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【お花見?いや、お散歩です。】  ぶなの実 宝田

2020年04月07日 | ぶなの実::ぶなの実3F

こんにちは、ぶなの実の宝田です。
この記事を書いている3月中旬は、コロナウイルスの影響で、世間では色々なイベントが自粛ムードでしんみりしています。ぶなの実でも普段はお買い物や喫茶店、近所の図書館などに行くのですが、図書館は閉鎖していて、買い物や喫茶店など人が密集する屋内にはなるべく行かないようにしています。
ぶなの実では毎年3月に飛鳥山へお花見に行くのですが、今年はこんな状況なので飛鳥山に行くのは断念して、近所の公園の近くでお花見!というよりお散歩に行って参りました(そもそも桜がほとんど咲いていませんでした!涙)
天気は快晴で、心地良い日差しを浴びながら強風にも負けず公園まで歩くと、公園では沢山の親子が遊んでいたので、公園のすぐ隣りのベンチに座り、ジュースとお菓子を食べて、まったり過ごしました。コロナウイルスでしんみりムードの中、ぶなの実の入居者は元気に過ごしております!

15:26 | Posted by jizai

【編集後記】  林田

2020年03月13日 | 編集後記

 今年の異常気象は、本当にどうしたものでしょう。
 さまざまなところで、異常気象についての話が出てきています。さらに、新型コロナウイルスです。社会の流れが一時に変化を求められているように感じます。
 新型コロナウイルスの対策ですが、私たちの仕事は、テレワークができるような仕事ではありません。厚労省から情報が入っていますが、さほど目新しいことは書かれていなく、これまで、留意していたことを明確に指示してきてな。ぐらいの感じです。
 高齢者サービスを行っている事業者で、クラスターが生まれていて、高齢者の方は、重篤な状態にあるようです。
 感染力の強さや、潜伏期間の把握など地道な努力を続けて、感染しないよう最善の方法を取りたいと思います。
 皆様も、十分なご注意を行い、健康な日々をお過ごしください。

15:18 | Posted by jizai

【3人の方がご入居されて】  とちの実 中島

2020年03月13日 | とちの実

とちの実では昨年の12月と1月の2か月間で3人の入居者さんをお迎えしました。皆さん女性です。
まずはAさん。美容師さんです。会話がお上手で、「あなたその服の色ステキね」といった言葉かけをよくされています。褒められた人は必ず喜びますし、美的感覚もさすが鋭いなと思います。Aさんは日中は何度も「(家に)帰りたい」「帰らないと・・」「帰り方がわからない」と不安そうに仰います。職員としてはAさんに穏やかに過ごしていただくために、「パパさんが後でお迎えにいらっしゃいますよ」と、事実ではないことを話してその都度落ち着いていただいているのですが、他にもっとAさんにとってよいアプローチがあのではないかと考えているところです。
次にご入居されたBさんは物静かな方ですが、事務所の横を通るときにはいつも声をかけて下さいます。昔バレエをしていたそうで、なるほど、スラッとされています。日中、お部屋でカーテンを閉めてお一人で過ごされることが多いので、職員が訪問してお話しをしたり、食事作りにお誘いしたりといった働きかけをしています。ご入居当初、お風呂に入りたくないと仰ることが続いたのですが、女性職員達が粘り強く支援をしてくれたのと、ご本人の適応能力で、最近は納得の上で気持ちよく入浴をされることが増えているようです。
そして最後にご入居されたCさん。常時杖を使って歩行をされます。杖が必ず必要という入居者さんの対応をするのは、じつはとちの実では初めてで、とても勉強をさせてもらっています。階段も頑張ってお一人で上り下りされます。これからも永く歩き続けてもらえるように支援をしていきたいと思います。Cさんにとちの実のアルバムをお見せしたところ、私の昔の写真を見つけて下さり、「女の人みたい」「女の人だ」と繰り返して笑っていらっしゃいました。「妻は私のことをオネエだと思っていたらしですよ」と話すと更に笑っておられました。

慣れない人同士でやはり話がしやすいようで、最近のリビングの様子は、一方のテーブルにAさんBさんCさん、他方のテーブルには以前からの入居者さん・・・と、グループが分かれていることが多いです。
2ヶ月の間に3人もの方がご入居されたのは開設時を除けば初めてのことです。なるほど、コミュニティはこう変わることもあるのか。と感慨を覚えました。
新旧の入居者さんがお互い支え合って生活できるように、これから時間をかけてコミュニティの支援をして参ります。

