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【サイボクに行ってきました】   とちの実 高橋

2014年01月14日 | とちの実

10月28日、埼玉県日高市の「サイボク」に、日帰り旅行に行って来ました。「サイボク」は正式名称を埼玉県種畜牧場といいます。埼玉の牧場なので「サイボク」とは、なんとも安易なネーミングではありますが、広大な敷地の中にはレストラン、カフェテリア、ハム・ソ-セ-ジ工場や直売店、国際公認コースのパークゴルフ場、さらに天然温泉もある総合リゾート施設です。
当日、天気はポカポカと晴天です。残念ながら入院中のIさん、風邪気味のKさんとSさんが参加できませんでしたが、入居者さん6名、スタッフ5名、小型の貸切バスで東大泉を出発。郊外に行くにつれて、少し色づいてきた樹々が観えてくると、だんだん旅気分に。(社長は現地で合流)
お昼に到着し、緑色の三角屋根がきれいな木造りの大レストランで、早速焼肉パーテーです。食べる肉は、「幻の豚」といわれる「ゴールデンポーク」。兜のような形の鉄板で野菜・ソーセージと一緒に焼きます。木のテーブルに並べられた食材、焼肉の匂い、賑やかな雰囲気に皆さんの食欲がそそられます。ミキサー食を作るスタッフは、食べる間もないほど大忙しです。満腹になって一休みの後は、YさんとTさんは陶芸教室へ。Yさんは白いお皿を、Tさんは青い模様を描いたマグカップを製作しました。他の皆さんは、赤く実ったりんご園を散策し、トントンハウスで放し飼いの白と黒の豚と戯れました。最後は、屋根に「風見鶏」ならぬ「翼の生えた風見豚」のあるカフェテリア前のデッキでソフトクリームを楽しんで締めです。皆さん、疲れた様子もなく、元気にとちの実へ帰宅。
安易なネーミングながら、なかなか優れものの「サイボク」でした。

01:59 | Posted by admin

【注意したいこと】   とちの実 小谷野

2013年12月02日 | とちの実

朝夕の寒気が身にしみるころとなりましたが、皆様は体調を崩されず過ごされていますでしょうか。
猛暑日が続いた日々は過ぎ、短い秋を感じることもなく、冬到来といった感じですね。
夏場は熱中症に気をつけ水分補給を、とテレビでも言ってました。が、この冬場も同様に水分に気を付けて行かないとという季節です。暖房器具で乾燥しやすく、油断していると部屋も口の中も乾燥し風邪の原因を作ってしまう。そんな季節だったりします。
夏場や暑い日は利用者の皆さんも水分を取っていただき易いのですが、この季節はなかなか水分が取っていただきにくい日が多くなってくるので注意しないと。
それに施設の温度管理も重要だったりします。居間では温かいのにトイレは寒いと血圧が上がってしまい、倒れてしまう方もいるかも知れないと注意する点が季節によって変わってくる時期。でもどこも暖かくして、利用者さん達も暖かい格好していると体温が上がってしまってそれも困る。
いろいろと注意していかないと行けない所が変わってくるけど、もう少しで年末。
気合入れなおして頑張ろう。

18:12 | Posted by admin

【はじめまして】   とちの実 豊福

2013年11月02日 | とちの実

こんにちは。9月からとちの実で働かせて頂くことになりました豊福です。介護経験がまだとても浅いためやっていけるのかとても不安でした。でも、先輩スタッフのみなさんがとってもとってもとってもとっても優しく指導してくれるので日々色んなことを吸収してます。利用者さんと過ごす時間はとても楽しく毎日がとても新鮮です。これからも自分の出来る事から少しずず挑戦していこうと思ってます!!
まだまだ未熟なのでみなさんにご迷惑を掛けることが沢山あると思いますが今後もご指導よろしくお願い致します。

