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【ぶなの実菜園】   ぶなの実1F 城田

2014年08月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

ぶなの実の玄関横に、入梅より少し前から小さな菜園が出来ました。
ミニピーマン、青じそ、ナス、ししとう、あじさいの苗が行儀良く並んだのです。
はじめのうちは、ちゃんと育つのか半信半疑で?見守ったというか、きちんと教えて頂いた通りに朝夕に水をバケツで5杯づつやり続けたのでした。
暫くすると、あおじそが大きくなり収穫できるほど葉が増えているのに気づきました。
早速、毎朝一緒に水をやり続けたFさんと収穫です!何かとっても嬉しくて、良く育ったもんだと2人で話ながら葉をつみました。
その横では、ナスとピーマンの花が咲き始めています。そうなると、不思議なもので近所の?方達も通りがかる度に声をかけて頂く様になったのです。
やはり、野菜が育つのを気にして見ていたようでした。今では、何回もナスやピーマンを収穫してますが、料理に使用して入居者さんが食べてます。
なすは、ぬか漬けにしても食べているんですよ!ぬかも入居者さんの手作りです。菜園の野菜で漬物まで出来るなんて、育てる楽しみと収穫の楽しみともちろん食べる楽しみは、癖になりそうです。
次は、何を作るか入居者さんと考えるのも楽しみです。

16:21 | Posted by admin

【どうもこんにちは。】   とちの実 小谷野

2014年07月14日 | とちの実

とちの実の小谷野です。
介護の仕事初めて(とちの実では1年ほどですが)約5年経ちました。日々思うことは入居されている利用者さん達は元気がいいなと思います。9名での生活ですからそりゃ色々な人間模様が展開されて行きます。あの人が嫌い、あの人はいい人だ。あの人はなんだか分からない等など。
皆さんで暮らしているので、なんとか場の雰囲気、コミュニケーションなど気を使うのですが、認知症の観点から見れば決して悪いことではないと思うのです。
場所や物の認知が出来なくなってしまう病気ですが、人を認識し、好き嫌いの感情があるということは、少なくともその人に対し興味があるということだと思うのです。
「嫌よ嫌よも好きのうち」なんていう言葉がありますが、興味があるからこそだと思うのです。いろんなことに興味を持っていただくことで、その人を知ることが出来るのではないでしょうか。
この仕事を始めたときに先輩職員から「その人に興味を持つこと」と教わりました。既往暦や持病などを知ることは大事ですが、それよりもその人が何に興味を持ち、何を楽しみしているのかそれを知ることが大事だなと思います。

02:02 | Posted by admin

【商店街は、奥深い・・・】   つげの実 宮松

2014年07月14日 | つげの実

私が東京に住み始めて数年経ちますが、東京には商店街がものすごくたくさんあると感じています。一番最初は、北区の十条に住んでいました。
そこには、十条銀座商店街が駅前にあり、毎日のように往復して探検して、お気に入りのお店を見つけていました。お蕎麦屋さん、定食屋さん、惣菜屋さん、など商店街ならではという感じで楽しく歩いていました。
そうなのです、私は実は、商店街が昔から大好きなのです。
本屋さんで商店街専門のガイドブックを購入したりして、ちょこちょこ出歩いたりしていました。その中で、この「つげの実」は、駒込や西ヶ原にかかる、霜降り商店街のほぼ、ど真ん中に位置するのです。商店街を歩くと私の胸はウキウキしてきます。
時々、テレビの取材もやっていたりして、お~~とミーハーになって喜んでいます。
つげの実で働くことになった初めのころも、面接に来た時に、え?え?ここ?ここ?と商店街のど真ん中にあるわーーと驚いていました。
私の個人的な想像ですが、介護施設と言うと、自然いっぱいで緑の木々いっぱいの中に建っていて、みなさんゆっくり景色を見たり、散歩したりと、というイメージを持っていました。
昔ながらの八百屋さんや、お肉屋さん、スーパーマーケット、金物屋さん、お豆腐屋さん、お花屋さん、パン屋さん、はたまたものの数分歩けば、お世話になっているかかりつけのクリニックさん、薬局さん。と、つげの実の利用者様にとりましては、お馴染みのうってつけの場だと思っています。
一緒にお買い物したり、一緒に選んだり、ざわざわ人々がにぎわっている中での生活、なんかいいですねー。いろいろ思いながら文章を書いていたら、テンションが上がってきてしまいました。ここらへんで止めておきます。また東京の商店街めぐり始めようかな(笑)。

