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【初めまして】  ぶなの実1F 山西

2016年09月31日 | ぶなの実::ぶなの実1F

初めまして。ぶなの実1階に5月から入社しました山西と申します。
入社のきっかけは、身内の介護をしたことから興味を持ちました。
入社して3ヶ月が経ち少しづつですが業務にも慣れてきました。
母と同年代の方が多いのと、正直わぁ~元気ひひとビックリしました。
最近話しかけてもくれるようになりました。よく笑います。
時に思い通りに身体が動かないことや、思い出せずやきもきしたり不機嫌だったり・・・その時どう接したら良いのかとても悩みます(汗)。
やきもきされてる時は、そっとしとく時もあったり、『できる事から』をご一緒に始めてそれが出来た時一緒に喜んだり笑ったりしています。
『あんたの笑顔見ると元気になるんだよ~』や、話せなくても私の手をさすって頂いたり、たまに忘れられたり・・・・・・
見てないようで見てくれているんだなと思いとても励みになります。
そういうことを少しづつでも重ねて行きたいと思います。
未熟者ですがよろしくお願い致します。

10:27 | Posted by jizai

編集後記 林田

2016年08月31日 | 編集後記

先ごろ、「鼻めがねという暴力」という本を、初めて書かせていただきました。
内容は、虐待やそれにつながる不適切なケアについて、どのように未然に防ぐか、また起きた時にどのような対応をするか。と言う内容を実体験と、それに伴う考察によって構成されております。

虐待がテーマであることと、それにもまして、自分が虐待をしそうになった過去や、うちの事業所で起きた虐待のことを書いておりますので、正直な気持ち、この話が持ち上がった時は、一度お断りをしました。
しかし、世の中では虐待を通り過ぎた事件が起きておりますし、虐待が起きていく背景を細かく書かれた本がありません。自分の体験を書くことにより、少しでも世の中の虐待が減り、そしていつかはなくなることがあればと言う思いで書かせていただきました。
 
当初、本を書くといっても実体験やこれまで考えていたことを書くだけだと思っていましたので、「さほどの苦労もなかろう。」と高をくくっていましたが、それはそれは大変な作業でした。何よりも、自分の過去との闘いをしなければなりませんでした。
さまざま方のご理解とご協力でできた本です。どうぞご一読いただければ。と思っております。

10:14 | Posted by admin

【焦らず、慌てず、諦めず】  ぶなの実3F 原田

2016年08月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実で働き始めて3年以上経ちますが、その中でも出会ってから現在に至るまでの間、私にとって大切なことを教えていただいた入居者様がいます。Mさんという方です。
Mさんと出会ったのは1年半前になりますが、入居された頃は、思ったことをストレートに表現し、ご自身の考えを強く押し通される方であったので、正直なところ何を話したらよいかわからず、敬遠してしまうことが多かったのです。そしてある日、ちょっとした出来事が起こります。Mさんが突然ご兄弟のいる新橋へ行きたいとおっしゃって、外出されようと下へ行こうとしていました。私が、「いっしょに行きませんか?」と尋ねると、「いいわよ。一人で行くから。」とおっしゃって、そのまま下へ降り一人で駅へ向かわれました。まだ入居されて間もないころであったので、ご自身で戻ってこられるか心配になり、私も後ろから見守りながら付いて行きました。駅に着きご自身できっぷを購入され、そのまま地下鉄に乗り、目的地の手前の駅で降りられ、近くの喫茶店でお茶やコーヒーなどを嗜まれていました。幾度となく私が声をかけると、「来ないでよ。」と言われ、なかなか私の話を聞こうとされませんでした。もう自分の声かけでは聞いてもらえないかもしれないと諦めかけて、何度も代表や当時の管理者に対応方法を相談していました。そして見守ること約2時間。別の喫茶店でお茶を嗜まれていたときに、私は外からMさんの様子を30分ほどでしょうか、待っていたときに、ふとMさんが不安そうな表情をされたのです。私はMさんが寂しいのでは?と感じたので、再びMさんのところへ向かい、「そろそろ暗くなってきたのでどうしましょうか?」と声をかけてみました。すると、「そうね。もう帰ろうかな。でも、どうやったら帰れるかわからない。」とおっしゃったのです。私は「よかったら一緒に帰りましょう。」と話したところ、「ありがとうね。帰ろうか。」とおっしゃったのです。4時間ほど前は私と一緒に行くことを嫌がっていたMさんが、まるで別人のような印象を受け、その時私はとても驚いていたことをはっきりと覚えています。無事にぶなの実に戻り、Mさんは疲れたのかそのまま居室へ戻られました。
何も聞いてもらえなかったときは、焦ったり、慌てたり、諦めようとしましたが、表情や行動が変化する瞬間が、相手の気持ちが切り替わっているサインかもしれません。この瞬間を待つことも、とても大切なことだと感じます。この時に声をかけて会話をすれば、相手の気持ちを掴んでいけることに気付いた良い出来事でした。
今となっては、Mさんもぶなの実の生活に慣れてこられ、私達職員や入居者様と世間話などの会話を楽しんでいます。

