どうもやっぱり“中2病”が治まらないとちの実の小谷野です。
4月17日にハリウッド版『攻殻機動隊 ゴースト・イン・ザ・シェル』が公開されました。それに合わせて4月3日から4月11日まで西武池袋ギャラリーで『攻殻機動隊 WORLD ART EXPO 2017』が開催されたので行ってきました。
『攻殻機動隊』とは1989年に士郎正宗が発表した漫画でその後、1995年に押井守監督劇場アニメ作品『ゴースト・イン・ザ・シェル』が公開されました。翌年にアメリカのビルボー誌で日本映画史上初、ビデオ週間売り上げ1位を獲得し世界中で評価され、その後、テレビアニメ版、小説、ゲームとメディア展開を続けている作品です。
ハリウッド版は押井守監督作品を実写化したものとなっています。
原作漫画は全3巻となっていますが、第1巻の『ゴースト・イン・ザ・シェル』を軸として別のパラレルワールド的な展開となっているので第1巻を読んでもらえればいいかなと思います。
マンガ自体だけを読めば大体、1時間ぐらいで読破出来るのですが、欄外解説文(この作品の世界観と設定を作者が解説)を読むと丸1日は潰れます。それを理解するまでに何度も読み返さないと分かりません。
原作第1巻以降の漫画もそうですがアニメ、ゲームもパラレルワールドで展開して行きます。その中で個人的におすすめがプレイステーションで販売されたゲーム『攻殻機動隊 ゴースト・イン・ザ・シェル』です。
ゲーム自体は原作の雰囲気に近く、アクション・シューティングゲームなので誰でも楽しめるものだと思いますが、このゲーム何がすごいかっていうとBGMです。90年代の国内外のテクノアーティストが集結しており石野卓球ほかデリック・メイが参加しています。90年代テクノの名盤。テクノ入門にして最高傑作の1枚となっています。