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【ある日、ふと思うこと】   ぶなの実1F 木村

2010年11月03日 | ぶなの実::ぶなの実1F

私は、高齢の猫を2匹飼ってます。私にとっては、大切な家族の一員です。マイペースな猫は、遊び、鳴き、食べ、気ままに過ごしてるように見えるのですが、それでも毎日、何かを訴えかけて来ます。言葉が通じない為、いったい何が望みなんだろう…と考えます。
同時に思うのは、利用者さんはどうしたら望み通り過ごされるのか…と、言う事です。水分摂取一つ取っても、脱水症状を起こさせない為に水分を取って頂かないといけない。もちろん、自立支援を目的としてるので「飲んで下さい」とは言えない。それでも、水分を取って頂くようにもっていく。それは「トイレが近くなるから水分は取りたくない」と言う、利用者さんの望みとは反してますが、脱水症状で倒れたら大変です。こんな細かい事に対してでも、利用者さんの「気まま」に過ごして頂けない事もある。でも、あくまでも、利用者さんの希望と利用者さんの為になる事が必ずしも一致しない。これが、見守り介護の日常生活の難しさだと思います。その中で、少しでも利用者さんの「望み」に近い生活に協力して、笑顔を見たいと思います。

15:39 | Posted by admin