入居者のAさんはとっても健康志向。同じく健康マニアの私とで話が盛り上がります。アレを食べると○○病の予防にいい、とか。まるで昔のみのもんたさんのテレビのようです。Aさんはご自宅にいらした頃はインスタントラーメンなどほとんど食べたこともなくて作り方も知らなかったのだそうです。そのままラーメンの話で盛り上がっているときに、私はふと自分がとちの実に初めて来たときのことを思い出しました。
もう15年以上も前の話になるのですが、代表の林田の面接を受けた後、そのままとちの実にお邪魔をして入居者さんの生活の様子と当時の職員さんたちの支援を見学させてもらいました。ちょうどお昼時、そんなに長居するつもりはなかったのですが、とある入居者さんに「あなたも食べていきなさいよ。」とラーメンをすすめられて頂きました。それがよくあるサッポロ一番みたいなインスタントラーメンでしたので、色んな意味で家庭的なのだなぁと驚いたものです(これもアリなのかー!と)。入居者さんも自宅にいるように過ごされていて、グループホームっていいなと思いました。それでとちの実で仕事をさせて頂こうと決意したのでした。あのときの選択は正しかったです。ご縁に感謝感謝。