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【編集後記】  林田

2019年07月27日 | 編集後記

私たちは、現在2法人で6事業所を運営しています。
どこも、満室で。と言いたいところなのですが、現在北区の事業所だけ、一部屋空いています。なぜだかわからないのですが、見学には何人か来ていただいているにもかかわらず、ご利用には結びついていません。
入居者さんが、集まらない理由なのですが、やはり認知症対応型共同生活介護(以下グループホーム)は高額なのが一番の理由だと考えます。うちの事業所の利用料は基本的には17万円から18万円で、これは開設から変わっていないのですが、やはり、一つの家庭で負担するには大きな金額です。
なぜ、このように高額な利用料を支払わなければならないかと言うと、そのほとんどは、家賃であることがわかります。
購入して事業を始めても、賃貸を借りて仕事を始めても、決して安くない金額になりますので、そのあたりをどのようにするのか?と言う疑問を20年間持ち続けています。
認知症がお金持ちの方にしか発症しない。と言う条件が付くのなら、この利用金額で問題ないのですが、当然そのようなわけではありません。
介護保険は国の制度です。どのような形であれ、高額な利用料(ホテルコスト)を支払うことができなければ利用はできない。と言う形を早く脱したいです。そのためには、所得による公の補助金を検討してもよいのではないかと考えます。
この20年、物価は徐々に上がってきています。特にこの2,3年の物価の上がり方は、目には見えにくいですが内容量の減少などで顕著になってきています。ですが、私たちの収入はどうでしょう?思ったように上がっていないというのが正直な実感なのではないでしょうか?
消費者として賢くなり、値段が安いものを購入するということを続けてきましたが、それを続けるのも限界のような気がします。
また、これはグループホームだけではないですが、不動産の価格はそんなに安くなっていません。特に都心で運営をしている私たちの借りている物件は、いまだに高止まりしています。
そのような事業所のことも考え、国民の多くが利用できるサービスとしてグループホームに家賃の補助をしてもらいたいと思います。
ただこの国の財政は、ひっ迫しています。ですので、税金の使い道をしっかりとチェックしないといけないと思います。やはり、そこに力を入れないと、これから人口が減っていく私たちの国は、本当に破産してしまうと思うのです。
近々、消費税が10%に上げられます。この上げられる消費税が何にどのように使われていくのかも、しっかりとチェックしなければなりません。
本当に、この国は貧しいです。働き方改革もある意味正しいです。効率を上げて、収益を上げることを目指す社会が目の前まで来ています。私たちの仕事は、その社会が成立するときにバックアップする仕事です。効率より思いやり、収益性より充実感、このようなものが必要とされる仕事ですが、その大切さをこの仕事をしている一人一人が認識してこれからのこの仕事に携わってほしいと強く願います。
そして、グループホームの家賃補助を勝ち取りましょう!

17:19 | Posted by jizai

【旅行に行ってきました】  ぶなの実 森田

2019年07月27日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ファイル 436-1.jpegファイル 436-2.jpegぶなの実では5月30日、31日で伊東温泉1泊旅行へ行ってまいりました。ぶなの実での宿泊旅行は何年振り?ほとんどの入居者さん、スタッフ初体験でありました。
今回お世話になったのは「伊東温泉ホテルパウエル」さんです。私達が宿泊したお部屋はオーシャンビュー♪夕食は宴会場での懐石料理!食後はカラオケや宴会芸で、楽しんでいらっしゃいました。騒ぎ過ぎて「もう止めなさいよー」とお怒りになる入居者さんもいらっしゃいましたが、何とか1日目を終え、夜は皆さま良くお眠りになられていました。温泉でしたが、バスでの長旅でお疲れになり、入浴が出来た方は3名となり、この旅では往復バスでの車中からの景色を皆さま一番楽しまれたご様子です。
ファイル 436-3.jpegファイル 436-4.jpeg小さくまとめましたが、無事故で帰って来られ、これが一番良かったです。帰宅後の入居者さんの生活が上向きだったようにも思います。歩行が段々難しく、車椅子を使うことも多くなっていたMさんは旅行から帰ってから室内では車椅子を使っていません。
旅行はスタッフのチームワークがないと実現出来ません。今回、ぶなの実で実現出来たことはスタッフの自信にも繋がりますし、入居者さんにもこのような良い影響をもたらしたことがとても嬉しいです。
来年もこのチームで宿泊旅行が出来るよう、日々支援していきたいと思います。

17:16 | Posted by jizai

【令和の時代もお元気で】  つげの実 西田

2019年07月27日 | つげの実

令和の元号になりました。
決まるまでの数カ月間は、入居者さんたちも、何になるんだろうねと皆で話しているご様子でしたが、いざ「令和」になると、「なんか、ピンとこないね」と言われておりました。でも、「平成」のときもこのような感じだったと思います。
つげの実で最高齢のMさんは、大正12年のお生まれです。
大正、昭和、平成、令和と4つの元号のもと、お過ごしになられていらっしゃることになります。あらためて、歴史の重みを感じております。
Mさんの誕生日会をつげの実で行った時に、大正12年にはどのようなことがあったのかを調べたスタッフがいました。
1923年ですが、その年は、第28代横綱 大錦大五郎が引退。歌手の三波春夫が誕生。
関東大震災が発生した年でした。
Mさんも、それぞれの元号のなかで、数多くの思い出があったのだと感じます。
令和の時代もお元気で、楽しい思い出をいっぱいお作りになっていただけたらと思っております。

17:13 | Posted by jizai

【きゅうりが育っています】  とちの実 小谷野

2019年07月27日 | とちの実

毎年ご近所の方からきゅうりやトマトの苗をいただいてとちの実で育てています。今年もきゅうりの苗をいただき、育てていますが、職員はそこまで手が回らず、入居者様が水やりをされ世話をされていますが、その中心がAさんです。
5月のゴールデンウィーク空けから育て始めますが、天候によってはなかなか花を付けるまで日数がかかる事もあるのですが、今年は早速小さな花が一つ咲き、実がなる様子がありました。ちょっとした散歩の時やお買い物から帰ってくるときに発育具合を見て、入居者様と一緒にホッコリさせてもらっています。
その事をAさんに言うと自慢気に「俺が世話してるから。」とありますが、お礼を言うと照れくさそうにされます。これから8月初旬頃まではそんなAさんの姿が見られるかなと思います。
ファイル 435-1.jpeg何本かきゅうりが取れたら酢の物とかにして皆さんといただこうと思うので、この後もきゅうりのお世話をお願いしたいと思います。
6月8日撮影
ファイル 435-2.jpeg
6月19日撮影

17:13 | Posted by jizai