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【はじめまして。】   とちの実 小谷野

2013年06月02日 | とちの実

4月からとちの実でお世話になっている小谷野です。以前は横浜にあるグループホームで働いていましたが、昨年の夏に東京に引っ越して来まして、縁がありこちらで働くことになりました。
以前とは様々な違いがあり、戸惑う事も多くご迷惑をかける日々です。
ですが、そんな自分に一番教えていただくのが利用者様のSさんです。何かわからないことがあってもSさんに聞けばなんでも教えて頂けます。
そんなSさん、4月にスタッフと一緒にスカイツリーに行かれていました。まだ一度も行ったことのない自分としては羨ましかったのですが、以前のグループホームでは考えられないことでビックリしました。
また5月には他の利用者様は巣鴨にお買い物に行ったり、皆さんでカラオケに行ったりなど、ここでの生活を楽しんで過ごされています。
まだまだ未熟な自分ですが利用者様が一日を楽しく過ごされるよう頑張って行きますので、よろしくお願い致します。

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【とちの実での一ヶ月】   とちの実 渡邉

2013年05月02日 | とちの実

初めまして、今年の3月から「とちの実」の一員になりました。渡邉と申します。
私にとって「とちの実」は、初めての介護の現場であり、又 四国から上京、初めての都会暮らし、何もかもが新鮮でドキドキのスタートでした。
「とちの実」は、本当に閑静なところにあります。すぐ側の小学校のグラウンドで元気に走り回る子どもたち 道行く人々が笑顔で挨拶をかわしてくれる 遠くから聞こえる踏切のサイレンが何故か懐かしく感じる 心和む場所に通ってあっという間の一ヶ月がたちました。
「とちの実」の入居者さんは皆さんとても個性豊です。暮らしの中で支援していくことの奥深さを先輩スタッフのご指導を受けながら、自分の役割を果たせるように頑張っています。
日々、関わっていると少しずつ皆さんの事が解ってきて、気持ちが通じる些細なことに喜びを感じています。そして、ご一緒に生活をしていて「あたりまえ」の大切さを改めて教えられる毎日です。
それは、入居者さんの方々だけでなく、スタッフの方々からも常に感じていますし、毎日勉強になっています。「とちの実」は、笑顔あふれる、心温かい人達の集まりです。
入居者の方々がその人らしい貴重な人生の時間を過ごされるよう、たくさんの思い出を作って行きたいです。
今は、恵まれた環境なかのおかげか、ずっと前からここにいるように思えます。
次の、「どっこいしょ」では、入居者さんとの楽しい出来事をお伝えできるようもっともっと仲良くなりたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

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【「聖者の行進」がいい。】   とちの実 高橋

2013年04月02日 | とちの実

とちの実の高橋です。3月10日、Yさんとブラスバンドの演奏を聴きに行きました。練馬の名産物にあやかった「だいこんブラス」という40名の楽団です。年2回の定期演奏会の外、デイサービスセンターや学校・農協などでボランティア演奏の活動をしている、音楽好きが集まった楽団です。
Yさんに、「ブラスバンドの演奏を聴きに行きましょう」と声を掛けると、「いいわね」と返事をされましたが、どうやらブラスバンドという言葉には馴染みがないご様子。
会場の大泉中学校に着くと、既に演奏が始まっていました。あまり馴染みのない曲のためか、年配者の多い会場は、今ひとつ盛り上がっていませんでした。Yさんは(しっかり補聴器を着けていたので)、シンバルやドラムの大きな音がすると、「あら、まあ」と反応するものの、音楽にのっている感じは伺えません。
2~3曲後に、趣向が変わって、馴染みのある「男はつらいよ」のテーマとか「踊るポンポコ」などが演奏されると、会場が一気に活気づき、手拍子や足踏みの人が増えてきました。Yさんも一緒に手拍子で合わせています。
普段、ホームでは、歌の好きな入居者さん達が歌っている時も(「君が代」や「無法松の一生」だから?)、あまり関心を示さないYさんですが、さすが40名の管楽器の大音響は、身体中に響いて、眠っている感性を刺激する効果が十分あったようです。
最後の曲は「聖者の行進」でした。この調子の良い曲は、演奏者、会場の人達そしてYさん、全員が手拍子を打って、身体を揺らして、盛り上がりました。これからYさんの音感を呼び覚ます時は、「聖者の行進」で決まりです。
おまけは、抽選でYさんの261番に、大根と楽器を型どったクッキーが当たりました。

