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【新型コロナウイルス影響の中】  とちの実 小谷野

2020年05月06日 | とちの実

新型コロナウイルスの影響でスーパーなどの買い物は職員が対応しており、入居者様の外出の機会が減ってしまっています。
例年恒例行事だったお花見も今年は中止とさせていただきました。
また、訪問は医療関係者のみと対応をしているで、ご家族との面会も断らせてもらっています。
入居者様に不便な生活を、また、ご家族の中には不安に思われている方もいらっしゃると思います。
ですが、ご家族にはケアプランと一緒に1ヶ月間でどのような生活をされているかを、文章と写真で報告させていただいているのですが、その返信にご家族から一言、職員に対して、感謝のお言葉をいただけると、このような状況の中、やりがいを抱く1つになっています。
屋内でしたが、花屋で花飾りを頼み、その花でお花見という形でパーティー的な事をさせていただきました。
今の状況がいつまで続くか不透明な状態ですが、入居者様に笑顔になっていただく機会を増やし、その様子をご家族に報告し安心してもらえるよう支援していきたいと思います。

10:29 | Posted by jizai

【編集後記】  林田

2020年05月06日 | 編集後記

みなさん、新型コロナの猛威が巷を席巻していますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
巷は、ゴールデンウィークですが、自粛でおうちでゆっくりしてらっしゃる方も、ストレスがたまってたまりませんと言ってらっしゃる方もあると思います。
それは、入居者さんたちも同じで、買い物や3密の場所へ出かけられないためにストレスがたまっていらっしゃる姿は、何とも心が痛くなります。
このような、流行性の肺炎を伴うコロナウィルスの蔓延は、皆様も初めてのことですが、私たちの法人も初めての体験です。何か対策を、と考えても手洗い・マスクぐらいが関の山で結局は人ごみを避けるぐらいの予防しかありません。
そして、入居者さんたちを支えている職員は、毎日電車で通っているものばかりで、その予防策の手薄さの中で働き続けてくれています。テレビで、医療従事者の話はよく出ていますが、薬剤師、介護職、訪問看護士・相談員などのことも、取り上げてほしいです。
肺炎は、高齢者がなると死を予感させる病気となります。その高齢者を日々支えている人がいることが、本当に真剣に考えられているのか。この世の中ゴールデンウィークの中、問いただしてみたいと強く思います。

10:26 | Posted by jizai

【気配りMさん】  つげの実 蔵田

2020年05月06日 | つげの実

前号でも、新しく入られた男性入居者さんのことをご紹介させていただきましたが、2月にも新しく男性の入居者さんがご入居されました。
現在、つげの実には2名の男性入居者さんがいらっしゃいます。
約3年ほど、女性入居者さんたちだけでの生活が続いておりましたので、また違った雰囲気の毎日と感じております。
Mさんは、86歳ですが、とても目鼻立ちがしっかりとされていて、昔、このような感じの俳優さんがいたのではないかというほどの白髪のかっこいいお方です。
そして、皆に気配りができる優しい方です。
テーブルの椅子がなかなか引けずにいる女性入居者さんがいると、すぐに近寄り、椅子を引いてあげ、安全に座るまで見守っている姿をよく見かけます。Mさんも食事が終わり自分の食器を洗いに行こうとするときに隣の入居者さんのものも、「ついでだから一緒に洗ってくるよ」と言われております。そうすると、それを見ていた他の入居者さんから、「自分のことは自分でするんだよ」と怒られていることが時折ありますが、次の日もまた同じ声かけをされている微笑ましい光景があります。
新聞を読むこと、テレビのニュースを見る事がお好きなご様子で、新聞の記事やニュースの話題を隣や近くにいる入居者さんだれにでも気軽に話しかけ楽しく談笑していることもよくみかけます。
だれにでも同じようにできていることが素晴らしいことだと感じます。
まだまだお元気ですし、これからも毎日を皆さんと楽しくお過ごしいただけたらと思っております。

10:25 | Posted by jizai

【やっぱり外は良い!】  ぶなの実 森田

2020年05月06日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ファイル 478-1.jpg今年の春のぶなの実の皆さまは体調こそ崩されることはありませんが、このご時世のため買い物や喫茶店へ行くことができません。その代わりに散歩へ出ることを心がけてはいますが、散歩へ出る回数は以前の買い物へ出かけるよりも遥かに少ないのが毎日気がかりです。その理由は職員の入れ替わりがあり、そこまでのスキルが備わっていないということなのですが、かなり危機感を抱いています。
ある日、久し振りに外へ出たIさん。失語症があり発語が聞き取りづらいのですが、外へ出て風を感じた途端に「あー。良かった。あー。良かった。いいね~。いいね~。」とはっきりとした口調で仰り、前へ前へと進んでいきました。
この状況が続くと入居者さんの姿が変わっていきます。そうならないよう職員一丸となり、事故を防ぎ、この生活を維持出来るよう支援していけるよう職員のスキルをあげていきたいです。
ぶなの実の入居者さん、政府が言っている一律10万円現金給付を楽しみにしています。ここの部分だけは聞こえているようです(笑)。

10:25 | Posted by jizai