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【日々の生活】 ぶなの実3F 内田

2018年10月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実Aユニットで6月より勤務している内田と申します。このぶなの実で働き始めて早3ヶ月、ようやく仕事にも慣れてきてお客様にも「なんか見たことあるような人だな~」と分かってもらえているような、いないような…今日この頃です。
今回はここでの生活を少し書いてみようと思います。「あら、いい天気ね。ちょっと外に行ってみようかしら」と外を眺めるAさん。Aさんと買い物に行くとどんなに重たい物でも半分持って下さいます。「何かやる事ありますか?」
と気さくに声を掛けて下さるOさん。Oさんはいつでも職員を助けて下さるムードメーカーです。「何にもお構いも出来ませんで」と一生懸命に食器を拭いて下さるTさん。Tさんは綺麗なお姉さんの居るカフェに通うのが日課です。
「あなたの笑った顔が好きよ」と満面の笑みで褒めて下さるSさん。Sさんは巨人が大好きです。「はい!!分かった!!!」と布巾をたたんで下さるIさん。Iさんはとっても几帳面で布巾をたたんだら1番です。「初めて見る顔だわね」とじっと私の顔を見つめて下さるNさん。Nさんを笑顔にするのが私の目標です。私が椅子に足をぶつけると「痛くなかった?」と心配して下さるZさん。Zさんは心優しいジェントルマンです。どんな歌でも歌えるYさん。Yさんの歌声がとても素敵です。子供を見ると声を出して笑っているCさん。その笑顔に私は癒されます。
この何気ない生活をいつまでも支えられるように日々精進していきたいと思います。

08:40 | Posted by jizai

【入居者さんと回転寿司】  ぶなの実3F 森田

2018年09月30日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実Aユニットでは6月の下旬に、全員ではありませんが入居者さんと、回転寿司屋さんに行って参りました。
回転寿司の店内を皆さまがイメージしますと、車椅子を利用されている方は入店できるものなのか、テーブルに入り込むことが出来るものなのか・・・と疑問に思いませんか?
回転寿司は店舗が2階にあることが多く、必ずしもエレベーターが付いているとは限りません。そして店内で、テーブル席がありますが長椅子になっており、車椅子の方がどこに座ることが出来るのかお店に連絡してお聞きしました。そうしたところ、所謂「お誕生日席」と言われる場所に車椅子の方が入ることが出来るとのことでした。
そして当日は「スシロー環七青井店」さんにお世話になりました。店内は広々としており、車椅子の方が通路側に座っていても後ろにはまだ人が通れるスペースがありました。
そして皆さま、お寿司や茶碗蒸、スイーツまで堪能され帰宅されました。
是非とも皆さま、回転寿司行ってみて下さい!!
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16:04 | Posted by jizai

【起きた時の素顔】  ぶなの実3F 前倉

2018年08月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

準備好きな私の希望と夜勤者の少ない状況が続き、半年ほど皆さんの寝起きの素顔に触れることができましたので、今回は少しずつ紹介してみたいと思います。
いつも目を閉じて意志を滅多に示されないNさんは、差し込む日の光に薄目を開け私の顔を見て声に耳を澄まし、お茶を飲む間ひっきりなしに話しかける私の方を見て仕方なさそうに頷いて相槌を打たれます。Cさんは寝癖で大きくなった頭で「おはよう」とニッコリ、私の声掛けに「そう、そうなの」と頷かれ、その後顔を拭いてすっきりすると今度はテレビに話しかけられます。はい次、はい次、とやることに追われるのに長年慣れてきただろうIさんは、私の顔を見て「おはよー」と低く言うと、またやることが始まった、次は何?何でもOKだよ、と言わんばかりによっこらしょっと起き上がり指示を待っておられます。わからないことへの不安に怯え、時に声を荒げることもあるYさんは、たくさん話して気持よく目覚めると、私と一緒に窓の外の朝日にゆっくり手を合わせられます。その間にOさんが身支度を整え、居間に降りてきて状況判断し、まだ終わっていないゴミ出しや朝食の準備をしながら早く起きたIさんとお話しされます。夜更かしが続く日は慌てて降りてこられたのがよくわかります。Zさんは長年の習慣からか、いつも起きてすぐに天気を尋ねられ、現場の仕事ができるのかを心配してからゆっくりと時間をかけて髪を梳かされます。夜中起きてテレビを見ていることが多く「朝が弱いのよ」と笑うAさんは、目を覚まし空が澄み切っている
と嬉しくてしょうがなくて、外を眺めながら何度も「雲ひとつない!木も揺れてない!」と言って喜ばれます。Tさん・Sさんは朝食の時間だとなかなか呼びに来ないスタッフにやきもきされ、降りて来ては「やっぱりまだか」と居室へ戻られ、やっと呼びに来た、まぁまぁ、と居室の中まで歓待し席を勧めて下さいます。居間に揃った皆さんで盛り付け・配膳しながら穏やかに朝食が始まります。モリモリと召し上がって頂く姿に幸せな気分になり、つい私も口数が増えます。
それぞれの入居者さんと個別に向き合う時間の少ない中、朝のこの時間はとても貴重で贅沢で、これからもずっと大切にしていきたいと思います。

