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【Rさんの誕生日会の外出】 山越

2014年10月27日 | つげの実

今年ももう少しで終わってしまうのはとても早く感じられますが、10月に行きました誕生日の話をします。
10月16日にRさんの誕生日会として飛鳥山公園で三能に行ってきました。
野外の公演でしたので、夜はとても寒かったけれど、見に行く事ができました。
その日の演目は、狂言では千鳥と能では隅田川をやりました。Rさんから野村満載さんはとても狂言力と演技が良いと聞いていましたので、華麗なる演技力に思わず見とれてしまいました。
野村満載さんの迫力の演技を見て、思わず感動しましたが、Rさんの方が楽しんで貰えたと思っています。この企画を考えてよかったと思いました。
この日はとても寒く風邪などをひかないように気をつけて行く事ができました。楽しい一日だったのではないでしょうか。次回は能だけではなく他の演技も見に行けたらと思います。

17:43 | Posted by admin

【ご入居2か月後のYさん】   つげの実 蔵田

2014年09月14日 | つげの実

つげの実に、新しい入居者さんが入られました。
その方は、89歳の女性のYさんといわれます。歩行もしっかりとされており、お一人で電車やタクシーに乗ることもできます。わからないことがあると、そばにいる人や近所の人、お店の人たちに、自分から聞くこともできる方です。
ご入居当初は、環境の変化に少し戸惑われていたこともありましたが、2ヶ月ほど経ちました今では、よく大きな声でお笑いになることも多くなり、調理や食器洗い、洗濯物たたみなど率先してよくやってくださるようになりました。
他の入居者さんが取り組んでいると、それを見て近くに歩み寄っていつの間にか一緒に会話をしながら協力して行っていることがよくみられます。
その自然な感じでの接し方や関わり方には、いつも感心して見させていただいております。
共に生活をしていると、入居者さん同士であたりまえのように言い争いになることもときには見られます。Yさんは、優しさゆえに他の入居者さんに必要以上のことをされてしまうことがあり、他の入居者さんから言われてしまうこともあるのですが、ほとんど言い返したりするようなことがありません。むしろ最後には、笑って終わり、ということが多いです。
Yさんは、梅干がお好きでお一人でつまんで食べておりました。その近くで、食器洗いをしていた他の入居者さんに「食べる?」と差し出しておりました。その入居者さんは、やや怒りながら「私は塩分の多いものは食べないの」と言われておりました。でもまたすぐに、「はい」とYさんが差し出すと「だから言ったでしょ」となり、またすぐにYさんが差し出すと「あんたもしつこいねー(笑)」となり、最後は、お互いが笑ってその会話は終わっておりました。
いつも思っておりますが、入居者さんたちは、一人ひとりいろいろな力をお持ちになられていることを日々感じさせられております。これからも、入居者さんたちの持っている力を信じ、僕自身も成長していけたらと思っております。

01:58 | Posted by admin

【終戦記念日】   つげの実 久能

2014年08月14日 | つげの実

少し前のお話ですが、ある方がとても日にちを気にされていました。
伺うと、明日はKちゃんの命日なので、靖国神社に連れて行ってくださいと言われました。翌日も、同じ内容のお話をされたこともあり、他入居者様と参拝に出かけたことがありました。そのことは、今でもとても喜んで頂いて、覚えてくれています。
写真を撮ってお部屋に飾っていますが、時々靖国神社に行った時に撮ったのよと説明をしてくれます。
私はつげの実で働いてもう、数年経ちます。そのようなこともあり、終戦記念日に夜勤だったので、皆さんにじっくりと終戦日はどう感じたか、お話を伺いました。
ある方は、ほっとしたまた、負けるなんて夢にも思わなかった。
この先、侵略されてしまうのか、とても不安だった。
放送がよく聞き取れなくて難しい内容でよく理解出来なかった。
など、感じたことそれぞれで学校で整列をして放送を聞いたなど、しっかり覚えていらっしゃいました。
何年たてど、その日付だけは鮮明なのだと改めて感じました。
それに比べ、何年何月何日になにをしていたのかとはなにも思い出せない自分を恥ずかしく思います。