01:58 | Posted by admin

【誕生日】   ぶなの実1F 松村

2014年07月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

入居者のI さんは1月が誕生日でしたが、寒さゆえに5月に誕生日外出を行いました。
サンシャインでランチバイキング!
何よりも食べる事が好き...としか思えないI さんにはこれしかないっ!と思い二人でお出かけ。あっ!イケ面も大好きだった。(笑)
前回の誕生日外出は、イケ面祭りだったので、今年は食べる方で満足して頂こうと...
ランチ場所はサンシャインの58階。高い所は苦手との事。ランチタイムは混んでおり、お客の回転もよく、次から次からやってきます。
「お父さんにこういう店やった方がいいって言ったほうがいいわね。」と言い、窓から外を見ては「ここ何階?」と階数が気になるようで....
窓から外を覗くと「いやぁ~、高いわぁ。」と少女のような声を出します。が、食べっぷりは少女とは遠く、私の3倍くらい召し上がっていました。
「ここは何食べても美味しいわね」と言い、終始笑顔。ソフトクリームの機械があり、自分でよそうのですが「あっ!お姉ちゃん、ソフトクリーム食べた?あたし食べてないわ」(さっき食べてた!)と1ループ。
ソフトクリームを食べ終わりきょろきょろ。ソフトクリームをよそっている人を見つめ「ソフトクリームがある」と2ループ。食べ終わりきょろきょろ「あっ!...」ストップ!!!
さすがに3ループは阻止。と、いうかその前にケーキを召し上がっております。
誕生日プレゼントには、トトロの扇子。「涙が出ちゃう。」と喜んでもらえました。
天気もよく、58階からは都会の絶景。「また行こうね。」と言われた時の笑顔は、明らかにご満悦でした。

16:21 | Posted by admin

【新しいご入居者様 Tさんの事】   ぶなの実3F 前山

2014年07月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実Aユニットの前山です。
6月中旬にぶなの実Aに新しいご入居者様のTさんがご入居されました。入居当日、「懐かしいな、ここには来た事あるよ」と笑顔でおっしゃっていたのが印象的でした。お若い頃は、消防庁でお仕事をされていたそうです。
また、歌を歌うことがとてもお好きで、「得意な曲は歌詞カードを見なくても歌えるよ」とおっしゃったり、居間でも歌を歌い楽しまれておられます。
また、お1人暮らしをされていた頃は、毎朝ぶなの実近くの喫茶店にコーヒーを飲みに行くのが日課だったそうです。
今月、Tさんと二人で喫茶店に行くことが出来たのですが、Tさんも久しぶりで嬉しかったのか、店員さんとの会話を楽しんだり、コーヒーを飲んでいる時も色々なお話をして下さいました。
今後も、ゆっくりコーヒーを飲んでいただく時間を作ったり、Tさんの笑顔、意欲を引き出せるよう支援させて頂きたいと思います。

