今年の夏は猛暑つづき、そして梅雨のような雨、更に尋常じゃない局地的な大雨や台風の被害もあちらこちらでありで、まさに異常気象ではないかとうんざりする日々でした。
一雨毎に季節が変わると言われますが、あまりスッキリした気分のまま、安定しない気候ではありますが確実に秋をむかえています。
きっと、あっという間に北風が吹き、年末の慌ただしさが迫ってくると思うと、本当に一年が早く感じられます。
少し気が早いですが、12月に発表される「今年の漢字」にあやかると、個人的にはすでに決定しています。
それは「観」です。
いろいろな意味をなし得ますが、わたしの「観」は、観戦です。
実は、スポーツには全くといっていいほど、興味が無かったのです。ニュース番組でスポーツ情報になるとチャンネルを変えるくらいのレベルでした。
しかし、今年は冬季オリンピックから続々と、日本のアスリートがとても素晴らしい活躍をなし得ました。私は珍しいことに、これらの競技のテレビ放送は、見られる時は、夜中でも起きてかじりつき、また録画などして見ていました。もちろん、ニュースも見ました。
きっと興味を惹きつける内容が、どの種目にもあったからだと思います。
フィギュアスケートでは、怪我からの復活、史上二人目の金メダル連覇。
サッカーでは初のベスト8への挑戦。甲子園は100周年記念大会そして、私の地元の代表校は母校でした。そしてベスト8まで進みました。テニスでは全米オープン初優勝など様々な特別感が、見るきっかけを与えてくれましたし、応援し始めると、アスリート達の魅力にはまり、食い入るように観戦しました。次の試合が気になってワクワクした気持ちになりました。おかげ様でとても楽しい時間を持てました。
これを期にこれからはスポーツニュースも見るようになるかなと思います。
何かのきっかけと、熱意が伝われば、人の気持ちは動かせるのだ痛感しました。
自分はたいした事は何もないのですが、これに類似した気持ちを持って人と関わっていれば、何かお互いに心地よいものを感じられるのではと考えさせられました。公私ともに教訓にしたいと思いました。