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【誕生月には】   つげの実 久能

2012年04月14日 | つげの実

ご入居様は2月、3月がお誕生日の方がとても多い月であります。
入居者様のお好みの場所や思い出の場所などに職員と外出をして、プレゼントやバースディケーキをお渡しお祝いする積立金があり、ケーキやお花を用意して皆様方とお祝いする事がつげの実のパターンです。
Tさんは上野の演芸所に遊びにでかけ、Rさんは美術館、Fさんはサンシャインの展望台でお食事という具合です。
長時間マンツーマンで一緒に過ごすとホーム内では見かけない一面が見られとても楽しくお過ごしになり良い思い出ができているかと思います。
話は変わりますが、昨年末から1部屋が空室になっていましたが、2月より1名入居され9名の生活に戻りました。
探り探りではありますが、気持ちよく過ごされて頂いて下さっています。
昨年は全員で飛鳥山にお花見に行く事が出来ました。皆様がお元気であるからこそ私達も色んな企画をしてご一緒に楽しむ事が出来ます。
今年も出来れば全員でお花見を行えればと思います。

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【実習生がやってきました】   つげの実 宮松

2012年03月14日 | つげの実

先日、つげの実に若い男性の実習生が介護福祉士の資格取得のために学びにやってきました。
今までは、介護ヘルパー取得のために短期(2日間)の方がたくさん実習に来ていましたが、今回は介護福祉士とのことで10日間という少し長い期間の実習でした。勤務も職員とあわせて同じ勤務体制で夜勤や、日勤などさまざまな形で勤務していただきました。
私自身、全くベテランでもなくまだまだ知識不足だと思っていますので、変な緊張感を感じていました。とにかく、目的としては、普段の介助の見学と、主にコミュニケーション(信頼関係)を築いてもらおうかと、利用者様と話しやすい環境を作ってできるだけ多くの利用者様と接していただきたいと試みました。
ある日、実習生と夜勤を一緒に経験する機会がありました。そのときに、一人の利用者様が夜間にご自分の部屋から何度も出てこられ、私と居間でしばらく話をしていました。
ちょうど実習生と居間で話をしていたところだったのですが、我々の会話に入ろう入ろうと必死になって参加していました。
そしてその利用者様が自室へ戻った後、実習生に「どうしてこの方は、何度も自室から出てこられたのかと思いますか?」と質問してみました。
実習生は「寂しいからだと思います」と返答が返ってきました。
たしかにその方は、人が集まる場所が大好きで、お話をするのもとでもお好きなかたでした。
その場になじむのにも時間が必要だと思うのに、たった10日間の中で信頼関係を築いて下さいというほうが大変なことと思います。しかし、その短い期間の中でも徐々に動きの範囲も広くなり、周囲も少し見えてきたかなと思いました。実習生なので、レポートも書きつつ、提出書類もたくさんあって、学生もつくづく大変だな~と(笑)思いました。
わたしは、これから40代の身体にムチを打って勉学にもはげみたいと思います。

01:46 | Posted by admin

【はじめまして】   つげの実 村田

2012年02月14日 | つげの実

11月からつげの実で働いている村田と言います。
介護という仕事にまさか自分が携わるなんて一年前には考えてもいませんでした。ヘルパー2級の資格を取るチャンスが出来て取ったからには、その仕事に就きたいと無謀にも思ってしまい駄目でもともとで応募して入社となり、皆さんのお仲間に入れて頂く事になりました。
なんにも出来ない私をよく採用して下さったと思います。つげの実のスタッフの皆さんもまさかこんなおばさんが来るなんて、と思われたに違いないのに優しく教えてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ力不足ですが入居者様達の笑顔に励まされながら頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

01:45 | Posted by admin

【出会い】   つげの実 山越

2012年01月14日 | つげの実

つげの実で働いて1年半以上がたちましたが、今年一年はあっという間な一年でしたが、いい思い出も作る事ができました。
12月に高校の同窓会に行ってきましたが、高校を卒業して12年がたった今でも学校が変わりなく、懐かしい事だらけでしたが、一番嬉しかったのはクラスの皆に会えた事です。
高校時代の仲間は、結婚している人や子供までいる人、仕事で悩んでいる人もいろいろいましたが、教室でお酒をのんだりするその日だけは、何もかも忘れて盛り上がりました。
一番はずかしかったのは昔のビデオ集を見た事です。それを見ながら笑ったり、時には泣いたりと、やはり友達は大切なのだと感じました。中々仕事の事で頭がいっぱいになりますが、友達の輪をこれからも広げて行こうと思い、今度は友達と一緒に出かける事になりました。話してみると、簡単にできるのも仲間だからと感じました。これからも友達を大切にしていこうと思いました。
今年はあともう少しで終り2012年を迎えます。毎年毎年いい思い出が残らない事が多いですが、来年こそはいい思い出ができるように元気に頑張っていきます。

