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【「てれれれってってって~♪」】   ぶなの実1F 吉田

2011年02月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

コンドルはレベルが上がった♪
すいません、なんのことか分からないですね・・、某ドラクエのレベルアップの効果音です。コンドルとは、以前に違う業界でコラムやブログを書いていた時のHNです。
これでも、毎日2000~5000回ぐらいは閲覧があったのですが、その業界では夢破れまして、未経験の介護業界に飛び込んだわけです。ちなみに本名は「吉田靖人」と申します。
さて、レベル1からスタートした業界ですが、この半年でレベル4ぐらいまではあがったような気がします。最初の4ヵ月は、順調にレベルアップしたわけですが、この2ヶ月はボスのレベルがかなり強くて、バファリン片手に足踏み状態なわけですよ・・しかしこのボスを倒せれば、一気に3ぐらいレベルアップできる経験値がゲットできそうなんですけどねぇ。
ところで皆さんは、認知症に関する知識って、どのくらい持っているでしょうか?
この仕事を始める前の自分はと言いますと、看護士の妹と、ヘルパーの母から聞いた話、それと認知症を患っている祖父の言動、これらから得た知識しかありませんでした。いざ現場で働いてみると、驚きの連続です。
数分おきに訊ねられる同じ質問、前触れもなく発生する不穏な言動、毎日のように繰り返される帰宅欲求、日中は食事以外は室内にいないのでは?と思えるほどの外出行動などなど、話には聞いていたものの、実際に経験すると凄いものです。
そしてその全てには、本人にとって正当な理由があるということです。まぁこれは認知症の人に限ったことではなく、皆がする言動には理由があって当然なんですけどね。
レベル4の僕が力説しても説得力のカケラも持たないでしょうから、これ以上は書きませんが、とにかく驚きと頭痛の連続で、僕のHPは常に点滅状態なわけですよ。
ただ、こういった強敵をクリアして行くと、頑張った甲斐があったなぁ。と、実感することも多いです。
数ヶ月の間、毎日数十回「ここは何て道路?」と質問してきた人が、ついに自分から「中仙道」と覚えてくれたり。年末ジャンボを盛んに気にしていた人に「締め切りは24日ですよ」と、さりげなく伝えたところ「あと3日で締め切りだね」と記憶していたり。いい意味で期待を裏切ってくれることも日常茶飯事なのです。ちょっと言い方は悪いかも知れませんが、これからもこの強敵を倒して行って、嬉しい驚きを味わっていきたいなぁと思う半年でした。
そしてこの半年を思い返して感じたこと・・・入居者の人のことで頭がいっぱいで、祖父に会いに行ってないなぁ、年末年始も自分のことで一杯一杯だったし・・・
おじいちゃん、まだ僕を覚えていますか?これからはちょくちょく顔見せに行きますね。

15:44 | Posted by admin

【春の風景】   ぶなの実3F 佐久間

2011年02月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

年も明けて、寒さこそ例年なみですが、穏やかな朝が多く続いています。
今回は、文体をかえて古風を装い、現在の心境を気分よくつらつらと書いてみました。今ひとつ、とりとめもまとまりもないのですが、笑って読んでやってください。

「春の風景
――心象の庭にあそぶ――
陽光うららかにして細く輝き
清風そよふけば幽けく儚し
照曜いまだ中天の途なり
孤雲ゆりゆきて暫しを憩う

身の程にて満つるを嗤うなかれ
思いめぐりても誰が懐するところ
おもむろに愛書を手繰れば
わずかに追うも微睡みのなか

身を任かせるは毛氈のぬくもり
夢には蝋梅の盛り花
地には玉砂利の響き
遠くは啼鳥の呼び声

壮志死灰につかずとも
紅蓮のひと咲きに逡るもあり
刻も経ずして身を凍えさせれば
よくぞ知る冬の葬いのいまだしを

傍らには一杯の茶のふるまい
添えられるは一菜のもてなし
一口の暖を謝して啜れば
更に惜しんで掌にて碗を玩ぶ

縁なくもおとなうこと幾度か
翁の庭のたたずまいは旧きまま
暗夜に知らしめよと若し乞わば
一花照らひて今ぞ顕われよ

氷雪老木を研ぎたれば
一枝に命脈は微かなり
萎お枯れて星霜のにちにちに
敢えて叢の塵埃をまとうもよし

左々右々のおもんばかりも
ようようとして移ろい果つれば
ただただ祈りてこの春と戯れん
ついつい若芽も梢にふきほころべと
(2011.01.23 箸棒斎記す)

