log

【東京ドーム野球観戦】  ぶなの実3F 宝田

2017年09月30日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ファイル 324-1.jpgファイル 324-2.jpg

どうもこんにちは、今回は5月にIさんと野球観戦へ行った時のお話をさせて頂きます。
Iさんは前にもAユニット全員で野球観戦に行った事があり、その時に帰るのを嫌がるくらい楽しまれていたというお話を聞いたので誕生日外出に野球観戦しに行きました。
自分はなぜテレビで野球を観れるのにわざわざみんな球場へ見に来るのだろうかと不思議に思っていたのですが、いざ観戦してみると野球が始まる前のいろんなイベントとか、ホームラン、ファールボールの飛んでくる迫力とか、応援しえる人の声とか球場へ来ないと感じられない空気があるんだなと感じました。なのでその空気を自分達も楽しむ為に一緒にジャイアンツのユニフォームを着て、フライドポテトとジュースを片手に観戦しました。
今回は帰るのを嫌がったりはしませんでしたので、きっと楽しんでくれていたと思います。

10:37 | Posted by jizai

編集後記  林田

2017年08月31日 | 編集後記

私は、子供のころから歴史が好きで、今もよく読む本は歴史ものが多いです。
最初に好きになったのは、中国の歴史で、興味を持っている方も多いと思いますが、三国志から興味を持ちました。それから、中国のほかの時代の歴史、そして日本の歴史へと興味を持ち続けています。
歴史小説ですから、作者の方の考え方なども紛れ込みますし、歴史の資料を読んでいても、それを作った人の立場が反映されていて、「正しい」と思い込むと、大きな間違いを起こします。
よく言われるように、「歴史は勝者が作ったもの。」などともいわれるほどです。
ですから、できるだけ様々な角度からその時代を検証した資料や小説を読むと、考え方や価値観の違いから、人間と言うものが浮き彫りになります。
その、時代を超えた人間臭さみたいなものに触れた時に、歴史が過去の情報の集積物から、現在のこの私の中にある葛藤や苦しみ、充実感などとつながり、生き生きと頭の中で歴史上の人物が動き出すような気がするのです。
日々を過ごしていると、自分の生き様が歴史の一部であるという実感などはさらさらないです。しかし、このあまたの今を生きる人たちは紛れもなく、歴史を作っていっていると考えます。
そう考えると、日々生きている意義を実感できるように思います。
いま、ヒストリエという漫画を読んでいます。珍しくアレキサンダー大王、アケメネス朝ペルシャの時代の話です。
日本では、あんまり漫画にはなっていないと思います。
漫画ですから、それこそ脚色も多いと思いますが、文化や価値観が日本や中国とまた異なりますので、大変興味深いです。
気になった方は、ぜひ読んでみてください。

10:30 | Posted by jizai

【KさんとSさんと買い物】  つげの実 山越

2017年08月31日 | つげの実

まず新しく7月からKさんがつげの実に入られこれで9名となりました。
Kさんは明るい方で洗濯畳や料理まで出来る方で直ぐにつげの実の生活になじんでいます此間、KさんとSさんとでお昼ご飯の話になり2人で冷蔵庫の中を見ながら食材を選んで相談していました。
冷蔵庫の中をみながらその日のお昼は何にしようかと話し合っていました。
2人とも食材を切りながら「この野菜は炒めた方がいい」など分担して作業に取り組んでいたらお買い物に行きたいと話されていたのでサカガミに一緒行くと先程に作られていた食材に合う物を探していた二人は本当に仲がいいと思いました。
帰ってきてからもKさんとSさんと一緒に昼食作りを手伝いました。
色々と包丁の切り方や炒めるのも何でも出来るようで僕の方が教えて貰ってばっかりで色んな作り方があるのではと勉強になりました。
またしもふり商店街では7月22日には縁日がある事もお話しています暑い日が続きますが2人にとって初めての縁日になりますので気をつけて楽しんで頂ければと思います。