15:17 | Posted by jizai

【素敵なお話】  つげの実 徳永

2020年03月13日 | つげの実

寒さも厳しくなり、つげの実でも咳こむご入居の方もちらほら。いつも以上に職員もご入居の方々の身体の変化や体調の変化を気にしながら笑顔で過ごして頂ける様に努めております。
身体を温めて頂くのに入浴の方も声かけにて皆様に積極的に行って頂いておりますが、特に女性のご入居さんは入浴は好きな方が多いです。
普段大人しい女性が入浴中に身体が温まり饒舌になっている時、笑顔で旦那様との馴れ初めを話してくださいました。
仕事が終わるとね、いつも主人が外で私を待っているの。それで家迄一緒に歩いてね。毎日主人が私の事を待って居るんだもの。毎日一緒に歩いてたら結婚していたのよ。と話してくださいました。素敵ですね。

15:17 | Posted by jizai

【滝野川小原自治会にて】  ぶなの実 内田

2020年03月13日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ファイル 469-1.jpg滝野川小原自治会では毎月映画劇場や人形劇、折り紙教室などを開催して下さっています。
私達は1月の腹話術、バルーン教室に参加してきました。
参加したのはTさんとKさんとOさんです。開始時間より少し遅れてしまったのですが、「よく来てくれたね、参加してくれて嬉しいよ」と快く出迎えて下さいました。
まずは手始めに手品から。「たらららららーん」と音楽に合わせて、お花出てきたり、トランプが出てきたりと盛り上げて下さいました。
次に腹話術。人形が出てくると、すぐにTさんが「あー、可愛いね」と破顔されていました。やはり、小さい子がお好きなようです。
次はクイズ問題。クイズが大好きなOさんは「答えられるかしら?」とワクワクしながら問題を楽しみにしています。
「りんごとかけまして、強い心の持ち主ととく。その心は~」
みんなで何かしらと隣の方と相談したり、じっくり考える方がいたりと様々でした。
そして、Oさんがすかさず「しんがある!!」と答えて下さったのです。大正解です。
さすがOさんと私は感動してしまいました。
最後にバルーン作り。バルーン作りをみて、何を作っているのか当てるというゲームでした。Kさんは次々出来ていくバルーンをみて「あら!!なんで割れないの!?」ととてもビックリされていました。プードルの風船がお気に入りのようで、プレゼントして頂きました。
このような、町内会で地域の方と交流出来る場で楽しませていただき、素敵な時間を過ごすことが出来ました。また、麻雀もやっているそうで、Kさんは「今度、麻雀の時も呼んでね。私、大得意なのよ」と町会の方におっしゃっていました。
このようなコミュニティをどんどん広げていき、「ぶなの実」をより一層知っていただけたらと思いました。

15:16 | Posted by jizai

【編集後記】  林田

2020年02月24日 | 編集後記

先日、近くに買い物に行っていた時に、小学校低学年の男の子から突然声をかけられました。
私の目の前を歩いていて、ランドセルとコートを乱暴に持っている姿を、その直前に目撃していました。
その男の子は振り返りざまに「近くに交番はありませんか?」と尋ねてきたのです。
急なことでびっくりしたのですが、私は持っていたiPadで調べてあげました。ちょうど、私が向かっていく方向に交番がありましたので、途中まで連れて行ってあげました。
道中、少しだけ話をしました。小学何年生なのか。交番に誰もいなかったら、一回もといたところに戻りなさい。そして、しばらくしてもう一度行くようにね。などです。
小学一年生だとその男の子は答えて、私の言ったことにも落ち着いて返事をしていました。どうやら、鍵を落としてしまったそうです。鍵を落とした。と小声で答えてくれました。乱暴にコートなどを持っていたように見えたのは、探していたからそうなったようでした。
私は、自分の用事があったので途中で別れたのですが、そのあとどうしたのだろう。無事に見つかったかな。と気になってしまいました。
鍵を落とした少年は、かわいらしい子でしたが、不安そうな表情をしていました。一緒にいてあげられれば良かったのですが、後の祭りです。
無事に鍵が見つかって、あのきれいな目がキラキラ光るのを見てみたかったな。と思っています。

09:38 | Posted by jizai

【学びの日々】  とちの実 佐藤

2020年02月24日 | とちの実

寒い季節になりましたが、今年は暖冬のようです。
とちの実では、新しい入居者様が3名加わり、バタバタしています。
新しい入居者様が安心して生活出来るよう、何が出来て何をお手伝いすれば良いのか見極めがとても大変です。
ですが、新しい入居者様たちの生活レベルの見極めの前に信頼関係を築き信頼を得なければ、生活レベルの見極めも困難です。
新しい入居者様たちへ、どう接し、信頼関係を築くのがベストなのか、未熟の私には判断が難しいところです。
現段階では、丁寧な言葉づかいと丁寧に接し、不安を与えないようにコミュニケーションを取ること。また、不安感が表情に出れば、話を傾聴する。
この繰り返しを日常生活では行うよう心がけています。
しかしながら、新しい入居者様達へ接する時間が長いと、今までとちの実で生活されていた現居住様たちが私達のケアが疎かになっているのではないかと、不安になることも度々起こります。
そのバランスを取るのが凄く難しく、経験の長いスタッフに助言を求めなんとか業務をこなすのに一生懸命です。
私が福祉業界に入りもうすぐ1年になりますが、3大介助に関しては人並みに出来るようになりましたが、入居者様たちとのコミュニケーションはまだまだ慣れません。
日々学びの姿勢で勤務してれば、いつかは入居者様たちとの信頼関係と良いコミュニケーションが取れると思い、頑張っています。