10:05 | Posted by admin

【始めまして、頑張ります】  ぶなの実1F 今野

2016年08月31日 | ぶなの実::ぶなの実1F

始めましてぶなの実の今野です。どっこいしょの記事を書くのは初めてなのですが緊張してます。ぶなの実で働いて来て半年が経ちます。働き始めた頃に比べ。入居者さんとコミュニケーションが取れるようになりました。甘えたり弱い自分を出す「お兄さん大丈夫?」と入居者さんが声をかけてくださいます。
自分やスタッフのことを良く見ていらっしゃるのだと感じます。
さて、6月からケアプラン担当を持つことになりました。
これまで以上に仕事増えたり、ご家族様とコミュニケーション取ると思います。不慣れな点もあるかと思いますが、頑張りたいと思います。
6月7日にぶなの実Bユニットに新しい入居者さんがご入居されました。
新しい入居者さんにも上信頼して頂けるよう、しっかりと頑張ってまいります。

10:04 | Posted by admin

【試合にも震災にも負けない力】  とちの実 松本

2016年08月31日 | とちの実

どっこいしょでは初めまして。とちの実の松本です。
さて、熊本地震が発生して2ヶ月経過致しますが、久しぶりのマグニチュード7クラスの直撃ということで話題が風化しておりません。

そんな大地震に大幅に影響を受けたサッカーチームがあります。
ロアッソ熊本。元日本代表、オシムチルドレンの代表でもある巻誠一郎選手が現在所属しているこのチームは開幕時より絶好調で首位を争っておりました。去年は開幕時から勝てずに最下位を争う状況でしたが、打って変わって好調ということで様々なチームのサポが「ついぞ昇格か」と注目しておりました。

その状況が一変したのが、熊本地震でした。彼らは被災者となりました。試合もできずにトレーニングもおぼつかず、被災者の心の支えとして振舞ってきました。自らもボロボロになりながら震災に対して毅然と振る舞う事はプロの鑑だと思います。
そして、地震発生日に直ぐにホームページを立ち上げ、様々な援助を募り、倉庫を借りて自らも陣頭に立った巻誠一郎選手の冷静さと情熱はいざという時に出会った人間として是非真似をしたいと思いました。

