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【編集後記】 理事長 志寒

2025年01月06日 | 編集後記

新しい一年が始まりました。年末年始もそれぞれのペースで生活を送る入居者さんを見ていると、歳を重ねることの意味を考えさせられます。春夏秋冬、季節ごとの行事、それぞれの区切りもありながらも、ただ淡々と一日一日を送っていく皆さん。代り映えはしないようだけれども、かけがえのない貴重な日々。改めて、生活の営みの大切さと愛おしさを感じます。
2024年は私の故郷の能登の大震災で始まりました。昨日と同じ今日を過ごす、今日と同じ明日が来る日々。その当たり前が当たり前でなくなる衝撃と不安。日々の生活のありがたさをまた噛みしめる一年でした。
ありふれた大切な一日一日。その日々を共に重ねる入居者さん、職員たち。そして、それを支え続けてくださる地域の皆さん。本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

10:58 | Posted by jizai