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【料理と買い物のたのしみ】  つげの実 西田

2018年07月31日 | つげの実

今年は、暑くなるのが早かったですね。
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「もう夏か・・」なんて思っていたらまだまだ、5月だったりします。
つげの実は、商店街が近くにあり八百屋さん、スーパー、お魚屋さん、お肉屋さんに恵まれています。
八百屋さんには、「旬」の野菜が並びます。
今年の春は「たけのこ」が多く食卓に並びました。八百屋さんで「たけのこ」を見つけると「今日はたけのこごはんにしようか。私できるからまかせておいて」と手際よくたけのこの皮をむき、ゆがいてから味付けで煮込んでご飯にまぜてできあがりです。
私も大変なイメージでしかなかったのですが、利用者様の作る姿を見ながら自分も出来そうな気がしてきました。
そして、N様は山菜に詳しく「ふきのとう」を買ってきて天ぷらにしたりふきのとう味噌を作って下さいました。これが本当に「春の味」でごはんのお供によくあい美味しく頂きました。
利用者様同士でも「こういう調理の仕方があるのね」と会話もみられたりしていました。
また、夕方になると「夕ご飯のおかずは何にしましょうか?」と利用者様に伺ったりしますが、たいてい「なんでもいいです」と返答されます。
しかし、いざ買い物に行かれると、少しだけ足元がふらつき気味な方も、スーパーの買い物カートにカゴを自らのせて店内をスイスイと行かれ「みるものなんでも欲しくなるね」と、笑いながら見て回ったり、魚売り場で急ブレーキがかかり、じっと鮭を見つめていらっしゃるので伺うと「明日の朝みんなに鮭を食べさせてあげたいの。いいかしら」とお話され、同意を得られると嬉しそうに鮭を4切れビニール袋にいれている姿がとても印象的でした。毎日のことですが、なにげない楽しみを利用者様と一緒にあじわっていけたらと思っております。
今年の夏は、どんな「旬」の食材が多く食卓にあがるか楽しみです。

09:41 | Posted by jizai

【Yさんの誕生日会の外出】  つげの実 山越

2018年06月30日 | つげの実

当日は92歳の誕生日会の外出に出かけたお話をしたいと思います。
その日は朝から雨が強く降っていて、せっかく楽しみにされていたのにどうしようと思っていましたが、11:30頃になると雨が小振りになってきたので、Yさんと王子駅にある鰻屋登喜川というお店に行きました。
このお店は、僕の祖父が大好きな鰻屋で、いつも食べに行くと「おいしい」と言っていたお店なので、一度、一緒に行きたいと思っていました。
つげの実からタクシーで王子の鰻屋に行き、早速、鰻を見たYさんは、嬉しそうに喜んでいましたが「お金は大丈夫なの」「高いんじゃないの」と、心配されていましたが、今日はYさんの誕生日で一緒に食べに来たんだよ、と言うと安心されたのか、大変喜んでくれました。大好きな鰻を召し上がった時には、雨もすっかり上がり、良かったと思いました。
帰りはタクシーで霜降り商店街の前まで行き、Yさんが好きなコーヒーを一緒に飲んで、つげの実に帰宅しました。
Yさんが、美味しい食事を召し上がれて良かったのですが、天気が晴れていれば飛鳥山公園の方にも行って見ようかなと思いましたが、また次回の企画にしようと思います。
一番うれしかった事は、Yさんが楽しく行く事ができましたので、良い思い出ができたのではないかと思いました。

