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【iPhoneに変えました!】   ぶなの実1F 佐藤

2011年10月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

5月の話しですが、携帯電話をiPhoneに変えました。
僕が感動したのはアイフォンのアプリの中に携帯電話でラジオを聴けるものがあり、それでJ-WAVEが聞けるようになった事です。それからは毎週土曜日の深夜1時から5時に放送している「ふかわりょう」の「ロケットマンショー」という番組を聞きながら深夜に散歩するようになりました。すると、翌週に楽しみが持てたり、散歩の効果からか、少し痩せて健康になりました。勿論その他の日はよく眠れています。
ぶなの実の入居者のAさんは、週に何回か深夜まで起きている事があります。
実は、今この記事を書いている最中もぶなの実の床掃除や明日の米研ぎや洗濯物を畳む事をバリバリと行なって下さっています。何故か、夜のほうが日中よりも仕事のやる気が出るようなのです。いつも、一通り仕事をこなすと「終わったよあんちゃん!」と自慢げな笑顔で教えてくれます。
以前の僕の支援の仕方は、このような事があった時には「昼夜逆転」になるからと、部屋を真っ暗にして何か活動に繋がりそうな物は全てしまっていました。でもその方は結局、寝ませんでした。そうして寝ないその人を「困った人」だなと思っていました。
確かに、夜遅くまで起きているとサーカディアンリズム(概日リズム)が乱れてメラトニンの分泌も上手く出来なくなるので、上手に睡眠出来なくなると言われています。
ですが、不眠の要因というのはそれだけではないですし、実際のところAさんは全く眠れないという事は無く、又、たくさん眠る日もあります。
何より、Aさんが仕事をして満足そうにしている姿は、真っ暗な空間の中でボーっと佇んでいる姿より、健康であると思います。本当に毎日昼夜が逆転してしまった時には、又眠れるように何か考えねばと思うのですが、安直に夜になったら即眠らせるという思考だけが、入居者さんの生活にとって「良い」とは言い切れないと思います。実際に深夜にJ-WAVEを聞いて健康になっているケースもありますし。
ですから、僕が将来グループホームに入居する事になったら、まずは毎週土曜だけは、昼夜逆転させて欲しいなぁ、なんて思いますし、その時の申し送りでは「佐藤さんは昨日は昼夜逆転ありました」じゃなくて「佐藤さんは昨日はJ-WAVEでした」と申し送って貰いたいです。そんな風に考えると未来が明るい感じがします。
今日も有難うAさん。Aさんのおかげで今日も洗い物も洗濯も上手に出来ました。僕は洗い物も洗濯も凄く苦手なので本当に助かっております。

15:50 | Posted by admin

【初めまして、改めまして】 大工原

2011年09月28日 | つげの実アパート

8月半ばに退職された礒田からつげの実アパート&事務を引き継ぎました大工原(だいくはら)と申します。最初ですので自己紹介させて頂こうと思います。
私は2005年4月に「つげの実」の開設スタッフとして入社致しました。
開設は春の予定でしたが色々あり急遽延期になりまして、その間つげの実スタッフとして入社した6名は「きみさんち」・「お寺のよこ」・「旧のんびり家」・「とちの実」でそれぞれが大変お世話になりました。そのお陰でいつ開設できるのかという不安の中でもモチベーションを保ちながら数ヶ月過ごす事が出来ました。新規スタッフ6名一人も欠けることなくスタート出来ましたのは、先輩事業所の皆様や、つげの実開設に携わり尽力をつくして下さった方々のお陰だと今でも感謝しております。
その後はつげの実で数年働きまして、ここ最近では外部の相談受付業務の傍ら現場サポートをしておりました。同じ会社でもご入居されていらっしゃる方やそのご家族の皆様、現場のスタッフが違いますので、事業所ごとに全く雰囲気が異なり求められる事も様々で毎日が勉強でした。急にサポートが出来なくなり寂しい気持ちはありますが、また違う形でご入居者の皆様やご家族の皆様・スタッフの方々と良い関係を築けたらと思っておりますので、よろしくお願い致します。