10:03 | Posted by admin

【「食」について】  つげの実 宮松

2016年08月31日 | つげの実

介護のお仕事に就きましてから、日ごろ常々「食」について考える事がたくさんあります。
①献立について。②利用者様の好物について。③誤嚥防止の食材。④味付け。⑤歯の具合による加工方法。
①の献立につきましては、毎回、利用者様に何を召し上がりたいかたずねます。
何でもいいよ(大体がこのパターンですが…)、お寿司!、お肉!うなぎがいいねぇ~。今日は大根が1本もあるか
ら、これを使ってさつま揚げと煮付けましょうか。など個々の方々によって、さまざまな返答があります。毎日同じ利
用者様に尋ねると、決まってお寿司!と張り切っておっしゃいます(笑)。毎回お寿司であきないですか?とよく伺う
のですが、かなりの大好物のようで、いつの間にかぺロリと召し上がっていらっしゃいます。
②の好物につきましては、普段の利用者の食事風景を拝見していて食事のすすみ具合や、介助が必要な利用
者様も食事介助をしていると、「あ、これお好きなのかな、すすみが早いな」など感じる事があります。
③誤嚥防止の食材としては、職員として普段心がけている事ですが、やはり食事の際の飲み込み具合、食べや
すい物、食べにくい物、食材の固さにも気を配ります。
だいたい利用者様と調理をさせていただくのですが、やはりそこは上記のような職員の配慮が必要になってきま
す。なるべく繊維質の食材は避けて、噛みつぶしやすいよう通常より軟らかめに仕上げることを考えます。
④の味付けは、利用者様のすすみ具合を見ていると、はっきりとした味付けや甘辛い味付けのメニューがすすみ
がよいと感じる事が多々あります。ただ、自身としましては血圧の事を考えますと塩分はちょっと…と思ってしまい
ますが。
⑤の歯に関しましては、やはりご高齢になりますと、全入れ歯、部分入れ歯、歯茎のみ、残りのご自分の歯が数本、
など様々です。常食でも召し上がる方、細かく刻みで食べられる方、フードプロセッサ―で跡形もなくとろみを付けて
食べられる方、様々です。
以上の事に限らず、様々な視点から利用者様が召し上がりたいものを、なおかつ栄養
面が偏らないものをと試行錯誤しています。今思うのは、この仕事をするのでしたら、
管理栄養士の資格が欲しかったな―と、もっと若いころに学んでおけばよかったなーと
思っております。

10:02 | Posted by admin

編集後記 林田

2016年06月14日 | 編集後記

このどっこいしょが間に合うとよいのですが、6月26日に町田で和田さんと久しぶりにトークセッションを行います。
東京で行うのは、数年ぶりです。
ぜひ、いらっしゃってください。
私の友達とやっている、認知症介護実践者ネットワークLinkという集まりで行います。
詳しくは→はこちら(全国認知症ケア実践者ネットワークLINK 『つながりんく』の該当のページ)

09:48 | Posted by admin

【Mさんの笑顔】 とちの実 小谷野

2016年06月14日 | とちの実

とちの実で働き始めて3年になるんですが、働き始めたころあまり関わりが無かったが入居者様がいました。その
方は1日のほとんどを部屋で過ごされていたからです。
ですが、3ヶ月が過ぎ半年ほど経つ頃には居間で過ごすことが多くなってきました。
居間の掃除をしたり、玄関先や道路まで掃き掃除をされたりときれい好きな面が見られるようになりました。です
が、あまり笑うことが無く、笑顔も見られませんでした。
話は変わりますが、とちの実にはちょっとした花壇とプランター、植木鉢がいくつかあります。近所の方のご厚意で
葉牡丹、紫陽花などを頂いたりこの時期になるとキュウリの苗を頂けます。
その方は趣味として植物の世話をされており、毎年、紫陽花が綺麗に咲くのはその方のおかげだったりします。
キュウリも大きく育ち、近所の方から『大きく育ったわね。』なんてお言葉をいただけたりします。
今年はプランターを新調しキュウリとトマトを種から植えてみました。3月下旬に種を植えたのですが、後から調べ
てみると種植えの時期が早かったようで、植えた後、1ヶ月ほど芽が出てこず、「まだ出てこないよ。」「いつになった
ら出てくるの?」としきりに尋ねられる様子がみられていました。5月に入るとキュウリの植えた場所からいくつか芽
を出すようになりスタッフを呼び「見て見て。出てきた。」「ほらまた出てきた。」と笑顔で報告して下さいます。そんな
時、『こんな顔で笑うんだ。』と思いました。働き始めた頃では想像の出来なかったなという思いです。
日々、日の当たる場所にプランターを移動されている様子を見てハラハラする気持ちと今日も元気だなと思う気持
ちと半々な感じです。
これからトマトも芽が出て来ることですし収穫時期にはドヤ顔で「俺が育てたんだ。」と言われるんだろうなぁ。

