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【誕生会外出で】   ぶなの実3F 大和田

2012年08月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

4月にIさんと誕生会外出で、荒川遊園地へ行って来ました。
私にとって、入居者様と誕生会外出するのは3回目。何回行っても、楽しみな気持ちと、不安な気持ちが入り混じりドキドキする緊張感は消えないものです。
外出だけとは限りませんが、入居者様の本音が見えたり、能力を発揮する姿が見えたり、それが嬉しくて介護職を続けているのかも知れません。
今回は「馬が好き」と言う事で、荒川遊園地へ行きましたが、馬よりも大きい牛の方が興味があった事、ゴーカートのハンドル操作がとても上手だった事、プレゼントの洋服を自身で全部選ばれた事、鳥にむかって「がんばれ~!」と大きな声で声援を送っていた事、どれをとってもいろんな事を考えさせられ、とてもいい思い出になりました。
Iさんは、入居されて8月で1年になりますけど、2回入院しています。今回元気で、一緒に行けた事本当によかったと思っています。自分の気持ちを、一生懸命言葉でスタッフに伝え笑顔を見せてくれる事に喜びを感じる毎日です。

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【もうすぐ2年になります】   ぶなの実3F 井口

2012年07月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実というかグループホームで働きはじめて2年になります。
以前のどっこいしょで書きましたが、以前は旅行会社勤務でしたので、初めての仕事、不慣れなことばかりで何度も挫折しそうになったことがあり、今もグループホームで仕事が続いてるのが不思議です。
今も続けられているのは、ぶなの実のみなさん(入居者様、そのご家族様、スタッフ)のおかげです。特に1人の入居者様には大変お世話になりました。
その方は初めて担当したFさんで、初めは上手く話すことも出来ませんでした。
グループホームでは、入居者様に食事を準備して頂くのでスタッフは必要に応じて最低限のお手伝いをします。Fさんは入居前1人暮らしになってからは、コンビニ弁当が主食になっていてあまり食事作りをしなかったそうです。
ある日、外食やお弁当の希望が続いて料理を作らないFさんに、好きだと仰った煮物を私が作りました。その料理がお口にあったようで喜んで下さいました。
そのことがきっかけで色々話して下さるようになり、料理が得意なことも知り、つくる機会が増えました。
色々話しましたが、中でも妹さんとの思い出の銀座に出かけ、お土産に予約した最中を買って帰ると仰っておりました。銀座へはお誕生日外出で一緒に行けたことが1番の思い出です。
その後、入院しご自身で動くことが困難になりましたがご自身と家族の希望もあり色々な話合いの後退院されました。退院後は入れ歯をはめることも困難でミキサー食でしたが、数日たってミキサーをかける前の焼きそばをFさんが食べ始めていました。その時対応したスタッフは口の動きから食べてる見極めが出来ており少しの間、止めませんでした。そして立つことも困難でしたが、数日後尿意からトイレに行こうとベットから起き上がっていました。
その方のベットは荷物を多く持ち込めるようにご家族が用意した二段ベットでした。入院前から、はしごを手摺代わりに起きていて同じ手順で起きていました。私はこのまま寝たきりになると思っていましたが、Fさんの回復力とその回復力を見極める経験あるスタッフのおかげで色々経験と勉強しました。
それから1ヶ月みなさんと歩いて、ぶなの実の旅行にいけるまでに回復したFさんを見ることが出来ました。
その後2度目の入院した時も、お見舞いに行った際、帰ると会話をするFさんを見ていたので、帰ってこられると思っていましたが、病院でお亡くなりになりました。
私自身でお見舞いに行こうとしていた日、仕事が長引き面会時間ギリギリで、あさってに時間が取れたので無理しないでその日は行かなかったところ、次の日に亡くなり後悔しました。
ご家族様からは「たくさん母に会いに来てくれたので喜んでました」といわれ救われました。でも私自身が後悔し心残りがないように、又食べに行こうとFさんと約束した銀座の最中をお葬式の当日に準備しお渡しすることが自己満足ですが少しほっとしました。
Fさんは1日1日の積み重ねが失敗も含め今の私の経験値だと教えて下さいました。
そして今過ごす1日もこれからの私の経験値になるので、頑張っていきたいと思います。