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【Yさん】   とちの実 宮崎

2013年03月02日 | とちの実

1月24日夜にYさんが、とちの実でお亡くなりになられました。
忙しくて眉間にシワが寄ってる時も、いろいろうまく行かなくてウジウジしてる時も、イライラして頭から湯気が出ている時も「姉ちゃん笑え~。ヘヘヘヘ」と元気つけてくれて、人の心の弱ってる時を察して励ましてくれるのがとても上手な方でした。
プロレス好きで、後楽園ホールに試合を見に行ったり、DVDもヘビーローテーションで、毎日、何時間見ても飽き無いほど大好きでした。夜勤入りで来た時にプロレスがやっていると、満面の笑みでプロレスを見ていることを教えてくれたり、楽しんでることを共有しようとしてくれている事が伝わってくる方でした。
最後の数日は、起き上がる事が出来ませんでしたが、亡くなる前日まで食事や飲み物を摂取できて最後まで笑顔を見せてくださり、他の入居者さんが「元気になって居間に来てね」との声かに「はい、はい」と意欲を持てれて、Yさんらしく過ごされていました。
Yさんとの思い出を書きたいことは沢山あるのにあまりに文才が無くて上手く書けないのが悔しいのですが、Yさんの人生の一時に関われたことを本当に感謝したいと思います。
Yさんありがとうございました。

18:10 | Posted by admin

【Yさんの思い出】   とちの実 仲座

2013年03月02日 | とちの実

2005年にとちの実に入居されたYさんは、今年の1月末にスタッフに見守られながら人生の幕を閉じられました。
全てから解放された今頃は天国で悠々自適に暮らしているのかな?やっぱりプロレスの大スター選手達の試合観戦でもしているのかな。きっと今もYさんは笑顔で笑っているんでしょうね。
とちの実ではプロレスの雑誌やDVDを飽きることなく鑑賞されたり、原ノ町の出身であることや学校を出たこと、じゃが芋を作っていたことなどお話されたり、箸が転げただけでも浅黒い地肌に白い歯を出して笑って下さるかなりの笑い上戸でしたね。そんなYさんを見るたびに私も笑いが感染していました。とちの実にいるといつも感じますが、私が入居者様達を支えているのではなく、入居者様皆さん一人ひとりが私を支えて下さっています。
けれど、病気が悪化してからはとても辛い日々が続きましたね。それでも時折見せて下さる笑顔に私はとても救われました。最後の最後にご家族に会えたのは今まで頑張ったYさんへの神様からの贈り物だったんじゃないかと思います。
私もYさんがくれた素敵な笑顔、思い出を胸に刻み「今」を大切に過ごして行きたいと思います。この場を借りて感謝の気持ちを込めて伝えたいです。
Yさんと一緒に過ごせた時間は私にとって宝物です。ありがとうございました。