10:26 | Posted by jizai

【人間万事――ではありませんが】  とちの実 松本

2017年08月31日 | とちの実

続いてAさんのお話となります。残念なことにその後すぐに転倒して入院しておりました。幸い命に関わる怪我ではなかったものの、長く寝ておられた反動か足の筋力が弱り、日常の家事仕事が一人で出来ることが大分減ってしまいました。
とはいえ、年齢を考えるとまだ脚力の筋肉をリハビリで取り戻せば出来ることは沢山あります。なので、家事の相当量は相変わらず自分でやっておりますし、また、入院中や退院後は他の入居者さんが好意でそれらの作業を代わって頂いているおかげか、自分だけが多く作業をしているという気持ちもなくなり、気分が塞ぎがちなことも減りました。
そのため、食事もみんなで取る事も再び増えてきており、食生活は退院後の方がバランスが良くなっているようです。1人で今まで出来る事が多かった分、お願いしていた作業も多かった為かストレスも大分溜まっていた感じもあったAさんですが、怪我が原因でストレスが分散して却って落ち着く事が増えてきたというのは不運でもあり、幸運でもあります。後は、足の筋力が戻ってきて気持ちを保ったまま今までの作業が出来るのが一番だよね。と、思いながら今回は筆を置きたいと思います。

10:23 | Posted by jizai

【お久しぶりです】  ぶなの実1F 山西

2017年08月31日 | ぶなの実::ぶなの実1F

この季節、じめじめや雨で私的に嫌な季節がやって参りました。
洗濯物が乾きにくく、尚且つ利用者の方がお外に出れないなど・・・
こうなると不のスパイラルとでも言いましょうか。。。
利用者の方の中には、お外に出れないのでイライラされる方も居たり。
そんな時、どんなことが出来るか考えます。
と言うより、私がしてみたいこと。
それは・・・
映画館の様に、お菓子を食べながら映画を観る。
思い切り泣けるものから、コメディ、アクション、怖いものなど。
みんなと一瞬でも悲しかったり、笑えたりと同じ気持ちになれたらなと思います。

10:20 | Posted by jizai

【Yさんとの誕生日外出】  ぶなの実3F 前山

2017年08月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ファイル 319-1.jpg

5月下旬に、入居者のYさんと誕生日外出に出かけました。
お笑いや落語が好きなYさんのために池袋演芸場に寄席を見に行きました。
最前列で見ることができ、落語と漫才を楽しみました。
Yさんは、落語家さんの話に熱心に耳を傾けられ、笑うところでは思いっきり笑ってとても良い笑顔で楽しんでおられました。
笑いすぎて(笑いすぎだけが原因ではないですが…)調整中の入れ歯を外してしまったことはここだけの話としておきます…。(笑)
最後は、「楽しかったですね、また来たいですね。」ととても満足そうな笑顔で仰っておられました。
帰路はややお疲れの表情でしたが、充実したYさんの笑顔を見ることができ、本当に良かったです。

10:09 | Posted by jizai

編集後記 林田

2017年07月31日 | 編集後記

この前、古い友人と10年ぶりに再会しました。
彼は、年も同じで以前金融関係の仕事をしていたことなどもあって、縁のある存在でした。
しかも、グループホーム草創期の議論を交わした仲なので、とても貴重な思い出があります。
久しぶりの再会となったのは、彼が横浜から宮崎に引っ越したことが大きかったのです。しかし、久しぶりに会うとお互い年を取ったものの、あの時の情熱を共有することができました。
20年以上のキャリアのある私たちの年代は少数派です。これから、大きな具切りを迎える2025年に向けて、彼とまた力を合わせて頑張りたいと思います。

10:24 | Posted by jizai

【新しく利用者様がご入居されました】  つげの実 宮松

2017年07月31日 | つげの実

ファイル 311-1.jpg

先日、つげの実に女性がご入居されました。これで定員9名が勢ぞろいです。そして、完全なる女性社会が構築されました(笑)。その利用者様は、とても活動的でよく動かれます。
とてもバイタリティに富んだお元気な女性です。先日も、私が他の利用者様とお誕生日外出で行った、東京ドーム(読売ジャイアンツVS中日ドラゴンズ)へ試合観戦に行った話をしていますと、近くで興味深そうに聞いていらっしゃいました。わたしも東京ドームになる前の後楽園球場へは野球観に行ってたのよ~と、ジャイアンツがお好きとのことです。うーん、ON時代の頃ですかね~? ご旅行も定期的に行ってらっしゃるようですので、野球観戦などもいずれご一緒できたら喜んで下さるかなと思います。つくづく思うのですが、利用者様がお元気だと我々職員も、気分を盛り上げやすいといいますか、つられて(?)元気になります(笑)。さすが熟女パワーは、永久に不滅です!(どこかで聞いたセリフ…)勢いがありますね。この記事を書いている頃は、ご入居されてまだ日が浅いのですが、これからたくさんお話しをうかがっていきたと思っております。

