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【新しい年をぶなの実で迎えました】   ぶなの実3F 井口

2011年03月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

昨年の4月にぶなの実に来て初めての年越しです。以前は旅行会社に勤めていて、大晦日はディズニーバスツアーを担当していましたから、たくさんのカップルに囲まれてカウントダウンパーティーに参加しました。
といっても、ディズニーランドの中には入らず、広い駐車場で男ばかり・・・スーツで心まで寒く迎えていました。
でも今年は違いました。ぶなの実、大晦日の夜勤は井口でした。入居者さんと年忘れの演歌のテレビを見ながら年越し蕎麦を食べていました。大晦日は皆さん夜更かしされるかと思い、遅番の森川さんといろいろ計画していましたが、いつものように夜の8時頃には、皆さんお休みになられました(笑)。
普段と変らないと思っていましたが遠くで除夜の鐘が聞こえてくる頃、入居者さんのお部屋でガサゴソと物音がしました。何名かは起きていたようです。
年が明けるとお部屋から出てこられ「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と挨拶して下さいました。その中でも一番最初に挨拶して下さったOさんは、普段は朝までぐっすり寝ている方なので、ビックリしました。でも挨拶を済ますと、その後はぐっすり、普段どうりでした。
入居者さんが今年も・・・とご挨拶して下さいましたが、毎年皆さんと同じようにご挨拶が出来ればいいなと思いました。まだまだ未熟ですが一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします。
写真ですが、先日大阪へ行き、帰りの途中で撮った富士山です。
小さく左側に龍が昇るように見える雲が一緒に写っていました。新年にきみさんちから「縁起物」と昇り竜のような写真のメールが全事業所に送られて話題になっていて、私も見つけましたのでついつい写メしました。
余談ですが、ディズニーのカウントダウンチケットは、7月頃から往復はがきで申し込みが始まり、抽選ですから競争率が高いです。でも、元旦のチケットは、夜中の2時から22時まで遊べますからお
得です。
夜中は風が冷たいので寒さ対策をして遊んで下さい。
入居者さんからも希望があれば、いつかディズニーランドへ行ってみたいです。

15:45 | Posted by admin

【春の風景】   ぶなの実3F 佐久間

2011年02月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

年も明けて、寒さこそ例年なみですが、穏やかな朝が多く続いています。
今回は、文体をかえて古風を装い、現在の心境を気分よくつらつらと書いてみました。今ひとつ、とりとめもまとまりもないのですが、笑って読んでやってください。

「春の風景
――心象の庭にあそぶ――
陽光うららかにして細く輝き
清風そよふけば幽けく儚し
照曜いまだ中天の途なり
孤雲ゆりゆきて暫しを憩う

身の程にて満つるを嗤うなかれ
思いめぐりても誰が懐するところ
おもむろに愛書を手繰れば
わずかに追うも微睡みのなか

身を任かせるは毛氈のぬくもり
夢には蝋梅の盛り花
地には玉砂利の響き
遠くは啼鳥の呼び声

壮志死灰につかずとも
紅蓮のひと咲きに逡るもあり
刻も経ずして身を凍えさせれば
よくぞ知る冬の葬いのいまだしを

傍らには一杯の茶のふるまい
添えられるは一菜のもてなし
一口の暖を謝して啜れば
更に惜しんで掌にて碗を玩ぶ

縁なくもおとなうこと幾度か
翁の庭のたたずまいは旧きまま
暗夜に知らしめよと若し乞わば
一花照らひて今ぞ顕われよ

氷雪老木を研ぎたれば
一枝に命脈は微かなり
萎お枯れて星霜のにちにちに
敢えて叢の塵埃をまとうもよし

左々右々のおもんばかりも
ようようとして移ろい果つれば
ただただ祈りてこの春と戯れん
ついつい若芽も梢にふきほころべと
(2011.01.23 箸棒斎記す)