18:09 | Posted by admin

【Tさん】   とちの実 西田

2013年02月02日 | とちの実

11月26日、とちの実の入居者、Tさんがお亡くなりになりました。とちの実に入居しちょうど4年、94歳でした。
責任感が強く真面目なTさんは、私が悩みを相談すれば真剣に耳を傾けてくださり、甘いことばかりを話す私に「それはいけませんね、もっと頑張りなさい。」と活を入れてくれたり、時に「それは大変だね。」と優しい笑顔で私を励ましてくれる存在でした。
お亡くなりになる数ヶ月前から、食事と水分の摂取が難しくなり、お部屋でお休みになることが多く続いていて、その頃とちの実では浅草への日帰り旅行を企画していたため、お疲れのTさんをお連れしても良いものかどうかと考えましたが、外出することのお好きなTさんに良い刺激になればと浅草へご一緒させて頂きました。
結果、とちの実ではなかなか食のすすまなかったTさんですが、ご自身で箸を取り、天ぷらを美味しそうに頬張る姿を見ることが出来ました。その日は1日活気を持って、浅草を楽しんでいらっしゃいました。
若い頃からご家族を支え、責任感が強く真面目なTさんでしたが、時にお茶目に振舞って、とちの実の皆を和ませてくださることも多くありました。皆で歌をうたえば、1番に大きな拍手をして皆を盛り上げてくださいました。最期まで、ご自身の足でしっかりと歩き、ご自身の意思で食事をとり、大変な努力家であったTさん。生きる強さをご自身の姿で示してくださったのだと思います。
Tさんと、とちの実で出会い、共に過ごす時間を持てたことに、たくさんのことを教えてくださったTさんに、心から感謝しています。本当にありがとうございました。

18:07 | Posted by admin

【はじめまして】   とちの実 遠山

2013年01月02日 | とちの実

11月よりとちの実で働いています遠山です。
寒い日が続いていますが、みなさん体調は崩していませんか?11月とちの実では風邪が流行っていたせいか、働き始めてすぐ私も風邪を引いてしまい、暫く体調を崩していました。風邪が治ったと同時に今度は全身の筋肉痛に襲われました。(日頃の運動不足でしょうか)
私は学校を卒業してから病院で医療事務の仕事を6年程していました。患者さんはお年寄りがほとんどで、一緒に会話などをしたりと接する機会が多くありました。何より触れ合ったりする事が好きでした。そんな中「もっと身近に感じる事が出来る事って何かなぁ」と思いついたのが介護の世界でした。
初めてとちの実の見学に行った時、ある職員さんがこう言いました。「ここに勤めたら他の職場では勤められなくなっちゃうほどいい職場よ」と。まだ短い期間しか働いていませんが、何だかわかるような気がします。入居者さんはみんなその人らしい個性があり、暖かい雰囲気です。そんな環境の中で働けて幸せに感じます。見学の時、Sさんが「仕事は大変だと思いますけど、ここは皆良い人達でいい所ですよ」と笑顔で話されていました。初出勤私は長い髪を短くし出勤すると、Sさんが真っ先に「髪切ったわね」と話しかけてくれました。その一言もあり、不安と緊張でいっぱいだった気持ちが少し和らぎました。Sさんありがとうございました。
仕事は日々悩ますことばかりですが、入居者さんの笑顔を見ると不思議と「また明日も頑張ろう」という気持ちにさせられます。
未熟者ですが、一日一日を大切にし、日々成長していけたらと思います。今後ともよろしくお願い致します。

18:06 | Posted by admin

【浅草に行ってきました!】   とちの実 中島

2012年12月02日 | とちの実

こんにちは。とちの実の中島です。
10月の話になりますが、入居者さん4名様と一緒に浅草へ遊びに行ってきました。
元々の予定は、大勢での日帰り旅行だったのですが、とちの実では入居者さんもスタッフの間でも風邪が大流行してしまい・・・(×_×;) 今年は規模を縮小してのお出かけとなりました。
でもお天気にも恵まれ、参加された皆様、大変楽しんでおられました。
今回は皆で車移動です。外出が大好きなT様は車窓からの眺めを熱心に見ておられました。ドライブ中はI様が季節の歌を、ビブラートをきかせて披露してくださいました。
老舗のお店で豪華な天麩羅を満喫した後は浅草寺でお参りです。参拝所でY様に、「何をお願いするの?」とお聞きしたところ、「無事息災(^^)」だそうです。おみくじを引いて皆でエキサイトしました。I様は歌で頑張りすぎたのか、ちょっとお疲れのご様子でしたが・・・「来られただけで十分満足」と爽やかに笑っておられました。S様は、間近でスカイツリーを見てテンションMAX。そのうち登りに行きたいですね!
あっという間の一日でした。皆で助け合いながら日常生活を営まれる入居者さんの姿はキラキラしていてとってもステキなのですが、こういった非日常のシーンで見せてくださるいつもと違った表情も違った色の輝きでステキです。来年はどこに行きましょうかね!?
今度は皆で来よう!!