10:20 | Posted by jizai

【いざ浅草へ】  とちの実 小谷野

2017年07月31日 | とちの実

地方出身のAさん、東京はあまり知らないということでしたが、都内でどこか行きたいところはありますか?と聞くと浅草の三社祭に興味を持たれました。が、祭り当日は人が多すぎるのでその前の3月17日、18日に浅草寺で行われる堂上げ・堂下げというがあるので、3月18日の堂下げに行きました。
堂上げ・堂下げというものはどういうものかというと三社祭で使用する3基の御神輿にそれぞれ神様が浅草神社から乗ってもらい浅草寺に一晩過ごしてもらうといものだそうです。
当日は晴天に恵まれ、仲見世通りも人が多かったのですが浅草寺の境内は、さらに人が多く本堂にも多くの人がいました。浅草寺に着くとちょうど金龍の舞が行われていましたが人の頭しか見られないという状況でした。
人込みを避けるように本堂の前に移動したところ金龍と山車が仲見世通りを通るところに居合わせ目の前で見学することが出来、Aさんもとても喜ばれました。
昼食を召し上がった後、お土産を買いに再度、仲見世通りへ。その際にスカイツリーが良く見える事ができました。
普段はお部屋で過ごされることが多いのですが、今回の外出は楽しく過ごされていました。またこんなふうに外出したいところです。

10:19 | Posted by jizai

【プロとは】  ぶなの実1F 松林

2017年07月31日 | ぶなの実::ぶなの実1F

以前、当法人の代表の林田より「グループホームって何?」「認知症について説明して。」と会議の時などに質問されることがありました。スタッフは殆どが黙ってしまったり、誤った説明をしたことがありました。そこで林田より言われた言葉は「君たちはプロではないの?」という一言でした。続けて「例えば魚屋に魚を買いに行き、店員さんが魚について説明できなかったら、どう思う?」と言う言葉でした。
友達や知人に会うと「グループホームで働いているんだね。グループホームってお年寄りに何でもさせるんでしょ。」と言われることがあります。グループホームという存在の認知度はかなり高くなってはいるものの、正しく理解されていない事を実感する時です。
私たちが勤務するグループホームでは「自立支援」を行っています。グループホームは介護保険法の基本方針の中に「利用者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにするものでなけれなばならない。」という一文がありますが、この事が何を示しているのか、をプロとして深く考え続けることができなければ、正しく自立支援が行えないのは当然です。
例えば「Aさん、ご飯を作って頂けますか。」とスタッフに声をかけられ「いいよ。」と応じる入居者さん。「私。自立支援出来ている。」と思いがちです。ここでプロは「Aさんは食事を作る必要がある。」ということをどのように気づくのか。また、献立をどのように考えるのか。食材を見て組み立てられるのか等々、私たちは日々の支援を通し考え、知ります。「ご飯を作っていただけますか。」の一言でその方の「有する能力」を一瞬で奪い去ってしまいかねません。生活の主体はあくまでも入居者さんであり、私たちはあくまでも支援をする立場です。出来なくなっている事を支援するのは当然ですが、入居者さんの「有する能力」をどれだけ知り、それをどれだけ発揮して頂けるか、また3か月先、半年先、1年先と入居者さんがお元気で、「有する能力」を発揮し、生活して頂けるかがこの仕事の難しさでもあり、面白さでもあります。
ここ数年は介護の仕事が初めてというスタッフが入職することが殆どです。人手が足りない中、基本的な介護技術を覚え、そのほか必要な業務を覚え、自立支援を行うというのは容易なことではないと思っています。しかし、様々な理由はあるにしても、この仕事を職業として選んだ以上は世間からプロとして見られます。そうした中で、私は正しく自立支援について伝え、入居者さんを通し、共に考えていく必要があると考えています。グループホームが「なんでもさせているんでしょ。」と言われる日が無くなるよう、プロとしてこの仕事に誇りを持ち続けたいと思います。

10:17 | Posted by jizai