08:45 | Posted by jizai

【食事の風景】  つげの実 蔵田

2018年05月31日 | つげの実

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つげの実には、UさんとNさんという方がいらっしゃいます。
Uさんは、開設当初からご入居されており、まだ70歳代とお若い方です。
Nさんは、ご入居されてまだ1年未満の80歳代の方です。
お二人に共通していることが、よく歩かれ、お元気で、お洒落で料理がとても上手なところです。
このように、共通点が多かったので、出会ったときから、よくお話をされておりました。
料理も一緒に行う事が多かったのですが、とある夕食時、さばの煮付けの調理の方法と味付けで違いがあり、その後も違いが見られるようになり、おひとりが入院されたりして、少し二人の距離があいてしまった時期もありました。
でも今では、近所の八百屋さんや魚屋さんに二人でお買い物に出かけられたりお互いのお部屋でお茶をされたり、料理も協力して行っております。
とても仲がよいのですが、もうひとつ、共通したことがあります。
それは、相手をたてて、感謝の気持ちを伝えている、ということです。
なかなか簡単にできることではないと感じております。
このことを自分もできるようになれるようにお二人と一緒に生活をさせていただくなかで、少しずつ学んでいかれればと思っております。

08:17 | Posted by jizai

【「女の戦い」パート4】  つげの実 宮松

2018年05月05日 | つげの実

つげの実、「女の戦い」がついにパート4まで続いています。
今回は、つげの実での女性利用者様3名の関係です。(うちら陽気なかしまし娘~♪だれが呼んだか知らないが~♪女3人寄ったら~♪。女性漫才師でこのように歌っている3人組いらっしゃいましたよね。)
よく、3人グループというのは、ケンカをすると、決して3人バラバラにケンカするのではなく、ちょっとしたややこしい関係になりませんか。
私がその3名の利用者様を拝見して思った事です。
2人の利用者様がケンカをすると、その3人目の利用者様を味方に付けようとします。例えば、ケンカをしたおひとりのほうは、3人目の利用者様にわざと、よく話しかけ、仲の良いところをケンカ相手に見せつけようとします。それと、お互いに3人目の利用者様に相手の事(ケンカの原因)を話します。3人目の利用者様は、そのケンカをしたふたりから、相手の良くない所を聞かされるのです。その3人目の利用者様は、とてもアネゴ気質で仲間意識が強い方と見受けます。それぞれの話をちゃんと聞いてあげています。きっとそれぞれに思うところがあるのでしょう。
ただ、少し冷却期間があるのですが、そのうちいつのまにか、また元のように仲良しの陽気な「かしまし娘」に戻っているのです。女性とは全く・・・。
基本、平和主義な私は毎回ヒヤヒヤしながら仲裁に入ったり、ある程度当事者同士でと見守ったりと・・・(ふーっ)。
しかし、3人組(トリオ)というのは、このように誰か一人が間に入り調和が取れているのでしょうね。二人(コンビ)や四人(カルテット)だと真っ二つに分かれてしまうので、別れてしまうと仲
直りの修復が難しいような感じがします。トリオが一番調和がとりやすいのでしょうね、きっと(笑)。
それでは、また・・・。

08:11 | Posted by jizai

【Nさん、麻雀旅行へ行く。】 つげの実 新山

2018年03月28日 | つげの実

入居されてから外部のご友人と麻雀旅行へ出かけるNさん。
多い時では毎月。「今回は負けちゃった。でも楽しかったー。はやく次も行きたいよ。」と笑いながら話すNさん。
あの日、私は新宿駅までNさんを送ることになり、一緒に行きました。つげの実を出てから駒込駅まで歩く。切符を買う。電車に乗って新宿駅まで。
サクサク行動するNさんのうしろをついて行く、私、新山。新宿バスターミナルでNさんのご友人を待つ。かなり待ちました。Nさんから聞いていたご友人の方をイメージしてた通り黒服に包まれた、芸能人なみにオーラを放った3人組が向こうの方からやってくるではありませんか。
(おおお、めっちゃかっこよすぎるやろーー。と新山、心の声がなぜか関西弁になる。笑)
私は「Nさん、もしかしてあちらの方が、ご友人様ですか?」と聞くと「おーーーーー。」と席を立ちご友人と抱きつくNさん。
その時、つげの実で見せる顔から別の顔を見せたNさん。キリッと背筋が伸びる。
そして新山が「はじめまして。新山と申します。宜しくお願い致します。ペコリ」と挨拶をすると最高高齢者のご友人の方が丁寧に挨拶すると他のご友人の方も続いて挨拶。
短い時間でしたが、その神秘的な空気に触れ、Nさんのかっこいい生き方をイメージした通り一致した瞬間でもありました。「いってらっしゃいませ。」と新山は、つげの実に戻る。
後日帰ってきたNさんに話を聞いたところ、その麻雀旅行は20年続いているそうです。