18:06 | Posted by admin

【皆さん、こんにちは。】   とちの実 仲座

2012年11月02日 | とちの実

お元気にお過ごしでしょうか。早いものでもう2012年の秋に入りましたね~。
ところで突然ですが(笑)皆さんは空を眺めるのはお好きですか?
私は大好きです。朝・昼・夕・夜、いつの時の空でも大好きで歩いている時は勿論のこと、自転車に乗っているときや(当然、人の迷惑にならない程度にですが。)、車、電車、飛行機などに乗っているときに眺めるのも大好きです★
といっても雲や星座に詳しかったりということは全くないです(ツッコミ禁止です)
単純にそのときのゆるやかな流れを見るのが好きなんですね~
ちなみに最近は西東京市で流れ星4回も見ました!!!
後からわかったことですが、その日はたまたま、なんとか流星群の日だったらしいのです。
ラッキー★というふうに思ってたんですけど、ナント!全然普通の日でも流れ星見えたんです!感激しました。
また、とちの実にも景色を眺めるのが好きなT中さん、プロレス観戦やDVDを見るのが好きなY原さん、可愛らしいキャラクターを見ると笑顔になるY内さん、競馬などで馬を見るのが好きなK利さん、おしゃれな洋服を見るのが好きなS木さん、など皆さんそれぞれ好きなものがあってとても素敵な事だなと思います。
人が五感から受ける刺激のうち、視覚からの刺激は87%と言われているそうです。(個人差はあります)この世の中全てが好きなものばかりあふれているというわけではないので見たくないものを見たりする現実もありますが(ゴキ○リとか!!)
これからもっと一緒に過ごさせて頂く時間の中で今まで以上に皆さん1人1人の好きなものについて詳しく知っていきたいです♪

18:05 | Posted by admin

【親の存在】   とちの実 宮崎

2012年10月02日 | とちの実

朝夕涼しくなって来ましたが、まだまだ暑い日が続いています。皆さんは元気にお過ごしでしょうか?
どっこいしょの当番が回ってくるといつも何を書こうとない頭を悩ませています。今回は母のことを書きたいと思います。
私の母が6月に健康診断で乳がんが発覚しました。
この事実に本人が一番ショックだったでしょうが、親が死んでしまうかもしれない病気にかかって、近い将来本当に死んでしまうんではないかと、かなり不安になりました。
幸いステージ1の段階でわかった物だったので手術と放射線の治療で何とかなりそうだということで安心したのですが、親はいつまでも元気であるものというイメージがあって、親族の老いを見ないようにしてきた感が否めません。
今までも、脳梗塞や、くも膜下出血という大病をしてきた母なのに、その都度、驚異的な回復力で復活してきて、「なんか大丈夫。死なない」と変な根拠のない自信があったのですが、今回の病気は、もし親が今居ないくなったらと思うと、何も親孝行してないし、というか未だに実家ぐらしの脛かじりだし、孫の顔が見たいとか言われれば、結婚して子どもを生むだけが幸せじゃないとか屁理屈を言ってみたり、素直にそうだねと言った試しが無いことに、はたと気が付いてしまい妙に反省をしてしまいました。
これからもっと親の死が身近なものになってくる時が来る前に、もう少し1人前のしっかりとした人間になった姿を見せて安心をさせてあげたいなと思う今日この頃です。

18:05 | Posted by admin