先日、ここまで乗り切ってきたぶなの実でもコロナ陽性が発生してしまいました。
ぶなの実最高齢(96歳)のIさんには絶対に移してはいけないという気持ちでいっぱいでした。
そんな中、私も味覚障害はなかったのですが、喉の痛みがあり、発熱外来へ受診すると「コロナ陽性」。毎日行っていた抗原検査では陰性。またここまでコロナ陽性にはならなかった事と感染対策を行っているから、どこかで自分はコロナにはならないだろうと過信しすぎていました。そんな自分が恥ずかしい。
《コロナ陽性=10日間の自宅療養》
衝撃的過ぎて、目の前が真っ白になりました。シフトが回せるだろうか…仕事が追いつくだろうか…などなど。
コロナ陽性である事を職員に伝えると「しょうがないよ。誰がなってもおかしくない状況なんだから」と。心がとても軽くなりました。
コロナ感染して1日目は今まで感じた事のない喉の痛みで、水分を摂るのもやっとでした。2、3日目は38.3度の発熱、倦怠感と止め処なく続く咳が身体を疲れさせました。4日目にようやく熱が平熱になりましたが、気管から出ているような咳が続くことで倦怠感も増大しました。7日目にようやく食欲が湧いてきて一安心です。
こんな苦しい思いは誰にもして欲しくないです。
コロナ陽性という事を受け入れ、1階で過ごしてくれた入居者さん、連勤に耐えてくれた職員に本当にいくら感謝してもしきれません。このコロナを乗り切れたのはみんなの協力のお陰だと身に染みました。
入居者さん6名中5名が感染する中、Iさんだけはコロナ感染しませんでした。
本当にお強い!!最強の96歳です!!
今年も高校野球に熱中するIさんが見られて、私は幸せです。
早くコロナが終息する事を心から願います。