16:01 | Posted by admin

【Tさんの不思議な力】   ぶなの実1F 鈴木(勇)

2012年07月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

こんにちはぶなの実の鈴木勇一です。今回もまたTさんの話をさせていただきます。
私はよく昼食、夕食の買出しはTさんと商店街や近くのスーパーまで買い物に行くのですが、買い物に行く途中、Tさんの行動にいつも驚かされています。
ある日、Tさんと私はホームの近くで信号待ちをしていました。すると、10代と思われる若い少年グループが私達の近くを通り過ぎようとしている時に誰もが心の中でツッコミを入れるであろう、「それ、にわとりの鶏冠?」と思うような髪を赤く染めた1人の男子がいました。
Tさんはその男子を見て、指をさし、「お兄ちゃん、見てあれ、うふふふ」と言い、少年に「こんにちは」とフレンドリーに挨拶しました。私はまさか指をさして挨拶までするとは思わず、速攻で「近寄ってきた瞬間、Tさんを抱えて逃げよう」と思いましたが、相手は気持ちよく「こんにちは」と笑顔で返してきました。周りにいた人達も自然と笑顔になったのです。
今回の出来事の前に、Tさんの誕生日外出があり、上野動物園まで行きました。
象の餌やりの見学をしていると、隣で見ていた中年女性が自然とTさんに声をかけてきたのです。10分間くらい会話をしていました。他、小さな女の子や中学生に声をかけられていました。
そんなTさんをみると不思議だな~どうしてこんなに知らない人と話すことができるのだろう?凄いな~といつも思います。
そんな私は今、スピードラーニングで英会話の勉強中です。やり始めて1ヶ月経ち、聞き流してもやっぱり会話しないと覚えられないよな…と思い、今こそ成果をみせる時、英語で自然と挨拶してみよう、Tさんのように挨拶しよう!と思いながらスーパーで買い物中の外国人男性に近づき、目が合い、いつもの癖の首で挨拶をしました。
相手は「あ、こんにちは」と言ってくれましたが、私はそのまま通り過ぎました。
まだまだTさんのようにはいかないようです。

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【感受性】   ぶなの実1F 鈴木佳

2012年06月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

5月15日(火)日比谷小音楽堂にて「FUN Festival2012」を行いました。
私は実行委員をやっており、この日までは実に激務。ですが頑張りが通じたのか、当日は実に悪天候、、、(笑)にもかかわらず、思った以上に多くの方にお越しいただいて、とてもありがたく思っております。
大道芸、絵とき、紙芝居、音楽、トークと多様なジャンルで挑んだイベント。賛否両論あるかと思いますが、もやっとしていていんです。もやっとすると残りますよね、心に。
残ると考えますよね、いろいろ。
そう!残る!なんだか残る!これが大事!
もやっとして下さい、考えて下さいって事なのです。
さて、そんな悪天候の中、我がホームぶなの実Bユニット、、、来れるのだろうか?と、リハーサル中も気になってはいたものの、天気も気になる!
バタバタしている間に職員から連絡が!「雨だけど、、、」みたいな。
わっ!来ないかも!!!って思っていたら「みんなで行っちゃうから!」とのメール。
「マジか、、、」このマジかは、雨だし大丈夫かなって冷静になった瞬間ですよ。
だって寒いもの。自然の中で、よけいに寒いもの。
イベントが始まり、大道芸→絵とき→弾き語りになり「来ないなぁ」なんて思っていたら「キターーーーっ!」全員!
(笑)もう、ホントに嬉しかったのですよ!舞台下手から、上手側の席にいるAさんを見て思いっきり手を振ったら気づくぢゃあ、ありませんか!しかも笑顔!雨なのに!カッパ着て!
そして期待大のRさん。歌が好きで、よく突然歌いだす明るいRさん。
案の定「アンコール!アンコール!」と。この時歌っていたのは私の友達なのですが、大阪出身の人でして、こんなん言われたらそりゃ拾いますわ。場も和みます。
そして、私の心配をよそにYさんは、当日お客さんの為に用意していた駄菓子をムシャムシャ食べながら号泣!
当日来ていた私の旦那も号泣!、、、えっ?「自然と涙が出た」と、、、人間だもの。音楽って素晴らしい!
後日、聞いた話によると、雨の日は音がよく聞こえるらしいです。水滴に乗って音が通る?クリアになるのかなぁ。当日の音響に関しては、間違いなくとてもよかったのですが、
雨が更に、引き立ててくれたのかもしれないですねぇ。心まで届いたって事ですかね。

