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【紫陽花】  とちの実 平畑

2019年08月16日 | とちの実

とちの実の玄関の近くに紫陽花の花が綺麗に咲いておりました。
実は、入居者様に言われるまで気が付きませんでした。毎年咲いているようで、去年5月にお仕事をさせていただいていたのですが、綺麗に咲いていたのも気が付かずに、過ごしておりました。「紫陽花の前で写真を撮りませんか?」っと声をかけ写真を撮りました。お花を見ると自然と笑顔になられておりました。
毎日、Aさんが手入れをしたり、水やりをしていたのを見かけたので、紫陽花だったんだと気が付きました。だから、大きい綺麗な紫陽花ができたのかな?っと思いました。
紫陽花の見える位置に座られているBさんは「紫陽花綺麗だね。嬉しくなっちゃう」っとお話されて、他の入居者様にも話しかけたりしているのを見かけました。お花は自然と笑顔にしてくれる魔法だなっと思いました。来年も綺麗に咲くのが楽しみです。

07:50 | Posted by jizai

【Yさんについて】  ぶなの実 内田

2019年08月16日 | ぶなの実::ぶなの実3F

今日はYさんについてお話したいと思います。ぶなの実がオープンしたのが2010年6月。その6月のオープン当初からいらっしゃるのがYさんです。ぶなの実でのベテランさんなのです。Yさんはお料理がお得意でジャガイモの皮剥きやキャベツの千切りなどはお手の物です。また歌がお上手でどんな歌でも歌いこなしてしまいます♪入浴の際には美空ひばりの「リンゴ追分」や「川の流れのように」をスタッフと一緒に歌いながら入るのがお決まりです。
そんなYさんは環境の変化や人の変化に人一倍敏感な方です。ここ最近、ぶなの実ではなぜかスタッフの入れ替わりが激しく落ち着かない生活が続いています。そのせいか以前のようにふとした瞬間に歌って下さる事が減ってしまっていたり、支援への抵抗が強くなっているのです。
そんなある日の就寝支援での出来事です。炭坑節を歌いながらお部屋に着き、ベッドに座ると「いつもありがとね。
無理しないでね」との言葉を涙ながらに掛けてくださったのです。心が繋がった瞬間でした。
その瞬間に私達は「明日も頑張ろう」と抱擁し合っていました。Yさんにとって、もっと心の癒される空間を提供できるよう、ぶなの実一丸となって支援していきたいと更に思いました。

07:35 | Posted by jizai

【編集後記】  林田

2019年07月27日 | 編集後記

私たちは、現在2法人で6事業所を運営しています。
どこも、満室で。と言いたいところなのですが、現在北区の事業所だけ、一部屋空いています。なぜだかわからないのですが、見学には何人か来ていただいているにもかかわらず、ご利用には結びついていません。
入居者さんが、集まらない理由なのですが、やはり認知症対応型共同生活介護(以下グループホーム)は高額なのが一番の理由だと考えます。うちの事業所の利用料は基本的には17万円から18万円で、これは開設から変わっていないのですが、やはり、一つの家庭で負担するには大きな金額です。
なぜ、このように高額な利用料を支払わなければならないかと言うと、そのほとんどは、家賃であることがわかります。
購入して事業を始めても、賃貸を借りて仕事を始めても、決して安くない金額になりますので、そのあたりをどのようにするのか?と言う疑問を20年間持ち続けています。
認知症がお金持ちの方にしか発症しない。と言う条件が付くのなら、この利用金額で問題ないのですが、当然そのようなわけではありません。
介護保険は国の制度です。どのような形であれ、高額な利用料(ホテルコスト)を支払うことができなければ利用はできない。と言う形を早く脱したいです。そのためには、所得による公の補助金を検討してもよいのではないかと考えます。
この20年、物価は徐々に上がってきています。特にこの2,3年の物価の上がり方は、目には見えにくいですが内容量の減少などで顕著になってきています。ですが、私たちの収入はどうでしょう?思ったように上がっていないというのが正直な実感なのではないでしょうか?
消費者として賢くなり、値段が安いものを購入するということを続けてきましたが、それを続けるのも限界のような気がします。
また、これはグループホームだけではないですが、不動産の価格はそんなに安くなっていません。特に都心で運営をしている私たちの借りている物件は、いまだに高止まりしています。
そのような事業所のことも考え、国民の多くが利用できるサービスとしてグループホームに家賃の補助をしてもらいたいと思います。
ただこの国の財政は、ひっ迫しています。ですので、税金の使い道をしっかりとチェックしないといけないと思います。やはり、そこに力を入れないと、これから人口が減っていく私たちの国は、本当に破産してしまうと思うのです。
近々、消費税が10%に上げられます。この上げられる消費税が何にどのように使われていくのかも、しっかりとチェックしなければなりません。
本当に、この国は貧しいです。働き方改革もある意味正しいです。効率を上げて、収益を上げることを目指す社会が目の前まで来ています。私たちの仕事は、その社会が成立するときにバックアップする仕事です。効率より思いやり、収益性より充実感、このようなものが必要とされる仕事ですが、その大切さをこの仕事をしている一人一人が認識してこれからのこの仕事に携わってほしいと強く願います。
そして、グループホームの家賃補助を勝ち取りましょう!