15:43 | Posted by admin

【本年も宜しくお願い致します。】   ぶなの実3F 森川

2011年01月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

(喪中につき、新年の挨拶は控えさせてもらいます。)
初めてのお正月を迎えました。ぶなの実ではようやく開設から半年が経ちました。この半年、あっという間だったというか、客観的に見て、私は必死でした。このぶなの実をどう運営していくか、昨年の夏の暑さを思い出せないほど悩みに没頭しておりました。
入居者さんは、きっと様々な想いが交錯していたと思います。それは、生まれて初めてグループホームに入居される方が、オープンから2、3ヶ月で一気にご入居されたからです。加えて、グループホームに勤務するのが初めてという職員も少なくありませんでした。この私も管理者として初めてだらけでした。入居者さんも職員も、皆さん初めてだらけの半年だったのです。その全体的な不安感を直接感じていた私は、何とかしなくてはと悩みが尽きませんでした。
そんな中、昨年10月28日に第一回の運営推進会議がありました。運営推進会議とは簡単に言いますと、入居者様、ご家族様、関係機関の方々、地域の皆様にご参加頂き、ぶなの実の普段の様子のご報告や、ご意見ご要望をお伺いする会です。
今回は初めてということで、ご参加者様皆様に自己紹介をして頂きました。
司会の私はとても緊張していて、ろくに頭も下げることができませんでした。そんな私に代わって入居者さんの方々はしっかりとご挨拶して下さいました。その姿は、私は初めて見る、入居者さんの皆様のかしこまった姿でした。
深々とお辞儀をされ、とても綺麗な日本語。落ち着いた口調や、慣れた挨拶。
例えば、ご入居者のFさんは、私とケンカをして、最後には私が泣いたことをお話しになりました。会議は和やかな雰囲気になりました。
この時気付いたのです。私は、ぶなの実を何とかしようと必死で、入居者さんに助けてもらう事を忘れていたのです。つげの実で勤務していた頃、私は入居者さんに沢山助けてもらいました。
それは、包丁の握り方一つ教えてもらったり、入居者さんの悩みを聞いているはずがいつの間にか自分の悩みを聞いてもらったりと、様々です。
本当に感謝の気持ちで一杯です。
初めてのお正月を迎えました。お餅を食べました。
私は入居者さんが餅を喉に詰らせないか、ハラハラしながら、きっと恐い顔で一緒に食べていました。ふと、Nさんが私に言います。「ゆっくり食べないとね、喉に詰らせたら大変だからね」。
気を張っていた私の線が、少しだけ緩みました。笑顔でお雑煮を食べることができました。また一つ助けられたのです。
こうして少しずつ少しずつ、入居者さんに助けてもらい、ぶなの実は成長していきます。
これからも宜しくお願い致します。

15:42 | Posted by admin

【「東京での生活。」】   ぶなの実1F 鈴木(勇)

