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【夜勤て、なかなか面白いかも…】   ぶなの実1F 城田

2014年01月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

まだまだ支援も半人前のくせに、生意気ですが最近すこしだけ余裕?が出来た?なんて言ってもいいのか?わかりませんが…。
昼間は、何かとゆっくりした気分で話ができなくても、夜なら1対1で話しに集中できるようになりました。以外に知らない部分が見えたりすると何か親近感がわいてきて、入居者さんが身近に感じれます。
ただし、あまり首を突っ込みすぎないようには心がけてますが…。
嫁さんの話とか、お子さんの話とか…です。私も二十歳の息子の親ですし、高齢の両親がいるので何かと話があうのです。話しながら、うんうん解る解るとか…うなずいたりしてます。
以前、働いていた施設ではゆっくりと話す暇がなくて仕事をこなすだけでしたが、ぶなの実では、夜勤で話しができる時間をもててます。これもグループホームでの特権でしょうか?もう少し、お一人お一人の好みや今までの生活などについても知る機会が持てるように話しが出来たらと思っています。

16:16 | Posted by admin

【世話好き?】   ぶなの実1F 松村

2013年12月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

唯一の男性入居者Mさんは「やだぁ、よだれ~」「ほら鼻水!(笑)」など、時折、女性入居者陣に散々に言われる事があります。ところがこのところ、席の近いIさんが、やたらとお世話するのです。
特に食事中、
「ほらMさんご飯ですよ、これがお箸、これがおかず」
おかずばかり食べていると、
「Mさん、お味噌汁もありますよ。ご飯も。どっちにしますか?」
と、お皿の交換までして下さる!
Mさんは盲目な事や、入院をされたことなどもあり、入居当時と比べると、いろいろと繋がらなくなってきている為、一度お皿や箸を置いてしまうと、声をかけるまで動かない。
いつもはちょこちょこと職員が声をかけ、食事をしています。
最近はIさんがお世話して下さるので、非常に助かっております。笑
Mさんを挟んで、隣にYさんという女性の方が座っています。Yさんは、他の人の食事に手を出してしまいます。
するとIさんが怒るのです。ただイライラして怒るというのではなく「Mさんをかばって怒る」といった感じです。
IさんはMさんが盲目な事もわかっています。
そんな世話好きなIさんに更なる変化がありました。
夕食が終わり、Mさんの就寝支援の支度をしていると「そこ誰の部屋?」と聞かれました。「Mさんだよ」と答えると
「Mさん、もうお部屋で寝ますか?お部屋まで行きましょう。寝る準備してありますよ」と言われたのです。
思わず「Iさん、優しい!」と大きな声を出してしまいましたよ。
そんなIさんですが、一昨日の昼食時、Mさんに、
「やだぁ、こんなによだれ垂らしてー」と眉間にしわをよせておりました、、、

16:15 | Posted by admin

【Tさんとの思い出】   ぶなの実3F 前山

2013年12月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実Aユニットの前山です。
ぶなの実Aユニットにご入居されていたTさんが、11月16日にお亡くなりになられました。私が、入職してから、約半年、とても早すぎるお別れでした。
Tさんは、認知症がかなり進んでおられ、意思疎通をとる事が難しく、日常の行動も片時も目を離せませんでした。
元々、お話好きな性格だったのか、お話が始まると止まらない事もあり、そんな時のTさんは、いつもチャーミングな笑顔を見せて下さいました。
また、Tさんと二人で近くの喫茶店に行き、パスタを美味しそうに召し上がっていた時の笑顔、スーパーや商店街に買い物に行った際に、お店の人に嬉しそうに話しかけていた時の笑顔など、色々と思い出され、今となってはTさんともっと沢山お話をしたかったという思いが強く残念でなりません。
Tさんからは本当に沢山の事を教えて頂きました。私自身も一日一日を大事に、そして介護士としてさらに成長していけたらと思います。