17:19 | Posted by jizai

【旅行に行ってきました】  ぶなの実 森田

2019年07月27日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ファイル 436-1.jpegファイル 436-2.jpegぶなの実では5月30日、31日で伊東温泉1泊旅行へ行ってまいりました。ぶなの実での宿泊旅行は何年振り?ほとんどの入居者さん、スタッフ初体験でありました。
今回お世話になったのは「伊東温泉ホテルパウエル」さんです。私達が宿泊したお部屋はオーシャンビュー♪夕食は宴会場での懐石料理!食後はカラオケや宴会芸で、楽しんでいらっしゃいました。騒ぎ過ぎて「もう止めなさいよー」とお怒りになる入居者さんもいらっしゃいましたが、何とか1日目を終え、夜は皆さま良くお眠りになられていました。温泉でしたが、バスでの長旅でお疲れになり、入浴が出来た方は3名となり、この旅では往復バスでの車中からの景色を皆さま一番楽しまれたご様子です。
ファイル 436-3.jpegファイル 436-4.jpeg小さくまとめましたが、無事故で帰って来られ、これが一番良かったです。帰宅後の入居者さんの生活が上向きだったようにも思います。歩行が段々難しく、車椅子を使うことも多くなっていたMさんは旅行から帰ってから室内では車椅子を使っていません。
旅行はスタッフのチームワークがないと実現出来ません。今回、ぶなの実で実現出来たことはスタッフの自信にも繋がりますし、入居者さんにもこのような良い影響をもたらしたことがとても嬉しいです。
来年もこのチームで宿泊旅行が出来るよう、日々支援していきたいと思います。

17:16 | Posted by jizai

【令和の時代もお元気で】  つげの実 西田

2019年07月27日 | つげの実

令和の元号になりました。
決まるまでの数カ月間は、入居者さんたちも、何になるんだろうねと皆で話しているご様子でしたが、いざ「令和」になると、「なんか、ピンとこないね」と言われておりました。でも、「平成」のときもこのような感じだったと思います。
つげの実で最高齢のMさんは、大正12年のお生まれです。
大正、昭和、平成、令和と4つの元号のもと、お過ごしになられていらっしゃることになります。あらためて、歴史の重みを感じております。
Mさんの誕生日会をつげの実で行った時に、大正12年にはどのようなことがあったのかを調べたスタッフがいました。
1923年ですが、その年は、第28代横綱 大錦大五郎が引退。歌手の三波春夫が誕生。
関東大震災が発生した年でした。
Mさんも、それぞれの元号のなかで、数多くの思い出があったのだと感じます。
令和の時代もお元気で、楽しい思い出をいっぱいお作りになっていただけたらと思っております。

17:13 | Posted by jizai

【きゅうりが育っています】  とちの実 小谷野

2019年07月27日 | とちの実

毎年ご近所の方からきゅうりやトマトの苗をいただいてとちの実で育てています。今年もきゅうりの苗をいただき、育てていますが、職員はそこまで手が回らず、入居者様が水やりをされ世話をされていますが、その中心がAさんです。
5月のゴールデンウィーク空けから育て始めますが、天候によってはなかなか花を付けるまで日数がかかる事もあるのですが、今年は早速小さな花が一つ咲き、実がなる様子がありました。ちょっとした散歩の時やお買い物から帰ってくるときに発育具合を見て、入居者様と一緒にホッコリさせてもらっています。
その事をAさんに言うと自慢気に「俺が世話してるから。」とありますが、お礼を言うと照れくさそうにされます。これから8月初旬頃まではそんなAさんの姿が見られるかなと思います。
ファイル 435-1.jpeg何本かきゅうりが取れたら酢の物とかにして皆さんといただこうと思うので、この後もきゅうりのお世話をお願いしたいと思います。
6月8日撮影
ファイル 435-2.jpeg
6月19日撮影

