さて前号でぶなの実では夏の思い出としてスイカ割りをしたことをお伝えしましたが、今回はその日の夜の花火大会のお話をさせていただきます。
皆さま、花火なんて何年振りでしょうか??私も何十年ぶり?というほど縁遠いものでした。都内では花火をしていい場所というのがある程度決まっていて、公園内であれば周りの住民の方々に迷惑が掛からないように手持ち花火と吹上花火程度は出来ると警察署や
消防署に確認しました。
さてさて始まりです。皆さま恐る恐るロウソクから花火へと点火し
ています。点火したら突然通称Kさん、頭上へと揚げています。
「あ、危ないから下向けて~。」とスタッフたち。でも下げてくれないよ~。何度も揚げておりました。このやり方初めて(笑)。多分ですが、花火を持つのが難しい方々にお見せするために高く揚げてくださったのだと思います。お優しい。煙り、モクモクの中でも公園で寛がれている近隣の方々も一緒に楽しまれていたご様子です。
さてさて今回のメインイベント!吹上花火です。昔は「ドラゴン」と呼んでおりましたアレです!シュー、バチバチと音を立てて大きく噴水のようにピカピカキラキラ立ち上がっていきます。これがなかなか好評でした。噴射が終わると入居者の皆さん拍手を送ってくださっていました。
余談ですが、皆さまが花火を楽しんでいると、近隣の方が「こんばんは」とお声をかけてくださいました。お話をお聞きすると、Nさんのご家族のお知り合いの方でした。なんという偶然でしょう。そのお方もNさんに「Nさん、元気?」など話しかけ、懐かしんでおられました。最近は全員での外出がない中、団体でいる私たちが目に留まったのではないでしょうか。地域に出ることへの大切さを認識した出来事でした。
次回は何をしようかな?と楽しみがまた一つ増えました。全員で外出するのは初めてだというスタッフもいました。早く新型コロナウイルスが終息する事を願うばかりです。
皆さん、一緒にまたお出かけしましょうね~!!