15:43 | Posted by admin

【本年も宜しくお願い致します。】   ぶなの実3F 森川

2011年01月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

(喪中につき、新年の挨拶は控えさせてもらいます。)
初めてのお正月を迎えました。ぶなの実ではようやく開設から半年が経ちました。この半年、あっという間だったというか、客観的に見て、私は必死でした。このぶなの実をどう運営していくか、昨年の夏の暑さを思い出せないほど悩みに没頭しておりました。
入居者さんは、きっと様々な想いが交錯していたと思います。それは、生まれて初めてグループホームに入居される方が、オープンから2、3ヶ月で一気にご入居されたからです。加えて、グループホームに勤務するのが初めてという職員も少なくありませんでした。この私も管理者として初めてだらけでした。入居者さんも職員も、皆さん初めてだらけの半年だったのです。その全体的な不安感を直接感じていた私は、何とかしなくてはと悩みが尽きませんでした。
そんな中、昨年10月28日に第一回の運営推進会議がありました。運営推進会議とは簡単に言いますと、入居者様、ご家族様、関係機関の方々、地域の皆様にご参加頂き、ぶなの実の普段の様子のご報告や、ご意見ご要望をお伺いする会です。
今回は初めてということで、ご参加者様皆様に自己紹介をして頂きました。
司会の私はとても緊張していて、ろくに頭も下げることができませんでした。そんな私に代わって入居者さんの方々はしっかりとご挨拶して下さいました。その姿は、私は初めて見る、入居者さんの皆様のかしこまった姿でした。
深々とお辞儀をされ、とても綺麗な日本語。落ち着いた口調や、慣れた挨拶。
例えば、ご入居者のFさんは、私とケンカをして、最後には私が泣いたことをお話しになりました。会議は和やかな雰囲気になりました。
この時気付いたのです。私は、ぶなの実を何とかしようと必死で、入居者さんに助けてもらう事を忘れていたのです。つげの実で勤務していた頃、私は入居者さんに沢山助けてもらいました。
それは、包丁の握り方一つ教えてもらったり、入居者さんの悩みを聞いているはずがいつの間にか自分の悩みを聞いてもらったりと、様々です。
本当に感謝の気持ちで一杯です。
初めてのお正月を迎えました。お餅を食べました。
私は入居者さんが餅を喉に詰らせないか、ハラハラしながら、きっと恐い顔で一緒に食べていました。ふと、Nさんが私に言います。「ゆっくり食べないとね、喉に詰らせたら大変だからね」。
気を張っていた私の線が、少しだけ緩みました。笑顔でお雑煮を食べることができました。また一つ助けられたのです。
こうして少しずつ少しずつ、入居者さんに助けてもらい、ぶなの実は成長していきます。
これからも宜しくお願い致します。

15:42 | Posted by admin

【唄っていいねぇ~】   ぶなの実3F 西村

2010年12月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実では時々ご入居者の皆さんと唄を歌っています。スタッフが何気なく歌い始めると、すぐに一緒に合わせて歌ってくださいます。唱歌や昔の流行歌を思いつくまま選曲していますが、途中歌詞が思い出せなく中断してしまい、「何だっけ?」「えーと」「あら出てこない」(笑)と、なります。そんな時、何方かに振ってみます。ある時は今ひとつ乗りの悪いIさんに、「Iさん、李香蘭の蘇州夜曲ってデダシはどうでしたっけ?」と尋ねると、ニヤリと笑みをうかべ、ゆっくりと「君がみむねに~♪抱かれて聞くは~♯」と最後まで独唱され拍手喝采でした。またまた中断したときは、歌ってはいてもあまり声を出さないSさんに尋ねました。「浦島太郎の歌って?えーと?」Sさんは少し照れながら、「昔、むかし♪浦島は~」これまた最後まで独唱、皆さんから自然に拍手がおこりました。
唄は嚥下体操や脳トレーニングによいとされていますが、なによりも気持ちを明るくしてくれるようです。
昔の流行歌には皆さんそれぞれに思い出がおありで、〔談話室ぶなの実〕に様変わりする事があります。語らう時の表情はとても素敵で、至福の時代(とき)を過ごしたお話しは傾聴する者も幸せな気持ちになります。
「昔の唄はいいねぇ~」「こうして一緒に皆で歌えるのが又いいのよぉ~」とおっしゃいます。
わたしが八十歳ぐらいになったとき!? 果たして一緒に唄える歌があるのかしらん?

