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【巾着田に行ってきました】   とちの実 宮崎 

2014年06月14日 | とちの実

4月11日Sさんの誕生日企画で巾着田へ行って来ました。
ここ最近は、お台場やスカイツリーなど都会が続いたため少し田舎の自然を堪能しても良いかも知れないということで巾着田になりました。
この時点で東京は桜が散り葉桜になりかけていましたが、埼玉の山奥は、ちょうど桜満開でちょうど良いはずでしたが、前日に強風が吹き、桜が散ってしまわないか心配していましたが、日高の桜はしぶとく咲いていてくれました。
丁度、菜の花の見頃も重なり黄色とピンクの綺麗なコントラストにSさんのテンションも上がってとても楽しそうでした。巾着田内には馬も半放し飼いの状態でかなり近いところで見たのですが想像以上に大きく、びっくりされていました。そのほかにも水車小屋で、そばの実を引いてる様子を見て始めてみたと感動されていました。
懐かしい田園風景を見れ農家で育ったという事で農作業をしている、知らないおじ様に大変でしょう?と楽しそうに話されていました。また巾着田のなまえの由来を聞いて感動されていました。
食事は飯能にある、ホテルの11階の展望レストランで食べ放題を楽しまれました。最初は花より団子とばかりに食べることに集中されてましたが、天気が良く秩父地方(?)の山々を堪能されていました。
来年は芝桜ねと誕生企画が終わる前に来年のリクエストを出されてしまいました(苦笑)。

02:01 | Posted by admin

【たいせつな「あたりまえ」】   つげの実 西田

2014年06月14日 | つげの実

入職して早いもので11ヶ月目を迎えました。秋、冬、春を迎えこれから夏を迎えます。
私にとって「つげの実」は働く場所ですが、利用者様にとっては「暮らしの場」。リラックスしてホッと安心して暮らせる場所である事と同時に喜怒哀楽がイキイキと表現できる事も大切だと思っています。
夕食後のひととき、お風呂あがりのBさんがリビングのイスに腰掛け化粧水をパタパタ・・。
テレビを見ながら時折聞こえる笑い声。私も自宅にいるかのようなホッとするやさしい時間を感じます。
ある時、Dさんにお声かけたら、お怒りの表情をあらわにされました。原因は、私がDさんの後ろから唐突にお声かけしてしまい、大変不快な思いをさせてしまった事でした。
勉強不足で大変申し訳なかったのでが、「嫌なことは嫌」「いたい」「やめて」とご自身で伝えて頂くことは、とても大切だと思います。時には、「あなたに私の気持ちがわかるか!」と以前よりもできない事が増えてしまった事にいらだって感情をあらわにされる事もあります。耳を傾ける事しかできませんが、プラスに少しでも向かえるきっかけを見つけられたらと毎回思います。
そんな無我夢中な月日がたつ中、「ユマニチュード Humanitude」と言うコトバと出会いました。
フランスの認知症ケア手法で日本の医療現場にて「入院してから身体機能低下しない取り組み」として注目されているようです。「ユマニチュード」のケアは、見つめること・話しかけること・触れること・立つことの素朴な4点。これは「基礎知識」として勉強で学びますが、「文言ではなく人間同士の絆をきずくもの」という事に重点をおいているところでスーッと入り、目からうろこでした。
「見つめながら会話位置へ移動する」「言葉をかけながら静かに触れる」など、あたりまえにできそうでできていない大切なことがたくさん盛り込まれています。
業務に追われるのでなく利用者様のそれぞれの暮らしを大切に・・の視点にたちかえって12ヶ月目を迎えられたらと思います。

01:58 | Posted by admin