17:13 | Posted by jizai

【編集後記】  林田

2019年06月15日 | 編集後記

少子高齢化が進んでかなりの時間がたちます。
今から30年前、少子高齢化が進むと、現在のような社会になる。と言うことが言われていました。
今から20年前、高齢者が増えるから介護の社会化が必要だ。と言われて介護保険が始まりました。
今から10年前、介護職も保育職も人手が足りないと言われだしました。
今から5年前、外国人労働者のことが議論されだされました。
これだけの時間がありながら、国の取ってきた方策は後手後手に回ってきていると思います。
子供が少なくて国の将来が不安なら、子供を産みやすくすればいいのです。
年を取ることが不安なら、不安ではなくなるようにすればよいのです。
ですが、この国の政治は、この二つの不安を解消することなく30年と言う時間を無駄に過ごしました。
無駄に過ごしただけではなく、浪費も止められなかったと思います。
子供が必要であるならば、保育園を増やせばいいのです。老後が不安なら年金の仕組みに手を加えればよいのです。
そのためには、税金がいくらかかるか国民に明示する必要があると思います。
国の借金も1千兆円を超しました。これらのことを行うにはもう時間が無くなってしまったかもしれません。
ですが、私たちのお金でこの国は動くのです。この国の財政のすべてを知ることから始めなければと思います。
本当に、この国にはお金がないのでしょうか?
本当は、無駄に使われているお金がたくさんあると思います。今日もニュースで言っていたのですが、廃棄物の処理施設を1億8千万で作ったのに、全く使わずにその施設を廃棄処理をするそうです。その廃棄処理施設の廃棄に1億8千万かかり、誰も使わなかった施設の建築と廃棄のために3億6千万もの税金が投入されるのです。
日本中、精査すればこのような案件は山ほど出てくるでしょう。
私たち一人一人がその気持ちをしっかり持っていれば、時間はかかっても日本は落ち着いた期間を過ごして、それからまた発展していく機会を作れると思います。
私たちが、次の世代、その次の世代にできることは、その意識の変革ではないでしょうか。

08:22 | Posted by jizai

【Yさんの誕生日会の外出】  つげの実 山越

2019年06月15日 | つげの実

今回は、3月27日にYさんの誕生日会の外出があり、巣鴨のとげぬき地蔵の方に行く事ができました。
その日は天候にも恵まれ、暖かい陽気で最高でした。
Yさんはお寿司が大好きで、近くに回転寿司が板を見て、嬉しそうに回転寿司が良いと話されましたので、お店に入りました。
お昼頃だったのですが、平日だったからか直ぐにお店に入る事ができて、お寿司のお皿を5枚と茶碗蒸しとリンゴジュースを召し上がりました。
その後、とげぬき地蔵通りを散歩していたら、幼稚園の子供たちが歩いていたので、Yさんはうれしそうにされていました。
本当に小さな子供が好きなんだなと感じました。
とけぬき地蔵をゆっくりとしてから、プレゼントを本人に選んでいいよと言うと、リボンが付いた帽子を選んでいました。
最後に、喫茶店にてコーヒーを飲もうとされましたが、何処も混んでいたので、駒込に戻ってきて、あうるという喫茶店でコーヒーを飲まれました。
帰り道で桜が咲いていたので、駒込小学校まで行き、桜を見てからつげの実に帰りました。
Yさんにとって楽しい一日だったと思います。

