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【はいさーい、こんにちは。】 とちの実 仲座

2010年07月23日 | とちの実

4月からとちの実で働かせてもらっている仲座早苗と申します。軽く私の自己紹介をしたいと思います。
私は沖縄で生まれ育ったウチナーンチュです。二十歳の時に名古屋に出て、今年の4月に東京に越してきました。
縁あってグループホームとちの実で働いているわけですが、全てが初体験ですごく新鮮です。大変な事も多々ありますが、かなり充実した毎日を送れているなと実感します。こういう思いに浸れるのも全て、今お世話になっている入居者さん達やスタッフ、面接で受け入れてくれた林田さんや柴田さんのおかげだなあと思います。
本当に感謝ですね★
いちゃりばちょーでー(出会えば皆兄弟)やなんくるないさー(なんとかなるさ)精神で楽しい事も大変な事も笑いあいながら皆さんと日々を過ごしていきたいと思います。
偶然にも(いや、必然なのか!?)とちの実には沖縄出身のHさんがいて、イントネーションが残ってらっしゃった事も私事で恐縮ですがかなり嬉しかったんですよね~。三味線でも弾ければ良かったんですが残念ながら弾けないのでカチャーシーと多少の沖縄民謡で県民らしさを出しながらがんばっていきたいと思います☆

10:30 | Posted by admin

【こんにちはとちの実の鈴木です(^^)】 とちの実 鈴木

2010年06月23日 | とちの実

今回は職場について書きます。
縁あって一緒に仕事をするようになった仲間の集団が職場。私が今いるとちの実には10人のスタッフが働いています。わずか10人とはいえ、一人一人の個性は豊かで世代、性格、どれをとっても、まさに十人十色といった感じです。皆それぞれから学ぶべきものがあって、人は人によって育てられるものなんだなぁと日々感じられる、とても勉強になる職場です。
一人一人育った環境が違うので、当然価値観の違いはありますが、ときにぶつかり合いながらもそれを乗り越えて、苦しい時、辛い時も、協力し合って目的を達成し喜びを分かち合って成長していける、そんな素晴らしい職場と仲間達だと思っています。
以前、ある入居者さんが口癖のように「人生は一生勉強よ」と言っておられたのを思い出します。とちの実の職場がこんなにステキなのは、仲間達は勿論、人生の大先輩である入居者の皆さんの言葉や、教えてくださるその生き様のおかげなのでしょう。
これからもスタッフの皆と力を合わせて入居者さんの生活を支えていきたいと思います。よろしくお願い致します。

