このどっこいしょが間に合うとよいのですが、6月26日に町田で和田さんと久しぶりにトークセッションを行います。
東京で行うのは、数年ぶりです。
ぜひ、いらっしゃってください。
私の友達とやっている、認知症介護実践者ネットワークLinkという集まりで行います。
詳しくは→はこちら(全国認知症ケア実践者ネットワークLINK 『つながりんく』の該当のページ)
2016年06月14日 | 編集後記
このどっこいしょが間に合うとよいのですが、6月26日に町田で和田さんと久しぶりにトークセッションを行います。
東京で行うのは、数年ぶりです。
ぜひ、いらっしゃってください。
私の友達とやっている、認知症介護実践者ネットワークLinkという集まりで行います。
詳しくは→はこちら(全国認知症ケア実践者ネットワークLINK 『つながりんく』の該当のページ)
2016年06月14日 | とちの実
とちの実で働き始めて3年になるんですが、働き始めたころあまり関わりが無かったが入居者様がいました。その
方は1日のほとんどを部屋で過ごされていたからです。
ですが、3ヶ月が過ぎ半年ほど経つ頃には居間で過ごすことが多くなってきました。
居間の掃除をしたり、玄関先や道路まで掃き掃除をされたりときれい好きな面が見られるようになりました。です
が、あまり笑うことが無く、笑顔も見られませんでした。
話は変わりますが、とちの実にはちょっとした花壇とプランター、植木鉢がいくつかあります。近所の方のご厚意で
葉牡丹、紫陽花などを頂いたりこの時期になるとキュウリの苗を頂けます。
その方は趣味として植物の世話をされており、毎年、紫陽花が綺麗に咲くのはその方のおかげだったりします。
キュウリも大きく育ち、近所の方から『大きく育ったわね。』なんてお言葉をいただけたりします。
今年はプランターを新調しキュウリとトマトを種から植えてみました。3月下旬に種を植えたのですが、後から調べ
てみると種植えの時期が早かったようで、植えた後、1ヶ月ほど芽が出てこず、「まだ出てこないよ。」「いつになった
ら出てくるの?」としきりに尋ねられる様子がみられていました。5月に入るとキュウリの植えた場所からいくつか芽
を出すようになりスタッフを呼び「見て見て。出てきた。」「ほらまた出てきた。」と笑顔で報告して下さいます。そんな
時、『こんな顔で笑うんだ。』と思いました。働き始めた頃では想像の出来なかったなという思いです。
日々、日の当たる場所にプランターを移動されている様子を見てハラハラする気持ちと今日も元気だなと思う気持
ちと半々な感じです。
これからトマトも芽が出て来ることですし収穫時期にはドヤ顔で「俺が育てたんだ。」と言われるんだろうなぁ。
2016年06月14日 | つげの実
夕方近くになると「夕ご飯なににしましょうか」のお献立を考え始めます。
「なんでもいいよ」「好き嫌いないから」と仰りながらもお好きな物をあげていきながら、夕食の献立が決まる時もあれば、お店に行って献立が決まる時もあったり様々です。
食材が揃うと利用者様で手分けして、食材の下ごしらえ。
千切りがとても上手な方、じゃがいもの皮むきを数人でせっせと手際よく行っている姿を拝見すると「さすがだなー」と思います。
煮物の味付けも「酒、醤油、みりん、砂糖」で何度も味見をしながら「おいしい!」と納得の味に。薄味の方、濃いめの味の方でカラ―がでますが、それぞれの「ご家庭の味」なのだと思います。
私は、これまでの私生活で肉じゃがを作る時は、最初から肉をドーンと入れて煮込んでいました。ある日利用者様に「そうじゃなくて肉は最後にいれるの。そうするとやわらかくできるのよ」と教えていただきました。本当にお肉はジューシーで美味しくて。すっかり私は、煮物の肉は「最後にいれる」派になりました。
気候も暖かくなり利用者様のお身体も動きやすくなって、積極的に台所にいらして下さり、煮込みの味付けをして下さる利用者様もいらっしゃいます。私は調味料を出す係の助手をさせていただきながら「ん!おいしい!」と利用者様納得の味になった瞬間がとても大好きです。今日のお献立はなんでしょう。
2016年06月14日 | ぶなの実::ぶなの実1F
始めましてぶなの実の伊藤です。どっこいしょの記事を書くのは初めてなのですが正直
緊張しています。バリバリ緊張しています。
ぶなの実のBユニットでは、現在4人の入居者がいます。普段は、買い物や食事作り、散歩、外出などで沢山動くこともあります。そんな中、時にはテレビみてくつろいだりCDを聞いてまったりお茶をのんでくつろいでみたり、いろんな生活パターンがあるのですがこの私、伊藤はかまってちゃんであり、いつ何時誰でも何人でもかまって欲しいわけです。
もちろん入居者の一人一人の時間も大切なので少し自重もしますが、やっぱりかまって欲しいのでアピールをします。オヤジギャグを言ってみたり、わざわざ目の前でマッスルポージング(筋肉ないですけど。)を決めてみたり、腰を痛めたふりをして甘えてみたりと人事をつくしているのですが軽くあしらわれます。なにか新しいものを考えないとです。
そんなある日、朝から腰の痛みがあり心配されていけないと痛みを隠して業務をしているといつもよりアピール少なくなっており、「あんたどうしたの?元気ないね」と言われ腰が痛むことを話すと「大丈夫?私のシップ使う?」「無理しちゃダメだよ」など優しいお言葉が、普段あしらわれるのに本当に困ってる時に優しいなんて、年下の扱い方がなれていらっしゃる。惚れちゃいそうです。頼みの綱は、Yさんです。どんなつまらないギャグでも、ポージングでも大体笑って反応してかまってくれます。どんなボールも必ず後ろにそらさないプロ野球のキャッチャーもびっくりです。
こんなに優しいけどちょぴり厳しい入居者さんが、自分は大好きです。これからも元気で楽しく生活して下さいね。
2016年06月14日 | ぶなの実::ぶなの実3F
ぶなの実に入社して9月で6年経ちます。
6年の中で楽しかったり辛い事も沢山ありました。
その中で私の支えになってくれた入居者様がおります。
Iさんという方です。
Iさんは去年の12月20日にぶなの実の居室で亡くなられました。
12月4日に誕生日を迎え98歳でした。
Iさんは私が入社する1ヶ月前にぶなの実に入居しました。
なので5年半ぶなの実で生活をしました。
とても綺麗好きでお洒落で何でも自分でやらなければ気が済まない性格でした。
Iさんとは高尾山や野球観戦等へ本人希望でお出かけしました。
私が常に笑顔でいられたのはIさんのおかげだと思っております。
今、Iさんがいない生活は私にとってとても辛く苦しい毎日です。
心の底からなかなか笑う事が出来ず日々過ごしています。
このままじゃいけないと思いながら葛藤する毎日です。
人生の中でIさんに出会えたのが私の宝物です。
Iさん、沢山の思い出を有り難う。