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【編集後記】  林田

2020年07月13日 | 編集後記

 新型コロナの悪影響が、まだまだ続いています。
 東京都や国は、政治家が決めるので政治的な影響を受けた判断を優先させます。ですが、第2波が来ているのは確実だと思います。楽しいことやにぎやかなことができるのは、いいことですが、生活そのものが変わったということをしっかりと見つめて、その生活に慣れるしかないと思います。
 ワクチンが、安定して供給されこの社会が新型コロナウィルスに対応されるまで、2,3年はかかるでしょう。それまでの間は、新しい生活様式を取るしかないと思います。これは、覚悟をしなければなりません。
 うちの会社は小さいですが、予防策に最善を尽くしています。職員にも、人ごみや蜜を作るようなことはしないでください。と話しています。
 まだまだ危機が去らないので、ここは、我慢のしどころだと思います。

10:41 | Posted by jizai

【Tさんとの思い出】  ぶなの実 内田

2020年07月13日 | ぶなの実::ぶなの実3F

 このどっこいしょにも何度も書かせて頂いたTさんが6月初めに永眠されました。
96歳でした。Tさんはいつも誰にでも優しく紳士的なお方でした。
 歌舞伎がお好きだったTさんと篠原演芸場で観覧した事や、皆さまと1泊旅行に行けた事が私の中でとても良い思い出です。
 篠原演芸場では「割れんばかりの晴天だね」と満面の笑みのTさん。そして、演劇の最後に私にこっそりと「また観に来ようね」と囁かれるTさん。舞台袖のお手洗いに行く際に階段を上ろうとするTさんに、複数のお客さんが「あら、お手伝いしましょうか」と声をかけてくださり、心が温まりました。
 伊東の温泉への1泊旅行のカラオケでは最初は恥ずかしそうに断られていましたが、「赤城の子守唄」が流れ始めるとスッと立ち上がりカラオケボックスの前に立ち、上手に歌われている姿が今でも鮮明に心に残っています。
コロナウイルスの影響で面会にもあまり行く事が出来ず、最後のお別れも遠くからだったため、本当に寂しい思いをされてしまった事がとても残念でなりません。
Tさん、天国からぶなの実を見守っていて下さい。
Tさんなら「はいよ~。任せときなさい」とおっしゃってくれそうな気がします。
ぶなの実一同、心からご冥福をお祈り致します。

10:40 | Posted by jizai

【コロナ~新しい生活様式に於いて】  つげの実 富永

2020年07月13日 | つげの実

新型コロナウィルスの影響で、買い物や面会等を自粛しておりました。
やっと5月25日に解除され、「新しい生活様式」を取り入れましたが、ウィルスの対応は長丁場になると言われています。
ご入居者もコロナのニュースを見て不安な表情をされる事がありました。楽しい話題などを振り、安心して頂く事や、ご入居者の笑顔に癒される事も多々ありました。
他の事業所でも介護クラスターは発生せず、ご入居者がお元気に過ごされている様子だと聞きました。コロナに感染しないように職員各自が気を付けているんだなぁ~頑張っているんだなぁ...と少し安堵しました。
つげの実でも手洗い、マスクの着用、3密の回避等を行ってきました。今後も厚生省の「基本的感染対策」に倣い、対応していきたいと思います。
お陰様で、今年の5月で入職1年目となりました。出来るようにならなければいけない事も沢山あります。事業所の介護スタッフの中では一番の長老?だと思いますが、若いスタッフに負けず、優しい気持ちでご入居者と関わっていけたらと思っています。
これから暑くなります。コロナ同様、熱中症予防にも周知していきます。
まだまだ気を抜けません!!!

10:39 | Posted by jizai

【無法松の一生】  とちの実 中島

2020年07月13日 | とちの実

今年ご入居をされたAさんは、歌をうたうのがとてもお好きな女性です。
ご入居したばかりの頃は、余暇の時間に職員のほうからちょっと歌いませんか?とお誘いをする格好だったのですが、最近はご自分から「歌いましょうよ」としばしば仰り、日中、ふと気がつけば同じく歌のお好きなBさんと一緒に、歌の会を開いて楽しまれている様子が見受けられます。
お二人とも私の知らない時代の歌をうたっておられることが多いのですが、あるときAさんが、どこか馴染みのあるメロディーをお一人でハミングしていました。耳をそばだてて聴いてみると、村田英雄の無法松の一生でした。
じつはこの曲、かつてとちの実で十年間ほど生活をなさっていた、Kさんという男性の十八番だったのです。私も何度も聴かされて2番まで歌詞を覚えていましたので、歌ってみせると「ありがとう。わたしこの曲大好きなのよ」と、Aさん。Bさんもノッてきて一緒に何度も繰り返して三人で歌いました。
その夜、私がAさんの部屋を巡回したときにちょうどAさんが起きていらっしゃいまして「また無法松歌ってちょうだいね」との言葉を頂きました。Aさん、Bさんとの交流が一歩進んだ気がして、とても嬉しい出来事でした。
長く勤めているとこういうこともあるのですね。
Kさんありがとう!

10:39 | Posted by jizai