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【思いやり】   ぶなの実3F 原田

2013年05月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

【思いやり】   ぶなの実3F 原田

皆様はじめまして。今年の2月より、ぶなの実Aユニットに勤務を始めました、原田です。
福祉の仕事は未経験ですが、なるべく早く業務内容を吸収していこうと思います。そして、今回初めて「どっこいしょ」デビューをしました。宜しくお願いします。
さて、私がぶなの実に勤務を始めてからもっとも印象に残ったことを書きたいと思います。
それは先日、4月の初め頃に、Iさんという男性の入居者様が体調を崩されてしまった時のことです。スタッフがIさんの居室で水分補給や食事介助を行っていると、Kさんという女性の入居者様が入ってきました。
Kさんは居間ではIさんの席の隣に座られていることが多く、よく「お父さん」と声かけをされています。Iさんが食事をされている時に口の周りや、こぼれてしまった飲み物などを拭いてくれますが、ここ最近はIさんが隣の席にいなかったので、もしかしたら寂しかったのかもしれません。
KさんはIさんをお父さんと思っているようで、Iさんの居室に入って飲み物を飲ませたりプリンを食べさせたりして下さいました。Kさんの思いがIさんに届いたのか、Iさんも最近は元気を取り戻されて、今までどおり自ら飲み物を手に取り、食べ物が盛られたお皿を手に取り自分の手元に持ってきて食事をするまでに回復してきました。
Kさんもすごく喜んでおられ、入居者様同士の仲の良さというものを感じました。
これからも入居者様全員、有意義な生活ができるよう支援していきたいと思います。

16:10 | Posted by admin

【気付く】   ぶなの実3F 陳

2013年03月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

自分は去年の4月からぶなの実で働き始めそろそろ一年立ちます。普段はいつも眼鏡を掛けていますか、職場に入る時必ず外します(サングラスぼい眼鏡で掛けていると見た目の雰囲気か変わるから)。ある日外すのを忘れてそのまま仕事に入り、入居者さんか自分を見て、入居者さんが。「あれなんか変わった」と言われました。
その中のお一人、は自分でやった3・4分前の事もすぐ忘れる方でしたか、自分を見て「なんかいつもと違うね」と言われました。その時初めて自分はちゃんとみんなに覚えてもらっていただけているんだな、と感じました。

16:09 | Posted by admin

【入居者様と外出】   ぶなの実3F 井口

2013年01月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

入居者様の誕生会外出ですが90歳を越え車椅子で生活されているので、その方には、どんなプランが良いか考えている時に、趣味の話をご家族様から聞きました。その方は競馬やパチンコなど公共ギャンブルをよくされていたそうです。それも専用財布を作って、その中のお金で1年間遊べるくらい負けないギャンブラーだったそうで今の普段の生活からは想像もつきませんでした。最初は競馬場に行こうと考えましたが外出日に競馬の開催がなかったのでパチンコに行く事にしました。
プランをパチンコに決めましたが最初の関門は車椅子で遊べるお店探しでした。なかなか見つからなかったが少し離れた池袋で見つかりました。
次に予算です。100円から遊べる競馬と違いパチンコは1000円単位なので予算の中でどれだけ楽しんでいただけるか心配でしたが、このお店は通常1玉4円の交換ですが1玉1円で遊べる台もあるそうでこれもクリアしました。
そして当日来店すると入居者様は、お店に入っただけで笑顔になりました。
それから店員さんがエレベーターでフロアまで案内してくださり、打ちたい台を尋ねてこられ入居者様が希望した台の椅子を外して車椅子のまま遊戯できました。
入居者様はハンドルを細かく調整しながら玉をどんどん穴に入れてドラムを回してました。最初は遠慮していた入居者様も熱くなったのか「玉が無ないよ」「最近のパチンコは当たらないね」と言いながら遊んでいました。30分くらいから少し疲れたみたいでしたが、「もうすぐ当たりそうだよ」と言いながら続けていました。
しかし1時間くらい打つと「ダメだね」「今日はもういいよ」と仰ったので終わりにしました。
最近、元気がなかった入居者様が笑顔で楽しんでいたのが印象的でした。
「今日はもういいよ」と仰ったのは「今度は勝つよ」という事なのかな、西巣鴨からは遠くないので今度は当たって今回以上の笑顔になっていただくようにまた行きたいです。