10:29 | Posted by admin

【祖母の教え】 とちの実 片岡

2010年05月23日 | とちの実

今年1月の終わりに、ずっと子供の頃から一緒に住んでいた祖母を亡くしました。享年89歳でした。お坊さんのお話では、享年というのは数え年で言うそうです。祖母は3月に89歳の誕生日を迎える予定でしたが、残念ながら88歳で逝きました。
祖母は、戦後とても貧乏をしながら苦労して父達4人の子供を育てました。夫であった祖父は、お酒が好きで短気、「女は口答えするな」という昔の男でした。
そんな祖母は、とにかく倹約を第一とし、趣味もなく、オシャレも大してせず、地味で堅実で心配性な人でした。良き妻、良き母であったと思います。
でも、嫁姑問題は形は様々ながら、どのお宅でもありますように、嫁である私の母は、若い頃はそれなりに悩み、苦労したようです。
例えば、祖母は水を最小限に使う人で、無駄遣いしないことはとても良いのですが、お皿の裏側はべったべた、ということが多かったり、ぼろぼろの古タオルやシーツを縫い直したヘンテコなエプロンをして外を歩いたり、母や私にしてみれば、「もう少し何とかならないの?」と言いたくなってしまうところもありました。
若い頃母が苦労したことを知っている私は、つい母の味方をしてしまうし、身内の良くないところで、ついずけずけと祖母にものを言うことも多く、私はあまり可愛くない孫だったと思います。
祖母はお正月まで元気でした。おじやおば、私のいとこ達が集まり、祖母は子と孫とひ孫に囲まれ、いつも通りの正月を迎えました。
ところが、同じ月の半ば、急に体調を崩し、入院。8日の後、お空へ行ってしまいました。
身内の死ですから、悲しいに決まっていますが、自分で思っていた以上に悲しくて困りました。正直、「こんな仕事しながら、自分のおばあちゃんには何もしてあげられなかった」と妙な罪悪感を感じたり、夕食のテーブルを見て、「あれ?おばあちゃん、何でいないのかな?」と不思議な気持ちになったり、「人って、あんなにあっさり死んじゃうんだ」とがっかりしたり。
祖母が入院して、「助からない可能性が高い」と分かり、急遽夜勤を交代してもらい、病院にそのまま母とおばと泊り込んだとき、私は母に言いました。
「おばあちゃん、もしホントにこのまま死んじゃったらさ、おばあちゃんの一生って、幸せだったかな?おばあちゃんにしか分からないことだけど、どうなんだろね」と。
祖母が亡くなるまでの間、病室には子と孫とひ孫が毎日毎日代わる代わる訪れては、「おばあちゃん」と呼びかけていました。
祖母が果たして旅立つ瞬間、どんな思いでいたのか私には分かりません。ただ、祖母がひとつ私に教えてくれたのは、「死ぬ時に悔いのないように生きる」ということです。失敗もある。悲しみも怒りもある。でも、懸命に生きる。欠点があっても、かっこ悪くても、真面目に生きる。もがいて、あがいて、生きる。
祖母が最後にくれた私へのお年玉で、お小遣いで、教えであったと思います。

10:28 | Posted by admin

【よろしくお願いします】 とちの実 西田

2010年04月23日 | とちの実

はじめまして、二月からとちの実でお世話になっています西田です。
勢いに任せて飛び込んだこの世界、見ること聞くこと新しい事ばかりの毎日に一日があっという間に過ぎていきます。そんななか入居者さんとスタッフの皆さんに支えられてなんとか一日一日過ごしています。
介護の仕事というと、人を助ける仕事だとよく言われますが、一方的に誰かを助けているわけではなく、誰かを支えたら誰かに支えられているのだという事を、この仕事を始めて強く感じています。当たり前の事なのでしょうが、支え合いを忘れがちな時勢に、このような想いを改めて感じる事ができる環境に居る事に感謝しています。
入居者さんのありがとうと笑顔に胸があたたかくなります。
私も同じような優しい気持ちを返せるように、初心と笑顔を忘れずに頑張りたいと思います。
まだまだ未熟な私ですが、皆様よろしくお願いします。