16:00 | Posted by admin

【誕生日】   ぶなの実1F 木村

2012年05月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

暖かくなりましたね。 今回は、私が担当しているRさんの事を書きたいと思います。
笑顔がとても可愛くて、歌をよく口ずさむごきげんなホームのムードメーカーです。ある日、Rさんのお誕生日企画で、私と2人で荒川遊園地に行きました。外出時は車椅子を使用しました。駅を降りて入園口まで車椅子を押している間ずっと「帰ろ。帰ろ」と。荒 川遊園地に着くと子供達でいっぱいでした。子供好きなRさん。笑顔で子供達を目で追い始めたのを見てひとまず安心です。
Rさんが乗れそうな 乗り物があったので、普段では出来ない思い出になればとお勧めしましたが「いやだよ」とあっさり。時間も時間だったので、焼きそばとパンを買いテーブルに広げました。Rさんは大好きなパンを半分に割り私に差し出しました。「お姉さんも食べて」。かわりに私の半分を渡し、2人で和やかなお昼を過ごしました。
綿菓子を作る機械があったのでお手本を見せました。
「すごい、すごい」と驚いていたので「次はRさんですよ」とお金を渡すと「いやだよ」と。
仕方が無いので再び車椅子を押して動物を見て回ったのですが、その間ずっと「もう帰る?もう帰ろう」
本来動物好きだと言っていたRさん。何とか楽しんで頂ける方法はないかと動物のエサを買ってみました。
鹿の檻の前にある細い滑り台にエサを置き、コロコロと檻の中に入った物を食べた鹿を見てRさんの目が丸くなりました。エサ入れをRさんに渡すとさっそくコロコロ。Rさんはニッコニッコ。
猿の檻でエサをあげている時、隣のお子さんがRさんの方を見ていました。それに気付きエサを「はいどうぞ」。
喜んだお子さんに、あの猿ばかり食べるの」とか「あの子にあげて」と教えていました。
その内エサもなくなり他の動物の所を回り始めると「もう帰る?もう帰ろうよ」。
そんなRさんをなだめながら、でもご本人の主張。無理強いは出来ないなと迷っていた時、「おうまのおやこはなかよしこよし♪」とRさんが歌いだしました。横を見ると馬が檻の中を走っていました。少し嬉しくなりました。
一通り見て周り希望通り帰ろうとすると、うさぎやモルモットと触れ合えるコーナーがありました。
「Rさんにモルモットにご飯あげてみませんか?」「いやだよ」「あ、うさぎもいますよ」「うさぎ?飼ってた。猫も」心の中で 、やった♪ 「うさぎにご飯あげてみませんか?」「あげないよ」と。
そっとキャベツを渡してみると即効モルモットにキャベツを差し出しました。
私は隠れているうさぎが出てこないか探していましたが、Rさんはそんなことよりもうモルモットに夢中。しかも真顔。真剣です。どんどんあげている内にキャベツがなくなりました。近くのキャベツを持っているお子さんに「ばあちゃんにもちょーだい」とニコっと笑いました。お子さんは照れながらキャベツを渡してくれました。
そうするとRさん。キャベツを自分の口元に持っていき笑顔で「これ、ばあちゃんが食べるの?(モルモットを指し)
それともこの子?」とお子さんを笑わせていました。
最後にしてこのテンション。
誕生日の記念なので「Rさん、写真撮りましょう」と言うと「嫌だよ。恥ずかしいよ」。試しにカメラを向けてみました。すると、背筋を伸ばしカメラに向かってニコッ。予想通りです。素敵な写真が撮れました。
帰りの電車ではお子さんと「あっち向いてホイ」をしたりと楽しそうでした。曇りでしたが、初夏でしたし、紫外線がすごかったのでしょうね~。帰って来てからの私達は顔が真っ赤に日焼けしていました。特に私…
「今日は楽しかったですね」とお声をかけると「どこにも行ってないよ」とのお答え。
でも、Rさんの記憶や心のどこかにこの日の事が少しでも残っているといいな、と思います。これは去年の出来事!
今年はどこに行きましょうかね?Rさん♪♪

