楽しみにしてくださり、当日は興奮して夜もあんまり寝れなかったのよ!と、ドラムが見えやすい席に座っていただき楽しそうに見て下さいました。
僕がぶなの実で働き始めて8年になるのですが野球を見に行ったり寄席を見に行ったりは何度もありますがまさか自分が演奏しているところを見てもらうなんて事があるなんて思いもよりませんでした、こんな素敵な体験が出来て改めてグループホームって自由で楽しいなと感じました。

08:14 | Posted by jizai

5月号の「ぶなの実1F」の記事はありません

2018年05月31日 | ぶなの実::ぶなの実1F

5月号の「ぶなの実1F」の記事はありません

07:13 | Posted by jizai

編集後記 林田

2018年05月05日 | 編集後記

今年は、冬が厳しく、また寒暖の差が激しいせいか暖かさに体が慣れるのに時間がかかっている気がします。
寝ても寝ても眠いですし、「仕事したくない病」にもすぐにかかってしまいます。
そんなある日、私の親しい友達から「しばらく沖縄に行こうかな。」と話をされました。
最長3か月程度行くということなので、想定外でした。私は、てっきり数日のはなしだと思っていました。
同じ時代にグループホームを立ち上げ、頑張ってきた友達のこの発言にかなりびっくりして、機会を変えて3回話を聞きました。
最初は、燃え尽き症候群になって、もう経営をしていくことに疲れたのかと思いました。
会社の規模も同じぐらい、同じような課題や問題を抱えてきて、そのことを相談しあってきた友達です。ここ数年、本当に職員が足りず、また、入職してもあっという間に辞めていく。と言うことの繰り返しで、私たちもほとほと疲れましたし同じような境遇の仲間と話すと、いつもこの話になります。
ですので、燃え尽きるのも仕方ないと思いました。
しかし、話を聞くとそうでもないのです。彼が言うには「これから10年15年と頑張るためには、ここで、ゆっくり今後のことや自分のことを考えたい。」とのことでした。
彼は、いつも仲間が周りにいる人です。しかも、一人暮らしをしたことが無く、一人の時間がどうしてもほしくなったようでした。
学生の時に一人暮らしをして、人恋しさや寂しさを味わった私からすると、「??」と思うことですが、彼は真剣でした。
家族もいて、会社もある中で一大決心だと思います。
孤独を味わいながら、「人を支える。」というこの仕事のことを考えるのは、確かに必要だと思います。
これから先、まだまだ問題は解決できないでしょう。しかし、粘り強く対応して行くには、本当に自分たちが行わなければならないことを私も考えて行動しなければならないと強く考えます。
その友達が、元気な顔で考えてくれたことを楽しそうに話してくれるのを楽しみに待ちたいと思います。(林田)

08:13 | Posted by jizai

【「女の戦い」パート4】  つげの実 宮松

2018年05月05日 | つげの実

つげの実、「女の戦い」がついにパート4まで続いています。
今回は、つげの実での女性利用者様3名の関係です。(うちら陽気なかしまし娘~♪だれが呼んだか知らないが~♪女3人寄ったら~♪。女性漫才師でこのように歌っている3人組いらっしゃいましたよね。)
よく、3人グループというのは、ケンカをすると、決して3人バラバラにケンカするのではなく、ちょっとしたややこしい関係になりませんか。
私がその3名の利用者様を拝見して思った事です。
2人の利用者様がケンカをすると、その3人目の利用者様を味方に付けようとします。例えば、ケンカをしたおひとりのほうは、3人目の利用者様にわざと、よく話しかけ、仲の良いところをケンカ相手に見せつけようとします。それと、お互いに3人目の利用者様に相手の事(ケンカの原因)を話します。3人目の利用者様は、そのケンカをしたふたりから、相手の良くない所を聞かされるのです。その3人目の利用者様は、とてもアネゴ気質で仲間意識が強い方と見受けます。それぞれの話をちゃんと聞いてあげています。きっとそれぞれに思うところがあるのでしょう。
ただ、少し冷却期間があるのですが、そのうちいつのまにか、また元のように仲良しの陽気な「かしまし娘」に戻っているのです。女性とは全く・・・。
基本、平和主義な私は毎回ヒヤヒヤしながら仲裁に入ったり、ある程度当事者同士でと見守ったりと・・・(ふーっ)。
しかし、3人組(トリオ)というのは、このように誰か一人が間に入り調和が取れているのでしょうね。二人(コンビ)や四人(カルテット)だと真っ二つに分かれてしまうので、別れてしまうと仲
直りの修復が難しいような感じがします。トリオが一番調和がとりやすいのでしょうね、きっと(笑)。
それでは、また・・・。

08:11 | Posted by jizai