10:27 | Posted by admin

【「ポンコツになりつつも・・・」―セルフ・ケア(自分でケアする・自分をケアする)について―】 とちの実 佐久間

2010年03月23日 | とちの実

長く福祉職をしていて、利用者もだんだんと加齢してくるのですが、当然に自分自身も加齢してきて、身体能力が徐々にですが低下してきます。かつてのように、タバコをバンバン吸って、酒でメートルをあげて、腹いっぱいご飯を食べてエネルギーを補給し、残業と休日出勤も辞さないでガンガン仕事をこなしていくということが出来なくなってきたことで自ずと自覚せざるをえないようです。
タバコを吸い続けることくらいは、実にささやかな欲望であると思い、確信的に吸い続けていたんですが、職業遂行上どうしても注意力が散漫になってしまうのと疲れやすくなるのでタバコは断ちました。学生時代から文筆が嫌いでなく、「チェーンスモーク状態でないといい文章は書けないのだ!」と豪語していたんですが、吸わなければ吸わないなりに文章は出来上がります。酒については、もともと体質的に飲んだ翌日は疲労感が激しくともなうので、次第に執着が無くなり、飲んでも年に2~3回でしかもビールをコップに半分といったところとなりました。また、最近はやりのノンアルコールビールでも気分は満足ですし、アルコール分1%以下のホッピー(原液のみ)という飲み物で酔って顔を赤らめてしまったりしています(これは体質が敏感になってきているということだと思います)。食欲については、非番で食べないときは、一日一食でもokで、食べ過ぎないようにして、夜もさっさと早寝してしまうと翌日は、至って体の調子もよく気分も最高という具合です。昨年の夏には、心臓の不整脈が悪化してしまいカテーテル・アブレーション(焼灼術)という手術をしたので、勤務上は自分の守備範囲をしっかり確実にしておきたいというところです。
これらのことは、自分への負荷を減少させたということで、普通に当たり前に言われていることをバカにしないで行っている、そういう現況にあるということです。
その一方で、積極的には、自分へのケアにあてる時間を大幅に増やしています。柱としては、ストレッチ体操を行なっています。腰痛対策は、ほぼ自分でコントロールできるようになり、このことが自分の精神的なコントロールに多大に良く影響しています(この件については、すでに以前に「どっこいしょ」に書いているのではしょります)。休日の朝は、走ったり歩いたりしながら3kmほどながします。体が温まって、一日過ごすエンジンがかかります。それと、ややお腹が張りやすく排便間隔が開いてくる傾向が出てきたんですが、これは、今までお年寄りのお腹の状態をケアしてきた経験を生かして、前夜から休日にかけて、腹部マッサージで大腸の中の便を送りながら、排便を促します。
お薬は使わなくてもコントロールは良好です。今年にはいって20年来の痔(軽いものだったんですが)が治ってきたのは意外なことでした。
あと、寝る前の歯のケアに時間をかけています。美味しいものを、おいしく食べられるという当たり前のレベルの幸福は大事にしているということです。かかりつけの歯医者の指導が厳しいというのもあります。口の中の衛生を保つというのは、なかなか面倒なことですが、「ピンポイントで磨ける歯ブラシ」というのがあって、それが使えるようになると、格段にいい状態で歯磨きができるようになります。以前に比して、歯茎の痛みもなくなり、歯茎も引き締まり、歯もつるつるで気分がよいものです。研磨剤の入ったねりハミガキは使わずに、うがいにも使う薬用マウスウォッシュ液を薄めて歯磨きにつかうという指導を受けていますのでそのとおりにしています。
入院して手術をするというようなことは、自分で行うセルフ・ケアの限界を知らしめてくれるいい機会で、他人による、医学的な、外科的療法によるケアということです。が、そのことで、自分の体をより大切にするということの重大性が改めて認識されるといえます。せっかく手術までしたのだから、という気持ちも出てきます。
自分の体の状態をコントロールできるということ、そのことは、自分の精神の状態をコントロールできるということでもあります。福祉職は、おとしよりである利用者の体や精神の状態をコントロールすること=最善の状態を維持していくことが仕事を遂行していく大きな基底をなしているのですが、それを続けることで、自分自身のケアにもその経験がとても役立つということです。コントロールされるというとなんだか胡散臭いと受け取る方もいますが、人間は、野生の極北の世界で自給自足の生活しているのでもないかぎり、所詮は、多かれ少なかれ他人や社会にコントロールされて生きているのであって、選択の仕方と自覚の度合いの問題です。他人の意見を受け入れる人=他人の力をあてにできる=協力しながら生きられる、という繋がりのことです。身体的にも知的にも、能力の低下した利用者を支える方法が、自分自身の生きる知恵に繋がるということです。
人間は、機械のように、壊れたところを交換すればケア終了という単純なものではありません。また、機械のように存在する目的が決定されているのでもありません。ですから、自分のケアの仕方をよく考えることで、また、自分の体や精神状態を維持する方法を通じて、利用者の心の状態もふくめたケアの仕方をよりよく発見できるのだといえると考えています。そういう意味で、グループホームで学んだことを活用して、セルフ・ケアで自分に学び、利用者に再度還していきたいです。

