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編集後記 林田

2018年02月28日 | 編集後記

東京で生活をしだして25年以上経ちます。子供の頃を過ごした福岡の久留米市よりもずいぶん長くなりました。
東京での生活にもう慣れきっていると思うのですが、冬の乾燥は何年たっても慣れませんし、年々つらくなっているように感じます。
根が田舎育ちなので、空気がきれいな環境で生活しましたし、福岡は冬場曇った日が多く乾燥した空気となることは少ないのです。
ですが、もうすぐ東京を意識せざるを得ないことが来ます。東京オリンピック・パラリンピックです。私の生活や、私たちの仕事にプラスの影響ばかりではない東京オリンピック・パラリンピックですが、どうせ行われるなら、認知症状態にある方々や、それを支える私たちで、東京は認知症になっても安心して生活できる場所だということを少しでも世界に伝えられたらと考えます。
すでに、仲間たちといろいろなイベントを考えていますし、できれば入居者さんたちとオリンピック・パラリンピックのボランティアをできたら素晴らしいと思っています。
来年度からいろいろなインフォメーションを流すと思いますので、ぜひ皆さん、一緒に世界初めての試みに挑戦してみませんか?よろしくお願いします。(林田)

08:53 | Posted by jizai

【趣味もいろいろ】  つげの実 西田

2018年02月28日 | つげの実

ある日、商店街で買い物を終わらせて、Sさんとつげの実に向かっていると・・・。
前から大きな花束を抱えた若い男性が歩いて来ました。Sさんがその男性を呼びとめました。
「綺麗なお花ねー。これはどこかに活けるんですか?」男性「はい。仕事でこれから活けに行くんです」Sさん「あら。お花のお仕事なの? 私、龍生派なの」男性「あ。僕も同じです」と、偶然の一致にお互いびっくりされていました。
Sさんがお話された流派の先生のお名前も、男性の方はご存じで、数分の立ち話でしたがお互いにこやかにお話されていて、とても良い瞬間に立ち会えたと嬉しくなりました。
男性と別れた後、Sさんは「お花好きはピピッとわかるのよ」と嬉しそうにお話されていました。このお正月のお花もSさんが綺麗に活けて下さいました。
趣味は、大切だなとつくづく思います。
ある日、Eさんが「あーぁ。ダンスホール行きたいなー!」と仰りました。Eさんの他にも社交ダンスをされていた方がいらっしゃいます。ご機嫌がいいと「チャッチャッチャッ♪」と小踊りされます。ダンスホールの話をこれからも聞けたらいいなと思いました。登山されていた方、芸術作品を作られていた方、趣味もいろいろ。
つげの実でも趣味を活かせたり、新しく発見したりできるといいなぁと思います。
私も先日、利用者様と一緒にゴッホの展覧会に同行させていただき「ゴッホ絵画の極意」を利用者様から教えて貰いつつ、少しだけかじらせていただき楽しい思い出になりました。
これからも色々教えてもらえるようにがんばります。まずは・・ダンスホールから☆

08:48 | Posted by jizai

【二人の入居者さん】  ぶなの実3F 蝦子

2018年02月28日 | ぶなの実::ぶなの実3F

昨年の11月と12月に、新しい入居者さんが私のいるAユニットに入居されました。11月に入居されたZさんは男性で体はがっちりしており、昔は職人をしていたとのことです。Zさんは私のことを社長と呼びます。「何でそう呼ぶんですか?」とお聞きしたところ、「体がデカイからだ」と仰っていました。また12月に入居されたOさんは、女性の方です。Oさんと初めてお会いしたのは入居されて2日目くらいだったと思います。Zさんと初めてお会いした時はスムーズにお話が出来たのですが、Oさんとお会いした時、最初は「こんにちは、蝦子です。よろしくお願いします」くらいしか言えませんでした。
そのあと1960年代の音楽やご主人がサーフィンをやっていたことなどをお聞きし、私も1960年代の音楽が好きなので、その手の話題をしてOさんと話をしていたところ、Oさんはグループサウンズがお好きで、ショーケン派とジュリー派があって、Oさんはショーケンがお好きだったということです。
Oさんはご自分から「何か手伝うことはないですか?」と積極的に仰ってくださるので、早くぶなの実での生活に慣れようとされているのだと思います。
私も、ZさんOさんと楽しく生活出来るように寄り添っていこうと思います。

08:47 | Posted by jizai

【そろそろ、アラフォー。胃は重く】  とちの実 松本

2018年02月28日 | とちの実

またまた、Aさんのお話が続きます。悪いことは重なるものなのでしょうか。今度は脳梗塞で入院しておりました。麻痺が残った状態ではありますが、幸い全麻痺等ではなく、入院中のリハビリで大分症状は収まりました。手足の動きは若干ぎこちないものの、自分で字を書いたりする程度には回復してきており、退院後も本人が強い意志で歩けるようになる気持ちが残っております。
気持ちが先走ることもあってか、調子がそんなに悪くない時などは、スタッフが見ていないタイミング等で立ち上がって歩こうとしたり、若干の無茶をしようとされることも見受けられますが、それも本人の気持ちが残っているからだと考えると(勿論、言うべき所は言いますが)、気持ちの芽を摘み取るような気持ちにはなれません。
こちらの思惑で指示的に動かす等は出来るわけがないですし、やっちゃいけない。頭の何処かに常に置いておいて、今後も気をつけながらAさんとは付き合っていきたいと思います。そろそろ担当を初めて2年半になりますが、ある程度心の動きや考え方も掴めてきたかな、と、少しは自信を持って言う事ができます。そろそろ、とちの実で働き始めて3年。成長はやや遅いかもしれないですが、しっかりと進めていきたいと思います。

08:43 | Posted by jizai

2月号の「ぶなの実1F」の記事はありません

2018年02月28日 | ぶなの実::ぶなの実1F

2月号の「ぶなの実1F」の記事はありません

08:29 | Posted by jizai