01:45 | Posted by admin

【日帰り旅行】   つげの実 蔵田

2011年12月14日 | つげの実

11月9日に、つげの実で、日帰りの旅行に行ってまいりました。行き先は、品川のプリンスホテルで、地上38階の景色のよい懐石料理のお店で食事をして、その後に、アクアスタジアムという水族館で、アシカのショーを観覧しました。
食事は、個室でしたので、ゆっくりと落ち着いた雰囲気で、少し曇ってはおりましたが、すばらしい景色の中で食事をすることができました。本来は、コース料理で、1つ1つ料理がでてくるのですが、少しいつもとは違った豪華な気分を感じていただきたく、すべて並べていただきました。
普段は、少しずつ時間をかけて召し上がられるYさんも、すぐにぺロリと召し上がっておられビックリさせられました。
Fさんは、38階からの景色がとても気に入ったようで、食後、窓越しに座っていつまでも眺めていたいご様子でした。
アシカショーでは、それぞれ好みの席に座り、愛嬌のあるアシカの動きに、みなさん笑顔が多くみられ、ときには、ステージから、水しぶきも飛んできて、アシカの躍動感ある動きを感じることができました。
旅行では、毎年そうですが、入居者様たちの、いつもとは違ったお姿や表情を見させていただき、みな楽しんでいらっしゃったと思います。また、みなで元気に行かれたらと願っております。

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【つげの実での1年】   つげの実 川端

2011年11月14日 | つげの実

今年もあと、残り少なくなり、あっという間の1年だったと感じています。
入居者さん達みなさん協力し合いながら、食事を作ったり掃除をしたりしてくださり、みなさん、手際よくやってくださっています。男性の入居者さんも料理はしたこと無いと言いながら野菜を切ったり、盛り付けまで最後まで丁寧にやってくださいます。
夜には、最近読んでいる本の話を色々してくれる入居者さんもいます。映画や音楽の話をよくしてくださり、イングリッドバーグマンがお好きと仰っていたので、先日、家にあった「ガス燈」のDVDをお渡しすると大変喜んでくださり早速観てくれていました。他の入居者さんとも映画でも観にいきたいなと思いました。
今年は大地震もあり、入居者さん、スタッフみんなで外へ避難したこともありました。その時は、こういう時はどうすれば良いのか色々考えさせられました。
今年も残り僅かですが、つげの実の入居者さんが毎日元気に健康で過ごしていただきたいです。
よろしくお願いします。

01:44 | Posted by admin

【つげの実から一歩外へ】   つげの実 久能

2011年10月14日 | つげの実

暑かった夏がようやく終り、入居者様方には熱中症の心配もなく外の空気に触れて頂ける季節になりました。
昼食、夕食ごとに食材の買出しや外食、またご自分で使用される日用品の買い物に出来るだけ多くの方に出かけて頂いています。
商店街にお神輿が通りがかった際に少し見に行ってみませんか?とお誘いしてみたり、夏祭りに参加してみたり(写真は駒込小の縁日での流しそうめんをされている風景です)ちょっとしたことでも機会を設け今日は何して楽しかった!といって頂けるように毎日の過ごし方を考え支援しています。
9月は入居者様と恒例になった東京ドーム観戦に行き楽しんで頂きました。
11月は全員で品川水族館に出かける予定で共通した良い思いでを作っていただければと思います。
私がここつげの実でお世話になって数年経ちます。
昨年まで行けていたお店やさんも遠く感じ頻繁に行けなくなってしまったり、エレベーターを使用する頻度も高くなっているのが現状ではあります。
一方でお変りなく軽快に歩かれる方や手を繋いで歩いていたのにシルバーカーを使用できるようになり行動範囲が広がった方もいらっしゃいます。
ちょっとした機会の積み重ねでいつまでも何処へでも行ける体力を維持していただければと思います。

