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【春の予感】  とちの実 清水

2021年04月10日 | とちの実

 立春も過ぎ、暖かい時節になって参りました。皆様におかれましては、健やかにお過ごしの事と、お喜び申し上げます。
今年に入り、新たに緊急事態宣言が発令され、早くも3ヶ月が過ぎようとしています。なかなか、収束の目処がたたずに、ご家族の皆様には歯痒い思いをされている事と思います。
私共職員一同、今まで自然に出来ていた行事や、日中のお散歩、お買い物等、ご入居者様の楽しみも奪われ、とても心苦しく感じております。
 そんな中、とちの実では、コロナなんかどこ吹く風で、それぞれ穏やかにお過ごしになられています。先日は、恒例の朝の合唱!?の時間に誰が教えるでもなく、「ひなまつり」を合唱されており、何となく、冬が過ぎ、暖かくなって来ましたので、季節を感じてお歌いになられたのかと、驚きました。それぞれに歌に込められた思い出があり、ふとしたきっかけで記憶が蘇る。そして、その頃の背景や情景を懐かしむ。「私、この歌歌うと、兄弟を思い出して涙が出ちゃう」そんな感慨深い早朝6時のひとときでした。近隣の方々にご迷惑にならない程度に、これからも合唱していきましょう。
翌日、ちらし寿司を囲み、ささやかながら、ひな祭りパーティーを催しまして、皆様は、少年、少女の様な笑顔でお祝いされていた事でしょう。
歌は世につれ、世は歌につれ。

春とともに皆様の上にも幸せが訪れますようお祈りいたします。

17:28 | Posted by jizai