新型コロナウイルスの緊急事態宣言が明けてから1ヶ月ほど経ち、以前と変わらない生活に戻りつつあるものの、第6波の懸念から、混雑や手指手洗い、マスク生活と新しい生活様式が続いていくと思います。
話は変わりますが、グループホームの役割に『地域との交流』というものがあるのですが、初めてこの言葉を聞いたときにどういうことなのか?と疑問に思いました。
調べるといたって簡単な事で近くにある商店やワークショップを活用することであり、普段の生活の一部として何気ないことで、意識もしていないことでした。
近所の方が畑を持っており、ジャガイモ掘りなど声をかけてくださり、新型コロナ前の恒例行事でした。緊急事態宣言下であっても植木を持ってきて来られるなど、交流も続いています。今年もキュウリとミニトマトの植木をいただき、育った野菜を収穫して皆さんでいただきました。
緊急事態宣言下の状況で、入居者さんの生活ですが、買い物などの外出は職員が代行としており、外に行く機会が減ってしまいました。近所を散歩するぐらいあり、せいぜい15分か20分程度なので、この1年半ほどで体力も落ちてしまったかもしれません。
またこの他に困った事があり、この生活に入居者さん職員ともに慣れてしまい、入居者さんの買い物に行く時間を捻出することが個人的に課題だったりします。
とはいえ10月に入られた入居者さんが髪を切りに行きたいと要望があり、散歩の際に近所の美容院を勧めると気に入られた様子で、後日そちらの美容院でカット&カラーをされました。
数年前はそちらの美容院を利用されていた方もいたので、今後も利用されていくのかなと思います。そんな事を書きながら思い出したのですが、地域の防犯パトロールや体操教室などに行かれていた方も過去にはいらっしゃいました。
徐々にですが、地域との交流が増えていければなとも思います