17:43 | Posted by admin

【季節は巡り、時は流れる…】   とちの実 中島

2011年09月23日 | とちの実

この夏、とちの実では新しい入居者さんをお迎えしました。お名前はMさん。東京生まれの東京育ち、チャキチャキしたという表現がピッタリの明るい姉さんです。とちの実の雰囲気も更にパーッ!っと明るくなりました。
Mさん、ときどき旦那様のことを話して下さいます。なんでも、趣味のテニスを通じて出逢われたとか。きっと当時最先端のお洒落さんだったのだろうなと想像します。「旦那さんのこと大好きなんですね」と私が冷やかすと「愛しています」とハッキリ返してくださいました。何十年も連れ添ってきた旦那さんについてのこの言葉にはとてつもない重みがあります。
Mさんは料理がとてもお得意です。ご本人はいつも謙遜されますが。華麗な包丁さばきに見とれてしまいます。長時間の作業にもほとんど疲れを見せません。それはびっくりするような集中力です。
集中・・・。難しいです。私にとっては。子供のころ通信簿に"集中力がない"と書かれた気がします(この原稿を書いている間も何度ウロウロしていることか)。
でも私達にとっての問題は、この意味での集中だけではないように思います。私達の心は、いつも未来を追い求め、ときに過去を振り返り、明日は何を着ようか、何を食べようかと思い煩い、今とは違う時を彷徨いがちです。もちろん必要なことなのでしょうが。
しかし私達は過去に生きているわけでも、未来に生きているわけでもない。だから、今、この瞬間に集中して全力で生きたい。 たとえば人の言葉に真摯に耳を傾ける、握っている手のぬくもりをしっかりと感じる、仕事で最善を尽くす、つまりは全てに真心を込めるということ。Mさんはもちろん、日々全力で生活しておられる入居者の皆さん方はこの大切なことをいつも背中で語ってくれているようです。
Mさんはお裁縫もお得意で、ご自分の服はいつも手作りされていたそうです。今度その腕前も披露してくださいね!

14:07 | Posted by admin

【改めて気付かされたこと・・・】   つげの実 宮松

2011年09月14日 | つげの実

先日、つげの実に実習生が来た時のことです。入浴介助をする機会がありまして、実際に洗体補助についていただきました。洗髪から足のつま先までとても丁寧にしっかりと洗っていたのが大変印象的でした。利用者様もとてもすっきりとした表情をされて気持ちよさそうな様子でした。
このときは、ふと「すごく丁寧、見習わなければ…」と考えさせられました。
普段気付かない事が、新しい人(言うなれば勉強する側の人)によって、気付かされることもあるのだとしみじみ思いました。
他にも利用者様への声掛けのタイミングについてですが、実習生を遠まきで見ていて、手つかまり歩行でトイレや洗面所に行く時など言葉の声掛けが多すぎて、利用者様が戸惑っているな、もう少し見守ってみてもいいのではないか。など正直思うこともありました。それもこの短い期間でのコミュニケーションをとるのに一生懸命なゆえんなのでしょうか。
実習生の皆さんは、たった2日間で初対面の利用者様に対して居るだけで緊張するでしょうと思うのですが、コミュニケーションのとり方が大変お上手ですごいなと感じます。
私なんて・・・(泣)。
まあ、とにかくいついつまでも常に新しいスタッフや、一緒に働いているスタッフに「あー、そうかなるほど!…」と気付かされることも今でもたくさんあります。
そっと勉強させていただいてます。熱い視線をまたまた送ると思いますが、変な意味はないので気にしないでください。