17:41 | Posted by jizai

【音楽好きの入居者さん】  ぶなの実3F 蛯子

2018年07月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

んにちは、ぶなの実Aユニットで勤務している蛯子と申します。前回どっこいしょの記事で書いたときにOさんという方を少し書いたと思います。Oさんは音楽がお好きで、特にグループサウンズやベンチャーズとかがお好きみたいです。特にドラムに興味があるみたいで、先日うちの職員の人がバンドをやっているので、私とチーフとOさんの3人でライブを観に行き、Oさんはとにかくドラムをじっと見つめていました。それからOさんはドラムスティックを貰い、叩いているみたいです。
それとOさんは赤羽に住んでいたので、赤羽の馬鹿祭りの話をしていました。祭りでは色々なバンドが出て、面白いと話してくださりました。私も馬鹿祭りのことは色々聞いていたですが、一度も行ったことがなかったので行きたいと思っていました。Oさんも行きたいと仰っていたので、4月28日にOさんと一緒に観にいってきました。Oさんは非常に楽しそうに観ていらっしゃいました。その後は色々なDVD、テープ等、Oさんがお好きそうなものを持って行っては聞いていただいています。
これからもぶなの実で音楽を聴きながら、楽しく生活をしていただきたいと思います。

09:40 | Posted by jizai

【似顔絵集】  ぶなの実3F 森田

2018年06月30日 | ぶなの実::ぶなの実3F

今回の『どっこいしょ』は、ぶなの実Aユニットにご入居されているSさんが描いて下さった、職員の似顔絵集です。
Sさんは、昔から絵や字を書くことがお好きだったとのこと。何かしら筆を執っていたそうで、ご入居された際も、何も言わなくてもお孫さんたちが筆箱の準備をしてくださっていたそうです。
森田の似顔絵はかなり盛ってくださっています!80年代の聖子ちゃん風です♪(笑)
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08:43 | Posted by jizai

【ライブ観戦】  ぶなの実3F 宝田

2018年05月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

どうもお久し振りです、ぶなの実Aユニットの宝田です。
今回はSさんとの事を書こうと思います、僕は趣味でドラムを叩いているのですが3月にライブをやるんですよーとSさんに話すとドラムがすごく大好きなのよ!との事で昔にあったドラムの思い出などを沢山話してくれて「見に行きたいわ!」と仰って下さり、その日にたまたま職員の人数も多く見に来てくれる
ことになりました。
ライブの日が近づいてくると「もうすぐね!頑張ってね!」と楽しみにしてくださり、当日は興奮して夜もあんまり寝れなかったのよ!と、ドラムが見えやすい席に座っていただき楽しそうに見て下さいました。
僕がぶなの実で働き始めて8年になるのですが野球を見に行ったり寄席を見に行ったりは何度もありますがまさか自分が演奏しているところを見てもらうなんて事があるなんて思いもよりませんでした、こんな素敵な体験が出来て改めてグループホームって自由で楽しいなと感じました。

08:14 | Posted by jizai

【いつもと一緒】  ぶなの実3F 森田

2018年05月05日 | ぶなの実::ぶなの実3F

2018年が幕を開け、早くも4ヶ月が過ぎようとしています。季節も冬から春へ、暖かい季節となってきました。そんなぶなの実の皆さま、職員も含め大きく体調を崩すことなく元気で過ごしております。
さて前回、どっこいしょの記事にさせていただいたご退去されたKさんに、職員3名と一緒に会いに行って参りました。東京の西の方の施設に移られてから約3ヶ月が過ぎた頃にお会いしたのですが、相変わらず?私にはツンツンした態度と申します
か、いつものKさんのご様子でした。私は「そうそうそれそれ!」と心の声(いや、声に出していました。)が出ました。男性職員にはとても優しい雰囲気を出すKさん。それもいつもと一緒でした。
Kさんに会いに行くまではどんな風に変わっているのかとても心配でしたが、それほど変わられていないKさんにお会いして安心しました。勝手な想像ですが、大型施設に行くと寝たきりになってしまうという発想がありました。Kさん自身の生きる力もありますが、職員の皆さんの力でもあることに感謝したいです。