2011年01月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

はじめまして、ぶなの実の鈴木勇一と申します。ぶなの実には鈴木が2人いるので僕は下の名前の勇一さんと呼ばれています。鈴木が2人いると「鈴木さん」って呼ばれた時に2人同時に振り向いてしまい、どっちを呼んでいるのかわからなくなるので、僕の希望で下の名前で呼んでもらうようお願いしました。
僕は8月に栃木県から東京に越してきて、すぐにグループホームでの仕事を始めました。住んでいる部屋は北区にあるシェアハウスで約20人住んでいます。個室を借り、キッチン、トイレ、洗濯機は共同です。
最初は3ヵ月のみ生活したらすぐに出ようと思っていましたが、キッチンのレイアウト変更、少しずつ話をする相手も増えてきたのでこのまま住み続けることにしました。
住んでいる人達はタクシー運転手のおじさん、大学5年生と言い張る24歳男性、1ヵ月風邪をひいたまま完治しない腐女子、関西から来た人、中国人女性、昼はサラリーマンで夜はホストの人、ヘビースモーカー(女)などユニークな人が多い(更に凄い人もいる)ので今の生活が凄く楽しいです。
グループホームの仕事は始めてから4ヵ月経ちますが、正直まだ慣れていません。注意されてばかりなのと、上手く仕事が出来ないことでストレスが溜まり、毎日のように部屋でお酒を飲んでいたことがありました。今は少しグループホームでの仕事が慣れてきた所で、注意をされることがあっても言っていただけていると感じるようになって、ありがたいことだと思うようになりました。
休日には周辺を散歩して、好きな洋服屋さんへ行き、行き着けの飲み屋もできて、週に1回か2回、新宿まで飲みに行っています。飲みに行くお店は日本酒がメインのお店でマスターお勧めの日本酒を飲むことができます。
料理も美味しいです!こだわりすぎの為、料理がくるまでに時間がかかるけど…。
お気に入りは「14代」と「和和和」と言う日本酒です。「14代」は最初に日本酒を注文した時に「日本酒を好きになってほしいから」とマスターが出してくれました。飲んでみると「美味い」というより、「美しい」と表現したくなるような味です。「和和和」は「和の心で和らぎ和んでほしい」という意味だそうです。お店に来るお客さんとも顔見知りが増えてきて可愛がってもらっています。
今回、はじめて「どっこいしょ」を書かせて頂くのですが、何を書いたらいいのかわからないので、僕の趣味の話を…。
アロマテラピーはご存知でしょうか?
このアロマテラピーは10代の時から続いている趣味なのですが、アロマオイルの「匂いを嗅ぐ」、「女性がやる」
と言うイメージが強いと思います。アロマは「芳香」、テラピーは「療法」で「芳香療法」とも呼ばれています。花、葉、樹脂、果物の皮などから抽出されるアロマオイルは約200種類以上あります。
最近では男性でもアロマテラピーを始める人も増えてきて男性向けのアロマオイル、アロマテラピーの教室もできてきました。僕が始めた時は女性ばかりで、少し偏見もあり、「男がアロマ?」とよく言われていましたが、男性でもアロマテラピーを始める人が増えてきたこともあり、アロマテラピーについて語れる仲間が増えてきたので嬉しく思います。
上級資格の試験が3月と9月にあるので習得して自分のこれからの人生や仕事に活かすことができたらいいなぁ…って思います。

15:42 | Posted by admin

【唄っていいねぇ~】   ぶなの実3F 西村

2010年12月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実では時々ご入居者の皆さんと唄を歌っています。スタッフが何気なく歌い始めると、すぐに一緒に合わせて歌ってくださいます。唱歌や昔の流行歌を思いつくまま選曲していますが、途中歌詞が思い出せなく中断してしまい、「何だっけ?」「えーと」「あら出てこない」(笑)と、なります。そんな時、何方かに振ってみます。ある時は今ひとつ乗りの悪いIさんに、「Iさん、李香蘭の蘇州夜曲ってデダシはどうでしたっけ?」と尋ねると、ニヤリと笑みをうかべ、ゆっくりと「君がみむねに~♪抱かれて聞くは~♯」と最後まで独唱され拍手喝采でした。またまた中断したときは、歌ってはいてもあまり声を出さないSさんに尋ねました。「浦島太郎の歌って?えーと?」Sさんは少し照れながら、「昔、むかし♪浦島は~」これまた最後まで独唱、皆さんから自然に拍手がおこりました。
唄は嚥下体操や脳トレーニングによいとされていますが、なによりも気持ちを明るくしてくれるようです。
昔の流行歌には皆さんそれぞれに思い出がおありで、〔談話室ぶなの実〕に様変わりする事があります。語らう時の表情はとても素敵で、至福の時代(とき)を過ごしたお話しは傾聴する者も幸せな気持ちになります。
「昔の唄はいいねぇ~」「こうして一緒に皆で歌えるのが又いいのよぉ~」とおっしゃいます。
わたしが八十歳ぐらいになったとき!? 果たして一緒に唄える歌があるのかしらん?