01:43 | Posted by admin

【何歳になってもパワフル!!】   ぶなの実1F 宝田

2011年09月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

僕がぶなの実で働き始めてもうすぐ1年です。前回どっこいしょを書いた時よりはだいぶグループホームについて理解できたような気がします。この約一年間入居者の皆様を見てきて、1人1人の出来る能力の違いや、出来ない事、好きな事に、嫌いな事など、その人がどんな風な人生を歩んできたのかを考えてみたりして日々過ごしています。
そしてそんな中一人の入居者さんをピックアップして7月にあった出来事をお話します。
僕はボーリングが好きで、(最高スコア278)たまに投げるポーズなんかをしていたら、一人の入居者(以後Aさん)がそれをたまたま見ていて「あたしも昔はよくボーリングをしたよ、アニキに連れてってもらって何回か賞金もらった事があるんだからね笑’今度行こうよ!」と言われたので、7月の暑い中ボーリング場に行き投げてきました。
スペアを2回とったり、1投で9本倒したりと、とても上手でした。何よりもボーリングの玉を持ってしっかり投げれる事がビックリしました。ボーリングに行く前は「腰悪くしないかな~、転んだりしないかな~」なんて思ってましたが、そんな事も微塵と思わせないパワフルな投球でした。終わった後はタクシーで帰ってきたんですが「楽しかったわ~、また行こうね」と大成功!
そしてその何日後かの夜にAさんが投げる練習をしながら「練習をしないとダメだな」とボソッと言ってたのがまたなんとも良いですよね笑。
まだまだ1年!!これからももっと皆様の事を知っていって、皆様に笑が溢れる充実した生活を送ってもらえるように頑張りたいと思います!

15:50 | Posted by admin

僕がぶなの実で働き始めてもうすぐ1年です。前回どっこいしょを書いた時よりはだいぶグループホームについて理解できたような気がします。この約一年間入居者の皆様を見てきて、1人1人の出来る能力の違いや、出来ない事、好きな事に、嫌いな事など、その人がどんな風な人生を歩んできたのかを考えてみたりして日々過ごしています。

2011年09月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ある日、ぶなの実で「軍隊式」とIさんが口にしました。「私は軍隊しか知りませんから、喝を入れなきゃいけない時にはもう・・・恐いですよ」。Iさんは何を怒っているか。「○○さん(入居者さん)が最近寝てばかりで△△さん(職員)の言う事を全然聞かないんです。だから、喝を入れて・・・。昔の軍隊式と言ったら、ビンタなんてものは当たり前ですよ」それから深呼吸して困った顔をしました。「私は軍隊式でやってきましたから、つい、こう、カーっとなってしまうのです。それがもう、自分でも嫌で嫌で・・・」。私は「軍隊式って恐いのですね」と正直な感想を言いました。Iさんは私の目を見て、「いやでもね、軍隊ってのは愛があるんですよ。日本で戦争が始まる前のビンタってのはただ痛いだけでした。恐いだけでした。でも、戦争が始まってからのビンタというのは、愛があったんです。戦場で、味方同士が生きるか死ぬか、ドンパチやってるんです。そんなところで、暴力を振るってたら死んじゃいますよ。どうしても、相手に、味方に、わかってほしい時に、ビンタをして喝を入れるんです。愛があるんです」。
私はふと学生の頃を思い出しました。中学の頃、とっても恐い体育の先生がいました。春になると体育祭で組体操をやらされます。「お前ら、この組体操で失敗したら怪我をするんだ。転んで怪我をするんじゃない。俺からハンドマイクを投げつけられて怪我をするんだ」。今考えてみると、とんでもない話です。もちろん何人も、転んだり倒れたり、何度も失敗。しかし、いつになってもハンドマイクは飛んできませんでした。それどころか先生は「頑張れ」と励まします。私はIさんの「軍隊式」の話を聞いた時に、この組体操のことが何となくわかった気がしました。マイクを投げつけるというのは大嘘で、「組体操は危険だから、集中してやらないと怪我するぞ」ということを、その先生なりに考えて、そんな言い方になったのではないでしょうか。中学生くらいでは、「集中しないと怪我するぞ」なんて言われてもふざけてしまう生徒もいるでしょう。だから、「マイクを投げつける」とわざと恐く、おどかすように言ったのではないかと、合点がいきました(真相はわかりませんが)。
何が愛なのか、何が平和なのか、どちらにしても軍隊式というのは、私にとっては未知のもので、話を聞けば聞くほど、興味深くなります。
「それでIさん、本当にビンタするんですか?」私が笑いながら聞くと、「いやぁ、こんな時代にビンタしたら怒られちゃいますよ」とIさんも笑うのでした。

