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【とちの実での一ヶ月】   とちの実 渡邉

2013年05月02日 | とちの実

初めまして、今年の3月から「とちの実」の一員になりました。渡邉と申します。
私にとって「とちの実」は、初めての介護の現場であり、又 四国から上京、初めての都会暮らし、何もかもが新鮮でドキドキのスタートでした。
「とちの実」は、本当に閑静なところにあります。すぐ側の小学校のグラウンドで元気に走り回る子どもたち 道行く人々が笑顔で挨拶をかわしてくれる 遠くから聞こえる踏切のサイレンが何故か懐かしく感じる 心和む場所に通ってあっという間の一ヶ月がたちました。
「とちの実」の入居者さんは皆さんとても個性豊です。暮らしの中で支援していくことの奥深さを先輩スタッフのご指導を受けながら、自分の役割を果たせるように頑張っています。
日々、関わっていると少しずつ皆さんの事が解ってきて、気持ちが通じる些細なことに喜びを感じています。そして、ご一緒に生活をしていて「あたりまえ」の大切さを改めて教えられる毎日です。
それは、入居者さんの方々だけでなく、スタッフの方々からも常に感じていますし、毎日勉強になっています。「とちの実」は、笑顔あふれる、心温かい人達の集まりです。
入居者の方々がその人らしい貴重な人生の時間を過ごされるよう、たくさんの思い出を作って行きたいです。
今は、恵まれた環境なかのおかげか、ずっと前からここにいるように思えます。
次の、「どっこいしょ」では、入居者さんとの楽しい出来事をお伝えできるようもっともっと仲良くなりたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

18:10 | Posted by admin

【人は変われど】   つげの実 久能

2013年04月14日 | つげの実

つげの実のスタッフはパートさんを除き6名勤めています。1ヶ月交代でこの記事を書いていますので、私が書いたのは半年前になります。
2013年春を向かえ、スタッフが1名変わりました。
入居者様はJさんが退去され、Tさんがお亡くなりになっています。
お2人に共通することは、足元が若干不安定でありますが、手先がとても器用であったことです。洗濯物を畳んでくれたり、野菜を切ったり剥いたりと嫌な顔せず、時にはやろうか!と仰ってくれる積極性もありました。
Tさんはご入居当時車椅子を毎日使用していました。お風呂も嫌がって入られないこともしょっちゅうでした。時が経つと手をつないでの歩行から距離が伸び、シルバーカーを使用出来るようになり、入浴も恐らくご自宅で夜に入られていた習慣があったのか、お誘いすると時計を見てそろそろねと言って気分良く就寝前に入られるように変化しました。
Tさん、Jさんはまだまだ私達が見れていない可能性を沢山残していたととても感じ残念に思います。
そしてCさんとKさんが現在入院されています。Cさんは地元の方なので近くにお知り合いが多く、Kさんは笑顔が人懐っこく買い物やこのどっこいしょの配布を手伝ってくれる人気物です。
全員で花見は行けなくなりましたが、お二人ともゆっくり調子を取り戻して帰ってきて頂けることを心よりお待ちしています。そしてまた一緒にどっこいしょをご近所に配りにいけたらと思います。

01:53 | Posted by admin

【初めまして】   ぶなの実1F 城田

2013年04月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

昨年の12月15日より働き始めました、城田と申します。3月で3ヶ月が過ぎました、つきなみですがアッと言う間に3ヶ月経った感じです。
以前は、訪問介護や病院でヘルパーをしていました。やはり、ぜんぜん支援の仕方が180度かわりました。今までの支援は、自分の考えをただ押し付けていただけ?もしかすると命令してたのか?と思うほどです。入居者様の考えや思考も無視してたかもと思うと、怖くなりました。
また1からちゃんと介護を勉強したくなってしまいました。
今年は、ちょうど50歳になるのですが、ホームにいる先輩方は皆さん年下ですし、中には息子や娘ほどの歳の差がある方もいらしゃいます。皆さんに少しでも近づけるように頑張りたいので、どうぞ宜しくお願いします。

