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【ぶなの実で働き始めて】   ぶなの実1F 宝田

2011年03月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

どうも、ぶなの実最年少!(のはず)ピッチピチの(ではないが)22歳宝田です。
僕は19歳の時から2年ちょっとデイサービスで働いて、去年の九月からぶなの実で働きはじめました。
この職場で働き始めて感じた事は、デイサービスでのお年寄りに対する対応と、グループホームでのお年寄りの対応は近いようで全然遠くて最初は戸惑いばかりでした。デイサービスの時は、立ち上がり、移動、トイレ、などなど日常での普段の行動にも脇を持って立たせたり、腕を持って誘導したり、トイレに連れて行って介助したりしていたんですが、グループホームでは自分で出来る事は自分でやってもらうという事で始めはもうドキドキでした。
失礼な話ですが僕はデイサービスで働いてる時に、お年寄りになると色んな事が出来なくなっていくんだなぁと思ってしまいました。僕がぶなの実に始めて来て皆さんが包丁を使って料理するところを見た時なんて「(心の声)大丈夫かな?手を切らないかな?皮はちゃんと剥けてるかな?ヒヤヒヤ」な~んて思ってましたけど、実際は僕なんかよりもずっと上手くて「さすがだな~」って思いました。
外に一人で散歩に行くおばあちゃんを遠方支援で見守りをしているときも、「(心の声)どこいくのかなぁ~ワクワク、あんなところ入っても戻れるのかな?」って思っても、しっかりした足取りでちゃんと戻ってこれるんですよ。
そんな皆さんと僕はこれからもいっぱいワクワクドキドキしながら生活をしたいなぁと思います。

15:45 | Posted by admin

【新しい年をぶなの実で迎えました】   ぶなの実3F 井口

2011年03月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

昨年の4月にぶなの実に来て初めての年越しです。以前は旅行会社に勤めていて、大晦日はディズニーバスツアーを担当していましたから、たくさんのカップルに囲まれてカウントダウンパーティーに参加しました。
といっても、ディズニーランドの中には入らず、広い駐車場で男ばかり・・・スーツで心まで寒く迎えていました。
でも今年は違いました。ぶなの実、大晦日の夜勤は井口でした。入居者さんと年忘れの演歌のテレビを見ながら年越し蕎麦を食べていました。大晦日は皆さん夜更かしされるかと思い、遅番の森川さんといろいろ計画していましたが、いつものように夜の8時頃には、皆さんお休みになられました(笑)。
普段と変らないと思っていましたが遠くで除夜の鐘が聞こえてくる頃、入居者さんのお部屋でガサゴソと物音がしました。何名かは起きていたようです。
年が明けるとお部屋から出てこられ「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と挨拶して下さいました。その中でも一番最初に挨拶して下さったOさんは、普段は朝までぐっすり寝ている方なので、ビックリしました。でも挨拶を済ますと、その後はぐっすり、普段どうりでした。
入居者さんが今年も・・・とご挨拶して下さいましたが、毎年皆さんと同じようにご挨拶が出来ればいいなと思いました。まだまだ未熟ですが一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします。
写真ですが、先日大阪へ行き、帰りの途中で撮った富士山です。
小さく左側に龍が昇るように見える雲が一緒に写っていました。新年にきみさんちから「縁起物」と昇り竜のような写真のメールが全事業所に送られて話題になっていて、私も見つけましたのでついつい写メしました。
余談ですが、ディズニーのカウントダウンチケットは、7月頃から往復はがきで申し込みが始まり、抽選ですから競争率が高いです。でも、元旦のチケットは、夜中の2時から22時まで遊べますからお
得です。
夜中は風が冷たいので寒さ対策をして遊んで下さい。
入居者さんからも希望があれば、いつかディズニーランドへ行ってみたいです。

15:45 | Posted by admin

【その後…】   つげの実アパート 礒田

2011年03月03日 | つげの実アパート

前回、タイガーマスク現象についてふれました。その後、自分の住んでいる地域では児童養護施設はどこにあるのだろうかと調べてみました。私の住んでいる区のホームページには2ヶ所の情報が記載されていました。そのうちの1箇所は、私が毎日利用する駐輪場のすぐそばにありました。そこは“○○学園”と小さめの看板がある割には登校している気配はなく、入り口付近は駐車場になっていて大きな木が覆い茂っており、施設自体が見えないので以前から気にはなっていたのでした。
普段は人が出入りしている姿はなく、ごく稀に中から中学生と思われる生徒や小学生数人で登校している姿を見たことがあります。中学生の生徒は親でない大人の人に付き添われて歩いていることもありました。今にして思えば、納得がいきます。
私は今まで3年近く“○○学園”を知らなかったのです。私の中では景色としてしか存在していなかったのです。
ある人気バンドグループの歌詞が頭に浮かびました。
『子供らを被害者に加害者にもせずに この街で暮らすため まず何をすべきだろう?』
はじめて聞いたときから 歌詞が私の中に突き刺さった歌です。
このタイミングで“○○学園”を知った私は自分に何ができるか考えてみました。
*ここで生活している人たちには事情はそれぞれあるとして、社会へ旅立つ日がいつか来る。心配や不安があるのではないだろうか。
*顔を合わせたとき、見知らぬ大人が挨拶をしたら不信に思うだろうか?
*そもそも面識のない人とは挨拶しない世の中って幸せなのだろうか?都会生活では仕方がないのか??
*無意識に続けている世の中の習慣が、子ども(次世代)に影響を与えていると自覚している人はどれだけいるのだろう?
*私はその他大勢のひとりでもあり、未来を担う子ども達の環境にもなっている…
考えれば考えるほど、何もできない自分に気付きました。考えて何もできないより、とりあえず物資をすぐに寄付することのほうが大切なのかもしれない…
まだ何もできないでいる私ですが、考え続けたいと思います。

15:14 | Posted by admin