15:50 | Posted by admin

【13年で6回】   とちの実 星野  2011年8月

2011年08月23日 | とちの実

こんにちは。とちの実の星野です。
連日、異常なくらいの暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。この原稿を書いている今日は7月18日。「どっこいしょ」になってみなさまのお手元に届く頃には、暑さも大分落ち着いているのではと思います。が、つくづく思うに、日本の夏は、こんなにも暑かったか?
数年前まで、エアコンなしの生活でも何とかしのげていたし(逆にエアコンが嫌いでした。今では体が抵抗を覚えない)、何となく夏の風物は歓迎したい気分だったし、熱中症という言葉も聞きなれなする。今や、熱中症になって病院に搬送される方は年々増え続けているし、日本の夏が暑いいっぽうで、中国の方では夏の盛りに雪が降っているという・・・。ほんとうに、この先、日本(世界も)はどうなってしまうのか、この地球で生きていけるのか(って、大袈裟ですかね)、少々心配になってしまいます。この異常気象は、わたしたち地球に住むものの努力で何とかなるものなのでしょうか。そうであってほしいと思います。
さて、話はほんとうにまったく変わりますが、「引越し貧乏」という言葉がありますね。最近、自分はまさしくそれだなあと思えてきました。ここ13年で、6回、引越しています。引越しが好きなわけではないのですが、気づくと、新しい町に移り住んでいたりします。引越しする1番の理由は、夫婦喧嘩がうるさくて、苦情がきたりして住みづらくなるからです(な~んて、冗談です。喧嘩なんてしません)。で、1番の理由は、まあ、何年か住み続けると、何となく新しい
環境に身を置きたくなるんでしょうねえ・・・。他の理由もありますが、それは後述します。新しい住処が決まり、引越しが住み、片付けも段取りがつくと、まず、その町の役所に、届出を出しに行くのですが、役所という所は、みな同じようでいて、それぞれに個性があることに気づきました。役所の造りとか、職員さんのの雰囲気とか、食堂のメニューとか、トイレの使用方法とか。新しい町っていうのは、はじめのうちはどきどきしますね。まだ家の周辺でも、行く道が開拓されていませんから、新たな発見がたくさんある。歩くルートも幾通りか開拓されてきたころには、馴染みのお店もできてくる。知っている町が増える、という意味では、住処を転々とするのもいいものだと思います。しかし、「住処」にまつわる疑問や不満っていうのも、実はたくさんあったりして・・・。
先日、賃貸住宅の更新時の更新料は違法か有効か、といった裁判があり、興味を引きました。結果、有効であり、妥当であるといった結果だったのですが、ちょっとがっくりです(引越しばかりなので更新料とかあまり払うことないですが。逆にそれがあるから引越しするとも言える)。日本では、民間の賃貸住宅を住処にしている人が数多くいると思います。若い人などはほとんどそうなのではないでしょうか。家賃の安めの公団住宅とかは入るのが難しいし、かといって自分の家を持てる人が一体どのくらいいるというのでしょう。日本の住宅事情はかなり悪い。部屋を借りるのも、借り続けるのもにも大金がかかる。そして、賃借人に厳しい。たいていの不動産屋さんで入居審査とかあるし。審査に通らない人はどこにも住めないのかしら・・・。
日本の若い人は、家の家賃を払うために仕事しているようなものだ。もう少し安心して住処を確保できる環境を整えるべきだ。などなど、どこかの新聞に書いてありました。わりと同感です。大金をかけて引越ししているわたしがこんなこと言うのは変か・・・、わたしの場合、引越しするための貯金のような・・・。お金の使い道、考えた方がいいかな。でも、きっと、いつかは気に入ったどこかに定住するのだと思っています。その頃には、もう少し、日本の住宅事情がよくなっていますように。

