【思いやり】 ぶなの実3F 原田
皆様はじめまして。今年の2月より、ぶなの実Aユニットに勤務を始めました、原田です。
福祉の仕事は未経験ですが、なるべく早く業務内容を吸収していこうと思います。そして、今回初めて「どっこいしょ」デビューをしました。宜しくお願いします。
さて、私がぶなの実に勤務を始めてからもっとも印象に残ったことを書きたいと思います。
それは先日、4月の初め頃に、Iさんという男性の入居者様が体調を崩されてしまった時のことです。スタッフがIさんの居室で水分補給や食事介助を行っていると、Kさんという女性の入居者様が入ってきました。
Kさんは居間ではIさんの席の隣に座られていることが多く、よく「お父さん」と声かけをされています。Iさんが食事をされている時に口の周りや、こぼれてしまった飲み物などを拭いてくれますが、ここ最近はIさんが隣の席にいなかったので、もしかしたら寂しかったのかもしれません。
KさんはIさんをお父さんと思っているようで、Iさんの居室に入って飲み物を飲ませたりプリンを食べさせたりして下さいました。Kさんの思いがIさんに届いたのか、Iさんも最近は元気を取り戻されて、今までどおり自ら飲み物を手に取り、食べ物が盛られたお皿を手に取り自分の手元に持ってきて食事をするまでに回復してきました。
Kさんもすごく喜んでおられ、入居者様同士の仲の良さというものを感じました。
これからも入居者様全員、有意義な生活ができるよう支援していきたいと思います。