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【蔓延防止策が開けて】  ぶなの実 藤田

2022年04月30日 | ぶなの実::ぶなの実3F

初めまして。ぶなの実の藤田です。約2年も経つ今もコロナウィルスがなかなか収まりません。早く終息してくれることを願っています。
そのため、入居者さんと外に中々出られませんでした。3月で蔓延防止が解除されて、Oさんと近くの公園でバドミントンをしました。Oさんは運動神経抜群で自分よりもとっても動きが軽快です。その日は風が強くて思うように出来なかったことが残念でした。
でも、「楽しかったよ」と言ってもらえたので、自分も嬉しくなりました。
翌日はぶなの実内で卓球をしました。
自分は久しぶりにしたので余り上手く返せなかったのですが、Oさんはとても上手に返してくださるので必死でした。とても楽しかったです。
Oさんが「今度は体育館みたいな大きな所でやりたいね」と仰ってくださいました。
これからもコロナには気をつけて、入居者さんと楽しく過ごして行きたいです。

10:41 | Posted by jizai

【心の余裕】  とちの実  渡邉

2022年04月30日 | とちの実

未知の感染症の報道が初めて日本に流れたのは2019年12月末でした。
世界が未曾有の事態に陥り、社会や暮らしの中に制限が課せられました。
人類がこの試練を強いられている最中、2022年2月ロシアがウクライナに軍事侵攻がはじまりました。この上、まさか戦争が始まるとは耳を疑いました。これに対して無力でいる事も考えされます。この背景の中、生活をしている私たちはどこかスッキリと晴れない、モヤモヤとした気持ち、なにか分からない不安なものが根底にあり、毎日を慌ただしく過ごしています。
しかし、とちの実では、これらの事が何事もなかった様に思えてしまいます。
 ご入居者さんはコロナや戦争も、テレビを見て口には出されますが、その重大さは一瞬、その後、語ることはほぼありません。日常生活を一生懸命行うことのほうが大事の様です。
 ご自身が、どうしたら良いのかよくわからない不安な状況があるにも関わらず、ご入居者さん同士が声を掛け合うと話を合わせている事、また噛み合っていないけれどその場をしのいでいる様子も、これまでの人生で、人と人との関わりを大切にしてきたことの現れでしょうか?または、世代的に集団で過ごす事を多く経験し、協調性があるからでしょうか?年を重ね、いろんな思いを持たれた方々です。習慣も違う赤の他人同士が、生活を共にされ暮らしていることはすごいことだと関心しています。
しかし、この狭い空間は、時々それぞれの思いや考えが行き違い小さなトラブルが発生します。
Aさんが、Bさんのふざけた言動に「大嫌い、バーカ」と言います。それでも気持ちが収まらないと物に当たります。お茶の入ったコップをガンとテーブルに叩きつけた事もありました。この様な状態は、さすがに私達の介入が必要です。険悪な状態が数時間続くことはありませんがまた同じことを繰り返す日々です。
 また、Cさんは、目についた物を自身の洋服の中に収集されます。向かいの座席にいるDさんのスリッパが他の物に見えてそれをいつの間にか、懐に入れているのです。Dさんも、Cさんに言われたままにすぐに差し出してしまうのです。
他にも、使った食器を洋服の中に入れてしまい、それを見ていたEさんが注意をするのですが、話が伝わらなくお互いが悶々とした状態になるのです。
 私たちは、ADLの状態で起こりやすい転倒や誤嚥などの事故も含めて可能な限り先回りのケアをすることが必要です。
 ところが、今年になってコロナの影響で、人員不足で支援が思うようにできない状況があり、これまでにない疲労感が心身ともに現れたと言っても過言ではありません。言い訳ではありませんが予測した対応が不十分になった事もあったかもしれません。
ただ、忙しい時ほど、慎重に、慌てずという気持ちを持たないといけないとこれまでも心がけていました。これまで以上に、入居者さんの生活史や、個性を知り得ること、視野を広げて観察できるようになりたいです。だれもがこんなご時世で暮らしづらいですが、心に余裕をもって対応できるようになりたいと感じています。落ち着いた対応が、入居者さんの安心に結びつき平穏な日常を提供できると考えています。

10:40 | Posted by jizai

【トランプと碁と将棋】  つげの実 富永

2022年04月30日 | つげの実

世間はコロナウイルスに加え、ウクライナ情勢、遊覧船事故、女児失踪事件等で不穏なニュースばかりで気が滅入ります。
しかし、つげの実の皆さんは元気溌剌です。最近はレクリエーションのトランプに興じています。トランプ熱が入ると朝食後から始まり、昼食を終えた後からも始まります。スタッフが「トランプやりませんか」と声かけすると、皆さん何処からともなくワラワラと集まってきます。Aさん(女性)が「いいわねぇ、やるわよ」と先頭を切って下さり、続いて、つげの実某男性スタッフに恋に恋しちゃったBさん(女性)も参加表明。つげの実一番のジェントルマンCさん(男性)も「ワシもやる」と。排回癖のあるDさん(男性)も進んで参戦。トランプをしてる時は外出する事を忘れている様子でトランプが終わってしまうと外に出て行ってしまう事がありますが皆さん真剣勝負。「頭の体操にいいわね」「楽しいわねぇ」と楽しんでいるようです。レギュラーメンバーはこんな感じですが、トランプに参加されない方も側で応援しています。3時のお茶の時間でエネルギー補給した後も灼熱したゲームは延々と続きます。
また、別の日のCさんとDさんの差しでの将棋や碁も熱いものがあります。この碁石付き基盤セットはBさんの旦那様が生前とても大事にしていた物をBさんのご厚意で使用させて頂いています。「使って頂けたら主人も喜ぶわ」本当に有難いと思います。しかし、Cさんは、ちょこっとズルをしてしまうので、ズルをしないようにBさんが審判役に徹してくれています。男同士の真剣一本勝負です。そこへEさん(男性)がフラ~ッと来て、将棋のコマをポィッと口に入れてしまう事があるので、スタッフは目が離せません。あららら、たいへん。直ぐにコマを出して貰い消毒します。結構、冷や冷やしながらレクを見守り続けています。
ゲームでわかった事は、皆さん負けず嫌いって事かな。なかなか長時間の外出や外食は難しいけれど、施設内で楽しく過ごして貰えてるのかな?とも思います。コロナが終息し、早く野外での活動が心置きなく出来ます様にと切に願う熟年美女スタッフ@Tでした。

10:39 | Posted by jizai