15:41 | Posted by admin

【散歩道】   ぶなの実3F 国谷

2010年11月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

始めまして。ぶなの実で入居者さん方に名前を忘れられたら、一緒に指を出し『1、2、3、4、5、6、、、7!!ななっ!?』あっ!ななちゃんだぁー!と毎日恒例のように行ってる国谷です(笑)それがやけに楽しくて。少しでも覚えてもらえる事に日々感謝をしてます。
ぶなの実に来て三ヶ月になります。スタッフの皆とは、オープン前の準備を入れると四ヶ月になりますね。仕事を新たにスタートする時は不安が沢山ありました。ですが、今こうして勤め新たなスタートを前進してる楽しさ、喜びが毎日新鮮で私にとって入居者さんが恋人の様に。。。逢うのが楽しみです。
去年の3月横浜から東京に来てウダウダと三ヶ月経ち、四ヶ月経ち、やっとたどり着いたぶなの実っ!!
スタッフとの新たな出会い。入居者さんとの新たな出会い。新たなスタート。その前までは『感情、嬉しさ、楽しさ、笑顔』などわからずに生きていました。けれど、新たなスタートで笑顔ってこんなに楽しくて、こんなに悔しいと思う気持ちにもなり、自分にとって初めて思った気持ちでもあります。最近では入居者さんに『待つ』と言う意味や行動を教わりました。簡単なようで難しい。それを自分なりにマイペースに壁を乗り越えまた。新たな壁に打ちあたり悩み、泣き、笑い、考え、進んで行く事に気がつきました。私は一人ではなく入居者さん、スタッフ、共に教わり、叱られ一歩踏み出して行きたいです。もう一歩きしたく、最近では、入居者さんと一緒に楽しく写真ビデオに写り、一緒に見て笑い合いたいと思っています。(笑)
散歩をしている道乗りの中、石に躓きそれは、単なる小さな石であっても私にとって大きな岩みたいにでかい壁。
飛ぶのではなくスコップで時間がかかってても少しずつ崩し、どう進むのか一歩前進、前に進む新たな道を散歩中です。散歩は楽しいです。

15:40 | Posted by admin

【ぶなの実で想うこと】   ぶなの実3F 大和田

2010年10月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

初めまして、ぶなの実Aユニットで働かせていただいています、大和田です。
ぶなの実がオープンして、早いもので4ヶ月目になりました。現在は女性8名、男性1名、計9名のお部屋も埋まり、賑やかで笑いのたえない日々を送っています。
皆さん、いろいろな表情を見せてくださいます。生活の中で、入居者様同士が互いに思いやり、時には言い合い、笑ったり、泣いたりと、そんな瞬間が、私はほほえましく思えます。
ある時、入居者のNさんが、当時は歩いてトイレまで行けるはずがないと思っていたのですが、朝方、歩行器を使ってご自身で行っていたのです。私は、Nさんに聞きました。そうしたら、「一人で行ったよー」と。
危険も伴いますが、その時、私はとても頼もしく思えました。
「一人で歩きたいと思う意欲」「自分で出来ることはするという意志」を感じたからです。Nさんが持っている力を、これからも支援していきたいです。
今は少しずつ、歩行練習をしていますが、いつかきっと歩ける日が来るんじゃないかと待ち望んでいます。私は、介護の仕事を初めてから、いつも思う事があります。
「今日という日はもう来ないのだから、この瞬間を大事に、1日1日大切に過ごしていきたい」と。
これからも、ぶなの実の入居者様と共に笑って生きたいのです。

15:39 | Posted by admin

【新しい仕事】   ぶなの実3F 井口

2010年09月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

はじめまして、ぶなの実 井口です。
今年の四月から働き始めましたが、今までは旅行会社で国内専門の添乗員をしておりました。昨年退職してヘルパー2級を取得したことをきっかけにぶなの実でお世話になっております。
ぶなの実は北区にオープンする新規グループホームでしたので、工事期間に色々なところで研修させていただきました。研修先では、それぞれの生活があり、おうちにお邪魔しているようで楽しい中での勉強でした。
六月からはぶなの実での生活がスタートしましたが、研修のみの経験で不安でいっぱいでした。しかし入居者さんや仲間に、料理や掃除など日々の生活を教わりながら少しずつですができる事が増えてきました。それでも毎日教わることばかり、まだまだ未熟です。だからこそ、このぶなと一緒に成長して実のなる木に生りたいと考えています。これからも新しいお仕事を一生懸命がんばっていきますので、よろしくお願いいたします。

15:38 | Posted by admin