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【終わりの見えない緊急事態宣言の中で。】  とちの実 倉島

2021年03月30日 | とちの実

入居者の皆様とのお散歩やお買い物が困難になり、幾月経ったでしょう。
運動量が減り、体重が増加してしまった方。
「今は夏?冬?」と、気温による季節感を感じられなくなってしまった方。
何より、屋内に居続ける事の閉塞感と、弊害を挙げてしまえばきりがありません。
そんな中、1月末日。東京でそこそこの降雪がありました。
一人二人と気付き始める入居者の皆さん。
「粒が大きくなってきたね。」「キレイねぇ。」と盛り上がりました。
最後には皆「雪止んじゃったね。」と寂しそうな様子。
隣家の花壇のお花や公園の木々を見て楽しんだり、「今日は肌寒いわね。」
「お天気が良くて気持ちいいわね。」と一喜一憂したりと、以前と変わらない日常の刺激を早く皆様と一緒に感じたいとつくづく思う今日このごろです。

17:26 | Posted by jizai

【はじめまして】  ぶなの実 野口

2021年03月30日 | ぶなの実::ぶなの実3F

皆さん初めまして、昨年の10月からぶなの実でお世話になっております、野口ひろしと申します。まだぶなの実に来て日は浅いですが日々頑張っております。
ここに来る前は配達専門のお弁当屋さんに22年いました。今42歳なので四半世紀近くいました。そんなにいたのかとびっくりです。
なので介護の事は本当に初めてで、不安と緊張でいっぱいでしたが右も左もわからない私にOさんが色々と声をかけて話して下さり、相撲が好き、サザンが好き、私の住んでいる地域も知っていて、話す事も多くなり、ぶなの実の事など色々教えていただいて、本当に良く助けて頂いております。本当に嬉しかったです。
不安と緊張を少しずつ溶かしてくれたOさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
まだまだ未熟者ですが少しでも力になれるように日々頑張りますのでよろしくお願いします。

17:26 | Posted by jizai

【生涯現役】  つげの実 新谷

2021年03月30日 | つげの実

皆さま、初めまして。昨年12月より「つげの実」に採用していただきました新谷と申します。
過酷な戦争と、戦後の廃墟から奇跡的な復興を遂げた日本。「つげの実」のご入居者様は、そんな時代をたくましく開拓し、高度成長とともに日本を力強く支えてくださった大先輩です。寄り添う機会をいただき、うれしい限りに思っています。約3か月とまだ日は浅いですが、生活のサポートをさせていただく中で入居者様お一人おひとりに強い個性を感じ、所作や言葉のすみずみにあらわれる唯一無二の人生観に感嘆させられてばかりです。
たとえば、飲食のご関係で活躍されていたAさん。竹をスパっと割ったような江戸っ子気質で、日々率先して9名分の主菜、汁、ご飯を鮮やかな包丁さばきで作られています。白菜をてきぱきとそぎ切りにし油揚げをあわせた澄まし汁、脂ののった紅鮭を豪快に焼き上げたと思ったら美味しく見えるよう繊細に盛り付け。それらが流れるように美しい段取りで行われ、気がつくと食事の30分前くらいになっているのです。何より炊き上がったご飯をボールにうつし、熱々に立ち上る湯気をうちわであおいで水分を飛ばすひと手間はさすがで、「美味しい食事を食べてもらいたい」というAさんの「料理人の心意気」を感じずにはいられません。こうして絶品のごはんが生み出されているからか、「つげの実」の入居者様はご飯を残していることがとても少ないです。
私も邪魔にならない範囲でお手伝いをさせていただいていますが、これからもAさんに、いきいきとお元気で料理の腕をふるっていただきたい、たくさん笑ってもらいたい。そんな気持ちを込めて、しっかりと介助と見守りをさせていただきたいと思います。

17:20 | Posted by jizai