16:09 | Posted by admin

【「聖者の行進」がいい。】   とちの実 高橋

2013年04月02日 | とちの実

とちの実の高橋です。3月10日、Yさんとブラスバンドの演奏を聴きに行きました。練馬の名産物にあやかった「だいこんブラス」という40名の楽団です。年2回の定期演奏会の外、デイサービスセンターや学校・農協などでボランティア演奏の活動をしている、音楽好きが集まった楽団です。
Yさんに、「ブラスバンドの演奏を聴きに行きましょう」と声を掛けると、「いいわね」と返事をされましたが、どうやらブラスバンドという言葉には馴染みがないご様子。
会場の大泉中学校に着くと、既に演奏が始まっていました。あまり馴染みのない曲のためか、年配者の多い会場は、今ひとつ盛り上がっていませんでした。Yさんは(しっかり補聴器を着けていたので)、シンバルやドラムの大きな音がすると、「あら、まあ」と反応するものの、音楽にのっている感じは伺えません。
2~3曲後に、趣向が変わって、馴染みのある「男はつらいよ」のテーマとか「踊るポンポコ」などが演奏されると、会場が一気に活気づき、手拍子や足踏みの人が増えてきました。Yさんも一緒に手拍子で合わせています。
普段、ホームでは、歌の好きな入居者さん達が歌っている時も(「君が代」や「無法松の一生」だから?)、あまり関心を示さないYさんですが、さすが40名の管楽器の大音響は、身体中に響いて、眠っている感性を刺激する効果が十分あったようです。
最後の曲は「聖者の行進」でした。この調子の良い曲は、演奏者、会場の人達そしてYさん、全員が手拍子を打って、身体を揺らして、盛り上がりました。これからYさんの音感を呼び覚ます時は、「聖者の行進」で決まりです。
おまけは、抽選でYさんの261番に、大根と楽器を型どったクッキーが当たりました。

18:10 | Posted by admin

【3年と8ヶ月】   つげの実 宮松

2013年03月14日 | つげの実

つげの実で働き始め、今年の4月で4年が経とうとしています。
早い、1年が早い・・・。あ、白髪が・・・(泣)。
今までに初心を振り返ることは多々あります。それは主に、自分を振り返って、自分の仕事ぶりを振り返る事が多かったように感じました。この時利用者様に自分はどんな対応をしていたか。それも大切な事ですが、自分が入社したころの利用者様自体の状態を振り返ってみました。当初ある利用者様は最初の頃はご自分で、職員が支える程度で歩く事が出来ました。遠くのMスーパーマーケットの往復もできました。
つげの実室内の中でも、洗面所、トイレ、台所、リビングなどトコトコ、ウロウロされて歩いていらっしゃいました。そのころは利用者様の来年、その先を想像することはあまりできませんでした。自分もその日その日で支援していたように思います。
今になってみると、以前から利用者様の現在からその一年後、二年後どのような生活を送られているか、送っていていただきたいか、など考える機会が増えてきたように思います。
長く利用者様と一緒に接していくほど、考えるようになるのかなと思ったりしています。
この先、身体的、感情的な変化も多々見られていくことと思います。
利用者様の一年後、さらにその先の生活を想像しながら、1日1日幸せな生活をおくっていただけるようご支援していきたいと思います。

01:53 | Posted by admin

【気付く】   ぶなの実3F 陳

2013年03月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

自分は去年の4月からぶなの実で働き始めそろそろ一年立ちます。普段はいつも眼鏡を掛けていますか、職場に入る時必ず外します(サングラスぼい眼鏡で掛けていると見た目の雰囲気か変わるから)。ある日外すのを忘れてそのまま仕事に入り、入居者さんか自分を見て、入居者さんが。「あれなんか変わった」と言われました。
その中のお一人、は自分でやった3・4分前の事もすぐ忘れる方でしたか、自分を見て「なんかいつもと違うね」と言われました。その時初めて自分はちゃんとみんなに覚えてもらっていただけているんだな、と感じました。