09:40 | Posted by admin

【毎日の食卓】  つげの実 西田

2016年06月14日 | つげの実

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夕方近くになると「夕ご飯なににしましょうか」のお献立を考え始めます。
「なんでもいいよ」「好き嫌いないから」と仰りながらもお好きな物をあげていきながら、夕食の献立が決まる時もあれば、お店に行って献立が決まる時もあったり様々です。
食材が揃うと利用者様で手分けして、食材の下ごしらえ。
千切りがとても上手な方、じゃがいもの皮むきを数人でせっせと手際よく行っている姿を拝見すると「さすがだなー」と思います。
煮物の味付けも「酒、醤油、みりん、砂糖」で何度も味見をしながら「おいしい!」と納得の味に。薄味の方、濃いめの味の方でカラ―がでますが、それぞれの「ご家庭の味」なのだと思います。
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私は、これまでの私生活で肉じゃがを作る時は、最初から肉をドーンと入れて煮込んでいました。ある日利用者様に「そうじゃなくて肉は最後にいれるの。そうするとやわらかくできるのよ」と教えていただきました。本当にお肉はジューシーで美味しくて。すっかり私は、煮物の肉は「最後にいれる」派になりました。
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気候も暖かくなり利用者様のお身体も動きやすくなって、積極的に台所にいらして下さり、煮込みの味付けをして下さる利用者様もいらっしゃいます。私は調味料を出す係の助手をさせていただきながら「ん!おいしい!」と利用者様納得の味になった瞬間がとても大好きです。今日のお献立はなんでしょう。

09:36 | Posted by admin

【かまってちゃん】  ぶなの実1F 伊藤

2016年06月14日 | ぶなの実::ぶなの実1F

始めましてぶなの実の伊藤です。どっこいしょの記事を書くのは初めてなのですが正直
緊張しています。バリバリ緊張しています。
ぶなの実のBユニットでは、現在4人の入居者がいます。普段は、買い物や食事作り、散歩、外出などで沢山動くこともあります。そんな中、時にはテレビみてくつろいだりCDを聞いてまったりお茶をのんでくつろいでみたり、いろんな生活パターンがあるのですがこの私、伊藤はかまってちゃんであり、いつ何時誰でも何人でもかまって欲しいわけです。
もちろん入居者の一人一人の時間も大切なので少し自重もしますが、やっぱりかまって欲しいのでアピールをします。オヤジギャグを言ってみたり、わざわざ目の前でマッスルポージング(筋肉ないですけど。)を決めてみたり、腰を痛めたふりをして甘えてみたりと人事をつくしているのですが軽くあしらわれます。なにか新しいものを考えないとです。
そんなある日、朝から腰の痛みがあり心配されていけないと痛みを隠して業務をしているといつもよりアピール少なくなっており、「あんたどうしたの?元気ないね」と言われ腰が痛むことを話すと「大丈夫?私のシップ使う?」「無理しちゃダメだよ」など優しいお言葉が、普段あしらわれるのに本当に困ってる時に優しいなんて、年下の扱い方がなれていらっしゃる。惚れちゃいそうです。頼みの綱は、Yさんです。どんなつまらないギャグでも、ポージングでも大体笑って反応してかまってくれます。どんなボールも必ず後ろにそらさないプロ野球のキャッチャーもびっくりです。
こんなに優しいけどちょぴり厳しい入居者さんが、自分は大好きです。これからも元気で楽しく生活して下さいね。

09:35 | Posted by admin