01:58 | Posted by admin

【商店街は、奥深い・・・】   つげの実 宮松

2014年07月14日 | つげの実

私が東京に住み始めて数年経ちますが、東京には商店街がものすごくたくさんあると感じています。一番最初は、北区の十条に住んでいました。
そこには、十条銀座商店街が駅前にあり、毎日のように往復して探検して、お気に入りのお店を見つけていました。お蕎麦屋さん、定食屋さん、惣菜屋さん、など商店街ならではという感じで楽しく歩いていました。
そうなのです、私は実は、商店街が昔から大好きなのです。
本屋さんで商店街専門のガイドブックを購入したりして、ちょこちょこ出歩いたりしていました。その中で、この「つげの実」は、駒込や西ヶ原にかかる、霜降り商店街のほぼ、ど真ん中に位置するのです。商店街を歩くと私の胸はウキウキしてきます。
時々、テレビの取材もやっていたりして、お~~とミーハーになって喜んでいます。
つげの実で働くことになった初めのころも、面接に来た時に、え?え?ここ?ここ?と商店街のど真ん中にあるわーーと驚いていました。
私の個人的な想像ですが、介護施設と言うと、自然いっぱいで緑の木々いっぱいの中に建っていて、みなさんゆっくり景色を見たり、散歩したりと、というイメージを持っていました。
昔ながらの八百屋さんや、お肉屋さん、スーパーマーケット、金物屋さん、お豆腐屋さん、お花屋さん、パン屋さん、はたまたものの数分歩けば、お世話になっているかかりつけのクリニックさん、薬局さん。と、つげの実の利用者様にとりましては、お馴染みのうってつけの場だと思っています。
一緒にお買い物したり、一緒に選んだり、ざわざわ人々がにぎわっている中での生活、なんかいいですねー。いろいろ思いながら文章を書いていたら、テンションが上がってきてしまいました。ここらへんで止めておきます。また東京の商店街めぐり始めようかな(笑)。

01:58 | Posted by admin

【たいせつな「あたりまえ」】   つげの実 西田

2014年06月14日 | つげの実

入職して早いもので11ヶ月目を迎えました。秋、冬、春を迎えこれから夏を迎えます。
私にとって「つげの実」は働く場所ですが、利用者様にとっては「暮らしの場」。リラックスしてホッと安心して暮らせる場所である事と同時に喜怒哀楽がイキイキと表現できる事も大切だと思っています。
夕食後のひととき、お風呂あがりのBさんがリビングのイスに腰掛け化粧水をパタパタ・・。
テレビを見ながら時折聞こえる笑い声。私も自宅にいるかのようなホッとするやさしい時間を感じます。
ある時、Dさんにお声かけたら、お怒りの表情をあらわにされました。原因は、私がDさんの後ろから唐突にお声かけしてしまい、大変不快な思いをさせてしまった事でした。
勉強不足で大変申し訳なかったのでが、「嫌なことは嫌」「いたい」「やめて」とご自身で伝えて頂くことは、とても大切だと思います。時には、「あなたに私の気持ちがわかるか!」と以前よりもできない事が増えてしまった事にいらだって感情をあらわにされる事もあります。耳を傾ける事しかできませんが、プラスに少しでも向かえるきっかけを見つけられたらと毎回思います。
そんな無我夢中な月日がたつ中、「ユマニチュード Humanitude」と言うコトバと出会いました。
フランスの認知症ケア手法で日本の医療現場にて「入院してから身体機能低下しない取り組み」として注目されているようです。「ユマニチュード」のケアは、見つめること・話しかけること・触れること・立つことの素朴な4点。これは「基礎知識」として勉強で学びますが、「文言ではなく人間同士の絆をきずくもの」という事に重点をおいているところでスーッと入り、目からうろこでした。
「見つめながら会話位置へ移動する」「言葉をかけながら静かに触れる」など、あたりまえにできそうでできていない大切なことがたくさん盛り込まれています。
業務に追われるのでなく利用者様のそれぞれの暮らしを大切に・・の視点にたちかえって12ヶ月目を迎えられたらと思います。

01:58 | Posted by admin

【友人との思い出】   つげの実 山越

2014年05月14日 | つげの実

5月に高校の時の友達と一緒にサンシャイン水族館に行って来ました。
その友達が変わった生物を見るのが大好きで、今回は奇妙な生物を見る事が出来ました。
初めは色々な魚だったり貝類などがたくさんいて、僕が見たこともない生物ばかりだったので、とても楽しむ事が出来ました。
海底の中にも珍しい生き物がいて、また自分の中に新たな興味が出来る予感がします。
僕も深海生物が大好きなので、その友達にも教えて上げたいと思いました。
皆様も一度は奇妙な生物を見て少しでも興味を持って頂けたらいいと思います。
今回はとても楽しい一日でした。

