初めまして、ぶなの実Aユニットで働かせていただいています、大和田です。
ぶなの実がオープンして、早いもので4ヶ月目になりました。現在は女性8名、男性1名、計9名のお部屋も埋まり、賑やかで笑いのたえない日々を送っています。
皆さん、いろいろな表情を見せてくださいます。生活の中で、入居者様同士が互いに思いやり、時には言い合い、笑ったり、泣いたりと、そんな瞬間が、私はほほえましく思えます。
ある時、入居者のNさんが、当時は歩いてトイレまで行けるはずがないと思っていたのですが、朝方、歩行器を使ってご自身で行っていたのです。私は、Nさんに聞きました。そうしたら、「一人で行ったよー」と。
危険も伴いますが、その時、私はとても頼もしく思えました。
「一人で歩きたいと思う意欲」「自分で出来ることはするという意志」を感じたからです。Nさんが持っている力を、これからも支援していきたいです。
今は少しずつ、歩行練習をしていますが、いつかきっと歩ける日が来るんじゃないかと待ち望んでいます。私は、介護の仕事を初めてから、いつも思う事があります。
「今日という日はもう来ないのだから、この瞬間を大事に、1日1日大切に過ごしていきたい」と。
これからも、ぶなの実の入居者様と共に笑って生きたいのです。