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【改めて気付かされたこと・・・】   つげの実 宮松

2011年09月14日 | つげの実

先日、つげの実に実習生が来た時のことです。入浴介助をする機会がありまして、実際に洗体補助についていただきました。洗髪から足のつま先までとても丁寧にしっかりと洗っていたのが大変印象的でした。利用者様もとてもすっきりとした表情をされて気持ちよさそうな様子でした。
このときは、ふと「すごく丁寧、見習わなければ…」と考えさせられました。
普段気付かない事が、新しい人(言うなれば勉強する側の人)によって、気付かされることもあるのだとしみじみ思いました。
他にも利用者様への声掛けのタイミングについてですが、実習生を遠まきで見ていて、手つかまり歩行でトイレや洗面所に行く時など言葉の声掛けが多すぎて、利用者様が戸惑っているな、もう少し見守ってみてもいいのではないか。など正直思うこともありました。それもこの短い期間でのコミュニケーションをとるのに一生懸命なゆえんなのでしょうか。
実習生の皆さんは、たった2日間で初対面の利用者様に対して居るだけで緊張するでしょうと思うのですが、コミュニケーションのとり方が大変お上手ですごいなと感じます。
私なんて・・・(泣)。
まあ、とにかくいついつまでも常に新しいスタッフや、一緒に働いているスタッフに「あー、そうかなるほど!…」と気付かされることも今でもたくさんあります。
そっと勉強させていただいてます。熱い視線をまたまた送ると思いますが、変な意味はないので気にしないでください。

01:43 | Posted by admin

【友人からの刺激】   つげの実 山越

2011年08月14日 | つげの実

こんにちは、つげの実の山越です。つげの実で働き初めてから一年が経ちました。
さて、6月に久しぶりに高校の友達と飲み会をしました。そこで3月11日の宮城県付近から大きな地震があり高校の友達がボランティアに行ってきた事を話してくれました。初めは現場に行った時は言葉を失ったそうです。
津波で流され家とかが壊された状態が生ナマしく残っているそうです。
その中でも一人一人が助け合いながら生活しています。友達はお弁当配りや子供達のお世話をしていたそうですが被災地の皆さんはとても暖かく向かえてくれたそうです。その時は涙が止まれなかった事を話してくれました。
その話を聞いたときは自分も何かできる事は無いのかと話しました。一度は被災地に行って今の状態を体験する事と少しでも助けになってあげる事で繋がるのでは無いかと考えさせられました。
自分も一度は現場に行ってこの目で地震の恐怖を体験して少しでも被災地の皆さんを助けてあげたいと思いました。今も地震の方は続いていますがいつ東京にも大きな地震があるかも知れません。その為にも今後の対策もしっかり考えて行きたいです。

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【一冊の本】   つげの実 蔵田

2011年07月14日 | つげの実

今年は、例年よりも、梅雨入りが早くすっきりしない日が続いていると感じます。
そのようなこともありまして、衣替えという時期でもあったのですが、家の物の整理をしてみようと考えて行ってみました。衣類だけではなく、引出しや棚、クローゼットなども行っていると、一冊の本が出てきました。
だいたいは、読み終わると、古本屋に持っていってしまうのですが、その本だけはあえて取っておいたような気がしました。でも、繰り返し読み返すことはなく、ずっとしまってありました。
その本は、「合衆国秘密都市」という、今から20年前の1991年に発売されたものでアメリカのスラム街のストリートチルドレンを題材にした物語の本です。
スラムの腐敗した街に住む、主人公の少年が、少し離れた廃墟になった場所を見つけ、仲間たちと一緒に自分たちが安心、安全に住める「都市」を自分たちだけで作っていこうという希望に満ちた物語です。
この「都市」は、主人公の少年やその仲間たちの努力や考えによって、自分たちが思っていた、望んでいたものになっていきます。
そして、最終的には、この「都市」がこの少年たちだけで、継続して築き上げていくということではありませんでしたが、理解ある大人たちも加わり、この「都市」と少年たちの未来は希望に満ちたものになった、なるであろう、というところで物語が終わります。
この物語は、「希望」ということを第一のテーマに考えたものだったと思います。
よい言葉だと思いますし、これからに向けて大切なことだとおもいます。
もうひとつあげるとするならば、「家族への思い」だと感じます。
この主人公の少年は、おじいちゃんへの想いが強く、このおじいちゃんの言ったことはよく守り、スラム街で暮らすなかでも、決してぐれることなく毎日を過ごしていました。
物語の最後に、「都市」の名前を決めていいと言われた時には、そのおじいちゃんの名前にしていました。
主人公が、おじいちゃんから言われたことで、印象に残っている文章があります。
街中で怖い目にあったことを話すと、おじいちゃんは、「それでいいんだ。怖がるもんがあれば、怖がるのが利口というものさ。すると今度は用心するし、一つ賢くなるってわけだ」です。
この本は、もう一般の書店には、売っていないと思いますし、古本屋さんでもなかなか見つからないのではないかと思っています。
もし見つけたらおしえてください。

01:42 | Posted by admin