14:07 | Posted by admin

【友人からの刺激】   つげの実 山越

2011年08月14日 | つげの実

こんにちは、つげの実の山越です。つげの実で働き初めてから一年が経ちました。
さて、6月に久しぶりに高校の友達と飲み会をしました。そこで3月11日の宮城県付近から大きな地震があり高校の友達がボランティアに行ってきた事を話してくれました。初めは現場に行った時は言葉を失ったそうです。
津波で流され家とかが壊された状態が生ナマしく残っているそうです。
その中でも一人一人が助け合いながら生活しています。友達はお弁当配りや子供達のお世話をしていたそうですが被災地の皆さんはとても暖かく向かえてくれたそうです。その時は涙が止まれなかった事を話してくれました。
その話を聞いたときは自分も何かできる事は無いのかと話しました。一度は被災地に行って今の状態を体験する事と少しでも助けになってあげる事で繋がるのでは無いかと考えさせられました。
自分も一度は現場に行ってこの目で地震の恐怖を体験して少しでも被災地の皆さんを助けてあげたいと思いました。今も地震の方は続いていますがいつ東京にも大きな地震があるかも知れません。その為にも今後の対策もしっかり考えて行きたいです。

01:43 | Posted by admin

【ことば】   ぶなの実1F 吉田

2011年08月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

こんにちは、ぶなの実の吉田です。
最近色々と「ことば」について考えることが多いので、今回はこれについて書いてみたいと思います。
言葉とは人間の持っている伝達技法の代表ですが、これが厄介なものでして、真意が伝わらなかったり、誤解を与えたり、相手を傷つけたりと、暴力の道具にもなってしまうんですよね。
しかも、こういう言葉は無意識で言っていることが多く、発言した本人は発言自体も忘れていることが多いです。
私がぶなの実で働き始めてから、誰かにたいして酷いことを言ったという自覚があるのは、たったの一回、そして酷いことを言われたと感じたのも一回だけです。
先日、ある同僚に「あの時の言葉に対して蟠りがある」と言うようなことを打ち明けられました。
打ち明けられた内容は自分の意図していることとは全く違った誤解だったのですが、このことで同僚は、数日間モヤモヤしてしまったわけです。30分ほど話し合って解決したのですが、こういったことは皆さんも経験あると思います。
自分に自覚のない言葉の暴力…これがやっかいなんですね…
そういえば、自覚している一回についても謝ってないことを思い出しました。
そして、酷いことを言われたと自覚していることについては、相手に伝えてもいません。後者に関しては、働き始めた当初のことで今更言っても覚えていないでしょうから、このまましまっておこうと思っていますが、前者については謝っておかんとなぁと思います。
そしてこれは、日ごろの入居者さんへの支援中の言葉も同様です。入居者の方は、翌日や数時間後には覚えていないかもしれません。でも言われた瞬間は確実に傷ついたり、疑問を持ったりしているはずです。そんなことに気をつけながら、日々ことばを選んでいかなくてはなぁと思った今日この頃でした。

15:49 | Posted by admin

【入居者さんからの一言】   ぶなの実3F 畑山

2011年08月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

3月11日のあの日は一生忘れる事できません。
東日本大震災!!とても恐怖を感じて涙ぐみながら身体を震わせている自分がいました。
その日は出勤で入居者さん9入をスタッフ2人で見守りをしていました。
Tさんは4階のお部屋で静養中でした。Yさんは4階のお部屋にいました。Sさん、Nさんは3階のお部屋で横になって寝ていました。そのほか5名は3階のリビングで座っていました。スタッフ2名はリビングにいて徐々に大きくなる揺れに怯えていました。
入居者さんに物が落ちないようにとか、不安にさせないようにとかを考えすぎ、目から涙が溢れそうでした。
食器棚から食器が飛び出しそうだし、自分は食器棚が倒れて来ないように半分腰を抜かしながら押さえてました。
無我夢中になっている時に入居者さんから言われた一言「大丈夫だから落ちついて。」
すごく嬉しく思わず抱きついてしまいました。
入居者さんを守るつもりが、私自信が皆に支えられました。
今でもIさんは私に「あの地震の日は手の色が真っ青になっているくらい必死で食器棚を押さえていたのがたいしたもんだなあと思ったよ。皆を守ろうとしたのがすごいよ。」と言われます。
あの日はすごく怖かったけど皆無事で本当によかったと思います。私は入居者さんからたくさん学んだり助けてもらったりして日々自分自身成長しています。

15:49 | Posted by admin