18:12 | Posted by admin

【心に繋がる歌・・・】   とちの実 渡邉

2013年10月02日 | とちの実

まだまだ、残暑が厳しい中、少しずつ秋の気配を感じる涼しい風もでてきた様に思われる今日この頃です。
今年の夏は、連日「高温注意報」がテレビのテロップで流れっぱなし、脱水や熱中症などの危険と隣り合わせの日々が続きました。その為か、入居者の皆様との日中の買い物や散歩もいつもよりは控えめになってしまいました。このような時こそ、色んな工夫が必要かと考えてしまいます。
私が勤め始めた半年前は、声かけにはっきりと応答してくれ「ばかやろう!」とか、威勢のよい声もあった方が、ここの所は言葉数が少なくなってしまったので、一緒に歌うことに努めています。
自分の歌唱力に自信がないのとレパートリーの少なさが恥ずかしく居間では躊躇してしまい、主にお部屋で着替えをしたりする時、その方と二人で合唱しています。
もともと歌がお好きな方なので本当は、色んな歌もご存知だろうし好きな歌もあるだろうと思うのですが、良く歌うのは「赤いリンゴ」「東京音頭」などです。
その方の歌声は本当に一生懸命で、大きなはっきりした声を出されます、自分流の節回しもところどころみられ楽しい時を過ごしさせてもらっています。
会話が上手くとれなくても歌声はこんなにもしっかりしている事に驚かされます。
そして、素敵な笑顔を見せてくれる・・・人にとって歌の影響力は絶大だと痛感しています。
また、一緒に歌う事で心が通じたように介助もスムーズにいく様に感じています。
今後は、居間で自然に歌を口ずさみ、皆さんと大合唱して楽しい時間を過ごせるようにしたいと思います。

18:12 | Posted by admin

【Mさんとの距離】   とちの実 仲座

2013年09月02日 | とちの実

Mさんが入所されてから半年が過ぎました。あっという間です。半年経ったらある程度は交流が深まりそうな気もしますが、まだまだ時間がかかりそうです。
それはなぜかというと、私とMさんの間にはまだ溝が感じられるからです。
というのは、ある事件から信頼関係が壊れるのですが(事件というのは、Mさんの身体的事情から職務的にやむを得ずの事情なのでそこは汲んでください)、その直後に私の事を大大大嫌いになる宣言をされました。それは仕方ない事だと思いました。
ですが、あまりにも極端な嫌われっぷりでびっくりを通り越して私自身笑えるほどでした。(Mさんごめんね)
私を見た、または出くわした瞬間にドリフばりのリアクションで驚かれたあと、それはもうあからさまに逃げていきます。Mさんは3階にお部屋があるので毎朝コーヒーを淹れに1階へエレベーターで降りてくるのですが、扉が開いて私と目があった瞬間にマトリックス状態になる手前の動きのあと、泣きそうな表情でエレベーターのボタン連打です。そんなMさんの様子を見て私は貞子かエイリアンか?と思えてきました(笑)
※ 至ってノンフィクションです。
そんな状態が続いていた頃、ある非常勤スタッフが私に「Mさんって仲座さんの事が好きなんですか?」と言ってきました。あ~正に小学生男子が好きな女子に意地悪する、好きなんだけど反対の態度で接するっていうアレか!・・・うん、違う!完全に違う!!
「いやいやいや、まず好きっていう前提じゃないからね~実はね。。。」と事情を話すと「てっきりそうなのかと思っちゃいました」と言われるくらいのレベルでした。
あるスタッフからは「こんな避けてるって事はかなり意識してるから逆に大好きになる可能性も大だよね」とも言われ。そうなるといいんだけど~なんて思いながら早6ヶ月。とちの実のリアクション王は
さすがに落ち着きましたが、まだそこまで私と目を合わせてくれません。でも少しづつ、少しづつなんとな~く分厚かった壁が薄くなってきたかのように思える今日この頃。2年後の春には私を受け入れてくれるかしら(笑)長い目でその日を楽しみにしています。