16:09 | Posted by admin

【職場体験!初体験!】   ぶなの実1F 宝田

2013年03月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

どうもこんにちは、ぶなの実Bユニット(まだ)最年少宝田です!
さぁなぜこの最年少という事をあらためてアピールしたのかと言うと、去年の11月頃から職場体験の方がぶなの実Bユニットで働くようになりました、ってことは今まで僕よりあとに新しい職員が入ってきた事がなかったので、いつも教えてもらう側だったのに教えていく立場になってしまったので!人生経験もそんな豊富ではないこの僕が誰かにものを教えるなんて。。。むりだぁ!と思っていたのですがそうもいってられません!教えるなんて初体験、ドキドキでした。でもいざ始まってみると自分が教えてもらった事なんかを教えたりすれば良いので思っていたよりは難しくありませんでした、また教える事によって自分も入居者の方々に対しての再確認もできました。
入居者の方々も職業体験でいろんな人たちが来ていろんな話をするので楽しそうです、僕達が教えてもらう事ももちろんあります!特にお掃除に関しては(笑)僕は掃除が苦手なのですが今回来てくれている方がお掃除大好きとの事なので、そのお掃除術を伝授してもらってこれからのぶなの実に役立てていきたいなと思ってます。

16:08 | Posted by admin

【Yさん】   とちの実 宮崎

2013年03月02日 | とちの実

1月24日夜にYさんが、とちの実でお亡くなりになられました。
忙しくて眉間にシワが寄ってる時も、いろいろうまく行かなくてウジウジしてる時も、イライラして頭から湯気が出ている時も「姉ちゃん笑え~。ヘヘヘヘ」と元気つけてくれて、人の心の弱ってる時を察して励ましてくれるのがとても上手な方でした。
プロレス好きで、後楽園ホールに試合を見に行ったり、DVDもヘビーローテーションで、毎日、何時間見ても飽き無いほど大好きでした。夜勤入りで来た時にプロレスがやっていると、満面の笑みでプロレスを見ていることを教えてくれたり、楽しんでることを共有しようとしてくれている事が伝わってくる方でした。
最後の数日は、起き上がる事が出来ませんでしたが、亡くなる前日まで食事や飲み物を摂取できて最後まで笑顔を見せてくださり、他の入居者さんが「元気になって居間に来てね」との声かに「はい、はい」と意欲を持てれて、Yさんらしく過ごされていました。
Yさんとの思い出を書きたいことは沢山あるのにあまりに文才が無くて上手く書けないのが悔しいのですが、Yさんの人生の一時に関われたことを本当に感謝したいと思います。
Yさんありがとうございました。

18:10 | Posted by admin

【Yさんの思い出】   とちの実 仲座

2013年03月02日 | とちの実

2005年にとちの実に入居されたYさんは、今年の1月末にスタッフに見守られながら人生の幕を閉じられました。
全てから解放された今頃は天国で悠々自適に暮らしているのかな?やっぱりプロレスの大スター選手達の試合観戦でもしているのかな。きっと今もYさんは笑顔で笑っているんでしょうね。
とちの実ではプロレスの雑誌やDVDを飽きることなく鑑賞されたり、原ノ町の出身であることや学校を出たこと、じゃが芋を作っていたことなどお話されたり、箸が転げただけでも浅黒い地肌に白い歯を出して笑って下さるかなりの笑い上戸でしたね。そんなYさんを見るたびに私も笑いが感染していました。とちの実にいるといつも感じますが、私が入居者様達を支えているのではなく、入居者様皆さん一人ひとりが私を支えて下さっています。
けれど、病気が悪化してからはとても辛い日々が続きましたね。それでも時折見せて下さる笑顔に私はとても救われました。最後の最後にご家族に会えたのは今まで頑張ったYさんへの神様からの贈り物だったんじゃないかと思います。
私もYさんがくれた素敵な笑顔、思い出を胸に刻み「今」を大切に過ごして行きたいと思います。この場を借りて感謝の気持ちを込めて伝えたいです。
Yさんと一緒に過ごせた時間は私にとって宝物です。ありがとうございました。

18:09 | Posted by admin

【Jさんとの思い出】   つげの実 村田

2013年02月14日 | つげの実

私が、つげの実では働くようになって初めて担当になったのがJさんでした。とても明るい元気な方です。92歳とは思えないほどパワフルがあります。何もかも初めての私たちでの誕生日の外出も珍道中のようでした。
Jさんが、つげの実に来られて1年弱、退去されることになり、とても寂しい限りです。
今年の誕生日は何処へ行こうかと考えている所でした。でもJさんには、これから新しい生活が待っていることと思います。いつまでもお元気でいて下さいね。

01:52 | Posted by admin