16:15 | Posted by admin

【心理的虐待】   ぶなの実1F 鈴木

2013年11月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

介護福祉士のテキストを読んでいると色々な用語が出てきます。知らない専門用語が多く、なかなか飲み込めません。介護の専門用語は数多くありますが、誰もが「虐待」という言葉は知っていると思います。
虐待にも色々種類があります。「身体的虐待」、「性的虐待」、「経済的虐待」、「心理的虐待」、他にもあったかも…。
具体的にどんなことかは想像がつくと思います。
「心理的虐待」は無視したり、暴言を吐く、悪口を言う、相手をけなしたり、嫌な思いをさせてしまったり他、よく言ってしまう「ちょっとまっててね」も心理的虐待になります。
私自身「心理的虐待」の話してしまうと、どこまでセーフでどこまでアウトなのか?きりがなく永遠のテーマになると思います。
○Aさんが私に対して召使いを呼ぶかのように遠くからパンパンと手を叩いて呼びました。
○Iさんが私に「カーテン閉めて」と言ってきました。
○Fさんが私に「お茶入れて」と言ってきました。
そんなことされたり言われたりすると私は何でもやるお手伝いさんでもないし、グループホームで働いているかぎり全部やってしまったら自立支援の意味がありません。わからない場合はかゆいところに手が届くようにします。
無視をすれば虐待…腕の見せ所です。
○手を叩いて私を呼んだAさんには私も遠くから手を叩いてみました。
これなら無視したことにもならないしそうすることによってAさんもニコニコしました。
○ 「カーテン閉めて」と言ったIさんには「一緒に閉めてくれるならいいよ」と言いましたが「そのくらいのことやってくれてもいいじゃない?」と言われ「え?そのくらいのことと思うなら自分でやったらいいじゃない?」というと私を睨みつけながらカーテンを閉めにいきました。
○「お茶いれて」と言ったFさん、「自分でいれて」と言いたかったのですが、「一緒に飲んでくれるならいいよ、私のコップも用意してもらってもいい?」というとニコっとして食器棚まで取りに行きました。
果たして以上の返しでよかったのかはわかりません。正解はないのかも?

16:15 | Posted by admin

【そのままでいいよ】   ぶなの実3F 高橋

2013年11月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

こんにちは。ぶなの実3階の高橋です。どっこいしょを書くのは2回目になります。
私は4月に入社してから、10月で半年になります。思えば長いようであっという間に感じました。まったくの未経験の状態から始めた仕事が、半年も続けていられることに喜びを感じています。これもぶなの実の入居者様や職員の方々のおかげだと思っています。
今回は私がケア担当をさせていただいているYさんのお話をします。
Yさんは一日をのんびり過ごされている方で、テレビの歌番組で昭和の名曲が流れると、一緒に口ずさんでいます。とても綺麗な声なのでついつい聴き入ってしまいます。
Yさんは食べ物はパンがお好きなようで、パンを買いに行くと表情がぱっと明るくなります。
「今のパンは昔とずいぶん違うのね。どれもおいしそうで迷っちゃうわ。」
と話しながら嬉しそうにパンを選ぶYさんの笑顔が大好きです。
また、Yさんは洗い物や掃除などを積極的にやってくださっています。
「私がやるからお姉さんは座ってていいよ。」
と言われると、なんだかこちらが申し訳ない気持ちになるのですが、Yさんの自分のことは自分でやりたいという意志を尊重していこうと思い、是非とお願いしています。
私はどうも「すぐにあせる」という困ったクセがあって、半年経った今でも悩みの種です。一度にいろいろなことが重なったり、突然予想外の事が起こって何をするべきか分からなくなった時などなど、この症状はすぐに顔を出します。そんな私を見てYさんは、
「お姉さんは充分頑張っているよ。そのままでいいんだよ。」
と言って励ましてくださいました。
その時私はハッと気付きました。私はどうしてあせっていたんだろう。急いでやらなくてもいいんじゃないのかな。
そんなふうに思うと、心が急に軽くなったような気がしました。どうやら「自分がやらなきゃ」と思う気持ちが、原因のひとつだったようです。
あせるクセとはまだまだ向き合っていかなくてはいけませんが、頭が真っ白になりそうになった時は、Yさんの言葉を思い出して、一度立ち止まって深呼吸してみることから始めてみようと思います。