15:41 | Posted by admin

【「距離」】   ぶなの実1F 鈴木(佳)

2010年12月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

「初めまして、~です」…と言う書き出し以外にいいフレーズはないものだろうか?…ありましたが、ふざけ過ぎると指摘を受けそうなのでやめときます。
Bユニットには鈴木が2人。私は女子の方です。ぶなの実Bユニットが開設して二ヶ月…まだ?二ヶ月??
というのが正直な今の気持ち。仕事をしに家を出て、家に(と言うには近代的な建物ですが)行く。
鈴木「オハヨ~」、Aさん「おかえり~」と…朝8時。複雑です。
家族間では、十代の頃からおもに週末(に、限らず)こんな会話はよくありました。笑…が、状況が違うため複雑。
開設当初は入居者さんが一人でした。入居者さん目線で比較的若い私達が出入りし、一緒に食事作りをし、夜中も朝起きてきても何故か居る。。。
「あっ!住んでると思われてるっ!」Aさんは、今も私達はぶなの実に住んでいると思われている様です。住んだほうが楽だ…と思った事もあります。未経験で慣れない仕事で疲れていたようです。
既婚者なので帰らないわけにはいきません。支援を待っている旦那がいます。笑~
と、この例に限らず、非常に入居者さんとの距離感が難しい。
きちんと話してみたほうが良いのか?入居当初の不安定な状態で、悪い方に向かわないだろうか?「距離感」って、介護という仕事をしている限り消えない課題なのかなぁ…と、思う夜勤明け。目の下にはクマサン。答えがあるのか?ないのかも…う~ん。
今はまだ、見つかりそうにないので…そろそろ帰ろうかな。

15:40 | Posted by admin

【散歩道】   ぶなの実3F 国谷

2010年11月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

始めまして。ぶなの実で入居者さん方に名前を忘れられたら、一緒に指を出し『1、2、3、4、5、6、、、7!!ななっ!?』あっ!ななちゃんだぁー!と毎日恒例のように行ってる国谷です(笑)それがやけに楽しくて。少しでも覚えてもらえる事に日々感謝をしてます。
ぶなの実に来て三ヶ月になります。スタッフの皆とは、オープン前の準備を入れると四ヶ月になりますね。仕事を新たにスタートする時は不安が沢山ありました。ですが、今こうして勤め新たなスタートを前進してる楽しさ、喜びが毎日新鮮で私にとって入居者さんが恋人の様に。。。逢うのが楽しみです。
去年の3月横浜から東京に来てウダウダと三ヶ月経ち、四ヶ月経ち、やっとたどり着いたぶなの実っ!!
スタッフとの新たな出会い。入居者さんとの新たな出会い。新たなスタート。その前までは『感情、嬉しさ、楽しさ、笑顔』などわからずに生きていました。けれど、新たなスタートで笑顔ってこんなに楽しくて、こんなに悔しいと思う気持ちにもなり、自分にとって初めて思った気持ちでもあります。最近では入居者さんに『待つ』と言う意味や行動を教わりました。簡単なようで難しい。それを自分なりにマイペースに壁を乗り越えまた。新たな壁に打ちあたり悩み、泣き、笑い、考え、進んで行く事に気がつきました。私は一人ではなく入居者さん、スタッフ、共に教わり、叱られ一歩踏み出して行きたいです。もう一歩きしたく、最近では、入居者さんと一緒に楽しく写真ビデオに写り、一緒に見て笑い合いたいと思っています。(笑)
散歩をしている道乗りの中、石に躓きそれは、単なる小さな石であっても私にとって大きな岩みたいにでかい壁。
飛ぶのではなくスコップで時間がかかってても少しずつ崩し、どう進むのか一歩前進、前に進む新たな道を散歩中です。散歩は楽しいです。

