ついこの間あけましておめでとうございますと挨拶したのに、もう暮れ。
時間が早く感じるのは、年をとったからでしょうか。
先々週火垂るの墓というスタジオジブリの映画がテレビでやっていました。この映画もう10回近く見ているのに、毎回涙無くしては見れません。
子供の頃は、主人公や主人公の妹が可哀想という視点で観ていましたが、自分が大人の歳になるにつれて、彼らの行く末を予見できながら、自分たちの生活で一杯で、助けられなかった大人たちの気持ちはどんな物だっただろうと考えるようになりました。
自分たちの生活でいっぱいだったから仕方ない。 それでも何かして上げれたのではないかと良心の呵責に苛まれる人。 そんなこと言ったってそんな子供は山ほどいたと、割り切る人。
100人いたら100通りの感情があったと思いますが、この飽食で、何でもある世の中になった今だからこそ、当時あった事実を知って置かなければいけないと思いました。