2018年、桜の開花は3月の中旬過ぎ一気に北上しました。予想を上回る早さであっという間に葉桜になってしまった4月4日に「とちの実」のお花見は、石神井公園で行われました。
ピンクの花がまばらで少し寂しかったですが、花冷えで凍えることなく、初夏を思わせる新緑に包まれ、とても気持ち良い天候で、皆様も過ごしやすかったのではないでしょうか?
ここ数年は、毎年のメンバーは少しずつ代わってはいますが、ご入居者様全員参加、順延や中止もなく行うことができています。
とても凄い事だなと思っています。
とちの実にご入居された方は必ず1度はお花見に参加され、思い出作りができています。
私の思い出には、それぞれの方との関わりはもちろんですが、色んな準備にも年々変化があり、過ぎ去ってみれば頑張ったなと思えるのです。
以前は介護タクシーと公共交通機関を利用したのですが、今年は、公園まで車イスでの移動の方が増えた為、介護タクシーが2台必要でした。
また、取り寄せるお弁当も刻み食の方が複数名となり、水分もとろみが必要です。外に持ち出すものなのでペースト食の方はやむを得ずペースト食品を持参しました。
私たちが気軽に「お花見しようかっ」という具合にはならず、なかなか大変さはあります。
しかし、美味しい空気を吸いながら外で食べるご飯には、皆さま、お箸もよくすすまれます。
穏やかで、またにこやかな表情で過ごされているご入居者様を見ていると、良かったと思えます。
次は秋の旅行の計画があります。
皆さまお元気での全員参加をめざして、楽しい企画を立てたいと思います。