16:14 | Posted by admin

【3夜連続、夏のホラー祭り】   ぶなの実1F 佐藤

2013年10月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

8月に3日連続で「仄暗い水の底から」「着信アリ」「「リング」とTVで放映されました。1日目は何気なしにTVがついていたのですが皆さんとても集中して見ておられ「うわっ!」「出てくるなっ!」等の声が響き渡りました。
1日目が終わり明日も明後日もある事をお伝えすると「見なきゃねっ!!」と怖いながらもとても盛り上がりました。
勤務が終わって帰ろうとする職員に「おばけが出ないように気をつけてね!」と言ったり、普段威勢の良い入居者さんのIさんも何故か一人でトイレに行けない等その姿が何ともチャーミングでニコニコしてしまいました。
翌日の着信アリの時には皆で鉄板で焼きそばを作っていたのですが激しいホラーシーンになる度に入居者さんの焼きそばを炒める手が荒々しくなったり語気が強くなっているのを見て、やはり怖いんだなぁとまたニコニコしてしまいました。大した事ではないのですが、僕にとっては今年の夏はその事が印象的(普段見ない姿だったので)な出来事でした(笑)

16:14 | Posted by admin

【夏の高校野球観戦】   ぶなの実3F 原田

2013年10月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

9月に入り、だいぶ秋らしい天気となりました。朝晩の気温も、半袖だと肌寒いくらい涼しくなって来ており、1枚羽織るものがあっても良い程です。日中も空気がカラッとして、蒸し暑さがほとんど感じられません。そしてぶなの実Aの入居者様も、あの夏の暑さから解放され、徐々に活気を取り戻されております。
さて、ここからは猛烈に暑かった8月の入居者様の様子を書いていきたいと思います。
毎年恒例となっている夏の全国高等学校野球選手権大会(以下、高校野球)。ぶなの実Aの入居者様の中にも、野球観戦が好きな方が何名かいたので、試合のある日は午前中からテレビの番組を高校野球にしていました。この日は準々決勝の試合だったでしょうか、三名の入居者様がテレビに集中して試合を観戦されておりました。先攻のチームが数点差でリードしており、後攻のチームが後を追う状況となっていました。後攻のチームは、先攻のチームの守備に阻まれ、なかなか点を入れられず、後半に入りました。そして、後攻のチームの攻撃で、相手チームがミスをしてしまい、チャンスが回ってくると、ある入居者様が急に声をあげ、後攻のチームを応援し始めました。今年の高校野球は、点を奪い合う場面が多かったので、他の入居者様もテレビに夢中になり、居間にいた多数の方が試合を楽しまれておりました。
これからも、入居者様みんなで楽しめるようなものを探しながら、支援をしていきたいと思います。

16:14 | Posted by admin

【介護って?】   ぶなの実1F 城田

2013年09月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

こんにちは、初めてどっこいしょに投稿します。ぶなの実の城田です。
入職して早8ヶ月が過ぎようとしてます。今までの経験でそれなりに、介護職も長くなり介護や支援も解っているつもりでしたが大きな間違い?いいえ勘違い?していたようです。
ここの、ぶなの実の入居者さんが自由な事、職員の都合に合わせない事、タイムテーブルなんて関係ないこと、笑顔なこと、言いたい事が言えること、全部ありそうで今までなかった事です。不思議です。訪問介護でも利用者さんは、介護者の考えや、やり方を強制されていたように思えます。
今、夜勤でこの文書を打っていますが、入居者さんのAさんがニコニコしながら私に、色んな物を届けに来てくれてます。スリッパに、乾燥ワカメ、トイレットペーパー、等など。
私に使ってくれと言って差し出すのです。ホントに良い笑顔で穏やかです。Yさんは、テレビの音楽に合わせて身体を揺すって笑ってます。自然で、自由で、ゆったりです。
介護って何だろ?って考えるより、入居者さんともっと話して、もっと様子を見守りつつお一人お一人に集中する時間をもつ事が、まずは大切なんだなと思ってます。
ちょっとづつですが、私も変わっていけるようになりたいです。それと、私事ですが4月5月の2ヶ月間にわたり入院して休んでしまいまいました。大変なご迷惑をおかけした事をこの場をお借りしてお詫びいたします。職場の方々が、復帰するのを待って頂けた事に、感謝いたします。ありがとうございました。