08:21 | Posted by jizai

【名前を呼んで・・・】  とちの実 渡邉

2019年06月15日 | とちの実

私たちは日常生活何気ない場面でも名前を呼ばれる、以外なところで名前を覚えてもらえている。当たり前の様だが、「あの~」とかって呼ばれるよりも、ちょっと嬉しい気持ちになることはどなたも感じている事と思います。
とちの実で、私がふれあわせて頂いたご入居者様は現在進行形を含めて16名いらっしゃいます。意思疎通が出来ない方もおいでましたが、自立度が高い方でも覚えてくださることは難しく、私のアプローチの仕方が消極的だったのかもしれませんが、名前を覚えて呼んでくださることは、とても貴重な事と考えます。
現在ご入居されている方の内、3名の方が私を名前で呼んでくださいます。A様は私だけでなく、他の職員の名前もメモを取って覚えてくださいました。姿が見えない職員を「〇〇さんは帰ったの?」などと気にしてくださいます。B様は、とても自立度が高く身の回りのことはほとんどお一人でされるので、余程必要にかられて質問しないと事がすすまない時だけに「渡邉さん、〇〇〇〇ですか?」と声をかけてくださいます。C様は、入社間際はあまり声をかけてくださいませんでしたが、数ヶ月後に「渡邉さん、ならナベちゃんだ」と相性で呼んでくださいました。しかし残念なことにここ数年はあまり相性どころか、名前すらよんでもらえなくなっています。C様との関係性に変化が起きたからだと思います。C様は行動範囲が広く、マイペースにお過ごしの時期に、転倒、怪我、食事の管理など様々なことで関わる事が多く有る方でした。職員の中にはわがままを聞いてあげる役割の者や、注意する者がおり、私は後者でその都度、親に注意するような態度になってしまったからではないいかと考えています。C様が私を呼びたくなくなったお気持ちも私の中では理解出来ています。ただ、関わってきた年月が経ち、名前をよばれなくても楽しく会話をすることが出来ています。現在、食事介助をさせていただいておりますが「これ美味しいね」「これなんなの」と嬉しそうに召し上がってくださる姿をみて、一緒に嬉しい気持ちになっています。
名前を呼んでくださる方が数少ない中、今年になってこの人数にいれてよいのか?おまけのような嬉しい出来事がありました。とちの実で一番長くいらっしゃるD様は、私と何度もお誕生日企画などで外出などをしていただいたのですが、私の名前は存じないのではないかと思っていました。ところが、普段ほとんど自発的にお話しされないのですが高熱を出された数日後に、とてもテンションが高くなり、流暢にご自分からいろんな事をお話しされる事がある中で「渡邉さん」っと、言ってくださった事が1度ありとても驚きました。これまでD様が元職員さんの名前を時々口にすることがあったので、ちょっと羨ましいなと思いながらも、自分自身でアピールすることはなかったのです。もしかして家族様がご面会されている時に私の名前が話題の中に入っていたことでおぼえてくださったのかなと思っています。
名前ごときですが、こんな嬉しい気持ちになったり、少し寂しい気持ちになったりするものだと考えさせられています。今後は、積極的にアプローチして、誠実に向きあっていけば名前を呼んでいただける事が可能になると信じて、皆様と関わっていきたいと思っています。

08:20 | Posted by jizai

【ボウリング】  ぶなの実 宝田

2019年06月15日 | ぶなの実::ぶなの実3F

どうもこんにちは宝田です、この記事を書いているのは5月なのですが平成から令和にかわりましたねぇ、っていう話はきっと他の誰かがしてくれていると思いますので(笑)、題名にもある通りボウリングについて話したいと思います。
ここ3年くらいはやっていなかったのですが、実は私マイボールを持っているマイボウラーなのです!そして入居者のSさんもボウリング大好きさんなのです!サザンオールスターズの桑田さんがボウリングをしている所の写真をお部屋に飾っているくらい!
ご家族とボウリングへ行き、ボウリング熱がますます上がり、なかなかいいスコアが出なかったから練習したいわ!とおっしゃった事もあり、一緒にボウリングに行く事ができました!上手く投げる事ができなかったら顔を隠して恥ずかしがったり、ストライクをとったら飛び跳ねて喜んだり!とても楽しくボウリングをすることが出来きて、Sさんの最高スコアは120越えでした!次に家族とボウリング行った時には負けないぞ!とまたボウリングするのを楽しみにしていらっしゃいます!そんな自分も久し振りにボウリングをして楽しくて、またマイボウラーとして投げに行こう!と思う令和の幕開けでした!

08:19 | Posted by jizai