16:20 | Posted by admin

【巾着田に行ってきました】   とちの実 宮崎 

2014年06月14日 | とちの実

4月11日Sさんの誕生日企画で巾着田へ行って来ました。
ここ最近は、お台場やスカイツリーなど都会が続いたため少し田舎の自然を堪能しても良いかも知れないということで巾着田になりました。
この時点で東京は桜が散り葉桜になりかけていましたが、埼玉の山奥は、ちょうど桜満開でちょうど良いはずでしたが、前日に強風が吹き、桜が散ってしまわないか心配していましたが、日高の桜はしぶとく咲いていてくれました。
丁度、菜の花の見頃も重なり黄色とピンクの綺麗なコントラストにSさんのテンションも上がってとても楽しそうでした。巾着田内には馬も半放し飼いの状態でかなり近いところで見たのですが想像以上に大きく、びっくりされていました。そのほかにも水車小屋で、そばの実を引いてる様子を見て始めてみたと感動されていました。
懐かしい田園風景を見れ農家で育ったという事で農作業をしている、知らないおじ様に大変でしょう?と楽しそうに話されていました。また巾着田のなまえの由来を聞いて感動されていました。
食事は飯能にある、ホテルの11階の展望レストランで食べ放題を楽しまれました。最初は花より団子とばかりに食べることに集中されてましたが、天気が良く秩父地方(?)の山々を堪能されていました。
来年は芝桜ねと誕生企画が終わる前に来年のリクエストを出されてしまいました(苦笑)。

02:01 | Posted by admin

【たいせつな「あたりまえ」】   つげの実 西田

2014年06月14日 | つげの実

入職して早いもので11ヶ月目を迎えました。秋、冬、春を迎えこれから夏を迎えます。
私にとって「つげの実」は働く場所ですが、利用者様にとっては「暮らしの場」。リラックスしてホッと安心して暮らせる場所である事と同時に喜怒哀楽がイキイキと表現できる事も大切だと思っています。
夕食後のひととき、お風呂あがりのBさんがリビングのイスに腰掛け化粧水をパタパタ・・。
テレビを見ながら時折聞こえる笑い声。私も自宅にいるかのようなホッとするやさしい時間を感じます。
ある時、Dさんにお声かけたら、お怒りの表情をあらわにされました。原因は、私がDさんの後ろから唐突にお声かけしてしまい、大変不快な思いをさせてしまった事でした。
勉強不足で大変申し訳なかったのでが、「嫌なことは嫌」「いたい」「やめて」とご自身で伝えて頂くことは、とても大切だと思います。時には、「あなたに私の気持ちがわかるか!」と以前よりもできない事が増えてしまった事にいらだって感情をあらわにされる事もあります。耳を傾ける事しかできませんが、プラスに少しでも向かえるきっかけを見つけられたらと毎回思います。
そんな無我夢中な月日がたつ中、「ユマニチュード Humanitude」と言うコトバと出会いました。
フランスの認知症ケア手法で日本の医療現場にて「入院してから身体機能低下しない取り組み」として注目されているようです。「ユマニチュード」のケアは、見つめること・話しかけること・触れること・立つことの素朴な4点。これは「基礎知識」として勉強で学びますが、「文言ではなく人間同士の絆をきずくもの」という事に重点をおいているところでスーッと入り、目からうろこでした。
「見つめながら会話位置へ移動する」「言葉をかけながら静かに触れる」など、あたりまえにできそうでできていない大切なことがたくさん盛り込まれています。
業務に追われるのでなく利用者様のそれぞれの暮らしを大切に・・の視点にたちかえって12ヶ月目を迎えられたらと思います。