16:13 | Posted by admin

【達成。笑顔。切ない】   ぶなの実1F 宝田  2013年8月

2013年08月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

どうもこんばんは、今回は最近退去してしまったTさんの事を書こうと思います。
Tさんは僕がぶなの実で働き始めた2週間後くらいに入居されました。それからついこの間までの約3年間いろいろありました。その中1つを話したいと思います。
Tさんはお散歩が超大好きな方で、入居当初は1日の4分の1は外出しているような感じでした。なのでどうしても職員の手が空いていなくてお散歩が出来ない時は手が空くまで待っててもらったりしたりもしていました。
ですが出来ることならTさんが散歩したいタイミングに散歩してもらいたいと職員で話し合って、携帯のGPS機能を使ってそれを持って1人で散歩して帰ってこれるようにならないかな?なったら良いよねと。
それから、いつも行く商店街の公園に毎日のように職員と一緒に散歩して、「公園どっちでしたっけ?」とか質問してTさんが「八幡公園はあっちよ」と答えたりして覚えてきたかな?と思った時に、今度は遠方で見守って1人で帰ってこれるか見ていこうってことになり、それから散歩の時はバレない程度の距離からストーカーのように(笑)見守っていって、合計で3~4ヵ月くらい様子を見て。帰って来れそうだねと職員全員で話し合って1人での散歩をチャレンジしました。
遠方見守りの時は電柱の影に隠れたりしてる僕達を、見ている周りの人からの「なにやってんだあとひと・・・」って言う冷たい視線を耐え抜き(笑)商店街のところに住んでるご近所の方たちからの「たいへんねーおつかれさま」と言う労いの言葉に元気をもらい、僕に限っては警官に「ちょっと君なにやってるの?」と、本気で怪しいやつだと思われ必死に説明したり(笑)そうゆうのを乗り越えて1人での散歩を無事帰ってきた時の達成感、喜びは本当にこのグループホームって言う仕事じゃないと得られないものだなぁと思いました。
Tさんの社交性はずば抜けており、僕達が知らないような人たちからも「あら、おばあちゃん今日も元気ね!」と声を掛けられるほどでした。居なくなって切ない気持ちもありますが、きっと次に行った場所でも沢山友達を作ってワイワイやってるんではないかなと僕は思います。

16:13 | Posted by admin

【考え方の違い】   ぶなの実1F 鈴木

2013年07月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

私がぶなの実に勤務してもうすぐ3年経ちます。
3年となると、プロとしてもっと自覚しなくちゃ!今まで人に任せてやらなかったこともやろう!と思うようになりました。
でも余り無理はしないようにしています。
今年に入って自分の視野が多少ですが広がりました。
飯友の紹介で介護関係の仕事をしている人と話をする機会が出来ました。
少人数ですが、飯友で訪問介護(Cさん)、ショートステイ(Mさん)、グループホームのスタッフ(Oさん)でヘルパーの学校を出たばかりの卵さん達でした。
自分は知識0の未経験から始めたので、学校出た3人よりも能力は低いですが、話を聞いてあげることと多少のアドバイスをすることができました。
Cさんは飲み屋の手伝いをしつつ阿波踊りの先生で訪問介護をしている何をやっているのかわからない多忙な方ですが、とまどうことがありつつも楽しくやっている様子です。
Mさん、Oさんは悩み多しでした。
仕事関係も多少はありましたが、スタッフ関係が大きかったです。
栃木の友人(S君)からも先輩スタッフ関係の話を聞いていたので、多いなぁと感じました。
主に辞めていくスタッフの話でした。
ちょっとチクって言われただけで辞めていくらしいです。
過ごした人生の違いもあり今の20代、30代、40代、50代の人達の仕事に対する考えが違うことを感じます。
ゆとり世代とよばれる社会人に近い位置にいると思っている私はある日、「なんで風邪ひいたくらいで休むのだろう?
体の調子悪くても一応来るのは普通だし、その分負担がこっちにくるからとりあえず来てダメなら帰ってほしい、俺、公休以外で仕事を休んだことない」って言った時に20代前半の子に「それってブラックな考え~」と言われ、イラッとして変なヒステリー起こしてその場の空気を変えました。
その時にハッ!っとしたことが、自分の考えは正しいけど相手も自身の考えを正しいと思っている、これはお互いが相手の立場になってみると何か見えて、何かを掴めるのではないのかな?と思いました。
Mさん、Oさんには言われたことは嫌味と捕らえずに、まずは相手立場になってみて、どんな風に感じるか?自分はどんな風に感じたか、結果次第で相手に自分が感じたことを直接話してみて解決していけば辞める人は減るのではないのかな?と言ってみました。
Mさん、Oさんは納得している感じではありませんでしたが「そうしてみる」と言っていたので次に会った時の結果待ちです。
その日の飲み会は人の話を聞いてばかりで自分の話はできませんでした…。

16:12 | Posted by admin