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【編集後記】  林田

2021年10月10日 | 編集後記

古い物には、味があり独特の良さがあると思うのですが、最近は、そういっていられないことがあるようです。
地球が温暖化しだして、もう20年ほどになるでしょうか。最初のうちは、あまり関係の無いものだと思っていました。ですが、ここ数年温暖化が顕著になっていると思います。そこで問題なのが、車です。私は今移動の中心を車に頼っているのですが、古い車でして燃費が悪いのです。ものすごく悪いわけではないですが、最近の車からするとやはり見劣りします。ガソリン代も安くなくなっているので、どうしたものかな。と考えているところなのですが、古い物には古い物の良さもあるので、なかなか手放せません。
ですが、そうこうしているうちに、2030年は来てしまいます。新車のガソリン車は販売されなくなるのでしょうか。
今生きている子供たちとその子供たちもその子供たちの時代に生活しにくい環境を作らないためには、電気自動車も仕方ないかもしれません。
ですので、今は少しでも温室効果ガスを出さないような生活を続けていく必要があると思います。
日本に住んでいると、温室効果ガスの影響は暑さぐらいしかわかりませんが、世界中を見渡すと、飲み水に事欠く場所がたくさんあります。みなさんも、地球の上に住んでいるので、地球のことを少しは考えてみませんか。

06:28 | Posted by jizai

【花火大会】  ぶなの実 森田

2021年10月10日 | ぶなの実::ぶなの実3F

さて前号でぶなの実では夏の思い出としてスイカ割りをしたことをお伝えしましたが、今回はその日の夜の花火大会のお話をさせていただきます。
ファイル 544-1.jpegファイル 544-2.jpegファイル 544-3.jpeg皆さま、花火なんて何年振りでしょうか??私も何十年ぶり?というほど縁遠いものでした。都内では花火をしていい場所というのがある程度決まっていて、公園内であれば周りの住民の方々に迷惑が掛からないように手持ち花火と吹上花火程度は出来ると警察署や
消防署に確認しました。
さてさて始まりです。皆さま恐る恐るロウソクから花火へと点火し
ています。点火したら突然通称Kさん、頭上へと揚げています。
「あ、危ないから下向けて~。」とスタッフたち。でも下げてくれないよ~。何度も揚げておりました。このやり方初めて(笑)。多分ですが、花火を持つのが難しい方々にお見せするために高く揚げてくださったのだと思います。お優しい。煙り、モクモクの中でも公園で寛がれている近隣の方々も一緒に楽しまれていたご様子です。
さてさて今回のメインイベント!吹上花火です。昔は「ドラゴン」と呼んでおりましたアレです!シュー、バチバチと音を立てて大きく噴水のようにピカピカキラキラ立ち上がっていきます。これがなかなか好評でした。噴射が終わると入居者の皆さん拍手を送ってくださっていました。
余談ですが、皆さまが花火を楽しんでいると、近隣の方が「こんばんは」とお声をかけてくださいました。お話をお聞きすると、Nさんのご家族のお知り合いの方でした。なんという偶然でしょう。そのお方もNさんに「Nさん、元気?」など話しかけ、懐かしんでおられました。最近は全員での外出がない中、団体でいる私たちが目に留まったのではないでしょうか。地域に出ることへの大切さを認識した出来事でした。
次回は何をしようかな?と楽しみがまた一つ増えました。全員で外出するのは初めてだというスタッフもいました。早く新型コロナウイルスが終息する事を願うばかりです。
皆さん、一緒にまたお出かけしましょうね~!!