01:58 | Posted by admin

【ディズニーランド旅行】   ぶなの実3F 高橋

2014年06月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

こんにちは。ぶなの実3Fの高橋です。
4月にぶなの実の入居者様と職員でディズニーランドに日帰り旅行に行きました。
ぶなの実で仕事を始めてから入居者様と団体で旅行へ行くのは初めての経験なので、楽しみである反面、慌てて失敗をしないように気を付けなければという思いでいっぱいでした。
いざ迎えた当日、入居者様は全員体調不良もなく、旅行に出発できました。バスの中では、男性入居者様による「窓から見える風景の解説」が始まると、バス全体が和んでいました。
ディズニーランドに到着し、噴水広場の前で記念撮影をしたあと、グループに分かれて行動しました。私はケア担当のYさんとNさんと同じグループで行動することになりました。
到着時間がお昼だったので、最初にみんなで昼食を摂ることにしました。入居者様もミッキーマウスの形をしたお皿を見て「かわいい」と仰っていて、いつもと違う雰囲気の食事を楽しんでいました。
食事を終えて園内を歩いていると、トイストーリーのグリーンアーミーメンが前方に見えました。「何だろう」と思って近付いてみると、グリーンアーミーメンと記念撮影が出来るようで、Yさんがグリーンアーミーメンに「お兄さん素敵ね」と笑顔で話しかけていました。グリーンアーミーメンが入居者様やスタッフと握手をして、みんなで記念撮影をしました。
イッツアスモールワールドの前に来ると、シンデレラがこちらに来て車いすのNさんと握手をして行きました。ほんの一瞬の出来事で、カメラを構える暇がなくシャッターチャンスを逃してしまったのが残念です。その後、皆で午後のパレードを見ることが出来ました。
帰りのバスの中で、Yさんが「また一緒に行きたいね」と話していました。私はその言葉を聞いて、みんなで旅行に行けて本当によかったと心から思いました。転倒などの事故も体調不良もなく、無事にぶなの実まで帰ってくることが出来て、ホッとしました。今回の経験を活かし、また旅行に行けたらいいなと思っています。

16:20 | Posted by admin

【M さんの誕生日】   ぶなの実1F 佐藤

2014年06月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

先日、男性入居者のM さんの誕生日がありました。M さんは感動する事が多く、先日もワールドカップで日本が負けてしまった事を伝えると「良く頑張ったね!!」と涙ながらにザックジャパンの奮闘を称えていました。
そんなM さんですが、誕生日当日もやはり感動して号泣でした。するとこの日は、他の入居者さんから「M さんが泣いたらこちらまで泣けてきちゃうじゃーん!」「ほら泣くなー」等の言葉が飛び出し、他の入居者さんまでもが嬉し涙を流すという心温まる光景となり、僕まで、うるるときてしまいました。
少ない人数で生活している事ならではの光景なのかなーと、思いやはりグループホームはいいな!と思いました。

16:20 | Posted by admin

【Iさん】   とちの実 中島

2014年05月14日 | とちの実

今年で91歳になられるIさん、とちの実に2009年の夏にご入居され、4年半の間生活をされましたが、医療的な支援が必要となり、5月にとちの実をご退去されることになりました。
Iさんは一見小柄で温和なおじいちゃん。いえ確かにそうなのですが、それだけではありません。戦時中は海軍におられたそうで、一本芯が通ったというか、大変な底力を感じさせる人です。目がかなり見えづらくなっておられるのですが、感覚を頼りに包丁で野菜を切る姿にいつも驚かされていました。 お酒がお好きで毎日のように晩酌を楽しまれ、川越への旅行の宴会で“できあがった”お姿を思い出すと今でもニヤニヤしてしまいます。 また、一緒に居酒屋に行ったときは、杯を持つ手に集約された年月に恐れ入るばかりでした。・・・お酒の話が続いてしまいましたね。
特に思い出深いエピソードがありまして、それは二人でお買い物に出かけたときのことです。 私は(おそらく他の職員も)、入居者さんに殊更にアピールして自分の名前を覚えてもらうということはなかなかありません。「ああ、いつものあの人ね」という存在であることが多いです。 Iさんにとっても私は、顔なじみ(声なじみ)のあの人なのだろうと思っていたのですが、そのとき突然呼ばれたのです。「中島さんよぉ」と。 名前を呼んでもらえるのがあんなに嬉しいとは思ってもみませんでした。 よくある話なのかもしれませんが、誰が何と言おうとIさんとの、このエピソードは私にとって特別なのです。
Iさん、たくさんの素的な思い出をありがとうございました。
穏やかな時間をすごされますよう祈ります。

02:01 | Posted by admin