01:57 | Posted by admin

【仕事が終わったら家に帰りたい】   つげの実 久能  2014年4月

2014年04月14日 | つげの実

つげの実の久能と申します。約半年に一度のペースで記載させて頂いています。
私は、つげの実の事または私個人を良く知らない方にも分かるような内容でいつも書いています。
時々、知らない人が居るなと思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、定期的に専門学校の生徒さんが数日間、実習にこられます。主に、入居者様とのコミュニケーションと観察とスタッフの対応がメインであるようです。
帰り支度をされソワソワされている方がいらっしゃった午前中にある実習生さんから「なぜ、鍵をしないのでしょうか?」と質問がありました。他の実習先では鍵を閉めて帰宅願望のある方の対応をしている所があるからだそうです。私は、時々外の空気を吹いたかったり空模様が気になる人も居るかもね!と簡単に話し終えようとしましたが願望を抑えるには、その他どのような対応をしたらよいのかと質問が続き、少し困りましたが実習が終わったらどうしますか?
私は仕事が終わったら家に帰ってのんびりしたい、皆そうじゃないの、と答えました。
実習生さんからしたら物足りない答えであったと思います。
自分が普段意識していないことでも他の人から見れば違う見方、意見があり、とても良い刺激になえい考えさせてもらいました。
また、つげの実の皆様と楽しく会話している姿にはいつも関心しています。
短期間に私にはとても難しい事です。

01:57 | Posted by admin

【新しくつげの実にご入居されました】   つげの実 宮松

2014年03月14日 | つげの実

1月、つげの実に新たに女性のかたがご入居されました。
その女性を拝見していると、常に活動的でじっとされているのが苦手なのか、何らかの形で身体を動かされています。洗濯物が無造作に置いてあると、さりげなく丁寧に畳んでくださいます。
食事の献立をご相談すると、「何でもいいわよー」と言われるときもありますが、冷蔵庫にある食材を見て、「カブで一夜漬けが出来るわね」と作って下さいます。
この野菜たちの調理法をご相談すると「マヨネーズで和えるとどうかしら」「大根は万能で何にでも合うわね」と味噌汁などひとおおり作って下さいます。など、ご自分の意見や好みなどをしっかり持っていらっしゃいます。
お話もお好きな女性で、話の中で「あなた、結婚は?」とたずねられたことがあります。
独身です、もういい年なのでどうでしょうか…半分あきらめている感じです…。と答えると、「あら、まだまだこれからよ!狙い撃ちしなさい!(何かのことわざみたいなことを言われましたが難しすぎて忘れました)と言った感じで元気づけられたというか、喝!を入れられたような気がします。狙い撃ちって(笑)。
お話していると話題も豊富で、こちらも勉強になること、なるほどーと思うことが多々あります。
つげの実での生活がご本人様にとって有意義で幸せな日々を送っていただけますよう願っています。

01:56 | Posted by admin

【年の瀬と年始】   つげの実 西田

2014年02月14日 | つげの実

「つげの実」に7月末に入職してあっという間に秋が過ぎ、寒い季節の冬を迎えました。商店街の中にある「つげの実」は、12月中旬になると福引きのアナウンスなど聞こえるようになり年末の空気を五感で感じます。
陽が落ちるのも早くなり、夕食の食材の買い物に行く時は暗くなりますが、足元に注意しながら利用者様も「陽が落ちるの早くなったわね」「寒いけどこの寒さもいいわね」と言いながら食材を買って「つげの実」に戻って「あ~あったかい!」とホッとひと息つく光景もあったりします。
そしていよいよ年末の押し迫った12月30日!利用者様に「明日は大晦日ですよ」とお伝えすると「え-っ!」と驚かれた方もいらっしゃいました。何気なくお伝えした一言がとても大きく反響があったので「節目」は大切と改めて思いました。
「なんかこさえないとね」「うちは、ちょっと煮物作るだけよ」など我が家ならではの、過ごし方のお話も聞かれたりしました。
年末の街の音、人の動き・・・新年を迎えた街の静寂感と年末とは違う人の動きの違いを利用者様と一緒に感じられることは、あたりまえな事だけどとても大切な事だと改めて実感。2014年を迎えて新年のご挨拶や「今年は何どし?」「あなたは何どし?」などなど。季節の風と共に利用者様とほっこりしたいと思います。

01:56 | Posted by admin

【あっという間の一年間】   つげの実 山越

2014年01月14日 | つげの実

あともう少しで一年が終わろうとしています。自分にとってあっという間に一年が終わってしまうような気がします。
今年の思い出は11月に日帰り旅行として昭和記念公園に行きましたが、自分は雨男なので当日は雨が降らなければいいなと思いましたが、やはり雨が降ってしまいました。
初めは雨の状況がまったく分からない状態でした。その日はとても寒い中で公園を回れるか心配でしたが、無事に昭和記念公園に行く事ができ、紅葉を楽しむ事ができました。
スタッフの皆さんのおかげで一日が楽しく過ごす事ができました。
一番心配だったのは、利用者さんが風邪を引く事が一番心配でしたが、体調も壊す事なく無事に帰って来られたのでほっとしています。食事もいつもとは違ったところで召し上がり、とても美味しかったのでは無いかと思います。
次回も旅行に参加する事ができましたら、また楽しんで行きたいと思います。

01:56 | Posted by admin