10:27 | Posted by admin

【貴重な時間】 とちの実 村松

2010年02月23日 | とちの実

2010年が無事明けました。
明けたと同時にハイチの大震災や日本では現職議員の逮捕やら大きな事件が続いています。大震災といったら忘れてはならない「阪神・淡路大震災」から15年が経ちました。
あの日の朝のニュースをつけて衝撃が走りました。高速道路が崩落してバスが今にも落ちそうな状態・・いたるところで火災が発生していました。どこかの国の出来事のような、同じ日本で起こったこととは瞬時に思えなかったことをよく覚えています。
歴史をさかのぼること、大正12年9月1日「関東大震災」がありました。とちの実の入居者さんでは4名の方々がこの震災よりも前にお生まれです。この中で被災している方は実際何名いるかわかりませんが、その後日本は他国と戦争へと時代が移り変わっていきます。9名全員の方々がこの戦争の中、生き抜いてきました。言葉では言い表せないですが、激動の中大変な日々を生き抜いてきたことだと思います(大変と軽々しく表現してすみません)。
そして今年のお正月も、この頼もしい入居者さん9名と揃って元気で迎えることが出来ました。
何とも有難く一緒に元旦を過ごして、お節やお雑煮を食べてお正月気分を堪能させていただきました。ご利益がありそうです。月に20日ほど一緒に過ごさせていただいているのですが、改めて今日、すご
い人たちと一緒に過ごしているんだなぁと感じました。こんな不束者ですが、今年もどうぞよろしくお願い致します。

10:26 | Posted by admin

【昨年はありがとうございました】 とちの実 三上

2010年01月23日 | とちの実

明けましておめでとうございます。
原稿を書いている本日はまだ2009年の12月なのですが、皆様のお手元に通信が届く頃はたぶん年が明けているかと思いまして新年の挨拶とさせていただきます。
私は昨年の今時期も同じような内容の原稿を書いているのですが確か去年はインフルエンザの話題を書いていたと思いました。
今のところ入居者の皆さんやスタッフもなんとかインフルエンザにかからずにこのまま冬を乗り切りれそうな感じですが、まだまだ油断は禁物といったところです。
一年を振り返ると、とちの実にとっても私個人としても、別れと出会いの年でもありました。
6月にKさんが病気で亡くなり、その数ヶ月後Iさんが入居されました。Sさんもとても素敵な方でしたがIさんも本当に素敵な方です。Iさんも今となってはとちの実になくてはならない存在になりました。入院をされた方もいましたが今は無事に戻られて元気にお過ごしになっています。無事に退院できて本当に良かったと思っています。
いろいろあった一年ではありましたが全員で無事にお正月を迎えることができそうなのでホッっと一安心といいますか・・本当に嬉しく思います。
また、ご近所の皆様、習い事の先生や生徒の皆様、クリニックの先生方、買い物先での店員の皆様、福祉事務所や消防署の皆様にも本当にお世話になりました。その中でも防犯パトロールはSさんの楽しみの一つで、パトロールから帰ってくると楽しそうに内容を話してくれす。その嬉しそうに話してくれる表情を見るとご近所の皆様に本当に良くしていただいているのが伝わってきます。他の入居者の方もどっこいしょを配りに行く時にご近所の方から優しく声をかけていただいたり、運営推進会議にも参加していただき本当にありがとうございます。運営推進会議はご近所の方のお話を聞くことができる貴重な機会ととても勉強になります。
習い事の先生方や生徒さんにも本当に親切にしていただいて、Yさんも楽しく習い事が続けられるのは皆様にとても親切にしていただいているおかげだと感謝しています。
買い物先でもいつも店員の皆様に笑顔で声をかけていただけるのが有難く、心温まるひと時でもあります。皆様いつも本当にありがとうございます今年もまたお世話になりますがどうぞよろしくお願い致します。
どうか皆様の心に喜び溢れる一年となりますように。

10:25 | Posted by admin