15:59 | Posted by admin

【一緒に過ごせたことに感謝です】   ぶなの実3F 森川

2012年05月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

Fさんが3月17日にご逝去されました。86歳でした。
Fさんはぶなの実に入居されてから、2度入院されています。
昨年6月、Fさんが妹様と昔よく行っていたという銀座へ、お誕生日の外出をしました。担当だった職員によると、いつも買っていたという老舗のモナカを久しぶりに食べることができて、とても喜んでおられました。また、屋根なしの観光バスの乗車を予定していましたが、朝から雨でした。ところが、お昼ごろには止み、そのバスにも乗れたそうです。とてもよい1日になりました。
それから約1ヵ月後、体調を崩し、一度目の入院をされました。
退院された時には、体力が落ち、少しの飲み物でむせるような状態でしたが、次第に回復され、同じく昨年10月に、ぶなの実初の一泊旅行へ一緒に行きました。旅館のお食事を美味しそうに召し上がっているビデオが残っています。退院してきた頃の面影は無く、その楽しい瞬間をFさんと一緒に過ごせて、私は幸せに思いました。
二度目の入院が旅行から約1ヶ月後の11月。最初のように、少々体調が悪くても、ぶなの実へ戻ってきてまた元気になってもらえると私は思っていました。
年が明け、雪が降り、春の足音が聴こえ始めた頃、Fさんはぶなの実へ戻ってくることができなくなりました。
お出かけも、旅行も、行く事ができた「あの日々」が、もう戻ってくることはありません。もちろん、行く事ができてよかった、と思えば、寂しい中でも嬉しい気持ちになります。しかし、こうして、今日一日もいつか「あの日々」になってしまうと思うと、言葉にならない切なさが沸きます。
そんな切なさを感じながら、Fさんと素敵なあの日々を一緒に過ごせた事を、Fさんに感謝したいと思います。ありがとうございました。

15:59 | Posted by admin

【Tさんの人と繋がる力の凄まじさ】   ぶなの実1F 佐藤

2012年04月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

こんにちは、ぶなの実の佐藤です。
去年からしきりに「繋がる」という言葉が使われています。
僕は最近、CLUBに遊びに行ったりするのですがそこでは、本当にその場で会った人たちが仲良く腕を組んだり友達になったりと、繋がる事があります。僕はと言うと、その輪の中に入れそうで入れず、やきもきしている事が多く、そんな時はいつもTさんを思い出します。
Tさんは外出する事が大好きでいつも一人で外へ出かけて公園等へ行きます。そして、誰にでも道行く人には挨拶しますし話しかけて、最初は皆戸惑うのですが、何回かすると相手から声を掛けてくる。
今や、「この公園の顔ね」等と地域の方に言われる程です。
そんな、Tさんと先日買い物へ行った時に、いつも通りにTさんが荷物を持つとなったのですがちょっと重かったようで、信号待ちの時に「重いー、しっかりするんだ!この馬鹿バアサン!!」等と自分を激励されても、やはり重かった様子で「ダメだ!ちょっと、ここに置かせて」と全く知らないお姉さんの自転車の荷台に買い物袋を置いたのです。
僕は「えぇ!そんなのありか!!」と目ん玉が飛び出してしまい、そのお姉さんに何か説明せねばと動いたのですが、すぐさまTさんが「ごめんなさい、バカ婆さんで。お姉さんは綺麗ねぇ、うふふ。」と声をかけるとお姉さんは「ふふふ」と笑って、信号が青になりTさんが「どうも」と言い、お姉さんは「気をつけて下さいね」と言い去っていきました。その事が僕には凄い衝撃的だったのですがTさんは「普通じゃない?」なんて言っていましたが、僕には全く普通な事じゃなくて、羨ましい事で新たな世界を見た!という感じでした。
今度、CLUBに行った時はTさんの事を思い出せば、スッと輪の中に入っていけるような気がします。
この前、金髪の高校生と何やら話しているTさんを見ながら、そんな事を考えました。