18:11 | Posted by admin

【お風呂嫌い?】   とちの実 宮崎

2013年08月02日 | とちの実

梅雨もあけ、早くもうだる様な暑い日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
私は早くも夏ばて気味。早く夏終わらないかな~。なんてくだらないことを考ています。
この長い夏を涼しく乗り切る方法をご存知な方はいらっしゃらないでしょうか?
さて話はいきなり変わりますが、入居者の方で長いこと入浴を嫌がられる方が居て、この方、数ヶ月入浴できないなんて事が多々あります。
いつも誘うと、家で入りますから結構です、と体よく断られてしまいます。その方にとっては、とちの実が生活の場(家)ではないのに他人様の家で入ってたまるかというところでしょうか。
ですが、先日ちょっと強引にお誘いし、数ヶ月ぶりに浴槽に浸かられました。
ご本人は入浴自体、本意ではなかった為、私に向かって「あんたは何て酷い人だ」とか、「私を殺したいのか」と激怒されてしまいました。そのため少し申し訳無いことをしたなと思い、そんなに嫌だったなら出てもかまわないですよと伝えると「なんてことでしょう。あ~嫌だ嫌だ」と言いながらも、浴槽から出る気配が無く言葉尻と表情が違ってきました。
ほんとは気持ちよかったんだ(笑)と思いながら、「酷い人だ」とか「殺したいのか」とか言ってしまわれた手前ずっと文句を言い続けられた入浴でしたが、入浴後はなんだかすっきり、さっぱりした表情が見られて、お風呂どうでした?と聞くとなんだかまあまあねとのことですが、それなりに気持良かった事が伝わる表情で、入いれてよかったと、一人でニヤけてしまいました。
でも、次は「極楽、極楽」と入ってくれないかな~。

18:11 | Posted by admin

【もう下半期】   とちの実 中島 

2013年07月02日 | とちの実

つい最近、あけましておめでとうございます!の言葉を交わしていたように思うのですが、この文章を書いている今、もう6月の後半に差し掛かっています。今年ももう折り返し地点ですね。

私事ですが30代もそろそろ終わりが見えてきて、昔さんざん聞いた「30歳を過ぎると速いぞ~!」というのも繰り返し体感してきました。時の流れの容赦無さを感じますが、辛いことや悲しいことも呑み込み、なんだかんだで癒そうとする自然界の懐の深さに感謝することもできそうです。
とちの実のこの半年を振り返ると、1月にYさんが天国に旅立たれました。偲ぶ会を催し、退職したスタッフも来てくれて皆でお見送りをしております。
その後Mさんがご入居されました。そして2月にはIさんがご入居され(お二人とも男性です!)、・・・素敵な出会いが多くありました。

毎春恒例のお花見は、今回体調不良の方が多く入居者さんお二人のみのご参加となりましたが、きみさんちとの合同企画で交流会となり皆様大変楽しまれたご様子です。 5月には入居者さん4人で久しぶりにカラオケに行き、美空ひばりや村田英雄、君が代を熱唱してきました。普段物静かなYさんがほとんどずっと歌い続けておられたのがとても印象的でした。 さて6月は・・・えーっと、何をしましょうかね??
そしてこの夏もご近所さんに畑でのジャガイモ掘りにお誘いを頂いております。とても有難いです。お誘いを受けてSさんのテンションがとても上がっていました。私も一緒にワクワクしています。
スタッフが不足しがちで皆様に御迷惑をおかけしていることもあるかと思いますが、ご家族様、地域の皆様のご協力の下、スタッフ一同、入居者さんに豊かな生活を送って頂けるよう日々奮闘しております。今後とも宜しくお願い致します。

18:11 | Posted by admin

【はじめまして。】   とちの実 小谷野

2013年06月02日 | とちの実

4月からとちの実でお世話になっている小谷野です。以前は横浜にあるグループホームで働いていましたが、昨年の夏に東京に引っ越して来まして、縁がありこちらで働くことになりました。
以前とは様々な違いがあり、戸惑う事も多くご迷惑をかける日々です。
ですが、そんな自分に一番教えていただくのが利用者様のSさんです。何かわからないことがあってもSさんに聞けばなんでも教えて頂けます。
そんなSさん、4月にスタッフと一緒にスカイツリーに行かれていました。まだ一度も行ったことのない自分としては羨ましかったのですが、以前のグループホームでは考えられないことでビックリしました。
また5月には他の利用者様は巣鴨にお買い物に行ったり、皆さんでカラオケに行ったりなど、ここでの生活を楽しんで過ごされています。
まだまだ未熟な自分ですが利用者様が一日を楽しく過ごされるよう頑張って行きますので、よろしくお願い致します。