16:07 | Posted by admin

【今年のぶなの実Aユニットの旅行はディズニーシーでした!】   ぶなの実3F 森川

2012年12月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

本当に全員で行くことができ、よかったです。「ディズニーへ行く」というのは、最初は少しも考えていませんでしたが、入居者様といろいろ相談していくうちに、思った以上に皆さんはカワイイものが好きであり、行ったことのないところに行ってみたい、というご意見も多かったのです。ディズニーがまさにピッタリな旅行先でした。
予定ではディズニーシーの中にあるマーメイドラグーンという屋内施設に行く予定でしたが、下見の時点で急遽予定を変え、ディズニーシーならではの水上ショーが見える場所を中心にまわることにしました。
ショーは14時から。店内からでもショーが見えるレストランに入り、のんびり昼食を食べていると、急に「ジャカジャーン」と大きな音が。
私も時計を見るのを忘れて、入居者様と楽しい時間を過ごしていました。いつの間にか14時になっていたのです。ただ、このショーは30分くらいあるようで、ちょうどよい時に外へ出て、盛り上がったショーを見ることができました。
帰りのバスでIさんが「あのショーは凄かったですね。あれが終わった後に来た人は残念だったでしょうね」と笑っていました。まさにその通り、私もディズニーシーの水上ショーを見るのは久しぶりですが、何とも大掛かりなショーで、感動しました。
大きな地球儀の噴水、陽気な音楽が流れ、レンガ風の建物が並び、遠くにお城や火山が見える。そして壮大なショー。こんな不思議な世界を、入居者様は一体どのように印象を受けたのでしょうか?「楽しかった」「また来たい」と皆さん言って下さいましたが、本当に気持ち、まだまだ聴いてみたいです。沢山撮った写真や動画をご一緒に眺めながら、いろいろ話してみたいと思います。

16:05 | Posted by admin

【初めてのお誕生日外出】   ぶなの実3F 陳

2012年11月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

はじめまして。自分はぶなの実Aの陳と申します。4月から入社して6ヶ月たちました。
自分が担当させて頂いているKさんのお誕生日外出が8月にありました。
Kさんは入居してから初めてのお誕生日外出で自分も初めてで、お互い初でした。
本人の希望により上野動物公園にしました。自分も初めてなので、基本的に地図を渡して、本人と喋りながら決めてもらうような感じでした。
結構同じ所を回る事は有ったが、本人は凄く喜んでいました。
結果的に自分もKさんも楽しく一日を過ごしました。
これからも頑張りますので、今後とも宜しくお願い致します。

16:04 | Posted by admin

【エイエイオー!!】   ぶなの実3F 山田

2012年10月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

今年もあと3ヶ月程ですが、今年の目標は沢山あるなかでダイエット、ビリヤードを上手くなる事が達成しました。
まだ数個程の今年の目標は達成しないで諦めないで挑戦しようと思っています。
去年に東京マラソンに応募しているもののなかなか当たらず、また応募しようとしています。
友人に言われた言葉で『挑戦や夢を諦める様と考えていたら終わってしまい、やる事で何か見えてピンチはチャンス。』と言われて、私は少しずつ変わりました。
今だに、人に批判的な事を言われると諦めようとしたり、自分にイライラしたり、やる気が出なくなります。
しかし、趣味やチャレンジをする事によって周りにはこんなに沢山の人がいて、楽しんで生きてると思うと前向きになれます。本当に今年は、沢山の人に出逢い山田を[私を]支えてもらい今も支えてもらってます。
みんなお母さんのお腹から生まれてから死に向かって生きています。
今、私は生きている限り、人の良いところを真似て、明るく太陽のように暖かく熱く向上心を持ち今を大切に1日1回笑顔になれる時間が出来たら幸せです。
今日も1日エイエイオー!!
写真は今仕事させて頂いてる、ぶなの実の風景です。

16:04 | Posted by admin

【ありがとう】   ぶなの実3F 畠山

2012年09月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

今回の記事は去年の9月に入居して5月からケア担当になりましたSさんについて書きます。
Sさんは足を引きずりながらもよく歩きます。1階へ行ったり料理をしたり他入居者様を手伝ったりしてくれます。外食したりするのも好きで小さな体で大盛を完食します。
お店の人を指で(カモーン)っていう形で呼びとてもズーズーしい事も多々あります。
他入居者様ともよくぶつかりいい合いになったりし強きな所もあり、反対に寂しがりやな1面もあったりで私にはとても懐いてくれるのですが何度か私の肩で「さびしい。傍にいてほしい。」と泣いた事もあります。Sさんはとても感情豊かだな~と思います。
感情豊かなSさんは7/30にこの世を去りました。急変して救急搬送し1週間後でした。
急変する5分前までいつも通り楽しくお話をしてたのが最後になってしまいました。
Sさん、出会えたこと、ありがとう。

16:02 | Posted by admin

【誕生会外出で】   ぶなの実3F 大和田

2012年08月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

4月にIさんと誕生会外出で、荒川遊園地へ行って来ました。
私にとって、入居者様と誕生会外出するのは3回目。何回行っても、楽しみな気持ちと、不安な気持ちが入り混じりドキドキする緊張感は消えないものです。
外出だけとは限りませんが、入居者様の本音が見えたり、能力を発揮する姿が見えたり、それが嬉しくて介護職を続けているのかも知れません。
今回は「馬が好き」と言う事で、荒川遊園地へ行きましたが、馬よりも大きい牛の方が興味があった事、ゴーカートのハンドル操作がとても上手だった事、プレゼントの洋服を自身で全部選ばれた事、鳥にむかって「がんばれ~!」と大きな声で声援を送っていた事、どれをとってもいろんな事を考えさせられ、とてもいい思い出になりました。
Iさんは、入居されて8月で1年になりますけど、2回入院しています。今回元気で、一緒に行けた事本当によかったと思っています。自分の気持ちを、一生懸命言葉でスタッフに伝え笑顔を見せてくれる事に喜びを感じる毎日です。