15:58 | Posted by admin

【こんにちは。今回2回目の登場!!】   ぶなの実3F 前田

2012年04月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

「はじめまして。」
はじめまして。今年の1月10日からぶなの実でパートで働いている前田です。以前もグループホームで働いていた事がありましたが、ひとくくりにグループホームと言う施設でもこんなにも毎日の生活が違うんだなぁ。と感じています。ぶなの実で働き始めてまだ二ヶ月余りしかたっていませんが、この二ヶ月ほどで、いかに以前の自分は過剰な介護や自己満足の介護をしてきてしまったんだと感じました。
これからは、ご入居者様、一人、一人と少しずつ、ゆっくり向き合って一緒に生活をしていければと思っています。そして自分自身も成長して行きたいと思っています。どうぞ、よろしくお願い致します。

15:58 | Posted by admin

【こんにちは。今回2回目の登場!!】   ぶなの実3F

2012年03月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

前回はパートとしてでした。昨年10月から正社員になりました。パートも合わせますとぶなの実に働き始めてから1年半立ちます。あっと言う間の1年半でした。
1年半前は緊張と不安ばかりで毎日がドキドキ。今回は2名の入居者様について書きます。
始めに私のケア担当のOさん。
私が入社する1週間前に入居されました。私とOさんはほぼ同じ時をぶなの実で過ごしています。
Oさんはとても笑顔が素敵で気を遣ってくれます。なかなか本心までは伝えてくれません。何でも話せる中になるまでとことん付き合って行こうと思います。
続いてIさん。
Iさんは私の今亡き曾祖父にそっくりです。私の中でとても親近感が湧きます。
1年半前のIさんはとても静かで歩行状態もふらつきがあり食事量も少なく自分からは入居者様やスタッフに話しかける事はなく常にうつむいていて遠慮していました。今はとても明るく歩行もしっかりし食事量もおかわりするくらいどんどん食べます。冷蔵庫を自分で開け好きなものを食べます。
1人でお菓子やビールをコンビニまで買いに行きお部屋で食べたりと楽しんでいます。 スタッフをお茶に誘ったりと1年半前のIさんとは想像つかないくらい元気です。とても驚いてます。同時にすごく嬉しいです。
「今年はどんな事があるのかな?」って期待と楽しみを胸に秘めながら日々入居者様と一緒に過ごそうと思います。

15:58 | Posted by admin

【12月から常勤になりました!!】   ぶなの実1F 宝田

2012年03月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

半年前このどっこい書を書いた時はまだパートでした、まだまだ未熟な常勤ですがこれからも頑張って立派な常勤になれるようにがんばります!!
そして今日はYさんの事についてお話をしたいと思います。
入居した当初はご飯もあまり食べず、職員が話しかけたりしてもあんまり笑ったりしてもらえませんでした。
どうすれば良いのか最初は手探りでいろいろ考えてみたけれど、結局毎日のように会い、一緒にいる時間が増えていくうちに笑顔も食欲も増えていきました。
いつも往診に来てくれる先生にも「最近Yさんいっぱい話すようになったし笑顔も増えたわね!」と言ってもらえるようにもなりました。なので大事なのはまず信頼関係を築く事なのかなぁ~って思いました。
でもいくら僕とかと話したりして笑ってくれていても、やはり旦那さんには敵いません(笑)旦那さんの顔を見た時や話しをしてる時のYさんの笑顔が一番輝いてますもん!
だから今年は少しでもその笑顔に近づけるように頑張りたいですね。
そしてYさんと言えばとっても子供が好きで、キューピー人形も5体くらいお部屋にあったりします。テレビで赤ちゃんや子供が出てくると、その子供の行動にあわせて、笑顔の子供には「あら可愛いわね~」とか、走ってる子供には「危ないわよ!」とか、ヨチヨチ歩きをしてる赤ちゃんには「ほらっこっちおいで~」などなど本当に子供が好きなんだな~って思います。だから今年はテレビじゃなくて公園とかに行って子供を一緒に見に行きたいと思います。そんな素適なYさん今年も宜しくお願いします!

15:57 | Posted by admin