18:10 | Posted by admin

【とちの実での一ヶ月】   とちの実 渡邉

2013年05月02日 | とちの実

初めまして、今年の3月から「とちの実」の一員になりました。渡邉と申します。
私にとって「とちの実」は、初めての介護の現場であり、又 四国から上京、初めての都会暮らし、何もかもが新鮮でドキドキのスタートでした。
「とちの実」は、本当に閑静なところにあります。すぐ側の小学校のグラウンドで元気に走り回る子どもたち 道行く人々が笑顔で挨拶をかわしてくれる 遠くから聞こえる踏切のサイレンが何故か懐かしく感じる 心和む場所に通ってあっという間の一ヶ月がたちました。
「とちの実」の入居者さんは皆さんとても個性豊です。暮らしの中で支援していくことの奥深さを先輩スタッフのご指導を受けながら、自分の役割を果たせるように頑張っています。
日々、関わっていると少しずつ皆さんの事が解ってきて、気持ちが通じる些細なことに喜びを感じています。そして、ご一緒に生活をしていて「あたりまえ」の大切さを改めて教えられる毎日です。
それは、入居者さんの方々だけでなく、スタッフの方々からも常に感じていますし、毎日勉強になっています。「とちの実」は、笑顔あふれる、心温かい人達の集まりです。
入居者の方々がその人らしい貴重な人生の時間を過ごされるよう、たくさんの思い出を作って行きたいです。
今は、恵まれた環境なかのおかげか、ずっと前からここにいるように思えます。
次の、「どっこいしょ」では、入居者さんとの楽しい出来事をお伝えできるようもっともっと仲良くなりたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

18:10 | Posted by admin

【「聖者の行進」がいい。】   とちの実 高橋

2013年04月02日 | とちの実

とちの実の高橋です。3月10日、Yさんとブラスバンドの演奏を聴きに行きました。練馬の名産物にあやかった「だいこんブラス」という40名の楽団です。年2回の定期演奏会の外、デイサービスセンターや学校・農協などでボランティア演奏の活動をしている、音楽好きが集まった楽団です。
Yさんに、「ブラスバンドの演奏を聴きに行きましょう」と声を掛けると、「いいわね」と返事をされましたが、どうやらブラスバンドという言葉には馴染みがないご様子。
会場の大泉中学校に着くと、既に演奏が始まっていました。あまり馴染みのない曲のためか、年配者の多い会場は、今ひとつ盛り上がっていませんでした。Yさんは(しっかり補聴器を着けていたので)、シンバルやドラムの大きな音がすると、「あら、まあ」と反応するものの、音楽にのっている感じは伺えません。
2~3曲後に、趣向が変わって、馴染みのある「男はつらいよ」のテーマとか「踊るポンポコ」などが演奏されると、会場が一気に活気づき、手拍子や足踏みの人が増えてきました。Yさんも一緒に手拍子で合わせています。
普段、ホームでは、歌の好きな入居者さん達が歌っている時も(「君が代」や「無法松の一生」だから?)、あまり関心を示さないYさんですが、さすが40名の管楽器の大音響は、身体中に響いて、眠っている感性を刺激する効果が十分あったようです。
最後の曲は「聖者の行進」でした。この調子の良い曲は、演奏者、会場の人達そしてYさん、全員が手拍子を打って、身体を揺らして、盛り上がりました。これからYさんの音感を呼び覚ます時は、「聖者の行進」で決まりです。
おまけは、抽選でYさんの261番に、大根と楽器を型どったクッキーが当たりました。

18:10 | Posted by admin