15:40 | Posted by admin

【ある日、ふと思うこと】   ぶなの実1F 木村

2010年11月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

私は、高齢の猫を2匹飼ってます。私にとっては、大切な家族の一員です。マイペースな猫は、遊び、鳴き、食べ、気ままに過ごしてるように見えるのですが、それでも毎日、何かを訴えかけて来ます。言葉が通じない為、いったい何が望みなんだろう…と考えます。
同時に思うのは、利用者さんはどうしたら望み通り過ごされるのか…と、言う事です。水分摂取一つ取っても、脱水症状を起こさせない為に水分を取って頂かないといけない。もちろん、自立支援を目的としてるので「飲んで下さい」とは言えない。それでも、水分を取って頂くようにもっていく。それは「トイレが近くなるから水分は取りたくない」と言う、利用者さんの望みとは反してますが、脱水症状で倒れたら大変です。こんな細かい事に対してでも、利用者さんの「気まま」に過ごして頂けない事もある。でも、あくまでも、利用者さんの希望と利用者さんの為になる事が必ずしも一致しない。これが、見守り介護の日常生活の難しさだと思います。その中で、少しでも利用者さんの「望み」に近い生活に協力して、笑顔を見たいと思います。

15:39 | Posted by admin

【作業バランス】   ぶなの実1F 佐藤

2010年10月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

こんにちは。ぶなの実 一、二階のユニットのチーフとなりました佐藤と申します。宜しくお願い致します。
突然ですが、僕が入居者様の生活を見る時に 一つの尺度として「作業バランス」を使用しています。
これは、人間が行う全ての作業は「仕事(生産)」「余暇」「休息」に分ける事ができ、このバランスが崩れると誰でも健康ではなくなるというものです。(この場合の健康とはWHOが言うところの健康です)
仕事が何にもなくて、毎日休みばかりでも不健康ですし、仕事がたくさんありすぎて、仕事と休息しかできない状態も不健康と言えます。高齢者の多くは、この作業不均衡の状態に陥りやすいので、一人一人それぞれに合った生活を送れるようにスタッフ一同支援していくよう励んでおります。
実は、この作業不均衡になり易い職種として、僕達、介護職が入っているのです。(他には医療職、教職員、飲食等)これは、かなり大変な事態だと思っています。こいつを回避するにはいかに 充実した休息をとれるか、そのように工夫出来るかが鍵になっていきます。
例えば 休みの日に飲みに行くとして、課題を残したまま飲みに行く事と、前日に頑張って課題を何も無い状態にして、飲みに行く事では充足感がまったく違うし、その場に大好きな女の子がいたら更に充足感は十倍は増します。
そんな風に、どう過ごせば自分がいかにエンジョイできるかを考える事は、入居者の生活をより良いものにしていく作業に繋がっていくのかな、と思います。(因みに僕が最近、一番エンジョイ出来た事は、彼女と生まれて初めてメイド喫茶に行った事でその日は1日笑いっぱなしでした)
勿論、入居者様の事を一番に考えていますが、一緒に働いてくれるスタッフも、健康でハッピーに過ごせる職場にできればよいな、と、ふと帰りの電車で考えた事を徒然に書いてみました。
今後とも、ぶなの実を宜しくお願い致します。

15:39 | Posted by admin

【ぶなの実で想うこと】   ぶなの実3F 大和田

2010年10月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

初めまして、ぶなの実Aユニットで働かせていただいています、大和田です。
ぶなの実がオープンして、早いもので4ヶ月目になりました。現在は女性8名、男性1名、計9名のお部屋も埋まり、賑やかで笑いのたえない日々を送っています。
皆さん、いろいろな表情を見せてくださいます。生活の中で、入居者様同士が互いに思いやり、時には言い合い、笑ったり、泣いたりと、そんな瞬間が、私はほほえましく思えます。
ある時、入居者のNさんが、当時は歩いてトイレまで行けるはずがないと思っていたのですが、朝方、歩行器を使ってご自身で行っていたのです。私は、Nさんに聞きました。そうしたら、「一人で行ったよー」と。
危険も伴いますが、その時、私はとても頼もしく思えました。
「一人で歩きたいと思う意欲」「自分で出来ることはするという意志」を感じたからです。Nさんが持っている力を、これからも支援していきたいです。
今は少しずつ、歩行練習をしていますが、いつかきっと歩ける日が来るんじゃないかと待ち望んでいます。私は、介護の仕事を初めてから、いつも思う事があります。
「今日という日はもう来ないのだから、この瞬間を大事に、1日1日大切に過ごしていきたい」と。
これからも、ぶなの実の入居者様と共に笑って生きたいのです。

15:39 | Posted by admin