06:26 | Posted by jizai

【お元気な入居者さん達】  つげの実 蔵田

2021年10月10日 | つげの実

今年、TさんとHさんが88歳を迎えられ、区役所からお2人にお祝い品がつげの実に届きました。
普段は、「私、いくつになったんだっけ?」とあまり年齢のことは感じていないご様子ですが、お祝い品を見た時にはとても喜んでいらっしゃいました。
Tさんは、昔趣味でフラダンスをされており、今でも時折リビングで軽快に踊られていることがあります。
Hさんは、野球をやられており、守備位置だったキャッチャーの話をよくしてくださいます。
今でもそうですが、お2人とも、以前からよく体を動かされていたのだと感じております。
つげの実には、現在、TさんとHさんを含め、6名の方が88歳以上です。
皆さんお元気で、ご入居されてからほとんど体調を崩されたことがありません。
この方たちに、共通して感じる事として、皆さん、おしゃれでお話がお好きで、楽しい思い出をたくさんお持ちになられていることだと感じております。
リビングでは、入居者さんたちが、楽しそうに談笑している姿をよく目にします。
これからも、一人ひとりの生活を大切にしていきながら、協力しあい、ときには助け合いながら、いつまでも元気にお過ごしいただければと思っております。

06:25 | Posted by jizai

【山あり谷あり】  とちの実 中島

2021年10月10日 | とちの実

とちの実の管理者になってそろそろ丸10年になります。
管理者の仕事は多岐に渡っていて、入居者さんに活き活きと能力を発揮して健康に生活してもらえるよう目を配り(ケアマネジメント)、介護保険法に則って適切に事業所が運営されるよう制度の改正をチェックしながら対応し、職員への仕事の割り振りと指導・監督、また、職員がやりがいをもって取り組めているか、また労災など発生しないように気を配り人事考課を行い、地域との関係づくり、ご家族様、行政や医療機関との連絡調整、事業所の年度計画の対応、金銭や重要書類の管理、データ(介護記録等)の保守、災害や感染症への対策の指揮、建物の経年劣化への対応、運営推進会議の開催、第三者評価の対応、などさまざま。全ての仕事は職員間のチームワークと、地域の皆様、ご関係の皆様の、またほかならぬ入居者さん方のお力添えによって進めることができています。いつもありがとうございます。
しかし私の方は10年経ってもいまだ未熟なもので、細部に目が行き届かず皆さんにご迷惑をおかけすることがあります。6月の話ですが、とちの実はゲリラ豪雨により初めて床上浸水に見舞われました。私が新人職員に大雨の際の土嚢の設置の指示を指導していなかったことに起因しています。また、以前あった建物裏の広大な空き地との境界の塀がいま一時的に無くなっており、膨大な雨水が流入してくることを想定できていなかったことも大きかったと思います。
不幸中の幸いで、入居者さんや職員が人的被害を受けることはなかったのですが、雨水の影響でエレベーターが故障し、1か月ものあいだ入居者さんに大変なご不便をおかけし、入居者さんを支援する職員達にも相当の負担をかけてしまうこととなりました。もちろん会社にとっても巨額の損失です。この場を借りましてお詫び申し上げます。すみませんでした。
エレベーターが使えない1か月の間、かなり大変でしたが、そう悪いことばかりでもなかったです(どの口が言うか、という気もしますが…)。その頃階段を歩くのが難しくなっていた入居者さん方に、1日2回、どうにかこうにか腰を支えたりしてハラハラしながら階段を移動してもらったのですが、これほどの力を持っておられたのかと胸が熱くなりましたし、リビングに集合できないときに廊下に椅子を並べて献立の相談をするのもまぁ・・・楽しかったです(再び、どの口が言うか、という気もしますが…)。
じつはこれでも、水害を想定した防災訓練は毎年実施していました。
浸水はしてしまいましたが、浸水でエレベーターが停止することは想定して、そのように訓練を積んでいましたので、エレベーター内への入居者さんや職員の閉じ込めという危険な事態は避けられましたし(本当によかったです)、備蓄していた非常食も役に立ちました。
防災計画や訓練はいくらか活かされたかな、と思っています。
喉元過ぎれば・・・といったことのないよう、今後一層意識を高めて防災についても取り組んで参りたいと思います。
宜しくお願い致します。

06:25 | Posted by jizai