18:38 | Posted by jizai

【趣味もいろいろ】  つげの実 西田

2018年02月28日 | つげの実

ある日、商店街で買い物を終わらせて、Sさんとつげの実に向かっていると・・・。
前から大きな花束を抱えた若い男性が歩いて来ました。Sさんがその男性を呼びとめました。
「綺麗なお花ねー。これはどこかに活けるんですか?」男性「はい。仕事でこれから活けに行くんです」Sさん「あら。お花のお仕事なの? 私、龍生派なの」男性「あ。僕も同じです」と、偶然の一致にお互いびっくりされていました。
Sさんがお話された流派の先生のお名前も、男性の方はご存じで、数分の立ち話でしたがお互いにこやかにお話されていて、とても良い瞬間に立ち会えたと嬉しくなりました。
男性と別れた後、Sさんは「お花好きはピピッとわかるのよ」と嬉しそうにお話されていました。このお正月のお花もSさんが綺麗に活けて下さいました。
趣味は、大切だなとつくづく思います。
ある日、Eさんが「あーぁ。ダンスホール行きたいなー!」と仰りました。Eさんの他にも社交ダンスをされていた方がいらっしゃいます。ご機嫌がいいと「チャッチャッチャッ♪」と小踊りされます。ダンスホールの話をこれからも聞けたらいいなと思いました。登山されていた方、芸術作品を作られていた方、趣味もいろいろ。
つげの実でも趣味を活かせたり、新しく発見したりできるといいなぁと思います。
私も先日、利用者様と一緒にゴッホの展覧会に同行させていただき「ゴッホ絵画の極意」を利用者様から教えて貰いつつ、少しだけかじらせていただき楽しい思い出になりました。
これからも色々教えてもらえるようにがんばります。まずは・・ダンスホールから☆

08:48 | Posted by jizai

【今回はYさんとの思い出について】  つげの実 山越

2018年01月31日 | つげの実

寒い日が続きますがYさんは元気にすごされています。
此間、一緒に買い物に出かけた時に、小さい女の子が商店街を歩いているのを見ると、「いつもかわいいね」と嬉しそうに話されて嬉しそうな顔をしていました。
お昼の買い物に行く途中だったので、そのままサカガミに行くと、いつも弁当や食材などが沢山あり悩んでいますが、その時はカレーライスと最近おいしいと喜ばれるレモンティを一緒に購入して、つげの実に戻りました。
Yさんは、カレーライスを美味しそうに召し上がってから、食器を片付けに来た際に、一人のスタッフが片付けているのを見て優しい声で「手伝おっか。手伝うよ」と、台所まで来られて食器などを拭くのを手伝ってくれました。
他の利用者様に対しても、心配して手伝ってくれたりして、本当に親切なんだなと気がつきました。
僕らもついつい多く言葉をかけてしまったり、手伝ってしまったりする事がありますが、日常生活の中で利用者様が今何を考えているのかを考え、周りを見ながら対応して行かなければならないと思いました。
仕事が終わり退勤する時も、「もう帰っちゃうの」と、寂しい様子がみられます。その時は、「また来ます」と一声かけてから帰るようにしています。
Yさんが、いつまでも元気で、つげの実で暮らして行けたらと思います。