09:16 | Posted by jizai

【入居者N様の事】  つげの実 富永

2020年02月24日 | つげの実

新年明けましておめでとうございます。
今回は居室担当となりましたN様の事をお話ししたいと思います。
N様は、昭和2年生まれで92歳になられました。
先月、細やかではありましたが、お誕生会を開催しました。
海鮮寿司、デザート、サイダーで乾杯し、他のご入居者が祝辞を述べられた後、少し照れながらもしっかりした口調で「お祝いして頂きありがとうございます」と笑顔で挨拶されていました。
普段の生活では、とても穏やかで控えめで、同性からの目線ですが、可愛らしいという表現がぴったりな女性です。(高齢女性に対し可愛いなぞとは何事かと、お叱りを受けてしまうかもしれません…。)
色々とお話を伺ってみると…お煎餅、焼き鮭が特にお好きだという事で、お買い物に行くと新鮮なお魚を選んで下さいます。また、包丁を使用しての野菜の下拵えなどもお上手です。聞けば、東京都中野のご出身で、ご実家がお蕎麦屋を営んでおられたそうで、今も昔も天婦羅、かき揚げのお蕎麦が大好きとの事でした。
お誕生日外出には未だお連れしていないので、寒さが緩む頃、美味しいお蕎麦を食べにお連れしたいと思っています。
未だ手探りですが、喜んで頂ける事を模索しながら、N様の笑顔の花が咲くようにサポートしていきたいと思っております。
先輩方、宜しくご指導願います。

09:16 | Posted by jizai

【2020年気持ち新たに】  ぶなの実 森田

2020年02月24日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ファイル 466-1.jpeg私は昨年の9月でぶなの実の管理者を降り、今は引き続きぶなの実の一般職員として働いております。管理者を引き継いでくれたのは内田香織さんです。本当にありがたいです。
今回はNさんのお話をさせていただきます。Nさんは2010年に開設してからのご入居なので、今年で丸10年ぶなの実で生活をされています。ご入居当時はご自分の足で歩かれていましたが、現在は全身の硬縮があり車椅子を利用されています。ご自分の意思を言葉で伝えることは困難となっていますが、つい先日「Nさん、今日のお昼ご飯はお汁粉にするのはどうですか?」とお聞きすると薄っすら目をお開けになり「ふっふっふっふっ」と声を立てて笑われたのです。
久しくNさんのお声を聞くことが出来ていなかったので、すぐに他のスタッフに報告しました。超感動です!!
ぶなの実は9名の入居者さんが生活されていますが、活動的な入居者さんの意思や意見が優先しがちになっていることが多いと感じています。Nさんのように意思疎通の困難な入居者さんの意見はおざなりになっていることが気になっていました。
2020年、気持ち新たに9名の入居者さんと向き合って、スタッフ一丸となり支援さ
せていただきたいと思いました。
先ほどのNさん、お汁粉は美味しそうに召し上がられていました。Nさん暖かくなったら沢山外出しましょうね~♪

09:15 | Posted by jizai

【クリスマス飾り付け】  とちの実 平畑

2020年02月10日 | とちの実

12月7日にとちの実では、ご入居者様と一緒にクリスマスツリーの飾り付けをしました。
普段お食事されて、すぐに横になられてしまう方も、ツリーを見て、「私ここに飾る・・」といった感じで飾り付けの取り合いされているように見えました。
出来上がりは綺麗に飾ることができ、皆さんで「綺麗だねー」と言ってしばらく、目がキラキラされておりました。その後に、皆さんと一緒にプリンを食べながら「ローマの休日」の鑑賞致しました。女優さんがとても綺麗で、「いいわねー」とお話されている方もいらっしゃいました。鑑賞後、「サンタさんにお願い事はなんですか?」とスタッフの方が声をかけているのを聞いていたら、「何が良いかな・・・?」と悩んでおられていたので、私は、「私なら現金が良いですね~」と言うと、「現金いいわね・・・」と笑い声が聞こえました。結局皆さんはお願い事が沢山あったようで、決まらなかったようでした。笑
ホント、一年経つのが早かったです。お別れ、そして出会い・・・。
そういえば、私の実家ではクリスマスケーキというのがなく、母が作った餅が出てました。
いわゆる・・・クリスマス餅ですね。子供ながら、ケーキが食べれる家庭が羨ましかったです。その反動でしょうか?実家離れてからは、一人でケーキをワンホール食べると言った私の中の行事でした。とちの実ではクリスマスの日は何か企画あるみたいなので、あともう少しで、クリスマス。 楽しみですね。

08:24 | Posted by jizai