こんにちは。ぶなの実3階の樫本です。9月に入社して、これが初めて書くどっこいしょになります。
ここへ来る以前は、地元のデイサービスに勤めていたのですが、常に時間に追われ利用者さん1人1人とお話する機会がなかなか作れず、また『ご本人にやってもらうのが理想』とは言いながらも時間短縮の為に全てを職員がやってしまう事が殆どでした。そしてその状態が普通・当たり前だと感じるようになっていたのです。(あくまで私が以前勤めていたデイサービスでの話です。)
それがここ、ぶなの実では、私が「南瓜が固くて切れないよ~」と言えば、男性入居者のTさんが「私にお任せください」と腕まくりをしながら台所に来てくださったりだとか、女性入居者のCさんが「ほれ、こっちにかしてみな」と言って、まるで母親のように教えてくださいます。
入居者さんと一緒に行う調理は、正直に言うと簡単ではありませんが、その分楽しい時間になります。以前の職場では考えられなかった光景です。
デイサービスとグループホームでは優先する物事の順位や時間も違いますから、どちらの方がよりよいという事はありませんが、私が楽しく働けるのは断然こちらの方だと思うのです。
入社して3ヶ月を越えたこれからが壁にぶつかったりと大変な時期になるでしょうが、これからも皆さんとの楽しい毎日が続いていってほしいなと思います。