Aさんの不幸は重なります。診断で確定したわけではないですが、一気に症状の進行が進んでおります。幸いにして、と言うには2年前と比べると大分身体能力も落ちているのでそういう言葉は使ってはよくないと思いますが、一番酷かった状態からは回復してある程度会話やメンタリティは維持している状態を保っております。
本人も希死念慮を訴えられる事も多く、不幸については流石に簡単に慰めるのも難しいとは思いますが、楽しい時はとことん楽しんでいただきたいと思っております。きつい言葉も多いですが、以前に比べて自分の置かれている状態の理解が出来ていて、やはり元々しっかりして病気と長く付き合ってきている方は違うなぁとは思います。
翻って、人の幸せとは。とも思います。希死念慮が一時的な感情に依るものであると同時に、安楽死、尊厳死のシステムがもっと整備されていくにつれ、そのシステムの利用をされる方もいるのではないかな。と思います。
自分でしきい値を決めることで、残された人のことや自分といかにして付き合っていくか。その事を前提とした財産設計等を行うことで、生きているうちのQOLを高めていくスタイル等、色々考えることが出来ると思います。