08:02 | Posted by jizai

【泣き笑いのお仕事】 ぶなの実3F 前倉

2018年03月28日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実の皆さまに出会えておっかなびっくりのお客様だった私も、毎日毎日泣いて笑って10ヶ月を過ごすことが
でき、入居者さんにとっての「いつもの顔」になりつつあるのでしょうか。ふとしたときに私を探して微笑んで下さるのを見て、人生の幸せを噛みしめているこの頃です。
さすが噂通りの介護業界で人材が入れ替わり、まだ1年経たないうちに他のスタッフにアドバイスをする機会が増えてきました。支援の意味を改めて考え直し、見直しながら助言、他のスタッフの介助を見てまた盗み、考えるを繰り返し、いい刺激にはなっています。それでもまだ新人気分が抜けず、悩んだら全て先輩方にぶつけるだけぶつけて丸投げで仕事した気になっていましたが、新人のつもりは自分だけなのでは?という空気をそろそろ無視できなくなり、いい加減今年は甘えられないなぁと、今更ながら心を改めることにしました。スタッフにとっても心強いチームメイトとなれるようさらに精進を、とこちらで宣言させて頂きます。ハードル高いですが入居者さんの利益になると信じて、更に生き生きと安全に過ごしていただけるよう毎日悩み続けます。
今年もまた皆さまの健康で元気な笑顔を見て幸せを噛みしめる、泣き笑いの1年が過ごせますように。

18:33 | Posted by jizai

【二人の入居者さん】  ぶなの実3F 蝦子

2018年02月28日 | ぶなの実::ぶなの実3F

昨年の11月と12月に、新しい入居者さんが私のいるAユニットに入居されました。11月に入居されたZさんは男性で体はがっちりしており、昔は職人をしていたとのことです。Zさんは私のことを社長と呼びます。「何でそう呼ぶんですか?」とお聞きしたところ、「体がデカイからだ」と仰っていました。また12月に入居されたOさんは、女性の方です。Oさんと初めてお会いしたのは入居されて2日目くらいだったと思います。Zさんと初めてお会いした時はスムーズにお話が出来たのですが、Oさんとお会いした時、最初は「こんにちは、蝦子です。よろしくお願いします」くらいしか言えませんでした。
そのあと1960年代の音楽やご主人がサーフィンをやっていたことなどをお聞きし、私も1960年代の音楽が好きなので、その手の話題をしてOさんと話をしていたところ、Oさんはグループサウンズがお好きで、ショーケン派とジュリー派があって、Oさんはショーケンがお好きだったということです。
Oさんはご自分から「何か手伝うことはないですか?」と積極的に仰ってくださるので、早くぶなの実での生活に慣れようとされているのだと思います。
私も、ZさんOさんと楽しく生活出来るように寄り添っていこうと思います。

08:47 | Posted by jizai

【高身長の九州男児!】  ぶなの実3F 宝田

2018年01月31日 | ぶなの実::ぶなの実3F

お久しぶりです、宝田です、今回は、昨年11月にご入居されましたZさんについて少しお話をしたいと思います。
Zさんは、九州の生まれで、身長がピンと立っていない状態でも170cmくらいある方なのです。入居された1~3日は座っていても傾きが強く、手引き歩行で歩いていてもまっすぐ歩けず、どうしても歩けない時は、居室から居間への移動に車椅子を使わないとならないような状況でした。ご家族は、なるべく歩けるようになってほしいと思われており、僕達職員も同じ気持ちでしたので、大変かもしれないけれどなるべく車椅子を使わないで、少しの距離でも歩いていただくようにしました。
それから1週間…なんとご自分で椅子から立ち上がり、台所まで行って手を洗っているではありませんか!(ちゃんと見守りはしています)介助をさせて頂くときに「いや、じぶんでできますから大丈夫です。」と言うことがよくあり、その気持ちがこんなにも早くZさんの回復につながったんだなと感じました。どうしても、入院してしまうと歩けなくなって帰ってきて、それ以降車椅子の生活になる、なんてことは介護しているとよく出くわすことなのですが、Zさんには、このまま元気なお姿で、ぶなの実での生活を満喫していただけたらなと思います。

09:01 | Posted by jizai