16:01 | Posted by admin

【もうすぐ2年になります】   ぶなの実3F 井口

2012年07月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

ぶなの実というかグループホームで働きはじめて2年になります。
以前のどっこいしょで書きましたが、以前は旅行会社勤務でしたので、初めての仕事、不慣れなことばかりで何度も挫折しそうになったことがあり、今もグループホームで仕事が続いてるのが不思議です。
今も続けられているのは、ぶなの実のみなさん(入居者様、そのご家族様、スタッフ)のおかげです。特に1人の入居者様には大変お世話になりました。
その方は初めて担当したFさんで、初めは上手く話すことも出来ませんでした。
グループホームでは、入居者様に食事を準備して頂くのでスタッフは必要に応じて最低限のお手伝いをします。Fさんは入居前1人暮らしになってからは、コンビニ弁当が主食になっていてあまり食事作りをしなかったそうです。
ある日、外食やお弁当の希望が続いて料理を作らないFさんに、好きだと仰った煮物を私が作りました。その料理がお口にあったようで喜んで下さいました。
そのことがきっかけで色々話して下さるようになり、料理が得意なことも知り、つくる機会が増えました。
色々話しましたが、中でも妹さんとの思い出の銀座に出かけ、お土産に予約した最中を買って帰ると仰っておりました。銀座へはお誕生日外出で一緒に行けたことが1番の思い出です。
その後、入院しご自身で動くことが困難になりましたがご自身と家族の希望もあり色々な話合いの後退院されました。退院後は入れ歯をはめることも困難でミキサー食でしたが、数日たってミキサーをかける前の焼きそばをFさんが食べ始めていました。その時対応したスタッフは口の動きから食べてる見極めが出来ており少しの間、止めませんでした。そして立つことも困難でしたが、数日後尿意からトイレに行こうとベットから起き上がっていました。
その方のベットは荷物を多く持ち込めるようにご家族が用意した二段ベットでした。入院前から、はしごを手摺代わりに起きていて同じ手順で起きていました。私はこのまま寝たきりになると思っていましたが、Fさんの回復力とその回復力を見極める経験あるスタッフのおかげで色々経験と勉強しました。
それから1ヶ月みなさんと歩いて、ぶなの実の旅行にいけるまでに回復したFさんを見ることが出来ました。
その後2度目の入院した時も、お見舞いに行った際、帰ると会話をするFさんを見ていたので、帰ってこられると思っていましたが、病院でお亡くなりになりました。
私自身でお見舞いに行こうとしていた日、仕事が長引き面会時間ギリギリで、あさってに時間が取れたので無理しないでその日は行かなかったところ、次の日に亡くなり後悔しました。
ご家族様からは「たくさん母に会いに来てくれたので喜んでました」といわれ救われました。でも私自身が後悔し心残りがないように、又食べに行こうとFさんと約束した銀座の最中をお葬式の当日に準備しお渡しすることが自己満足ですが少しほっとしました。
Fさんは1日1日の積み重ねが失敗も含め今の私の経験値だと教えて下さいました。
そして今過ごす1日もこれからの私の経験値になるので、頑張っていきたいと思います。

16:01 | Posted by admin

【一緒に過ごせたことに感謝です】   ぶなの実3F 森川

2012年05月03日 | ぶなの実::ぶなの実3F

Fさんが3月17日にご逝去されました。86歳でした。
Fさんはぶなの実に入居されてから、2度入院されています。
昨年6月、Fさんが妹様と昔よく行っていたという銀座へ、お誕生日の外出をしました。担当だった職員によると、いつも買っていたという老舗のモナカを久しぶりに食べることができて、とても喜んでおられました。また、屋根なしの観光バスの乗車を予定していましたが、朝から雨でした。ところが、お昼ごろには止み、そのバスにも乗れたそうです。とてもよい1日になりました。
それから約1ヵ月後、体調を崩し、一度目の入院をされました。
退院された時には、体力が落ち、少しの飲み物でむせるような状態でしたが、次第に回復され、同じく昨年10月に、ぶなの実初の一泊旅行へ一緒に行きました。旅館のお食事を美味しそうに召し上がっているビデオが残っています。退院してきた頃の面影は無く、その楽しい瞬間をFさんと一緒に過ごせて、私は幸せに思いました。
二度目の入院が旅行から約1ヶ月後の11月。最初のように、少々体調が悪くても、ぶなの実へ戻ってきてまた元気になってもらえると私は思っていました。
年が明け、雪が降り、春の足音が聴こえ始めた頃、Fさんはぶなの実へ戻ってくることができなくなりました。
お出かけも、旅行も、行く事ができた「あの日々」が、もう戻ってくることはありません。もちろん、行く事ができてよかった、と思えば、寂しい中でも嬉しい気持ちになります。しかし、こうして、今日一日もいつか「あの日々」になってしまうと思うと、言葉にならない切なさが沸きます。
そんな切なさを感じながら、Fさんと素敵なあの日々を一緒に過ごせた事を、Fさんに感謝したいと思います。ありがとうございました。

15:59 | Posted by admin