09:02 | Posted by jizai

【女の戦いパート3】  つげの実 宮松

2017年12月31日 | つげの実

お久しぶりのパート3になります。1対1の女性利用者様同士の戦いです。
以前から、どちらからともなく目がバチッ!と合うと、勃発します。とてもこの文面では書けないようなすごい言葉を発せられます。何よ!!ここのオーナーに言うわよ!巣鴨に行きなさい!(なぜに巣鴨?)までがギリギリ書けるところです。パート2を書かせていただいた時に、女性同士のケンカは、女性が入るとこじれるような予感がしますと書いたのですが、その通り、仲裁に入ると100倍になって返ってきます。とても太刀打ちできません(泣)。そんな時は、職員は、それぞれ、あらゆる手を考えます。二人の間に椅子を置いて座り、新聞を整理する作業をするスタッフ。しばらくすると静かになり、その作業を見て、ふいに手伝って下さる時があります。気付いたら一緒に新聞折りの作業をしています(笑)。ある時は、お客様がいらっしゃる時に言い合いが始まります。その時は、今お客様がいらっしゃるので今は控えて静かにしていただけますかと言うと、しばらく静かにして下さいます(笑)。
職員だけではなく、ある女性利用者様は、二人の間に立ちはだかって、仲裁に入って下さいます。そのお姿は、なんとも勇ましく堂々とされています。職員がとっさに仲裁できない時などは、ありがとうございますと、ひそかに感謝しております。
まったく女という生き物は‥‥。かくいう私も女子ですがね(照)。
いつまで続くのでしょうね・・・。ただ、今後も書き続けるでしょう、そこに女性がいる限り・・・。

08:15 | Posted by take

【Kさんの思い出】  つげの実 蔵田

2017年11月30日 | つげの実

17年10月9日14時7分、つげの実のご入居者K様がお亡くなりになられました。89歳でした。
K様は、約9年間、つげの実で生活をされました。ちょうど、つげの実が定員が7名から9名になったときにご入居された方でした。
ご入居当初から、明るく、いつも笑顔でお過ごしになられておりました。
スタッフがK様の座っている横を通りますと、「おい!」とスタッフの体をたたき、がんばれよ、といった感じでいつも温かく接してくださいました。
つげの実の外階段を、手すりに平行に横向きながら階段を登られていたり、外出では、入居者さんスタッフ全部で3名で演劇を観にいかれ、大感激して帰って来られたり、高層ビルのレストランでランチを食べられたり、旅行では、お猿さんの芝居劇場で、一番前に座り、もう少しでお猿さんと握手をしてしまうのではないかとヒヤヒヤしたりなど、たくさんの楽しい思い出をいただきました。
晩年は、なかなかご自身がお考えになられていたようにはいかなかったのかもしれません。しかし、皆さんから、ずっと親しまれていたことは確かです。
そんな中、最後は、居間のテーブルの中央で皆さんに見守られるかのように、静かにねむられるかのように息をひきとられました。
お亡くなりになる2日前、私は夜勤明けだったのですが、朝お部屋に伺うと、いつもよりも多く目を開けられて私のほうをずっとみつめられていました。
もしかするとですが、「いままでありがとうね」と言ってくださったのかと思います
と、とても目がうるんでしまいます。
心よりご冥福をお祈りいたします。

17:08 | Posted by jizai

【素敵な瞬間】  つげの実 新山

2017年10月31日 | つげの実

最近、UさんがNさんとDさんを誘い買い物や散歩にでかけます。
ある日は、UさんがHさんを買いものに誘いその姿を見てIさんやEさんが「え、買い物行くの?私も行く」と席を立ちます。
Uさんがある日、「散歩へ行ってきます」と出かけて行きました。
つげの実に帰って来て汗をかきなら、私の顔緒をみるなり「すごく楽しかったーー。」と、イキイキした笑顔でした。
自分の食べたいものを買いに行く、言いたい事は伝える、時には厳しく優しい。
まわりへの配慮ができていて、とても思いやりがあり、料理の手順を完璧に丁寧に行う。
Uさんが人との関わり合い方をみていると本当に素敵だなと思います。
こんなふうに思えるまで色んな事がありました。「あなたはホント何も出来ない人なのね、新山さんにやらせなさい」など強く指摘され落ち込む日もありました。
やりすぎないように演じていたのに逆効果でした。笑
悩んでは乗り越えての繰り返しですが、つげの実には素敵な瞬間がたくさんあります。
これからもたくさん発見していきたいです。

19:05 | Posted by jizai